とある妄想の狂乱共演   作:enpitu

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第二話です。
また表で、風間君視点です。風間君はいろいろ裏があるキャラの予定です。




第2話(表)

僕らの事件、それはいつかと答えればあの時だろう。

 授業の終わりを示すチャイムが鳴り、そろそろ帰ろうか、と思っていたとき鳴り響いた携帯の着信から始まった。

 

 

 僕としんのすけが通う学校は学園都市でも5本の指に入るとまで言われている学校である。そのため、夏休みなどの決まった休みにもこうして多くの生徒が自主的に学校に来ることも珍しくない。

そして、その学校も終わりそろそろ帰ろうかという時であった。運命の電話が鳴ったのは。

 その電話はねねちゃんからの電話だった。いつものように買い物に付き合えとでもいわれるのか、と少し警戒して出るとそこから聞こえてきたのは、予想以上に小さく弱い声だった。

「風間君、少し相談があるの」

 そういってきた彼女の声にはいつもの元気がなかった。さすがにこれは、と思い僕は少し姿勢を正した。

「どうしたの、なんだか元気がないみたいだけど。相談に乗っててまた急だね。ぼーちゃんには相談したのかい」

 彼女は(というか僕らは)いつも困ったことがあると必ずぼーちゃんに相談する。なぜかと聞かれても困るが、それは彼が僕らの話に嫌な顔一つせず真剣に聞き、また、しっかりとアドバイスをくれるからだろう。僕も何度も彼に救われた。

「ううん、実はその相談なんだけど、ぼーちゃんとマサオについてのことなど」

 そしてまた驚いた。ぼーちゃんとマサオ君のことで彼女がこんな態度をとるのが珍しかったのだ。仮にマサオ君と喧嘩したとして彼女はまずおこる。愚痴を永遠という。そして勝手に収まる。そんな性格の彼女だ。その彼女が二人のことで落ち込む。これはいよいよ一大事件だ、そう思った。

「実は、今日マサオたちが学校に来なかったの」

 それはいつものことじゃ、と言いかけた口を慌てて止める。いつものことで彼女が落ち込むわけがないと知っているからだ。

 ぼーちゃん、マサオ君、ねねちゃんは同じ学校に通っている。そして今回仲良く補修にかかった、そうマサオ君が言っていたのを思い出す。

 ボーちゃん、まさおくんは出席日数、ねねちゃんは数学のテストの点数、それぞれ足りずに補修をしていたはずである。

 しかし、まさおくんとぼーちゃんがいないのはいつものことである。だから出席にっすが足りないのだが、それを言ってくるとはいったい何なのか、それを彼女に尋ねた。

「…………………」

 要約するとこうであった。昨日、三人で帰っていてそこに御坂さんと上条さんに会い5人で話していたが、そこに御坂さんの妹を名乗る子が来て状況は一変、いきなり御坂さんはその子を連れ帰り、まさお君とぼーちゃんは一瞬顔を青ざめそのままどこかに消えてしまった。

 そのことを不思議に思い、いやな予感を持ったまま学校に来ると二人がいない、二人に連絡を取ろうにも電話が掛けられず知り合いに話を聞いても一向に行方が知れない。迷った末、僕に電話をかけてきた。そんな話であった。

 確かに妙な話だ。消えた二人、なんでも寮にもかえっていないという。何か事件に巻き込まれたか、一瞬気になったがそれにしてはおとなしすぎる。あの二人なら何か僕らにメッセージを残しそうだが。(妙な事件に慣れすぎてちょっとやそっとの事件じゃ動じなくなったといいのもあるが)

 だが今回は意図的に情報を消されている気がする。

「ねー、ねねちゃん二人にここ最近気になったことはない。」

そう聞くと、少し沈黙し

「そういえば、昨日大きな事件が片付いた、とか何とか言ってような。それで二人とも妙に上機嫌だった気がするわ」

それは大きな情報だ。昨日の事件それが何かわかればぐっと真相に近づける。

問題はその大きな事件だ。ここをどう探すか。そう考えていると

「風間ク~ン、どうしたの、そんな難しい顔して」

と、いつもと変わらないしんのすけが僕の耳に息をかけてきた。

「ぼくのみみに息をかけるな」

「もー風間君たら、敏感」

そんなお約束をしていると電話から

「しんちゃん、ねー風間君、しんちゃんにも変わって」

と声が聞こえてきた。

しんのすけに代わると徐々にしんのすけの顔が真面目になってきた。おそらく、事情を聞かされたのだろう。

「フーンじゃ、その大きな事件が何かわかれば解決ってことだぞ」

そうしんのすけが言ってくるがそれがわかれば苦労はしない。そういうと

「簡単だぞ、そこにみこっちゃんもいたんだぞ、てことはみこっちゃんに聞けば万事解決だぞ」

そうか、御坂さんに聞けばいいのか。そんな当たり前のことを見逃していた。

そう、改めてしんのすけに関心する。しかし、お前、そのみこっちゃんての止めろよ。そう思う。

毎回、御坂さんにみこっちゃんと言っては電撃のループはもう見飽きたんだよ。と改めてしんのすけにつっこんでしまう。

「てわけで、みんな今から集合」

そうしんのすけが宣言すると電話が切れたらしい。

そして僕らは、この事件にかかわっていくとになる。

 

 

 

 




最近、少し暇なので書くペースが速くなっています。しかし、もう少しすると、テストがあるので少し、書くのが遅くなりそうです。それまでに書き留めなければですね。
では、次回もよろしく。

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