「第八分隊長!現場の様子は?」
『最悪もいいところだ!ところ構わず爆発を起こす連中が大勢いる!』
やっぱいるよな、温泉開発部。あの温泉のためなら手段を選ばないテロリストたちは、たとえ火の中水の中だ。
ナギサが流した、この辺で良質な温泉が出るという偽情報に釣られてやってきた……と、記憶している。
「戦力は!」
『個々の強さは大したものではない。だが……母数が多すぎる!』
「ぐっ……やっぱそうですか!」
原作通り、頭のおかしい連中だな。
「っと、それはまずい」
アズサ達に向かってロケットランチャーを撃とうとするチンピラを、横に蹴って吹き飛ばす。
「だ、誰だテメェ!?」
「ヘルメット団ですっ!」
堂々と嘘をつきつつ馬乗りになって追撃を仕掛け、そのまま意識を奪いとった。
「なっ……何しやが」
「どーん!」
「なぁっ!?」
チンピラの残党を爆弾で雑に吹き飛ばし、埃を払って立ち上がる。
やっぱり色々なチンピラ集団の間で抗争が起こってるからか、かなりピリついてるな。
元を辿れば温泉開発部のせいなんだけど。
「とにかく、私もそっちへ向かいます。アズサ達の援護をしながらなので遅くなりますが……なんとしてでも、試験会場とテスト用紙だけは死守してください」
『ああ、わかった……試験というのは、こんなにも大変なものなんだな……』
「ち、違いますからね?」
こんなところで天然ボケ出さなくていいからね?
◇
「お待たせしましたっ!」
『そんなに待ってないよ』
急ぎ走って第八分隊に合流すれば、アツコとミサキが出迎えてくれた。
「遅かったね……ちょっと。何落ち込んでるの?」
「……いえ」
……給食部の車。守りきれなかった……!!
ちょっと他の不良を処理しようと目を離した隙に、埋められていた地雷を踏んで……水辺に沈んでいってしまった……!
ハルナが親指を立てながら沈んでいったのはちょっとカッコよかったけど。
「……はぁ……大丈夫、私たちだけでも十分だったよ。そんなに気にしないで」
「……え?あ、ええ、はい」
『とりあえず、状況を説明するね』
「はい、よろしくお願いします」
仮面をつけた上にヘルメットという中々前衛的な服装をしたアツコが、いつもの様に手話を用いて説明してくれる。
『第一分隊の協力もあって、この辺りはヘルメット団の……しま?ってことになってる』
「なるほど……」
だったら、もうある程度自由に動いても問題なさそうだ。
派手に動いたとしても、ヘルメット団による凶行ということで処理されるだろうし。連中の母数が多いのに救われたな。
「でも、相当まずいよ……ヒヨリが偵察してるけど、馬鹿みたいに数が多い。それに、あらかじめ仕掛けられてる爆発物もあったし」
『それは撤去しておいたけど』
「そんなにですか……」
温泉開発部がやばいのはそうだが……それ以上に、そいつらを利用できるナギサが末恐ろしいな。
そりゃ、ベアトリーチェもあんなこと言うわけだ。
「それだけじゃない。敵の武器、見て」
「……っ!火炎放射器……!」
……まずいな。有効射程はさして脅威でもないが、そこかしこに火をつけられてはたまらない。
燃焼に酸素を奪われ、酸欠になって意識を奪われる。加えて、試験会場を守るという今回の目的とも相性最悪だ。
『それに、敵も徐々に動きを変えつつある。全員が全員じゃないけど一箇所に集まって、戦力を固めようとしてて……』
「……一箇所に?」
温泉を発掘するため?わざわざ一箇所に集まって?否、であればこれは……。
「私たちの意図に、気づかれた?」
「そういうことだ」
思い至った考えを口にすると、サオリが合流してきた。
「サオリ」
「私たちが意図的に破壊活動を避けていることがバレた。だからこそ、一箇所に大勢を集めて戦力を固めた」
「それに釣られてくるもよし、慄いて避けるもよし……うーん、厄介ですねぇ」
要するに各個撃破を避けるためにまとまったわけだ。シンプルだが、だからこそやりづらい。
ひょっとすると、俺たちが少人数であることも露見しているか?
「……オーケー。すぐに向かいましょう。ところで、集まろうとしている場所は?」
「ここから南西に向かって少し、数キロ程度だ」
「……南西?」
試験会場とは真逆だな……いや、それはおかしい。
桐藤ナギサによって伝えられた源泉の情報。少なくとも、試験会場の近辺でなくてはおかしいんだ。
ナギサの目的は、試験の妨害な訳であって……つまり、これは。
「……罠です」
「え?」
「ヒヨリ」
『は、はいっ……!』
通信をかけると、自信なさげな声でヒヨリが返事をしてくる。
「試験会場に向かってください。今、すぐに。人手がいると思うので、第八分隊から、そうですね……四名ほど連れて行くこと」
『え、えぇ……?』
困惑するヒヨリをよそに、移動を開始するべく用意をする。
「待て、スオウ。確かに試験会場を守る必要があるのはわかるが、あまりに戦力を割きすぎではないか?トラップも設置済みだし、ヒヨリはああ見えてかなりできる」
「いえ、それは知っています。必要なのは戦力じゃないんです」
「……何?」
……これは、原作の知識がなかったら負けていたな。
温泉開発部の目的が、源泉を発見すること。源泉の情報が、桐藤ナギサにもたらされたものであること。
この二つの情報がなければ、とてもじゃないが気づけなかった。
「移動しながら説明します。温泉開発部の目的は、源泉を見つけそれを掘り出すこと。私たちに勝つことじゃありません」
サオリ達と共に走りながら、説明を続ける。
「そして、先程温泉開発部の人間が言っていました……『良質な源泉の情報が手に入った』と」
『確かに、そんなこと言ってる人がいた』
……アツコ、走りながら手話とは器用だな。いや、そんなこと言ってる場合じゃないんだった。
「桐藤ナギサが指定した試験会場付近に、たまたま源泉の情報が?あまりに都合が良すぎませんか?」
「……確かに」
「狡猾な手段を用いる様な人間が、なんの対策もしていないはずがありません。であれば、その情報は桐藤ナギサの流したデマである可能性が高い。つまり……」
「……なるほど。真の目的は、試験会場付近。この戦力の集中はブラフで、爆弾か何かをすでに仕掛けてある。そういうことだね」
「はい。さ、つきましたよ」
咄嗟にしては、そこそこ上手い言い訳ができたな。納得してもらえた様で何よりだ。
さて、敵の戦力を集中している場所は……。
「なるほど……本当、厄介な話です」
「ここ、は……」
辿りついたのは、古ぼけたシャッター街。
神秘で聴覚を強化すれば、見えない位置から幾らかの生徒の息遣いが聞こえる。
「密閉された空間に、著しく悪い視認性。隠れる場所も多分にある。是が非でも、時間稼ぎをしたいみたいですね」
「第一分隊は集められないか?」
「難しいですね。チンピラ集団も、結構な人数がいますから……つまり」
『ここは、私たちだけでやるしかない……』
シャッター街という狭い横幅。
火炎放射器という武器を、最大限活かすつもりか。
「でも、真面目に戦ってやる必要はありません」
爆弾を神秘で強化し、ピンを抜く。それをシャッター街に投擲し爆発させ、一帯を吹き飛ばした。
「こうやって、外から破壊できればよかったんですが……」
……ま、そううまくはいかねぇよな。
「増援か。意図的に到着のタイミングをズラしていたな」
「このまま、私たちを追い込むつもりみたいだね」
後ろから来たのは、温泉開発部の生徒達。
見える範囲だけでも、かなりの人数がいる。
「……む」
見ただけでわかる、あの赤髪の生徒……強いな。
明らかに装備が他の連中と違うし、他の生徒から距離を置かれている。
多分、独自に改造された武器なのか?他の連中の火炎放射器は普通の銃とそう変わらないサイズだが、赤髪の生徒が持つそれは一回りも二回りも大きい。
「それじゃ、みんな!温泉開発の時間だよ!」
「最高だぜ、現場班長!!」
現場班長……?それにあの生徒、見覚えが……ああ、メグか。
温泉開発部現場班長、メグ。温泉開発部の権化の様な生徒。
頭こそ悪いが、なるほど、現場班長……強いわけだ。
「……温泉開発というものは、大変なのだな」
「あれを参考にしちゃダメですよ?」
……一刻も早くゲヘナを出ないとな。サオリによくない影響がありそうだ。
「あの赤髪は私が相手取ります。みんなは他のを」
「オーケー。とは言っても、あの程度ならすぐに終わりそうだけど」
「油断しちゃダメです。今回の敵、裏にそこそこできる奴がいますよ」
明らかに動きが良すぎる。何重にも罠を張って、確実に温泉開発に向けて歩を進めている。
狡猾に、着実に。
『スオウも、気をつけて』
「はい!それじゃあ、いっきますよー!」
合図をかけた直後真っ先に飛び出し、メグに向かって飛びかかる。
「うわっ、いきなりー!?えい!!」
「のあっ!?」
熱いっ……!この火炎放射器、思った以上に威力がある!
流石、熱すぎてメグ以外扱えないと言われる武器だな!
「か、はっ……」
しかし、まずいな……炎は耐えられるが、酸素については話が別だ。
攻撃に伴う副次的効果でしかないが、俺にとってはこっちの方が厄介だ。キヴォトスの人間は、窒息死ならヘイローを破壊され得る。
それだけの弱点ってわけだ。
……だったら!
「ま、劣化版だけど……」
足にグッと力を入れて、空中に大きく跳躍する。
無論それを見逃すメグでもなく、追尾して火炎放射器で燃やされ続ける。
体の熱さを無視し、空中で回転しながら拳を構える。
「ど、りゃあっ!!!」
地面に到達する直前に、地面に向けて拳を放った。
拳から痺れる様な感触が広がると同時に、地面にクレーターができる様にひび割れて行く。
地震のような衝撃が走り、それはメグのいる位置にさえも到達した。
「わ、わっ!?」
「こほっ、よしっ!」
ミカがサオリ達との戦いで使ったと聞いた、地面を殴って揺らす技!ミカのように台パンの要領ではできないが、全力でやればなんとか再現はできる!
「ふっ……!」
二メートルほどの深さがあるクレーターを飛び出し、怯んだメグの目を盗んで後ろに回る。
「あ、まずっ……!」
「せいっ!!」
横蹴りを喰らわせ、吹き飛ばす。
「くっ、まだまだぁ!!」
「……」
火炎放射器による攻撃を、息を思いっきり吸い込み腕を十字に固めて耐える。
多分メグの方もそう長くは持たない、はず。根比べだ。
「ぬぬぬぬぬーっ……!!」
「……!」
服が燃え始めたのが恐ろしくてならない。ただでさえスカート短いのに……いやそれはいい、別に。
どちらかといえば、ヘルメットを溶かされる方がまずいな。まだ顔を覚えられるわけにはいかないんだ。
だがそろそろ……。
「っ、はぁ……はぁ……?」
「今っ!!!」
息を切らし始めたメグの隙を狙い、距離を詰めてショットガンで意識を奪う。
「っ……」
「……ふぅ。まあ、確かに厄介ではありましたが……」
メグを背負い、クレーターの坂を登り始める。
「クレーターの中で火炎放射器なんて、二酸化炭素溜まりますよ。酸欠もいいとこです」
息を腹一杯に吸い込み、ふーっと一息つきつつメグを降ろす。
「さて……こいつ、使い所ありそうですし借りますね」
そう言って、メグから火炎放射器を取ろうとして……ふと、燃料タンクに何かがついているのが見える。
「小型の、爆弾……ッ、まさか!!!」
そう言った次の瞬間、爆弾が小さな爆発を起こす。それだけなら大したダメージはないが、燃料タンクに引火し、盛大に爆ぜた。
「ぐ、ぅっ……!?」
予想外のダメージに驚きつつ、なんとか空中で体勢を立て直そうとして。
「なっ、がっ……!」
突如訪れた大きな砲弾により、横向きに勢いをつけて吹き飛ばされてしまう。
「なっ、スオウ!?」
「待機っ!!そいつら頼みます!!」
「っ、わかった!」
追いかけてこようとするサオリを静止しながら、そのままシャッター街に押し込まれた。
「……」
周囲をよく観察し、状況を確認する。
人数はさして多くない。先程の外側に戦力を割いたのだろう。
であれば、これは俺を狙った攻撃?確かに、派手に動いていたからおかしな話ではない。
「……ふー」
大きく息を吐いて神秘で聴覚を強化するも、戦闘音が激しくうまく音が聞き取れない。
意図的なものかはわからないが、敵の位置を把握することも難しそうだ。
「っ、来た!」
突如目の前に広がる炎を、シャッターを破って室内に入り回避しようとする。
しかし、そこで。
「なっ!?ぐっ……!」
仕掛けられていた爆弾により、吹き飛ばされて再び炎にされされる。
メグのものほど威力もなく、酸素の消費量もさして多くない。だが、削られる。確実に。
「……面倒、ですねっ!!!」
地面を砕いて小石を作り、手のらに握って当てずっぽうに周囲に投げる。
「ぐあっ!?」
「ふぅっ……命中!」
しかし、まだ敵は残っている。
こうなると、爆弾が使えないのが痛い。手持ちのものは、先程のメグとの戦いで誘爆させられてしまったし。
いつものように髪の毛で作った袋があれば話は別だが、今回はそういうわけにもいかないから。
「まっ、とにかく!」
先程声がした方に向かい、ダメージを受けた生徒を発見する。
「ちょ、ストップストップ、おぉ!!?」
「……なるほど、酸素ボンベか。ついでに爆弾も、もらいますねー」
この密閉された空間で火炎放射器なんざ使って大丈夫なのかと思ったが、こういう理屈だったんだな。
「さて……」
奪った爆弾を全力で強化して、シャッター街のど真ん中で爆ぜさせる。
「よし、幾分か攻撃もマシになるでしょ」
あとは一人ずつ、着実に始末していけばいい。
「ふんっ!」
横の壁をぶち抜いて、温泉開発部の生徒を探す。
一人、また一人と見つけ出して行き……そして、ついに最後の一人。
見覚えのある顔だった。確かこの子の名前は……カスミ、だったか?苗字は知らないが。
温泉開発部、部長。模範的温泉開発部と相違ない性格をしていた、と思う。
「ふー……本当、厄介でしたよ。誰が考えたんです、これ」
「さあ、私は知らないさ……ところで」
「動かないでください」
「っ……」
カスミは火炎放射器を持っておらず、一見すると無力なように思える。
だが、普段似たようなことしている俺にはわかる。この子、身体中の至る所に爆弾を隠し持ってる。
今の手つき、それを取り出して設置しようとしていた。
「……っはは、恐ろしいな、君は……まるで、どこぞの白髪とそっくりだ」
「ただのヘルメット団です。一緒にしないでください」
「そうか、そういうことにしておこう……私には、特段関係ない話だしな」
……この感じ。何かを察している?今回の作戦を立てたのもカスミか?
俺の記憶にあるカスミは、あまり狡猾な人物ではなかった。
温泉のことしか頭にない、剛担な人間。そんな印象を受けた覚えがある。
「まあ、君にはこちらの方が話しやすいだろう……私たちの勝利だ。源泉の開発、とまでは言わないが、邪魔くさい建物の破壊は叶う。できれば、その爆発も一目見たかったが……まあ、仕方ないか」
「残念でしたね……そちらには、私たちヘルメット団の仲間を向かわせてある。皆優秀です。今頃、爆弾を発見してますよ」
俺がそう伝えると、カスミは突然嘲るような笑みを見せる。
「……本当に?」
「……?」
そんなカスミの言葉に疑問符を浮かべていると、突如ヒヨリから通信がかかってきた。
『しょ、小隊長、まずいです……!試験会場付近、張ってる人がいて……下手に手出しできません……!』
「っ……!?まさか!!」
補習授業部の試験をわざわざ守ろうとする奴、そんなのは俺たちをのぞいてあの子達しかいない!!
「奉仕、活動部……!?」
「さあ、ここで朗報だ。爆発まではあと一分もないぞ?それに、隠し場所だってほとんどわからない。急いでもどうにもならないさ。大人しく、あの場所だけでも受け渡したほうがいいんじゃないか?どうせめちゃくちゃになって、使い道なんてなくなるんだぞ?」
「っ……!!」
そんな……!!
このままじゃ、試験が……!!
「ああ、しかし是非一目見たかったな……あそこなら、さぞ美しく爆ぜただろう」
「うるさいですよ!!少し黙っててください!!」
「…っと、怖い怖い」
「ヒヨリ、手がかりは!?」
『あ、ありません……!というか、このままじゃ私まで爆発させられちゃうんじゃ……!』
「っ……!ヒヨリ、みんなを連れて逃げて!後のことは私がどうにかします、だから」
しかし、言葉を紡ぎ切ることはできなかった。
爆発の音で遮られてしまったから。
「っ……!!」
「ハーっハッハァ!音だけでも聞けたのは僥倖だ!!さて、ここからは交渉と行こうか?あの場所を譲ってくれたまえ、さもなくばここら一帯をさらに荒らすぞ?」
……クソッ……!
『う、うぅ……もうおしまいです……きっと私はこのまま爆発して……』
「……え?」
ヒヨリが、無事?
「……は?ど、どうなっているんだ。今確かに爆発したはず……」
「ひ、ヒヨリっ!状況は!?」
『え、あ、生きてます……!うぅ……!なんか、さっきまでぬいぐるみ見つけて喜んでた黄色い髪の人が、移動した先で焦げてます……!!』
黄色い髪……!アシリか!
「な、じょ、冗談だろう?あんなボロボロの玩具屋の、それも随分と古いぬいぐるみだぞ?それをわざわざ取るアホなんて、いるはずが……!」
……ま、状況はよくわからないが。
今回の件については、俺のミスだ。はっきり言って、温泉開発部がここまでやり手だと思わなかった。
カスミの性格を把握できていなかった。ひょっとすると、アシリ達のように何かしかのイレギュラーで原作と違ったものになっていたのかもしれない。
この世界の変化を甘く見て、自分の知識を過信していた。そのせいで、ヒヨリたちを危険な目に合わせた。最低だ。猛反省しなくては。
「さて……」
「っ……!」
だが、それはそれとして……人を好き勝手使って他者の迷惑を顧みない生徒にも、多少反省してもらわないとなぁ?
「あなた、美しい爆発が好きなんでしたっけ」
「落ち着け、そ、そのだな……」
「……味わわせてあげますよっ!!!」
「ひっ!?」
爆弾に神秘を込め、右手に強く握りしめ……。
「これが芸術的っ!!!爆発、です!!!」
飛び上がって、カスミの頭に拳骨を落として爆発させた。
「ぐぇっ……!!」
「はぁ……反省してください!」
さて……試験時間も後少し。それまでの間、アズサ達を守らないとな。