夏休み九州殺人旅行   作:新庄雄太郎

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犯人は女の可能性が高くなった。


第5章 解かれた謎

「やはり、犯人は最初から特急「つばめ」に乗っていたのか。」

 

「ええ。その可能性があると。」

 

と、岩泉は言った。

 

「ああ、あり得ますな。」

 

「とにかく、調べて見ないとね。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、被害者は指宿へ行く時は特急に乗って行った事だよね。」

 

「問題は、2人が乗っていたかだ。」

 

と、その時だった。

 

「あ、あっ、ねぇ特急「つばめ」にの他に宮崎へ行くのもあるんだよ。」

 

「えっ、それ本当か高山。」

 

「ええ、新型の787系で運転されているんだ。他にも「にちりんシーガイア」も運転されているんだよ。」

 

「なるほど、最近は787系は2種類あるのか。」

 

「ええ。」

 

「その女は、指宿へ行く時は西鹿児島まで特急「つばめ」に乗って行ったんだろ。」

 

「ええ。」

 

南は、歩夢としずくに、話を聞くことにした。

 

「えっ、事件の事で話をしたい。」

 

「そうだ、私たちが博多から特急「つばめ9号」に乗った時にサングラスに乗っていた女が乗っていたわ。」

 

と、歩夢は言った。

 

「えっ、それ本当か。」

 

「うん、ビュッフェに行った時にね。」

 

「そう言えば、私も見ていたわ。」

 

「しずくちゃん、それ本当。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、「つばめ9号」に乗った人が犯人の可能性があるのか。」

 

「ええ、それは考えられるわ。」

 

「とにかく、その787系の特急「つばめ」に乗って見ようじゃないか。」

 

「ええ、乗りましょう。」

 

「何か、手掛かりになるかもしれない。」

 

翌日、南と高山と小海は博多へ行き問題の特急「つばめ」に乗ることにした。

 

「と言う事は、歩夢達が乗ったのは11時の特急「つばめ」に乗っていたと言っていたな。」

 

「ええ。」

 

「主任、調べて見たら博多発11時18分発の特急「つばめ9号」西鹿児島行と見て、間違いないですね。」

 

「うん、早速乗って見よう。」

 

「乗れば、何か分かるかもしれないわ。」

 

「そうね。」

 

「よし、乗るぞ。」

 

「ええ。」

 

そう言って、南と高山と小海は博多発午前11時18分発の特急「つばめ9号」に乗り込んだ。

 

「えーと、「つばめ9号」は18分に発車して、西鹿児島へ着くのは午後15時頃ですね。」

 

「歩夢達は個室を利用していたから、目撃したとしたら恐らくビュッフェだろう。」

 

「うん、僕そこへ行って聞き込みしてみます。」

 

そう言って、高山は「つばめ」のビュッフェへ向かった。

 

そこには、つばめレディが販売していた。

 

「すいません、鉄道公安隊の物ですが。」

 

「はい、何か。」

 

「この客来ていませんでしたか?。」

 

「ああ、この客なら来ていましたよ。」

 

「いつ頃でしょうか?。」

 

「えーと、確か、先日だったかしらサングラスをかけた男がここにきて、つまみとビールとウイスキーを注文する所を見ましたよ。」

 

「あのー、何歳ぐらいの人か覚えていますか。」

 

「さぁね、20代前後ぐらいの女性でした。」

 

「この女でしょうか。」

 

と、高山は写真を見せた。

 

「ええ。間違いないわ、この人よ。」

 

「そうですか、どうも。」

 

そして、鹿児島市内へ向かった南と高山達は歩夢の推理で聞き込みをした。

 

「そうか、やはり彼女は京都から博多へ行っていたのか。」

 

「ああ、京都へ行き、翌日に博多へ行って鹿児島へ行ったんですよ。」

 

「そうか。」

 




そして、犯人は誰なのか。
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