可愛い子が多い世界にルビーとして憑依したけどアクアお兄様が闇落ちしそうだから笑顔でい続ける   作:ブラックマッハ

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天才的子役ルビー登場!!

「なぁルビー、お前はどう演じるかを考えた方がいいんじゃないか?」

 

 俺は固まってしまった。俺はただ美女と会えることしか考えていなかったんだ。

 

「あやばい。どうしよう助けて欲しいですわアクエモン」

 

「秘密道具なんて出せないよ。考えてみるんだな。長所をしっかりな」

 

 アクアはそう言ってソッポを向いた。別にアクアは俺を無視したのではなくて、俺に考える時間をくれたのだ。俺の武器は奇妙なですわ口調だけど役に立つのかね。このですわ口調がさ。

 

 それとも男らしく言ってしまう。それもありだけどここで武器を使うのは勿体ない。とっておきは隠しておくものだろうからな。

 


 

「ようこそお客さん」

 

 そう言って歓迎するのだがセリフを重ねる事。だが俺はワンテンポ遅くする。そうすると奇妙になるんじゃないか?

 

「「歓迎します。わ」」

 

 最後の方は有馬の怖いオーラが出て更に迫力が増す。やっぱりセリフを言われるのはムカつくのだ。まぁ俺も絶対ムカつくし。

 

 後は俺がいつものですわ口調で奇妙に感じさせる。

 

 そして俺は最後のセリフをアクアが憑依したかの様にいう。その時のアクアは有馬の事を殺しはしないと怒っていた時の気持ちをぶつけていた時の。

 

 いつでも殺せるんだぞオーラと無理矢理笑顔にした顔で乗り切ったのだった。

 

 ふぅいい仕事をしたと思って一歩後ろに下がり。にしてもこの女優さんも可愛いな。やっぱりこの世界に来て正解だった。

 

「監督取り直して」

 

 有馬の涙がポロリ、ポロリ。そしてザーザーと流れて来た。すがりつく様にお願いして来た。

 

「お願いもう一回」

 

 俺はプロって凄いんだなと思った。俺は今出来るパフォーマンスが出来て満足したけどそれを上に行こうとする努力をする有馬の姿は胸にグッと来るものがある。

 

 それになんて言うか泣いていた有馬の方が可愛くねぇと思ってしまう。

 

「カナはあの子には負けたくないの」

 

 指さして俺の方をさしてきた。親から言われなかった、人を指でさしてはいけませんって。やっぱり生意気だったな。

 

「クレイマー役者にとって大切なことは何だとおもう」

 

「上を目指す心構え」

 

「上ね、」

 

 監督が言うと重みがある言葉に聞こえて来る。不思議だなと思うよ。

 

「自分の弱さを認めるのもつよさ。だから有馬カナは凄い天才だよ。だからもっと強くなれる」

 

「誰かのセリフをパクった感じだな」

 

「まぁこんなセリフ簡単には言えないからね。ベテランが言うと迫力が出るよ」

 

「クレイマー、戸愚呂弟の声真似上手いな。あの時のアクアの声真似も良かったし」

 

「まぁこんな所かな。だから楽しみなのさ。有馬カナが成長するのが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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