ブルーアーカイブ 〘 PROJECT_∑ 〙 作:ファイズ大好きなポンコツ
まぁやめないんだけど!
そういえば、アイビスペイント入れて適当に絵を描いてみました
こちら、30分もしないで描いた仮面ライダーシグマです
目の色は変えることになるかもしれないけどね
【挿絵表示】
変態との戦闘を終え、動けなくなってる俺と微かながら精神的ダメージを受けたホシノちゃんを乗せたエースライダーが、ゆったりと空を飛んでいる。
「あ゙ぁ゙ぁ゙………体ボドボド」
「大変だったね〜先生も」
「ホシノちゃんはホシノちゃんでドンマイだね。あんなのに目ぇつけられるなんてさ」
「……やめて先生。思い出したくない」
「……すまん」
お互い、ボロボロになってる場所は違うが、理由は同じである。
あの変態傷残し過ぎなんだよ……。
あ〜駄目だ。
色々話したいけど話す気力が起きん。
「……なぁホシノちゃんよ」
「ん〜どうしたの、先生?」
「なんでホシノちゃんはオルフェノクのこと知ってたの?」
「あ〜……それ聞いちゃう?」
「聞いちゃう」
すると、ホシノちゃんは頭を掻きつつ、言う。
「うへぇ〜……ただニュースで見ただけだよ」
「……そんじゃ、そのオルフェノクの製造元、スマートブレインは知ってるか?」
「……それもニュースで見たよ〜」
こりゃ、嘘をついてるな。
わかりやすいもんだ。
とはいえ、嘘をつく理由は何だ?
まだ信用されてないのか?
……そうだとすりゃ、ホシノちゃんはそうとうつらい過去を背負ってるって事でいいのか?
そんな彼女の表情を見て、とある不安に襲われる。
——俺はこの子の救いになれるのか。
————————————
シグマという男には、自分で言うのもアレだが、とある悲しい過去がある。
まぁ、人間誰しも「思い出したくない」事や、「忘れたい」事とか、色々とあるもんだ。
とはいえ、俺が背負ってるのは「思い出さなきゃならない」事で、「忘れてはいけない」事なんだけどな。
そんな悲しい過去の1つとして、あん時スズミちゃんが見せてくれた写真に乗ってた、あの白い戦士が関連してる奴がある。
Aをかたどった仮面、白……というよりかは、灰色のアンダースーツ、怪しく光る青い瞳、どこかバッタのような見た目をしている、そんな戦士。
……王になれなかった、情けない戦士
そいつが、命に懸けて守りたかったもの、紡いでいきたかったものを、俺はやらなくちゃならない。
そのためにも、みんなが笑顔でいれる世界を創りたい。
俺の人生が、
————————————
「……い、先生?」
「んぉ?」
「やっと反応したね〜、何か考え事でもしてたの?」
「……ちょっとな」
深く考えすぎてたみたいだな。
……まぁ、然るべき時に話すか。
「……まぁいっか。ほら先生、着いたよ」
「お、案外速かったな」
どうやらアビドスに辿り着いたみたいだ。
ほんとだったらもうちょい速く着けてたけど……まぁいいか。
さて、アビドスへと戻った俺等は、休憩を取るべくしてホシノちゃんの紹介されて部室に入ることにした。
そこに、残りの4人は居た。
「いやぁ〜まさか勝っちゃうなんてね。ヘルメット団もかなりな覚悟で仕掛けてきたみたいだったけど」
伸びをしながらソファーに向かい、ホシノちゃんはそう言う。
それもだらけきった声で。
さっきまでのあの表情や態度は何処へ……。
「まさか勝っちゃうなんて、じゃありませんよ、ホシノ先輩……勝たないと学校が不良のアジトになっちゃうじゃないですか……」
まだ会ったことのないメガネの子が、ホシノちゃんの発言に突っ込む。
声的に、さっきのオペレーターの子だろう。
すると、シロコちゃんが俺に近づいてから言う。
「先生の作戦が良かったね。私たちだけの時とは全然違った」
何だそのキラキラした目は。
そんな目で俺のこと見んなよ……俺には刺激が強すぎる。
「それに、先生自身でも戦ってた」
「うんうん、私のことも守ってくれたしね〜」
「これが大人の力……すごい量の資源と装備、それに戦闘の作戦立てに加えて自分自身でも戦う力。大人って凄い」
「やめて……褒め言葉は弱いんだ……」
ホシノちゃんまで加わって、輝きの当たる数が増える。
こんな体験は初めてだ。
……もっとも、この力が褒められるって事がまず無かったからな。
そんな事を考えてると、ホシノちゃんが特大の爆弾発言を落とす。
「今まで寂しかったんだね、シロコちゃん。パパが帰ってきてくれたおかげで、ママはゆっくり眠れまちゅ」
「パパ……?俺が……?」
俺のことを追放するつもりか〜?
ナチュラルにホシノちゃんとも家族にされてるし。
お前と家庭を築いた覚えはないぞこの野郎。
「先生がパパ………悪くないかも」
なんで満更じゃねぇんだよ。
なんで顔赤くしてんだよ。
ふざけるなよ砂狼。
「いやいや、変な冗談はやめて!先生困ってるじゃん!それに委員長はその辺でしょっちゅう寝てるでしょ!」
「そうそう、可愛そうですよ」
「あはは……」
名前の知らない3人が正常ではないであろう2人を止めてくれる。
オペレーターの子は苦笑いするだけだったけど。
その子が俺に向かい、改めて挨拶する。
「少し遅れちゃいましたけど、あらためてご挨拶します、先生」
まだ焦りは消えてないものの、オペレーターの子の話を聞くべく、姿勢をあらため、耳を傾ける。
「私たちは、アビドス対策委員会です。私は、委員会で書記とオペレーターを担当する1年のアヤネ……。こちらは同じく1年のセリカ、」
「どうも」
「……おう」
……なんか、ホシノちゃんとは違う形で信頼されてなさそうだな。
ホシノちゃんよりかは信頼を得るには簡単そうではあるが……。
「2年のノノミ先輩とシロコ先輩」
「よろしくお願いします、先生〜」
「おう、よろしく」
「……ん、よろしくね、パパ」
「やめろや」
おっとりしたノノミちゃんとはまともな挨拶をし、未だ正常じゃなくなってるシロコちゃんにはデコピンを決める。
「そして、こちらは委員長の、3年のホシノ先輩です」
……ん?3年?
「いやぁ〜よろしくね、先生〜」
「……お前、3年だったのか」
「……それ、どういう意味さ」
「アレにロリ認定されてたけど……」
「それこれから禁句ね」
「……うっす」
とんでもねぇ圧を感じた。
これ以上触れるのはあまりにもヤバそうだ。
……とまぁ、アビドスのみんなの自己紹介を聞いた所で、自分も名乗っておこう。
「そんじゃ俺も。もう知ってるとは思うが、『シャーレ』の顧問、シグマだ」
「あれ?あだ名の方でいいの?」
「いーのいーの。あの名前は封印しとく」
「……そっか」
なんか、最初の方はあの名前で行こうとは思ったが、なんかあの名前が気に入らなくなった。
アレは俺が使って良い名前じゃない……って感じがする。
「それでは本題に。ご覧になった通り、我が校は現在危機にさらされています……そのため「シャーレ」に支援を要請し、先生がいらしてくれたことで、その危機を乗り越える事ができました。」
その後、アヤネちゃんから色々と説明を受けたり、アビドス対策委員会が何なのかとか、色々と聞いた。
そんな話を聞いてる中で、例のヘルメット団の話になった。
……そうだ。
「なぁ、1つ案があるんだが」
「?何でしょうか」
「今からヘルメット団の基地潰しに行かね?」
「え!今からですか!?」
「おう」
まぁ、めちゃくちゃな提案っちゃ提案ではあるが、こんな提案をしたのにも理由がある。
「まぁなんつーか、このヘルメット団っての、一定のサイクルで襲撃してるらしいじゃん?」
「そこで今度はこっちから仕掛けて、襲撃しちゃおうってことだよね?先生」
「そうそう。やるからにゃ徹底的にって訳だ」
どうやらホシノちゃんも同じ事を考えていたようだ。
流石唯一の3年生。
頭の出来が違うな。
「俺たち、気が合うな」
「そうだね〜」
……いかんせん、まだ信頼は得れてそうにないが。
「……てなわけで、補給だの何だのは俺がやれるしどうだ?」
「なるほど。ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらいだし、今から出発しよっか」
賛同者1名獲得
「良いと思います。あちらも、まさか今から反撃されるなんて、夢にも思ってないでしょうし」
賛同者2名獲得
「そ、それはそうですが……」
……まだ迷ってる者1名発見
しゃーない。
背中を押してやるか。
「……安心しなよアヤネちゃん。現状、ヘルメット団はボロボロで、こっちは損害無しと言っても変わりないんだ。どっちが優勢なのかは、火を見るよりも明らかだと思うぜ」
「で、ですが……」
「それに、俺がいる」
……ちょっとクセェセリフだったか?
こういうのは性に合わねぇな。
……アイツにも止められてたってのにな。
「よっしゃ、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやっちいますかー。先生、掛け声よろしく〜」
「んな無茶振りを……まぁいいか」
そして、喉の調子を整えてから、高らかに言う。
「ヘルメット団潰すぞ!」
「「「「「おー!!!」」」」」
って感じで、俺達はそれぞれ出発の準備に取り掛かった。
その際、俺とホシノちゃんの2人は、初めて出合った隣の教室で、とある事を話していた。
「俺とは違う……仮面ライダーがいると?」
「その可能性が高いよ。……ほらこれ」
そう言い、ホシノちゃんはスマホに写った画像を見せてくれる。
「これって……」
ホシノちゃんが見せてけれたのは、俺のドライバーとは色々とシステムの違うドライバーを見せてくれた。
……確か、あの収容所でこのドライバーの説明書みたいなのは見たことある気がする。
「確か、スマートバックルだったっけか……」
「知ってるの?先生」
「かすかに記憶に残ってんだよ。……とはいえ、何か違う気がするんだよな」
取り外しってできたか?
ポケベルみたいなのとベルトが分離されてるんだけどな……。
なんか、嫌な予感がする……。
そんな一抹の不安を抱えながら、準備を終えた俺達は出発した。
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「あのドライバーは!」
「仮面ライダー……オミクロン」
「私は最強なのよ!」
「自分が一番だと驕ってる奴以上に弱いやつはいないってことを証明させてやるよ」