とある妄想の狂乱共演   作:enpitu

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ぼーちゃんの事件の始まりの物語です。
物語の前に戻るので、時系列は第一話の前です。
続きます。



第0話(表)上

思えば僕の事件はあの時はじめったのだろう。

 

研究室特有のにおい、そんなものが充満している僕の部屋は相変わらず殺風景であると思う。学園都市にある数多くの研究所そんな多くの研究所の中に僕の所属する研究所はある。その中に僕の研究室を乙ことができたことは大変幸運なことだろう。そのため、最近この研究室が僕の部屋変わりだ。こんなことをしてるとまたみんなに心配されるな、そんなことを考えながらふと時計を見るともう8月17日から18日になるかという時刻だ。そろそろ3徹目に入ろうとしているのだな、そんなことを考えていると

「明日には、学校にも行けるかもね」

隣からそんな事を言ってきた、僕の友達のマサオ君だ。マサオ君にもずい分と迷惑を立てていると思う。毎回、僕の研究が修羅場に入ると手伝ってもらって本当にすまないと思う。マサオ君曰く、友達だから助けて当然じゃないか、と言っているがこれがひと段落したら何かおごってあげようと思う。彼は遠慮しそうだが。そんなことを考えていたら一つの着信が僕の携帯に入ってきた。

「布束砥信」携帯の場面にはそんな言葉が書かれていた。なぜこんな時間に、という疑問は沸いてきたが考えても仕方ないので電話に出る。彼女には何度か同じ共同研究というものをしたことがある仲だ。だが反対に言えばその程度だ。知り合いかと聞かれればイエス、友人かと聞かれれれば、少し答えに困るそんな感じだ。

「こんな時間にどうしたの」

そう聞くと

「いや、少し気になることがあったから電話しただけよ」

そういってきた。実際それからの会話は壁に当たった研究者が同じ研究者に疑問を当てた。そんな感じの当り障りのない特に書くこともないそんな会話が続いた。

電話が終わったのはちょうど18日になったころだった。

「それじゃあね」

僕がそういうと

「あ、…………それじゃ」

そういって電話が切れた。

少し気になる電話であったが、特に気にするほどではないその程度の違和感だったがなぜか気になった。最後の沈黙は何だったのか、そもそも本当にこんな時間にたかがあの程度のことを聞きに来たのか、など数々の疑問が浮かんでは消えを繰り返した。

「ぼーちゃんどうしたの」

マサオ君が心配している。心配をかけるべきじゃないと思うがそれも今更か、そう思い直しマサオ君にさっきの電話のことを話す。

「ふーん、じゃさっさとこの仕事を終わらせて、布束さんのことを少し調べてみようか」

そうマサオ君が言ってきた。確かにそれが一番か、何もなければよし、何かあったらその時考えよう。そんなことを考えて、また仕事に戻る。

しかし僕は結局ずっと電話のことを考え続けたのだった。

 

 

 




ボーちゃんの話でした。どちらかといえば、超電磁砲よりの話ですね。
次は、のび太君サイドの話です。
次回もよろしくお願いします。
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