ブルーアーカイブ 〘 PROJECT_∑ 〙   作:ファイズ大好きなポンコツ

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(ノアの喋り方あれでいいのかな……)
(ラストであんな事書いたけどやれるかな……)

( ´運ω営)⊃『水着シロコピックアップ!』 スッ

………ありがとうな
迷う必要なんて、無いよな

嫌なもんはガチャひいて忘れるに限るぜ!!
ナーッハッハッハ!!!(120連星3二人)

そんな訳で閑話 2、スタートです


閑話 2 男の過去

 

「……では、詳しく聞かせてください。先生の過去について」

「そうなるか……」

 

 ちょっとした呟きから始まった、俺の過去追及。

 とはいえ、記憶は完全に復活したってわけじゃないんだけどな。

 

「そんじゃ、何から聞きたいんだよ?俺の生い立ちか?それとも、ここの先生に選ばれた理由か?」

 

 自分で候補に出しておいてあれだが、後者の内容は俺も知らないんだよな。

 俺が返答を待つ中、ノアちゃんは少し考えて、答えを出す。

 

「……それでは、先生のその力について教えてください♪」

 

 そう言い、ノアちゃんは俺の手に持ってたシグマフォンを掴む。

 ……俺の手ごと。

 

「……え?知ってるの?俺が仮面ライダーなの」

「はい♪」

 

 う〜んこの屈託のない笑顔。

 俺でなきゃ惚れてるね。

 

「……わーったよ。そんじゃ、まずはこいつを作った企業から話すかね」

 

 そうして俺は語りだした。

 

「このギア一式を作ったのは、スマートブレインっていう大企業なんだが……知ってるか?」

「スマートブレイン……ですか。知らない名前ですね……」

「そうか……」

 

 あん時のオルフェノクは俺以外の仮面ライダーであろう『デルタ』と『カイザ』の名を述べていた。

 となると、スマートブレインは『シグマギア』に飽き足らず、他のライダーズギアを作ったことになるはずなんだが……。

 この世界にはスマートブレイは無い……のか?

 ……いや、表立って活躍してないだけか。

 

「取り敢えず、そのスマートブレインってのは、家電から食品に至るまで様々な事業を手掛ける企業なんだよ。……表向きはな」

「表向きは……ですか」

「ああ。……実際は、オルフェノクの支援を行ってたり、オルフェノク専用の兵器作ったり……色々とやべぇ企業さ」

 

 『悪の秘密結社』ってところだろうか。

 

「それに……」

「それに?」

「……あぁー……ホントに聞きたいか?コレ」

 

 俺はノアちゃんに、改めて警告する。

 さっきまで伝えたのは、“よく知られてる”裏側なんだ。

 それこそ、『ラッキークローバー』の一員とか、社員が知ってる事とかだろう。

 俺が言うのを躊躇った“本当の”裏側ってのは、思い出すだけでも吐き気がするレベルなんだ。

 ……俺も、できたらそれは話したくない。

 俺の表情が曇ったのを気付いたのか、ノアちゃんはもう一度俺の手を取り、俺の目を見て言う。

 

「聞かせてください」

 

 こん時のノアちゃんの目は、今までしてた目とはどこか違う、「覚悟」みたいなのを感じた。

 ……だったら、それに答えないとな。

 

「……はいはい、観念して話しますよ。……あとから言う文句は受け付けねぇぞ」

「大丈夫ですよ。……それで、先生が言い渋ってるスマートブレインの悪行は何ですか?」

「……人体実験さ。人間とオルフェノク、2つの性質を備えた究極の存在を作るための……な」

 

 スマートブレインが行っていた、俺の中での最も邪悪な行為。

 それが、「人間とオルフェノクの混合体」を作る事であった。

 

「当初、スマートブレインは「王を超えた存在を作る」ってのを考えてたんだ」

「王……?」

「あぁ、言ってなかったか。オルフェノクの王、『アークオルフェノク』のことだ。そいつよりも強い存在を作るために、人間とオルフェノクの混合体……確か名称は『フォトン・ベイビー』だったかな?そいつを作ってたんだよ」

「そんなことを……」

 

 ノアちゃんの怒りが、静かながら伝わってくる

 こんなの、まだ序章に過ぎないんだけどな〜

 

「そんで、『フォトン・ベイビー』の作成には、そうとう条件が揃ってないといけなくてな……」

「待ってください。その計画で、失敗したらどうなるんですか……?」

「……いいとこに目をつけるな。いや、悪いところか…………殺処分だよ」

「………は?」

「そりゃ当然だろうな。あっちからしたら、被検体なんて道具に過ぎないんだからよ……ほんと、腐りきってるよな」

 

 ノアちゃんから怒りを表に出したような声が聞こえたけど、それを軽く受け流す。

 俺の感性も、アイツらのせいで狂っちまったのかもな。

 

「まぁ、成功したら成功したで監禁と仕事の日々だけどな。……そう考えたら、失敗したほうが幸せだったのかもな」

「……」

 

 遂に言葉を発せなくなるノアちゃん。

 

「そこでやった仕事内容は至ってシンプル。………失敗作の排除さ」

 

 それのせいで、何百人殺したんだろうな。

 ……はぁ、思い出しただけでも吐き気がする。

 

「……だけど、その計画は破綻したんだよ。研究所が爆発してね」

「それじゃあ、成功した『フォトン・ベイビー』はどうなったんですか?」

「さぁな。一人一人が逃げるのに夢中で、誰がどこに行ったのか、わかんねぇんだよ。俺もそうだったし」

 

 ……そうやって考えると、あの記憶の青年……いまじゃもうおじいちゃんか?

 取り敢えず、そいつには感謝しないといけないな。

 

「そこで、俺はこいつと出会ったんだよ」

 

 そう言い、シグマフォンを見せる。

 

「こいつ以外にも、他のギアはあるんだけどそいつらの説明は置いといて、これで俺は強大な力を手に入れて、ハッピーエンド〜……ってわけにゃいかなかったんだけどな……」

 

 こっから先の話は、流石に聞かせれない。

 “本当の”裏側の、まだ第一章に過ぎない所で、こんなにも辛そうになってるんだからな。

 

「……とまぁ、こんなんでもつらい過去背負って生きてるんだ。ちょっと聞いた質問と違う気はするけど、問題な」

 

 俺がそう尋ねるのを遮り、ノアちゃんは俺を抱き寄せる。

 

「……おいおい、俺を性犯罪者に仕立て上げるつもりか?」

「そんなのじゃありません……ただ、今の私に出来る、最大限の慰め方がこれしかないんです」

「……ノアちゃんは優しいな」

 

 俺は少しの間、ノアちゃんに抱かれてた。

 なんか、こうされるのはすごく安心する。

 

「……どうです?安心しましたか?」

「まぁな。……なんつーか、姉さん見たいな感じだな」

「ふふ……それでは、ユウカちゃんが来るまでは、私を姉だと思ってくださいね♪」

「身長差……てか、ガキじゃねぇんだけどな…………いや、まぁ言っちまえば子供だな、俺も」

 

 あそこから抜け出して、今の俺になるまで、14年しか経ってないわけだ。

 実年齢でみたらもういい年した大人ではあるが、子供の頃なんて、あってないようなもんだしな。

 俺も子供って事で。

 すると。

 

「あ、居ました、せんせ〜い!」

 

 遠くから聞き慣れた声が聞こえる。

 ……ここは敢えて反応しないで、まだこの楽園を楽しんでおこう。

 

「聞こえてますよねー!先生!!……って、ノア!?」

「あら、ユウカちゃん。仕事は終わったんですか?」

「え、ええ。……って、そうじゃなくて!どうして先生を抱いてるの!?」

 

 やっぱこの子、反応おもしれぇわ

 俺は不本意ながら、ノアちゃんから離れ、ユウカちゃんの元に近付く。

 

「まぁまぁ、嫉妬はそこまでに、ね?」

「し、嫉妬!?そ、そんなのじゃありませんよ!」

「ほ〜ん?」

「その割には……」

「「お顔が真っ赤ですよ?ユウカちゃん?」」

 

 俺とノアちゃんの声が重なる。

 やっぱ、ノアちゃんのことわかるようになってるな。

 嬉しい限りだ。

 さて、宥めてやるかね。

 

「まぁまぁ、そうカッカしなさんな。ほれ」

 

 ユウカちゃんに向けて、とあるモノを投げ渡す。

 

「これは……?」

「これは俺からのプレゼントさ☆大切にしてくれよ〜」

 

 そうして、俺はシグマフォンにコード『1 3 5 8』を入力する。

 

《 Ace Rider. Come Closer. 》

 

 その電子音とともに、エースライダー・スライダーモードを呼び寄せる。

 

「あ、あれは?」

「俺が乗ってたバイク。コード入力でこんな事も出来るんだよ」

 

 そして、エースライダーに飛び乗る。

 

「そんじゃ、俺は帰るぜ」

「あ、先生」

「おん?どうしたよ、ノアちゃん」

「ユウカちゃんの言ってた、会わせたい人は……」

「あ、あれね。きっとノアちゃんの事だろ。どう?ユウカちゃん」

「え、は、はい。会ってますけど……」

 

 ビンゴ。

 ノアちゃんの話を聞いた限り、ユウカちゃんに友達と呼べるほどの仲の生徒は少ない。

 そうなると、紹介したい生徒ってのは、同じセミナーのノアちゃんだろうっていう、簡単な推理だ。

 合ってて良かった。

 

「そんじゃ、俺やんなきゃ行けないことあるから、また来るぞ」

 

 そうして、シャーレのある方向に飛んでいった。

 

 俺が飛び去ったあと、ユウカちゃん達は少し話してから別れて、ユウカちゃんは俺の渡したモノを確認する。

 そこに入っていたのは………

 

「……書類?」

 

 ……俺が持ってきてた、書類だったのだ。

 プルプルと震えるユウカちゃん。

 そして、今日1の声で、叫ぶ。

 

「せ、先生のバカーーー!!!」

 

 ユウカちゃんの切実な叫びは、ミレニアム全体に広がったとか、広がらなかったとか。

 

———————————————

 

 ……さて、ミレニアムを訪れた翌日、シャーレの部室に、シグマフォンの通知音が鳴り響く。

 書類整理でボロボロになりつつも、シグマフォンを開き、モモトークを開く。

 そこには、気が合う生徒のノアちゃんからのメッセージが表示されていた。

 


 

ノア

先生

お久しぶりですね

昨日ぶりだけどな

そんで、要件は何だ

ノア

シャーレのお仕事、

私にも手伝わせてもらえますか?

……というと?

ノア

すぐに分かります♪

 


 

 メッセージの確認と、やり取りをして、ノアちゃんからの返答が来ると、部屋の奥から足音が聞こえ、ドアからノック音が聞こえた。

 メッセージで言った通り、何が目的かが、すぐわかった。

 

「仕方ねぇな……」

 

 重い腰を上げて、扉を開く。

 

「ちゃんノア〜、仕事手伝ってくれんのはありがたい……って、あれ?」

 

 そこには、誰も居なかった。

 おかしい。

 間違いなく足音は聞こえたし、ドアを叩く音だって聞こえた。 

 ……もしかして、書類で頭やられたか?

 俺がそんな事を考え、“油断”していると……

 

「ふぅ〜♪」

「うひやぁ!!!」

 

 俺の耳に、優しい風が吹きかかる。

 その衝撃が、あまりにも強すぎた為、俺は跳ねて、ぶっ倒れる。

 

「……やってくれたな」

「ユウカちゃんにしたことへのお返しですよ?」

「……後で謝っておくよ」

 

 まさかこんな形で復讐されるとは思わなかったぜ……

 ユウカちゃん、恐ろしい子!

 

「ふふ……それでは、改めて……」

 

 そう言い起き上がろうとする俺に向けて……

 

「この度、シャーレ当番を務めることになりました、生塩 ノアです」

 

 挨拶をし、俺の耳元の位置に合わせるようにしゃがみ……

 

「よろしくお願いしますね、先生♪」

「んんっっ!!!!!!」

 

 今まで史上、最強威力の囁きをしてきた。

 耳が幸せ……じゃなくて!

 

「だから、耳元で囁くなーー!!!」

 

 過去最大級の声が、シャーレ……いや、キヴォトスに響き渡った。

 




※次回、ようやくほんへに進みます!
 伏線らしい伏線も張れたんで、大満足しました〜
 さぁ、次回予告どぞ!

Don't miss the next ∑

「アビドス高等学校……?」

「行くぞアロエリーナ!」

「あ^~フォトンブラッドが溢れる〜」

「殺すなら殺せよ!!!」
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