遊戯王デュエルモンスターズGX ~新たな道を作る者たち~   作:shin.

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はじめまして、shin.と申します。
初投稿・初小説で読み辛い所も
あるかもしれませんがよろしくお願います。


【プロローグ】

 

 何故、このタイミングで思い出したのか。その理由は須磨研遊(スマ ケンユウ)本人にも分からなかった。今、研游はデュエルアカデミア入学試験の真っ最中で筆記試験が終わり、実技試験用のスタジアムへ移動し、自身の受験番号を呼ばれるまでその試験の様子を他の受験生と一緒に見学していた所だった。そして、そんな研遊が思い出した事というのは

 

「(あ、俺この世界に転生してるわ)」

 

 と、自身が転生者であるということを思い出したのだ。そして、研遊が転生してきたこの世界はというと

 

「(遊戯王GXの世界か)」

 

 そう。いくつかある遊戯王の世界の中でも遊城十代達が活躍する『遊戯王GX』の世界なのである。そのことに気付いた研遊は、首を左右上下に振り視線をあちこちへ向けた。その理由は、この世界のある人物たちを探すためだった。

 

「(あそこに座ってるのは…うおっ、三沢じゃねーか!やべぇ、本物だ!おおっ、翔もいるじゃん!上の方にはカイザーと明日香がいるし!あっ、万丈目だ!取り巻きがいるってことはアニメ版の世界みたいだな)」

 

 自分が探していた人物たちが見つかり、秘かにテンションを上げる研遊だった。それもそのはず。研遊は転生前も遊戯王というカードゲームに触れていたからである。特にあるテーマに強い思い入れもあり、研遊はそのデッキと共に様々な相手とデュエルをして来たのだ。更に遊戯王GXは遊戯王シリーズの中でも研遊が特に気に入っている作品でもあったため、テンションが上がるというのも無理もない話だった。

 

「(とりあえず、冷静になろう。まず、俺は前世の記憶がある。名前は………もう思い出せないな。死んだ理由は病死だったはず。そして、この世界で生を受けて今まで普通に暮らしてきた…と。驚きなのがこのデッキと一緒に転生してきたのか俺は)」

 

 自身の事を思い出しながら手に持ったデッキに視線を送った。

 

「(確かによくよく考えたら、このテーマのデッキを使ってるやつに会った事ないな。そのことに全く違和感を持っていなかったけど。今思えば不思議な事だ)」

 

 幼少期の記憶を遡りながら研遊はうんうんと静かに頷いた。

 

「(確かアニメの第一話では十代がギリギリに来て、クロノス先生と戦うんだよな。結果は知ってるけど、生で見れるのは楽しみだ。まあ、その前に……)」

「受験番号○○!フィールドに来て下さい!」

 

 十代とクロノスのデュエルを考えていた研遊だが、自身の受験番号が呼ばれた。

 

「(まずは自分の受験を頑張りますか!)はい、今行きます!」

 

 研遊はデュエルフィールドに向かって意気揚々と歩き出して行った。




これからゆっくりと投稿していきます。
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