魔法世界/CODE_NAME_ULTRAMAN 作:ボルメテウスさん
イズマエルが迫る最中、それを遮りように立ちはだかったのは、赤い鉄の巨人であるダイナゼノンだった。
ダイナゼノンが、その足を走りながら、地震と間違う程の振動を鳴らしながらも、真っ直ぐとイズマエルに迫る。
イズマエルもまた、そんなダイナゼノンの存在に気づいたように、その身体の各部にある顔から、次々と光線・光弾を次々と繰り出していく。
「こっちもやるぞ! ダイナゼノン・フルバースト!」
それに対抗するように、ダイナゼノンもまた、全身にあるあらゆる箇所から、一斉に武器を放っていく。
互いの攻撃が激しくぶつかり合い、辺り一帯が吹き飛ぶような衝撃が走る。
そんな中で、両者は激しい戦いを繰り広げていた。
イズマエルの放つビーム砲やミサイルに対し、ダイナゼノンは一瞬の隙を狙うと共に、止める。
同時に、手のひらにある赤いパーツから緑色の光の刃を展開する。
その鋭い刃を振るい、ダイナゼノンはイズマエルへと斬りかかる。
イズマエルもまた、右腕の爪を巨大化し、受け止める。互いに押し合う中、ダイナゼノンはもう片方の手の平にも、緑の光を放つ剣を展開し、それでイズマエルを突き刺そうとする。
だが、イズマエルはもう片手をまるで鞭のように伸ばし、ダイナゼノンの腕を掴む。そしてそのまま、力任せに引きちぎろうとする。
しかし、ダイナゼノンはそれを振り払うようにして、イズマエルを投げ飛ばす。
投げ飛ばされたイズマエルは、地面を転がっていく。
だが、イズマエルは未だに立ち上がった。
「こいつっ、本当になんなの」
「さすがは最強のスペースビーストだな、けどなぁ」
それと共に、見つめた先。
イズマエルも、それに合わせて振り返る。
すると、そこには、黄金の嵐というべき先攻が、イズマエルを襲う。
「今のは」
「やっと来たな!」
そこに立っていたのは、ウルトラマンゼット。
そして、その姿の名はデルタライズクローだった。
『一気に決めるぜ!』
「おうよ、お前ら、構えろよ!!」
それと共にウルトラマンゼットは、その手に持つベリアロクを構える。
構えた瞬間、ベリアロクから溢れ出すのは闇。
その闇は巨大な刃にして、構える。
ダイナゼノンもまた、両手を重ね合わせることで巨大な一振りの刃にして、構える。
そして、その二つの刃を同時に振るう。
「デスシウムスラッシュ!」
闇の斬撃波が放たれて、イズマエルを飲み込む。
それに合わせるように、ダイナゼノンは跳び上がると、そのまま両腕で斬りつける。
「ビッグブレードストライク!」
二つの斬撃が重なり合った一撃がイズマエルを吹き飛ばし、大地を削るようにして倒れさせる。
それによって、イズマエルは完全に倒す事が出来た。
「ふぅ、なんとかなったか」
「いや、まだだ」
それと共に、周囲を見ていると共に。
「前回のが役に立ったようだな」
「伏井出ケイ!」
それは、既に六課に侵入していた伏井出ケイがいた。
同時に、その手にはジードライザーがあった。
「ここまで乱れば、こうなるのは、必然だけどな」
「だとしても、すぐに」
「ふふっ、遅いけどな」『ストルム星人! ブルトン! フュージョンライズ!』
「あの組み合わせは一体」
そう疑問と同時だった。
伏井出ケイが、ヴィヴィオを抱えながら、行ったフュージョンライズ。
それと共に、周囲にあったレリックが、そのまま伏井出ケイに集まっていく。
それと共に、その姿が変わった。
そこにいたのは、頭から無数の角を生やし、雑に削られたようにボコボコとした醜い顔。
まるで、ブルトンが、無理矢理変わったような存在。
「あれは」
「デザストロ。ブルトンが歪な進化をした存在だ。奴を放っておけば、次元が崩壊するぞ」
それと共にウルトラマンゼットとダイナゼノンは、そのまま構える。