昨日発案した黒服ホシノくっつけ計画
その第一歩として黒服はホシノにどの程度
依存しているのかを調べる事にした
「という訳なので今からホシノ先輩と
出掛けてきてください」
『えぇ……投げやりだね』
ーーー
『ホシノちゃん、この世界を見て回ろうと
思ってるんだけど……一緒に来て欲しいな』
「良いですよ。いつ行きますか?」
『今』
「うぇ今からはちょっと待っ」
引きずられるように連れて行かれるホシノ
困惑しつつも抵抗しないあたり満更でもない
そういう事なのだろう
「流石はユメ先輩。かなり強引ですが
誘う事に成功しています」
「次は誰が黒服を足止めするか、だね」
「勿論私が彼とデートに……」
「いえ、トリニティとの交友関係を築く為に
私が彼を誘わなくては」
「ん、二人とも船降りて」
相変わらず唐突に現れるハルナギサに対して
アビドスメンバーのほとんどは白い目を向ける
しかしそんな目線を向けられても気にしない
メンタルだけは尊敬出来るハルナと
若干白い目で見られている事に対して
何故かヒフミを連想して勝手に傷つくナギサ
いつも大体ボコられて帰る二人だけだが……
「今回は引きませんわ。何故なら宿敵である
ホシノさんが居ないのですから!
食の為にもこの好機逃してなるものですか!」
ホシノが居ないから攻めどきという謎理論を掲げ
ハルナは暴走する。それを抑制するシロコ
もはや見慣れた光景となった争いだ
「お二人が戦っている間に私は一足先に
黒服先生と交友関係を結ばせて頂きましょう」
ナギサは抜け駆けをして黒服が居るであろう
部屋の扉を勢いよく開けた
しかしそこに居たのは猫耳を付けた姉妹
デス……普通のモモイとドス……普通のミドリだ
「ウェルカムニューチャレンジャー」
「誰ですか!?私をどうするおつもりです!?」
「貴女には私達のゲームを遊んでもらいます」
彼女は第二のトラップ『モモイとミドリ』に
見事かかりハルナは案の定星になった
これでホシノを脅かす危険はなくなった
「それで結局誰が黒服の相手をするのよ?」
「私でーす☆」
「先輩は駄目よ」
「どうしてですか?」
「ノノミ先輩は……暴走しそうだし……」
「そうね。だから任せられないわ」
「では私がヒナ自慢も兼ねて行きましょう」
唐突に会話に混ざるベアトリーチェ。
何故アビドスにはこうも訪問者が多いのか
「貴女は……へんた……ベア先生!!」
「ご機嫌ようアビドスの生の可愛い生徒た
ちょっと待ちなさい今変態って言いかけましたね
黒服に吹き込まれたんですか?何という事でしょう
あのロリコン朴念仁許すまじ」
「えっと……とりあえず黒服と話して
時間を稼いできてくれない?」
「可愛い生徒の頼みとあれば喜んで。
……対価として下着の色をお伺いしても?」
「上手くいったら直接(黒服の下着を)
見せてあげるわよ」
「……失礼、鼻血が止まらなくなりました。
暫くお時間をいただきます」
ベア先生は使い物にならなそうだ
療養中のアリスとケイには頼めないので……
「ノノミ行きま〜す☆」
苦渋の決断……?ではあるが時間稼ぎなら
ノノミが適任だろう。あとは彼女が秘めた
恋心を爆発させない事を祈るばかりだ
NTRという脳破壊行為は許されないのだから