眉間に皺を寄せたガチガチ堅物真面目ちゃん。全身鎧にまだ着られている感じの子。
実は昇進資料から先に思いついた。
【コードネーム】アイディール
【性別】女
【戦闘経験】二年
【出身地】カジミエーシュ
【種族】クランタ
【身長】159cm
【体重】60kg
【鉱石病感染情報】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】普通
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】普通
個人履歴
カジミエーシュは銀鎗のペガサスに籍を置く新人騎士。耀騎士二アールに感銘を受け、彼女が身を置いていたロドスを訪問した。短期滞在ののち、所属していた部隊を休隊し、ロドスのオペレーターとして登録した。現在は各種外勤任務に携わり、特に護衛任務に高い適正を示している。
健康診断
造営検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.3μ/L
源石結晶や源石製品に触れる機会はほとんどない。
第一資料
カジミエーシュの若き騎士。堅物で、融通が利かないように見受けられるが、しばらく付き合えば、それは彼女自身が掲げる確固たる理念と若さゆえであることに気づくことができるはずだ。
商業に毒され、単なる見世物と化した騎士競技に強い忌避感を示すアイディールは、まるで物語に登場する騎士のようでさえある。守るべきものを背に庇い、打ち倒すべきものへと突進し、傷ついたものを抱きしめる姿は、年齢に見合わない強固な意思より見出される。
しかし、己の身体能力を過信する傾向にあることや、誰が相手でも臆せず正論をぶつけ、卑怯卑劣を非難する姿勢を崩さないため、ロドスは彼女に旗を持たせ、戦場や世間を俯瞰することを学んでほしいと願っている。
第二資料
アイディールは騎士貴族であり、代々カジミエーシュの守護を任されてきた一族の出身だ。生来のストイックさも血とともに受け継いできたもののようで、屋敷は大きかったが質素で、高価な調度品よりも鍛錬の道具の方が多かったのだという。
騎士であった彼女の父は、国家を守護するという仕事を誇りに思っていたようだが、一人娘にそれを強要することはしなかった。代わりに、己の意思を貫き通すことを何度も強調して教え、剣の鍛錬を通じてアイディール自身のものにさせようとした。アイディールは父親の背中よりも、立ちふさがる雄々しく偉大なる騎士の姿の方が強く印象に残っているようだ。このご時世、その生きざまを貫くことはとても困難だが、彼女は茨の道を己の剣で切り開き、後に続く者たちのしるべにならんとしている。
第三資料
騎士競技について思うところがあるのは、何も参加している競技騎士たちだけではない。昔ながらの騎士貴族たちの多くは、競技騎士を騎士と認めず、主催者である商業連合会ともども競技そのものを唾棄している。その気持ちはわからないでもない。大勢の前で獣や人をなぶり殺し、身にまとう装備はスポンサー企業の粗悪品、さらには舞台上での殺戮を楽しみ、時流が過ぎればゴミのように捨てられる。そんな中で、何食わぬ表情で生き永らえる“自称”騎士の姿は、彼らにとって誇り高き騎士の称号に泥を塗る恥知らずでしかないだろう。それでも騎士の姿を忘れた市民は熱狂し、莫大な金をつぎ込んでいる。それが現実だ。
アイディールも例にもれず、そうした競技騎士の姿を唾棄し、蛇蝎の如く嫌ってきた。その考え方を変えたのは、耀騎士マーガレット・二アールとその妹マリア・二アールの雄姿であった。かの姉妹がメジャーの舞台に立った折り、銀鎗のペガサスは大騎士領に戻ってきた。アイディールはその列の後方について凱旋し、しばらく滞在している間に耀騎士の戦いぶりを目の当たりにした。
騎士の名に泥を塗る忌まわしき者。その程度の認識しか持たなったアイディールの両目は、大地の全てを照らさんばかりの、耀騎士の光芒によって焼き尽くされた。若きペガサスは涙を流し、あの姿こそ騎士のあるべき姿なのだと直感した。
騎士貴族の子女は、若い自分に旅に出る。試練の中で己を磨き、真の騎士となってゆくのだ。アイディールは己の旅路をロドスに定めた。耀騎士が籍を置き、眩い煌めきを研磨したであろう場所へと。
第四資料
アイディールさんか…。あ、いや、別に嫌いってわけじゃないんですよ。いい人ですし。時間厳守で、危険地帯には自分から乗り込んでいくし、身を挺して仲間を守ることにも一切ためらいません。この間、虐げられた感染者の子供と出会ったんですが、かなり悪い扱いを受けていたみたいで、そりゃあもうトゲトゲしかったんです。その辺にあったものを手当たり次第に投げつけてきて。私たちも必死に落ち着かせようとしたんですが、出来なくって。そしたら、アイディールさんが前に出たんです。武器も鎧も投げ捨てて、投げつけられた石を全部キャッチして、その子供を抱きしめたんです。何を言うわけでもなく、ただ抱きしめて、その子供が暴れるのをやめるまで決して放しませんでした。そうしたらその子供が泣き出して…え、さっき渋い顔をした理由ですか?それはですね、その子供を無事に保護したのはいいんですが、泣いてた理由が、アイディールさんが怖かったかららしく…。それを聞いた本人もかなりショックを受けてましたよ。まあ、必死で遠ざけようとした相手が、一切の返答もなく武器を投げ捨てながら無言で近づいてきて、攻撃を全部受けきって、ホールドを剥がせないとなったら、そりゃあ誰でも怖いと思いますよ。幼くして虐げられてきた子供であれば猶更です。アイディールさん自身は、我々のやりたかったことを体現しようとしてくれたことに違いはないんですが、その、せめて仏頂面はどうにかした方が良いかと。追い詰められた人々にとって、もっとも癒しとなるものは、固く鍛え上げられた強大な戦士の姿ではなく、柔らかな笑顔であることを彼女は知るべきです。
昇進資料
「失礼、マリア・二アール殿とお見受けする」
「あ、うん、初めまして。新しく入った人?」
「然り。ここではアイディールと名乗っている。是非、貴君にもそのように呼んでもらいたい」
「アイディールね。あはは、あなたのしゃべり方、昔呼んだ物語に出てくる騎士みたい」
「みたい、ではない。我はカジミエーシュの騎士である」
「そ、そっか。ごめんなさい」
「謝罪は不要である。貴君こそ、騎士であろう」
「私は……騎士には、お姉ちゃんみたいにはなれないよ」
「否。我は貴君が、あの醜悪なる舞台に屈せず立ち続ける姿を見た。耀騎士とともに盾を掲げる姿は、紛れもなく騎士そのものであった」
「…………」
「耀騎士か。見世物のために付けられた名など、ガラクタにつけられた値札にも劣ると思っていたが、なかなかどうして、真の騎士には良く似合うものだ。耀騎士の姿を見ると、羨ましくなる」
「騎士号、ほしいの?」
「我が真の騎士足り得るのであれば。貴君はどうだ?」
「私は、いらないかな。あの場所での勝利に意味なんてないって、わかっちゃったから」
「左様か」
「うん。でも、時々思うよ。もし私にお姉ちゃんの代わりが務まるとしたら、なんて名前だったんだろう、って」
「姉君の代わりなどではない。貴君は騎士である。未熟なれども戦の場に立ち、今は戦う者に寄り添い槌を振るう。これが騎士でなくてなんという。ゆえに、僭越ながら、我が汝に騎士号を贈りたい」
「い、いらな……。……ううん、やっぱり、聞くだけ聞いてもいい?」
「
【秘書任命】
拝命したは良いが、なんだ、この書類の山は。まるでカジミエーシュの摩天楼のようではないか。ドクター、私も手伝おう。不慣れゆえに、教示を必要とするが、必ずや、その手間に見合った働きを約束致そう。
【会話1】
槍を持てど、剣を持てど、素手であれど、騎士は騎士。先陣を切り、数多の敵を打ち倒すものである。だが貴殿は、私に旗を振れと言うのだな。
【会話2】
人の上に立つ者は、まずは己が、心身ともに強く在らねばならぬ。それが我の考えである。ゆえに、アーミヤ代表や、貴殿のなんと脆弱なことか。その瞳に宿りし理想を体現せんと欲すのであれば、どれほど練磨しようとなお足りぬであろうに。
【会話3】
ブレミシャイン殿か。彼女の試合は全て録画映像にて拝聴した。未熟、脆弱、而して彼女は紛れもなく騎士である。誰が侮蔑しようとも、我は彼女を称えよう。ブレミシャインなどと自称するのは、あまりにも痛々しいというものである。
【昇進後会話1】
旗を掲げ、先陣を行き、旗を掲げたまま勝利を手にする。耀騎士もまた、このような役割を担ったのだろうか。もっとも、かの騎士にこのような旗は必要あるまい。我は未だ、未熟であるのだな。
【昇進後会話2】
この大地に満ちる悲嘆と苦痛、憤激がどれほどのものであろうと、貴殿らは決して歩みを止めぬのだな。ならば、我こそは貴殿らの盾となろう。茨の道を進む貴殿らのために、刃の嵐も矢の雨も、我が凌ぎ、切り払う!
【信頼度上昇会話1】
この旗も、ようやく手に馴染んできたと思うのだが、如何だろうか。我はこの旗に、ロドスの紋を掲げるに相応しい騎士の姿を体現できているだろうか。…左様か。ならば、慢心せず、己を磨くのみ。
【信頼度上昇会話2】
浮かない顔をしている?ふっ、顔に出ているようではまだまだだな。いや、なに、ムリナール卿から叱責を受けたのだ。耀騎士の背を追い、物語の騎士を真似ている我は、騎士などではないと…。今一度、己の騎士道を見つめなおす必要があるのだろうな。
【信頼度上昇会話3】
貴殿に、心よりの謝意を。我はいつしか、貴殿は脆弱であるがゆえに、他者を先に立たせて策謀を練る者だと口にした。しかしそれは、我の狭窄した視野がもたらした誤解であった。貴殿の命も理想も、戦場に立つ皆とともに在り、ゆえに犠牲を伴わぬ勝利を望むのだな。
【放置】
ドクター、そのように弱みを他者に見せることは、感心できぬぞ。
【入職会話】
オペレーター登録が完了した。貴殿に挨拶を。我が名はジーナ、コードネームはアイディールである。この身は騎士の理想の顕現、そうあらんと誓う者なり。
【経験値上昇】
イメージトレーニングは終わった。次は現実のものとすべし。
【昇進1】
勲功の授与に感謝する。我は未だ修行中の身。今後もここで躍進させて頂く。
【昇進2】
案ずるな、ドクター殿。この旗の紋と、我が同朋たちの姿を見た者たちが安堵する、そのようにしてみせる。貴殿らロドスの、理想の旗は決して折れぬと、ここに証明しよう。
【編成】
先陣は任せて頂く。
【隊長任命】
我が旗に集いし同朋たちよ。いざ、ゆかん!
【戦闘開始】
騎士アイディール、罷り越す。
【選択時1】
はっ!
【選択時2】
了解した。
【配置1】
出陣である。
【配置2】
戦いである。いざ、尋常に。
【作戦中1】
なぜ貴殿らは、そのような目で武器を持つのだ…。
【作戦中2】
来い。我が同朋、我らが理想は傷つけさせぬ。
【作戦中3】
案ずるな、殺しはせぬ。しかし、他者を徒に傷つけるならば、報いを受けてもらう。
【作戦中4】
揺らぐな!勝利は我らと共に在り!
【高難度作戦クリア】
貴殿の指揮には、感銘を受けるばかりである。
【☆3で戦闘終了】
無傷の大勝か。我がことながら、信じられぬ思いだ。
【☆2以下で戦闘終了】
見逃すことが良いことなのか。はたまた…。
【作戦失敗】
総員、撤退せよ!我が殿を務める。ここから先には、一歩も通さぬ!
【基地配属】
拝命する。
【タッチ1】
無遠慮な接触は無礼と知るが良い。
【信頼タッチ】
スキンシップは…どうも慣れぬ。
【挨拶】
戻られたか。