魔法世界/CODE_NAME_ULTRAMAN   作:ボルメテウスさん

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防衛戦

「間違いない、彼はウルトラマンオーブこと、クレナイ・ガイだ」

「という事は、これまでのブレーザーとは違い、本物のウルトラマンからの情報という訳になるんやな」

 

それと共に、先日、起きたヴィヴィオの誘拐事件から得た情報と共に、それを確認する。

 

「それにしても、デザストロ。

これまで聞いた事のない怪獣の名だ」

「長老でも知らない怪獣がいるなんて」

「私だって、あくまでも知っている事しか知らない。ウルトラマン達は平行世界への行き来も可能だからな。それと共に未知の敵と戦う事も、珍しくないだろう」

 

長老からの言葉を聞きながらも、今後の活動に関しての相談もまた行っていく。

 

「ブレーザーの目的は、レリックによって復活するデザストロ。

それは既に分かったが、彼はなぜ」

「・・・私の予測だが、良いか?」

「長老?」

 

それと共に、長老は見つめる。

 

「彼は、おそらくは、管理局の上層部が行った不正を知っている」

「けど、それを探ろうにも証拠がないんじゃ」

「あぁ、だからこそ、警戒をしている。そして、もしも彼が本気になれば、おそらくは管理局は簡単に滅ぼせるだろう」

「それだけの力を持っているという訳か」

「かもしれない」

 

長老の言葉に嘘偽りはなかった。

管理局が全て正しいとは、なのは達も思っていない。

それでも一緒に戦って欲しい思いは確かにあった。

 

「どちらにしても、今後はヴィヴィオが狙われるのは、既に分かっているから」

「そして、おそらくは」

 

それと共に、既になのは達が知らない場所において、その動きは行われていた。

六課から、僅かに離れた場所。

そこには数多くのガジェットと青いボディスーツを身に纏った少女達がいた。

彼女達はジェイル・スカリエッティの手により生み出された12名の戦闘機人、ナンバーズ。

 

「それにしても、ドクターも、あんな怪しい奴と手を組むよなぁ」

「協力者である事は変わりないからな、何よりも、この世界では手には入りにくい怪獣のデータを数多く所持している」

「それも、ウルトラマンベリアルという奴から貰った遺物だろ、とにかく、こっちもこっちの目的の為に、やるしかないよなっと」

 

その言葉と共に、その手に持ったレリックをわざと暴動させる。

暴走したレリックは、そのまま空間を歪ませると共に、そこに新たな怪獣を出現させる。

 

「警報っ、これは怪獣!」

「ゴモラにキングザウルス三世。

一気のこの数が現れたという事は」

「敵の狙いはヴィヴィオで間違いないようやな」

 

それと共に、街で暴れ始める2体の怪獣。

すぐに出動しようとするが。

 

「そういうのは良いから、こっちの守りを強化したら」

「その声は」

 

聞こえた声。

それと共に振り返った先にいたのは、ユメであった。

 

「アブソリューティアンが、なんでここに?」

「別に、こっちとしては、たぶん狙われているのがあの子だと分かったから、守りに来たの。

怪獣の方は、彼に任せたら良いから」

 

それと共に映像に映し出されたのは2人のウルトラマン。

 

「あれは、ウルトラマンタイタス!それに、ウルトラマンフーマ!」

 

2人のウルトラマンが現れると同時に、そのまま街で暴れる怪獣と戦いを始める。

 

「・・・貴方達の目的は一体なんなの?」

「ガイさんから聞いたでしょ、デザストロの復活の阻止」

「それじゃ、なんでアブソリューティアンであるあなたが」

「正確には、元。今の私は彼と一緒に旅をしているの?」

「彼?」

 

その言葉と共にウルトラマン達に目を向ける。

怪力で暴れるゴモラに対して、タイタスは、強靱な力で受け止める。

並の怪獣では寄せ付けないその力で正面からゴモラと激突していた。

 

「彼は、偶然だけど、選ばれたの、ディメンションナイザーに」

「ディメンションナイザーだって!」

「それって一体」

「未来から送られて来たアイテムだ。だが、そのアイテムにそんな力があるとは」

「私達の世界はかなり特殊でね、魔法もあり、天使もあり、悪魔もあり。

想像しかなかった存在がいた世界の影響もあって、ディメンションナイザーは、その形からとある力を得た」

 

そうしている間にも、フーマもまた、キングザウルス三世と激闘を繰り広げていた。

風と間違えても仕方ない程の速さで、キングザウルス三世が展開しているバリア。

それに対して、次々と光の手裏剣を放っていく。

 

「とある力?」

「ウルトラマンを繋がる力。それによって、ウルトラマンを召喚する事が出来るようになった」

「それって、ロストロギアじゃ」

「そうだね、けど、私達の世界は、貴方達の言う、ロストロギアで溢れている」

「もしかして、私達に接触しなかったのって」

「まぁ、私達の世界を知られる訳にはいかないかな」

 

それだけ言い、見つめる。

 

「協力すれば、そういうの探られるでしょ」

「それは」

「だから、私達はただ、この世界の危機を救うだけ。

それ以上は、何もしない」

「それと、あなたがアブソリューティアンである事は変わりないはず」

「だから、元。まぁ、元の世界、私は破壊しようとした。けど、彼が止めた」

「それって、どういう」

「詳しい話は後。

それよりも、厄介な奴らが来たんじゃない?」

 

それと共に、六課の周囲には、ガジェットドローンが接近していた。

その中にはナンバーズも。

そして、最強のスペースビースト、イズマエルもまたいた。

 

「やはり、囮だったかっ」

 

それと共に、未だにゴモラ達と戦い続けるタイタス達。

 

「そこの4人だっけ?」

「えっ私達?」

「あっちのイズマエルは任せたよ」

「任せたって、もしかして!」

 

そうしている間にも、イズマエルに向かって、巨大な炎が襲い掛かる。

 

「あれって、ダイナゼノン!!」

「ある意味、心強い救援と言えるわね」

 

それと共に状況を理解すると共に息を吸う。

 

「これより六課は、防衛行動に入る!皆、ここからが正念場やで!」

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