バイオで弓兵   作:影後

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ホークアロー
たった数時間であり得ない程、濃密な戦闘経験を積んでしまった。
ハンタータイプとの戦闘はより強力な物にした。
しかし、実はGとは戦っていないため、ボス戦の経験値は相棒よりも低いぞ!
現在大怪我してます。

武器
コンパウンドボウ
仕込み刀



ラクーンシティ地下研究所

「……クソ」

 

手に入れた弾丸やらを集めているが、

やはり心持たないのは確かだ。

というのも、矢では殺しきれない敵が出てきたのが大きい。

もっと弦が強力なら、矢の威力も上がるのだが……

今そんな弦は存在しない。実に不便だ。

 

「……というか、どうするかだな。

ギミックアローを作るにしても、ラボは無いし……

アメリカ政府に雇われたくないし、

STARSメンバーと合流するか?」

 

「どうした、ホーク。思い詰めた顔をして」

 

「ロバート、コレが終わったらだよ。

考えたら警察はここのことを信じるか?

無理だ、それに……俺と東雲はパスポートも無くした。

身分証明書もない、捕まったら……もうどうしょうもない」

 

「たしかにな、マービンなら何かあるんじゃないのか?」

 

ロバートはマービンを連れてきてくれた。

 

「……なら、いっそニューヨークでヒーローでも」

 

「……マービン、今は冗談抜きだ」

 

「悪いな、俺としてはSTARSと合流したい。

彼奴らなら、何かあるんじゃないか?」

 

「なら、目標はSTARSとの合流か」

 

脱出後の流れは決まった。

今俺達はエマとシェリーの護衛だ。

何かが擦り寄ってくる音がする。

 

「……ロバート、マービン」

 

「居るな……出るぞ」

 

「カバーする!」

 

ロバートがショットガンを構えて先陣を。

続いてマービンだ、俺は最後に出て矢で援護する。

 

「…動く花かよ」

 

「……アンブレラ」

 

「……東雲、生きてろよ」

 

―――

 

「……」

 

私の放った矢はリッカーというゾンビの特殊個体の脳を穿く。

競技用なのに簡単に殺せてしまう。

 

「……」

 

またもう一匹、眉間の様な少しの間に確実に矢を放つ。

私は鷹宮の様に連続して撃つことは苦手だ。

でも、鷹宮よりも精度は高いと自負している。

でなければ継矢なんてできない。

 

「凄いわね、」

 

「……あのトレンチコートの巨人よりマシだよ。鷹宮が片目を潰したようで矢が刺さったままだったから。私も目潰ししたほうがよかったかな?」

 

「できるなら頼む……まて……嫌な予感が」

 

レオンがそう呟いた瞬間、あの巨人が現れた。

私達は走って何とか新しいフロアに到着する。

下に溶鉱炉があるフロア、

これに落とせば流石の彼奴も死ぬはずだ。

 

「レオン!クレア!」

 

レオンとクレアがあの巨人に落とされる、

何とか足場に落ちたみたいで安心したけど襲われる寸前だ。

 

「今!」

 

私は矢で巨人の目を射抜こうとしたけど、

巨人は簡単にそれを掴んでしまう。

 

「シノノメ!気をつけるんだ!」

 

レオンとクレアが銃を撃って、

私に注意が向かない様にしてくれている。

だから、私は矢を放つ。

頭は比較的柔らかいみたいで刺さっては居るけど、

大したダメージは出てない。

 

「なら……」

 

私は途中で拾った手榴弾のピンを抜いて矢に括り付ける。

 

「……くらえ!」

 

重さを計算に入れて撃つ。

重くなった矢は綺麗に巨人の頭にぶつかって爆発する。

 

「レオン!クレア!!」

 

「今だ!」

 

レオンとクレアはそのまま下の階層に下る。

私も降りようとした時気付いた。

 

「…巨人は何処?」

 

「東雲!」

 

そう叫んだのはレオンでも、クレアでもない。

 

「鷹宮」

 

私の信頼できる仲間だった。

 

「え…」

 

でも、鷹宮がしたことはな私と一緒に溶鉱炉に飛び込む事。

その上で、あの巨人が拳を振り下ろしていた。

そうか、鷹宮は守ってくれたんだ。

でも、そうか……鷹宮と死ぬなら良いかも。

 

「よし…」

 

そう考えていたら鷹宮はワイヤーのついた矢を

空中で手摺に向かって撃つ。

 

「掴まれ!」

 

そのまま転がるようにクレア達の居る足場に着地できた。

 

「ホーク!」

 

「見るな!タイラントが来る!」

 

タイラント、巨人のことだろうか。

なんて考えている暇はない、私はすぐに鷹宮と矢を構える。

 

「行くぞ、イーグル」

 

「うん、ホーク」

 

鷹宮は曲芸みたいに矢を射る。

動きは速く、そして、強力に。

 

私は離れて、確実な一つを狙う。

 

「イーグル!今だ!!」

 

鷹宮が刀で巨人の顔を斬ると、巨人は叫ぶ。

私はその巨人の目に向かって渾身の一射を放った。

 

「やった!」

 

「レオン!クレア!」

 

「ホーク?奴を溶鉱炉に落とす!できるか!」

 

「両目は潰れてる!俺達が逃げれば良い!」

 

私達は梯子を登って中央の柱を降る。

目は潰れてても音でわかるのだろうか、

私達をあの巨人は追いかけてきた。

 

「怒ってるわよ!」

 

「いいや!ジ・エンドだ!!」

 

鷹宮は手榴弾の付いた矢を巨人に放った。

巨人はその場にうずくまった様に見えた。

 

「なっ!」 「キャァァ」

 

鷹宮とクレアの立っていた鉄板を吹き飛ばして、二人が更に下の階層に落ちる。

 

「クレア!」「鷹宮!」

 

「大丈夫!」「レオン!後ろだ!!」

 

鷹宮が叫んだとき、私は剛腕に吹き飛ばされ、レオンは頭を掴んで持ち上げられている。

 

もう……駄目だ

 

私はそう思った瞬間、巨人の背中が爆ぜた。

 

「だれ?」

 

女性が立っている、

 

「哀れなアンブレラの子供」

 

そこから先は覚えていない。

私が気絶してしまったから、

私は鷹宮に背負われる形で起きた時には溶鉱炉を登っていた。

 

「…あの女の人は?」

 

「生きてる、多分な」

 

鷹宮は何か知っているようだけど、話すことはしない。

 

「……くそ、東雲。

降りろ、レオン!クレア!ゾンビが大量に」

 

「ホーク!こっちもだ、溶鉱炉のせいか施設が危険だ!」

 

「……冗談じゃない!」

 

「不味い……レオン!クレア!!」

 

鷹宮と私が矢でゾンビ達を倒しているけど、

数が多くてジリ貧だ。

 

「レオン、クレア、東雲を…イーグルを頼む」

 

「待って……いや」

 

「必ず戻る!」 

 

鷹宮は私に残った矢を全て渡して扉を閉める。

 

「いや……いやぁぁぁぁ」

 

「シノノメ!行くんだ!」

 

「いや…………鷹宮!いやぁぁ」

 

「ホークは必ず戻るわ!行きましょう、シノノメ!」

 

私は、クレアに肩を貸される形で進む。

 

「大丈夫、もう……大丈夫」

 

道中、ゾンビや化物は出てこなかった。

 

「レオン、クレア、イーグルもか……ホークはどうした?」

 

「……必ず戻ると」

 

「そうか、なら大丈夫だ。信じてやれ、イーグル。

君のパートナーだろうが」

 

「うん、マービン」

 

「お前達!」

 

「ロバート、シェリーの様子は」

 

「エマが見てる、だが……」

 

ロバートは首を振っている。

それがどんな意味なのか私達は理解した。

 

「まだ間に合う、探してくる」

 

「えぇ!」

 

「私も行きます」

 

「……良いのか」 

 

「行かせてやれ、ここなら弾も十分にある。

守りは俺とロバートに任せろ」

 

「それに、合流出来るはずだ。ホークともな」

 

―――――

「ふぅ!」

 

G第2形態がアネット・バーキンに

爪を吊り降ろさんとしている瞬間に立ち会う。

刀で爪を受け止めたものの、衝撃は肉体を痛める。

 

「何をしている!逃げろ!」

 

「あっ…えぇ!!」

 

「本格的にBOWとの戦闘か………死ねるな」

 

奴は俺に向かって突進を行ってきた。

 

「ふぁ!」

 

スライドして隙間を抜け、奴の目を背中から突き刺す。

仕込み刀の斬れ味なら貫通は可能だ。

そして、刀身を仕舞うことで即座に逃げる。

 

「……ちぃ……」

 

一発でも当たればアウトの戦闘、肉弾戦なんで持ってほかだ。

 

「まだ……ある」

 

奴の右肩にあるでかい目玉を狙う。その為に奴を怯ませる必要がある。

 

「……シャァ」

 

俺は覚悟を決めて奴に刀を構える。

奴は雄叫びを上げながら俺に迫る。

 

「逃げるが勝ちってな」

 

天井にパイプがあった。

俺はソレを切り裂くとそのまま扉から逃走した。

幸いなのは超高温だった事だろうか、

奴の目玉を火傷を負わせ、俺は助かった。

 

「でも…ゾンビはわんさかかよ」

 

まだホークアローに戻れない。

等分はサムライだ。

 

 

 




イーグル

実はかなり高スペックすぎるヒロイン 
矢を放てば継矢を連発し、ホークアローがドン引きしたレベル。
それでも総合敵な戦闘能力はホークアローに遠く及ばない。

武器
コンパウンドボウ
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