全てを持てなかった者が全てを求めて転生した時 作:ディロイ・ファントム
今回からトレセン学園編です。それに伴い、少し書き方を変えてみました
4月2日となった。エグゼシータは栗東寮に来ていた。部屋の前まで来て、最初に気配を探知する。中には誰も居ない事を確認して中に入る
エグゼシータ「さて、誰も居ないなら居ないで荷物を解く準備をしますかね」
そう言ってエグゼシータは荷解きの準備を終わらす。そうしてる間に同居者が入って来る
ヘリオス「お?君が同室になる子?ウチはダイタクヘリオス!よろー!」
エグゼシータ「え、あぁ。はい。エグゼシータです。宜しくお願いします。ダイタクヘリオスさん」
ヘリオス「えー硬いよー?ウチの事はヘリピでいーよー!ねー?エグっち?」
エグゼシータ「・・・エグっち?せめてシータって呼んでいただ」
ヘリオス「そう?ならシータ!早速遊びに行こ!」
エグゼシータ「・・・あの、どっちのベッド使ってます?」
ヘリオス「ベッド?こっち使ってるけど?」
エグゼシータ「分かりました。では私は荷解きをしますね」
ヘリオス「・・・あ、そっか。新入生だから荷解きをしないとか。かんばってねー」
ダイタクヘリオスはそう言うと部屋から出て行った
エグゼシータ「・・・着いていけないんだけど・・・まぁいいや。荷解き・・・あー、いや。先に擬態しよ。折角だからジェミナ&ナイズルでいっか。で、荷解きしてる間に私の分身擬きに校内を探検して貰お」
エグゼシータはもう1体エグゼシータを作り、更にナイズルも作った。そしてエグゼシータ本人(?)はジェミナになった。そしてそのまま荷解きor校内探索をする
暫く時間が経ち、ダイタクヘリオスが戻って来た
ヘリオス「たっだいまー!シータ!一緒に外食・・・」
エグゼシータ「あ、ヘリオスさんお帰りなさい。何かあったんですか?」
ヘリオス「いやいや!こっちのセリフ!何それ!?」
エグゼシータ「?何って・・・ナイフ(ELS製)ですよ?」
ヘリオス「えっと・・・何しようとしてるの?」
エグゼシータ「何って、私達新入生は明日の朝食からはここの食堂使えますけど今日の夕食は使えないじゃないですか」
ヘリオス「いや確かにそうだけど・・・それとナイフって関係ある?」
エグゼシータ「面白い事を言いますね?今からこれで私の足を斬るんですよ?」
ヘリオス「ちょっ!?シータ何考えてるの!?と、兎に角トレピ呼ばなきゃ!?」
エグゼシータ「足を斬るだけですよ?慌てなくても良いじゃ無いですか」
ヘリオス「良くない!」
エグゼシータ「・・・いっか。それ!」
エグゼシータはダイタクヘリオスを無視して足を斬った
エグゼシータ「いただきまーす」ムシャムシャ
ヘリオス「あ・・・ぁ・・・」
エグゼシータ「・・・あ、足生やすの忘れてた」
斬れて無くなった筈の足からELSの結晶が精製され、剥がれ落ちる様に消えてゆく。すると足が元に戻っていた
エグゼシータ「・・・うーん。やっぱり焼かないと微妙だなぁ・・・ヘリオスさん。私、ちょっとコンビニでなにか買ってきますねー・・・ヘリオスさん?」
ヘリオス「」ガタガタガタガタ
エグゼシータ「・・・あ。そっか。普通のウマ娘はあんな事出来ないんだっけ・・・忘れてた」
と、「てへっ」と言わんばかりにそんな事を思い出しつつもコンビニに行き、何かを買った
ヘリオス「・・・あ、あの子怖い・・・」
次の日になり、入学式が行われ、クラスが発表され、自己紹介をしたりした。そこから更に時が流れたある日、模擬レースが行われる事になった。そのレースでトレーナーに着いて貰わないと今後出走が出来なくなるのだ
エグゼシータ「取り敢えず中距離にしたけど・・・ま、いっか。差しってので行こうかな。分からないけどw」
と、ふわっとした感じになっており、自分の出走予定がいつかを確認しに行った
エグゼシータ「・・・ん?スペシャルウィーク?この名前何処かで・・・あ、私は6走目か」
エグゼシータはスペシャルウィークと言う名前を思い出そうとしていたが、結局思い出せないままレースの出走準備に行く事になった
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ある人間はトラックの運転手だった。現在はスマホアプリ『ウマ娘プリティダービー』を言うゲームをしながら運転していた。が、それが悪手だった。事故を起こしてしまったのだ。しかも1人殺してしまっている。このトラックの運転手も怪我が酷く、やがて死亡が確認された。が、神様からチートを貰って復活した。元の性別、元の名前のままで
荒姫「私達もトレーナー・・・か。確か明日だよね?」
明星「そうだよ?いい子が見つかるといーなー」
荒姫「ねー?」
そのトラックの運転手だった女性、荒姫悪実は仲の良い同期と早くても明日に契約出来るウマ娘の事を話していた。最も、会話の中身がふわっとしていたのでほぼ雑談になっていたが
荒姫「(神様が言ってた能力が高い埋もれたウマ娘・・・本当に居るの?)」
そしてレース当日。色んなウマ娘のレースを見ており、現在は中距離のレースである
明星「やっぱりみんな凄いよね。まだトレーナーが着いてないのにここまで出来るんだもん」
荒姫「そうだねー」
実況者「次は第6レースです。走るウマ娘は準備をお願いします」
荒姫「(確かに初期値で考えればこんな物かも・・・ん?あれ?あの子の能力どうなってるん?)」
荒姫が見つけた水色の髪をしたウマ娘の能力を見る。すると明らかに初期値では考えられない性能をしていた
明星「次は誰が1番になるんだろ?」
荒姫「(いや明らかにあの水色の子でしょうが!)んー・・・誰だろうね?」
実況者がレースのスタンバイを宣言し、ピストルがなるのを待つ。そしてレースがスタートした
荒姫「(へー。あの子差しで行くんだ?)」
レースが終盤になる。ウマ娘達のスピードは上がり、そのまま順位が決定する
荒姫「(10人居て5位?誰もスキルや固有スキル使えないのに?)」
荒姫は水色の髪のウマ娘が気になり、スカウトしに行く
荒姫「・・・あれ?どこに行ったんだろ?」
荒姫は学園中を探し周った結果、目的のウマ娘を見つけた
荒姫「あの!私と契約を結んで下さい!エグゼシータさん!」
エグゼシータ「・・・理由を聞いても?」
荒姫「貴女の能力を、私なら生かし切れる!そして、貴女の能力なら、私を生かし切れる!そう思ったからです!」
エグゼシータ「生かし切れる・・・ねぇ・・・良いよ。契約しようか」
そして契約が成立した。今日はトレーナー室に案内して一日を終えた。そして次の日。エグゼシータと荒姫は早速トレーナー室で話し合っていた
荒姫「取り敢えず、貴女の能力なのだけど・・・分かり易く数値化するとこんな感じよ」
荒姫はそう言うと、その数値化した紙をエグゼシータに見せた
エグゼシータ「・・・成る程。こんな感じなんですね」
荒姫の見せたデータを何処か他人事の様に見ていたエグゼシータ。それを見た荒姫は呆れた様に息を吐いた
荒姫「・・・取り敢えず、今日からトレーニングしたいのだけど・・・その前に、今の知識が知りたいわ」
荒姫が色々質問した結果、殆ど分かってない事が分かった
荒姫「まず、この距離適性なのだけど、本当にこれはそのままの事。詳しい事は授業で習うでしょうから良いとして、次はこの芝とダート。芝は貴女が走った通りの物の事で、ダートと言うのは・・・そうねぇ。砂利道を走るイメージかな。で、このスピード、スタミナ、パワー、根性は分かり易く数値化しただけの目安ね。あくまでも目安だからね?」
エグゼシータ「・・・・・・まぁ、良いでしょう」
荒姫「ん?何か言った?」
エグゼシータ「いいえ?それより、まだ自己紹介をしてませんでしたね。私はエグゼシータ。1年です。趣味は歌です」
荒姫「荒姫悪実よ。新人トレーナーだから宜しくね?」
エグゼシータ「こちらこそ、トレーナー」
荒姫「(それにしても、本当になんなのこのウマ娘。聞いた事無いし・・・何より分からないスキルだらけだし状態も・・・あぁ言ったけど、本当に扱いきれるの?)」
荒姫亜実の見えたエグゼシータの能力
芝:SSS ダート:SSS
スピード:250 スタミナ:290 パワー:280 根性:660
スキル:【輝竜式必殺コンボ-走破-】【大粉砕】【超覚醒】【呪縛】【ELS-斬-】【ELS-打-】【ELS-破-】【ELS-撃-】【ELSの襲来】【TRANS-AM】【オリジンフィールド-決闘大地-】
状態:不信、復讐、憤り