「……あの、何故私は今正座をさせられて貴女の
説教を聞かなければいけないのでしょうか」
「いいから聞いてください。大丈夫です。
千文字くらいに留めておきますから。
黒服、いいですか?貴方は生徒との向き合い方を
学ぶ為にミレニアムに居るのですよね?そして
ホシノの告白を受け入れたいと。その心意気は
教師として尊敬に値すると言えます。しかし……
しかしですよ。セクハラはダメでしょう。
私?私は良いのです。同姓ですから。黒服、
貴方は異性の身体の大事な部分を触ったんです。
ええ、とてもデリケートなところを。羨ま……
許されない行為ですよね。流石に。いえ、
貴方の言い分も分かります。知らなかった、
それは仕方ないと納得しますしそれに彼女達の
個人的なルールですので知っているという方が
おかしいレベルなので貴方は間違っていません
ですがね。猥褻行為に関してはダメなのです。
無知が罪になるのです。どんなに無実を証明
してもただ一言「この人に触られました」と
嘘であろうとも証言されれば有罪になる様に
触れた時点で貴方は変態に成り下がりました
ようこそこちら側の世界へ……誰が変態ですか
私はただ生徒が大好きなだけです。
話を戻します。確かにハルナは貴方に付き纏い
求愛行動をとっていました。しかし彼女の尻尾
は※※※と同じくらいの大事な部位なのです。
男性でいう※※※のようなものですよ。それを
貴方は触り撫でるように擦りましたね?
ハルナが新しい世界に目覚めたらどう責任を
とるつもりですか?ホシノという存在が居ながら
私はゲヘナの教師としてハルナの幸せを願って
いますが寝取らせる気はないのですよ。それを
貴方の方から深い関係になろうとしては
意味がなくなってしまうでしょう?
もしハルナに襲われてデキてしまったら貴方は
ホシノと幸せな家庭を築く夢が叶わないのですよ
それが黒服の望んだ未来なのですか?
違いますよね?ホシノと二人で幸せな道を歩み
生涯ホシノと共に過ごすのでしょう?
それならばハルナの魅力に負けている場合では
ないですよね。煩悩を断ち切ってください。
確かにハルナはとても魅力的な生徒です。
私は何度も食べてる(意味深)ので分かります。
なのでこの言葉を貴方に教えてあげます。
これさえ言っておけば何とかなります。
『私はホシノが大好きです』
さあ復唱してください。さあさあ。
黒服、何故躊躇っているのです?言いなさい。
黒服?……何故いないのです!?」
ーーー
「無理やり言わせようとするのはダメなのでは?
それに愛についてはまだ理解していないので」
「お前がマダムから逃げてきたのは分かる。
だが何故私の家に来たのだ」
「申し訳ありません、マエストロ。あの状況なら
マダムを放置した方がいいと判断したので」
「……まあお前なら私の創作の邪魔をしない
だろう。ほとぼりが冷めるまでは居ていいぞ」
「助かります」
「しかし……生徒にもマダムにも追われるなんて
お前は散々だな。遅い青春を感じているのでは
ないか?羨ましいぞ」
「まだ貴方のように好かれているだけの方が
マシだと思いますね」
「お前は何を言っているんだ?前にも言ったが
私は生徒に好かれていないぞ」
「……貴方は一度トリニティの生徒にでも
襲われればいいと思います」
そろそろまた重い話が書きたくなってきました
6部(仮)は年越し後に書き始めようと思います