<Chisato side>
「ねー鈴仙……」
「な~に?」
「私ね、たきなに『わー! きれ~! 楽しい! すごいです千束!』ってなってくれるかと思って水族館に連れてきたのよ。もちろん鈴仙にも楽しんでほしかったからぴったりだと思った訳さ」
「うん」
「でさぁ、鈴仙は楽しんでくれたみたいだけどさ……」
「たきなは結構楽しそうだよ?」
「そりゃそうだけど……何てゆーか、こう、私の思ってたのと違う」
私は水族館に二人と一緒に来て、楽しんで、喜んで、いい思い出にしたいなぁと思ってた。
でも、現実はどうかというと……
「一人で魚のところに行っては調べ行っては調べ……。本人は楽しそうだけどさぁ」
「は~、なるほど。一緒にお話とかしたいと」
「まあ、そうゆーことかなぁ……」
鈴仙はそこまで気にしていない様子けど、私はちょっと寂しい。
というか水族館まで来てお勉強なんて学者か!?
普通は水族館って「キレイ」とか「カワイイ」とかで楽しむ場所でしょ?
もやもやする……
「一緒に見ようって誘わなかったの?」
「その結果がアレよ……。『あっちの魚見に行こうよ!』とか『あの魚きれいだよ!』言っても『先行っててください。もう少し調べたら……』とか『この魚は……どうしてこんな目立つ色に?』って言って画面とにらめっこ」
たきな、ここに来てから一度も笑ってない気がする。
「初めての水族館でしょ、たきなは。だから初めて見る謎だらけの魚たちに興味津々なんでしょ」
「だとしても、あんなに水族館で調べ物する人はなかなかいないだろ」
「そうだね。それに目の前にもっと面白い謎だらけがいるんだから魚よりそっちを調べればいいのに……」
「お? それは私のこと言ってんのか?」
「誰もそうは言ってませ~ん」
けんか腰の私をのらりくらり笑いながら躱す鈴仙。
でもいつも通りのテンションが戻ってきてなんか元気が出た。
「よし、いっちょかましますか~」
「おっと、これは私は逃げたほうがいい予感……」
「何で逃げようとする!?」
「だ、だって、千束がそう言う時って予想の斜め上過ぎて……」
「問答無用! いざたきなに突撃じゃ!」
素直に気持ちを伝えればいいだけかもしれないけど、それだと何か自分の気持ちを押しつけてる感じが嫌で、どうしても鈴仙の言う予想の斜め上の行動になっちゃう。
それに一人より二人、二人より三人ってゆーでしょ?
チンアナゴを見ているたきなに近寄り、そこでようやく何をしようかと考える。
たきなに難しいことばっかやんない!
こっちを見て!
一緒に楽しもうよ!
と言いたいその気持ちを抑えた結果……
手を上げ、揺らしてチンアナゴを全身で表現する。
「……何してるんですか?」
「え? チンアナゴだけど? ……ほら、鈴仙も!」
「ええっ!? は、恥ず……」
鈴仙も顔を赤くし、ぎゅっと目をつむりながら手をゆらゆらとさせる。
そんな様子にたきなが白い目で見てくる。
「鈴仙に何やらせてるんですか……。私たちはリコリスです、目立つ行動は……」
「せーふく着てないときはぁリコリスじゃありませぇ~ん!」
「……ハア」
ため息なんてついちゃって、どうせ面倒くさい人だとか思ってるんでしょうけど私は気にしませーん。
なぜなら~、一緒に楽しんでくれないとご機嫌斜めな面倒くさい千束さんモードだからぁ~。
たきなが魚より珍妙なコッチに興味を持つまで、そのままチンアナゴを続けま~す!
わずかな沈黙の時間。
巨大な水槽で悠々と泳ぐ魚。
「千束……あの弾、いつから使ってるです?」
「……なあに? 急に」
水族館とは全く関係も脈絡もないその言葉。
でも、ようやく自分を見てくれたような気がして思わず声の調子がよくなり、たきなの方に向き直る。
「旧電波塔の時は?」
「あのとき先生に作ってもらったのよ」
「何か理由があるんですか?」
「なぁにぃ~、私に興味あんのぉ~」
「……タツノオトシゴ以上には」
「チンアナゴよりも?」
「茶化すならもういいです」
ニヤリと破顔する。
そっぽを向く真面目な顔のたきなを見てちょっと調子乗りすぎたかなというか、少し意地悪しすぎたというか、からかいすぎたなと反省し、真剣な表情のたきなの横に座る。
「……気分がよくない。誰かの時間を奪うのは気分がよくない、そんだけ。……でも悪人にそんな気持ちにさせられるのはもぉーっとムカつく、だから死なない程度にぶっ飛ば~す! アレ当たるとめちゃくちゃ痛いのよ? 死んだ方がましかもってくらい」
「……ふふっ」
今日初めて見たたきなの顔。
この顔が見たかったんだ、とっても面白そうで楽しそうで幸せそうなその顔を。
「な~んだよ、変?」
「いえ、もっと博愛的な理由かと。千束は謎だらけです」
「そんな難しい話じゃないよ……」
「したいこと、最優先。でしょ?」
「おお~! 覚えてくれてたんだ!」
「もちろん。……ですがDAを出たのは……殺さないだけならDAでもできたでしょ? それも、そうしたいって、ただそれだけ?」
ちゃんと私を見てくれている、それを感じ、さらに嬉しくなる。
でも少ししんみりというか、切ないというか、変な気分が浮かんでくる。
隠していた胸のペンダントを首から外す。
「……人捜し。……会いたい人がいるの、大事な、大事な人。その人を探したくて」
<Reisen side>
千束にチンアナゴさせられて、そのまま放置された私こと鈴仙は三人分の飲み物を、耳を澄ませながら、運ぶ。
美味しそうなジュースを売店で買い、千束とたきなの雰囲気が良くなったのを見計らって戻る。
決して恥ずかしかったりやましかったりで逃げたわけではない。
すっかり距離が近くなった二人。
千束のペンダントを持つたきな。
感傷的な千束の頬にピトッとジュースを近づけた。
「うおあ!? れ、鈴仙、いつから!? というかどこ行ってた!?」
「最初から最後まで」
「チョコたっぷり……じゃなくて!」
「暇だったから買ってきた。コレお土産」
「おお~、さすが鈴仙気が利くぅ!」
「手のひら返しが酷いですね……」
「ね? 面白くて不思議な人でしょ?」
「確かn……」
「ナニコレ、めっちゃうまぁ!!」
お菓子でもジュースでも何でもおいしそうに食べ飲みするチョロい千束が元気になる。
たきなが千束のペンダントと画像を見比べる。
「確かに同じですね……何の才能があるんですか?」
「わからなぁ~い♡」
「「それじゃない」のはわかります」
「何で言い切るのよぉ~」
千束は後ろにあるセクシーな水着女性のポスターと同じポーズをとる。
千束のプロポーションは確かに抜群だけど、これだけはわかる。
私たちに同時に、それもノンタイムで突っ込まれ、千束は肩をがっくしと落とす。
自分で言い出したジョークでそんなショック受けなさんな。
千束は夏場暑いところにしばらく放置したアイスのようにベターっと突っ伏しながらたきなに問いかける。
「自分の才能が何とかわかる~?」
「何かあるといいですけど」
「そんな感じでしょ?」
「で、見つかったんですか? これくれた人」
「ぜんぜん。しょうがないといえばそれまでだけど世界は広いから……」
たきなが千束にペンダントを返す。
千束の声は落ち込んでいた。
救世主さんのように人助けできるとペンダントが言っているのにその才能は何だかわからない……
才能を生かせず、人助けがうまくいかない。
それでもいつか頑張りが広まって、救世主さんがまた会いに来てくれるんじゃないかって……
そう思いながらリコリコで頑張ってる。
水槽の方を向く千束。
悲しそうな声だけが耳に残る。
しんみりした空気の中たきながガタッと立ち上がる。
「さかな~~!」
「おお~!! ……ちんあなごぉ~~!」
千束も負けじとポーズを決める。
救世主がいなくても私とたきな、みんながいれば楽しい。
千束の首のペンダントがキラリと光を反射した。
「……ふふっ。それ、隠さない方がいいですよ、千束」
「え、そう?」
「ええ。……めっちゃかわいいです」
「あ、ああ~こいつぅ~!」
お店で千束がたきなに言った褒め言葉。
してやられた千束はペンダントを服から出してたきなに肩をぶつける。
二人を見ていると前までそんなに仲良くなかったのに仲良くなれてよかったと嬉しくなる。
と、思っていると千束がこちらの方に呼びかける。
「鈴仙も寂しそうな目してないでさ、こっち来て一緒にやろ!」
「ええ!? そんな目してたの、私!? 別に寂しくなんか、ないんだからね!?」
「言い訳しない!! 早くしないと置いてっちゃうぞ~!」
「え、えっとじゃあサメ~!!」
「私のマネですか?」
「そ、そんなことないよ? ほら、大きな口で食べちゃうぞ」
「きゃー! もぐもぐされちゃう~! ペンギン島に避難だ!!」
「ペンギン!!」
殻を破り、雛は自由な空へ解放される。
眩しい太陽を追いかけるように明るい外へ走り出す。
<Takina side>
水族館から出て、空を見ると日が沈み始めそうな頃合い。
まさか私まで時間を忘れてしまうなんて思いませんでしたが……
ペンギンやイルカを見たりして、とても楽しかったということは千束の流儀的には最高の時間だったということでしょう。
それにしてもまさか水族館が学びの場(千束には否定された)であるのと同時に娯楽や大切な人とひとときを過ごす、所謂デートスポットでもあったとは驚きでした。
私たちが水族館から出て駅の近くに立ち寄ると日が沈み始め、夕焼けが外を赤く染め、仄暗くなってきている。
そして人々がざわざわと何か騒がしい。
周囲を確認するとサードリコリスの制服がかなり見える。
「リコリス……」
「やけに多いですね」
「そう、だね……でも私服だから関われないし関係なし。とりあえず向こうに行ってみない?」
「いいね~! いこいこ!」
この駅の様子、何か嫌な予感がする。
ここに残った方がいいのでは……と一瞬思ったが鈴仙の言うとおり今の私たちは制服を着ていないため仕事に関わることができない。
残ろうとするのを諦め、千束に手を引かれ、鈴仙に背中を押され、その場を後にする。
三人でしばらくそのまま電車のようになって街を散策しつつ、夕焼けや様々なお店を見ているといつの間にか背中にあった手が離れていた。
「鈴仙?」
立ち止まり鈴仙を見ると何か堪えるように口と拳を固くし、俯き、立ち尽くしていた。
額から流れる汗といつも以上に白くなった肌色からも体調がおかしいのがわかる。
「あ、あそこの木陰に行きましょう! 歩けますか鈴……仙……」
涼しいところで休ませる必要があると思い鈴仙の手を引こうとして……
軽く握られた手が振り払われたように感じた。
実際は手が離れただけなのにそう感じてしまったのは一体……
「あ、ご、ごめん……。久しぶりにいっぱい遊んだせいで、ちょっと疲れ、ちゃったかも……ホント、それだけだから……」
「ほ、本当に大丈夫ですか?」
激しい運動をしていないのにも関わらず息を切らしている鈴仙を見て不安と心配が入り交じる。
しかしその心配とは裏腹に鈴仙は至って普通の声で、親指をあげて元気そうに笑う。
絶対何か隠しているのに……
助けたいのに……
さっきの
「大丈夫、ただ今日はもう、歩き疲れちゃった。熱中症になるって言い訳して運動しなかった代価が重すぎる……」
「どんだけぐ-たらしてたの!?」
「二ヶ月」
「に、二ヶ月ぅ!? 丸々!?」
「あ、あはは……体力をつけなくっちゃぁなぁってね」
「筋肉痛で動くのツラいんですね? とりあえず車を呼びm……」
「ああっ大丈夫、大丈夫! 足が棒みたいで明日は筋肉痛で一歩も動けなくなるかもだけど、今んところ一人でも帰れるし」
筋肉痛か、今でこそないもののかつてはものすごくつらかった記憶がある。
私は毎日体調管理に気をつけているからこそだが、二ヶ月も怠けていたら千束と一緒に遊び回っただけでひどい筋肉痛は確定です。
……でも筋肉痛でそんな汗をかくとかありえない。
「うっわ、それはきつそ~っ! ……もしかして、無理させちゃった?」
「ううん、今日は楽しかったよ、ありがとう」
「ならよかった! 気をつけてね」
「次からはしっかり鍛えてから遊びに来てくださいね?」
「はいはーい、じゃ、またね」
私と千束は鈴仙の帰る姿を見届ける。
鈴仙の姿が人混みに紛れ見えなくなり、二人きりになる。
「千束…………鈴仙のことですが何か匂いますよね……」
「そ~だねぇ……。後でお見舞いにでも行くわ」
千束の心配そうな顔。
今すぐにでも追いかけたいと思っている顔は鈴仙が走って行った方を見ている。
しばらくして逆の方、私がいる方に向く。
「とりあえず今日はもう帰ろっか」
「そうですね……」
「あぁ~あ、本当はもっと三人で遊びたかったんだけどなぁ~。
「筋肉痛が本当なら単に自業自得ですけどね。…………帰りに湿布でも買いに行きません?」
「お、それいいね! 百枚くらい買ってやろう!」
「それは買いすぎです」
****
湿布を買って、もうお店のすぐ近く。
西の空がわずかに赤いだけの宵闇を歩いていると携帯に一通の着信が入る。
鈴仙からの連絡だとわかり確認する。
『ヤバい、筋肉痛痛い。もう駄目かも』
「……鈴仙、大丈夫でしょうか」
「この様子じゃ明日はこれなそうかも。……おつかれぇい、あとでぇしっぷもっていくわっと送信!」
気づけば店の前に到着しており、ドアに手をかける。
暗く静かな外とは逆の明るく騒がしい店内に大量の荷物を抱えたまま入る。
「今日はもう閉店だ……って、予想よりずいぶん早かったな。いや、結構遅いな。もっと早く帰ってくればボドゲに……って鈴仙は?」
「筋肉痛で途中早退です」
「貧弱っ娘か!? さては暑いのだるくて鍛錬サボったな……」
「ビンゴっ! さすがミズキ! 体力ないだけあるぅ~!」
「情報担当に体力求めんな! 馬鹿にしてんのか!」
ミズキと千束がいつも通りじゃれ合い始める。
ここにきてから四ヶ月目ともなるとさすがに慣れるそのやりとりに安心を覚える。
「おかえり、楽しかったか」
「せんせ~! めっちゃ楽しかった! あ、これお土産、鈴仙ズチョイス、後でどうぞ!」
「ありがとう、コーヒーと一緒に頂戴するとしよう。それにしても、ずいぶん買ったな……」
「千束~そろそろ逆転勝ちするからこっち見てみろ~」
「今行く~!」
「クルミちゃん、そうは問屋が卸さないぜ!」
「そうよ今度こそは!」
「フッフッフッ、もう勝負は決まっているんだよ」
「ほら、たきなも、おいで!」
「……はい!」
店長に荷物を渡し身軽になった私たちはクルミと常連の皆さんのもとに集まり、さらに騒がしくなった店内での時間を過ごす。
するとテレビの『今日の夕方頃、東京都の北押上駅で地下鉄が衝突し脱線事故が発生しました……』というニュース速報が流れる。
「ああ、あの時の駅前のやつか」
「ええっ、脱線事故!? 怖くて乗れなくなっちゃいますぅ……」
「でも回送電車だったのは幸いだねぇ」
テレビには鉄道会社の社長さんが泣いてしまいそうな顔で謝罪会見している映像が流れている。
「先生、何人消えた?」
「詳細は聞いてないが一車両につき10人は超える」
「この社長さんは何も知らないんだろうなあ~」
「不憫ですね……」
やはり今回の事故は事件だったらしい。
DAが処理したため情報が隠蔽されているだけで、確実にテロリストによる犯行だろう。
「才能か…………少なくとも神からの贈り物ではないな」
「ん? 何か言ったか、ミカ?」
「何でもない……千束―、あがっていいぞ。湿布送ってやれ」
「うん、ありがと、先生! では皆のもの、さらばじゃ!」
「えー、千束ちゃん帰っちゃうの~?」
「ごめんね~これからちょっと……!」
「千束、私も……!」
「いや大丈夫、今日は疲れたっしょ? 休んでて~!」
常連さんの寂しそうな声が聞こえる。
いつものようなはしゃいだ声で千束はドアの向こうに消えていく。
でも私は何となくいつもの元気な千束の背中には見えなかった。
千束の暗い表情とペンダントを見る、腕を組んでテレビを険しい表情で見ている店長。
私はその顔の意味をまだ知らない。
<Reisen side>
早くここから離れたい。
嫌な音が空気を伝い、赤い色と鉄の匂いを感じる。
逃げたい。
息が切れ、心臓の音が早く激しく打ち付け始める。
はじけ飛ぶ
火薬が爆ぜるとともに金属が擦れ、ぶつかり、
悪意のない純な善意が肉を
呼吸は荒くなり、汗が滝のように滲み流れ、目が涙で霞む。
それでも終わらない悪夢の音。
爆発音し、コンクリートが崩壊し、肉が潰れ、金属が破裂し、周りにモノだった破片が散らかるのを幻聴する。
さらに呼吸が浅く荒くなり心臓が弱く五月蠅く鳴り響き、体が震える。
もう呼吸なんてできやしない。
意識が遠くなり、胃から酸が込み上げる。
……これは
たくさんの人がこんな酷い死に方なんてするなんてあっていいわけない。
寝ても覚めても悪夢ばかり。
あやふやになった現実で人は簡単に死んで……
あいまいになった夢幻で人を簡単に殺して……
何度も何度も何度も……
……血塗れの
みんなが喧嘩して笑い合えるような、そんな
私は、
そんな自分に嫌悪感を抱きつつ、苦しさが落ち着いてきたため固く閉ざしていた目を開けた。
「お、起きた」
「ち……さと?」
「しばらく気ぃ失って慌てたんだから……」
部屋の明かりを灯さずに暗闇に包まれている千束の部屋。
外を見ると満ち満ちた月と街灯が涼しい夜を青白い光で映し出す。
冷たい外の光と自分の手はより一層の孤独感と自傷行為を促す。
暖かい千束の手の平が孤独を紛らわせ、私を包み込む。
周囲の雑音をかき消すくらい大きくて、気持ち悪いくらい純粋な
「ごめんなさぃ……」
「……鈴仙は何も悪くないんだから謝んなくていいの」
「……ありがと」
寝てる間にまた悪夢が襲ってくるのが怖い。
でも千束が手を握ってくれてる間は、いくら悪夢に沈められても千束が引っ張ってくれるような……
そんな安心感で満たされるんだ。