『どうして何処の先生もロリ体型が好みの人しか
居ないんだろう。この世界狂ってるよ』
「誤解だと言っているだろう。それにコユキも
冗談だったと白状していたぞ」
『いえ、隠す必要はないと思いますよ。ええ。
趣味は人それぞれですからね。はい』
「……なあユメ、私の勘違いでなければだが
お前の機嫌が悪いように見えるのだが」
『普通です』
「そうは見えないぞ」
『普通ですから』
「………」
ーーー
「という訳なのだがどうしたらユメの機嫌は
治ってくれるのだろうか」
「わざわざ忙しい中珍しく呼び出されたと
思ったら……それは自分で考えてください。
生徒と向き合うのは教師としては最低限
出来ていないとダメでしょうが」
「私が自分で考えて行動を実行すると
間違いなく火に油を注ぐような結果になる」
「それはそうでしょうね。しかし何故私に相談
しようと思ったのですか?貴方は私の事を変態
と馬鹿にしていた記憶があるのですが」
「変態なのは事実だろう。だが生徒に関する
接し方は私の知る限り一番だと思っている」
「まあ……それは否定しません。
全く……仕方ありませんね……」
「すまない。助かる」
「その前にまずは見せてもらいましょうか。
貴方がコーディネートしたユメを姿を」
「写真で良ければ」
「どれどれ……エッッ」
「……相談する前に爆発するな」
ーーー
『はぁ……ロリ体型かぁ……先生の好みって
やっぱり幼い子なのかな……』
「可能性としてはあるね。その割には私が膝に
座ってもほとんど反応をしてくれなかったが」
『………』
「このクッキー、悪くないね。ナギサが用意する
ロールケーキよりも食べやすいよ」
『……ああ、前にアビドスに来た……』
「覚えていてくれたんだね。改めて自己紹介を
しようか。百合を楽園と讃え愛する者、それが
私、百合園セイアだ。ちなみに私はトリニティの
トップであり不名誉な称号『未実装』の名を持ち
未だにネタにされている悲しき存在さ」
『……貴女も大変なんだね』
「お互い未実装同士仲良くしようじゃないか」
『私もその『未実装』に含まれるんだ……』
「さて、いきなりだが本題に入ろう。君は彼……
マエストロ先生に恋心を抱いているのかい?」
『えっ……恋?』
「ああ。ラブってやつさ。青い春には欠かせない
甘酸っぱくて最高にハイになるもの……そして
失恋はロードローラーに押しつぶされるように
悲しみに満ちている。時に人はこう考えるのさ」
『そ、そうなんだね……』
「つまり私と君は同じ相手を狙う恋敵なのだよ。
そこで君の彼に対する想いを聞かせてもらおうと
思ってね。参考程度に教えておくと私は先生と
毎日※※※をしてもいいしお※の※※も彼が望む
なら構わないと思っている」
『……その前に一つだけ聞いていいかな?』
「なんだい?」
『トリニティって変態さんが多い学園なの?
この前来た子もハイレグスク水ニーソっていう
変な格好を堂々と着てたし……』
「………」
『………』
「まあ……気にしないでほしい」
『あっうん』
「それで……君の想いは?」
『想い……正直な話をすると……私は先生に
恋心を抱いているのかは分からないんだ。
もし彼とそうなりたいと心が思っていても
私が恋仲になる事はないと思うな。だって……
他の子とは違って私の身体は汚れているから』
ーーー
「失礼致しました。まさかこんなにも可愛い
服を着せているなんて……貴方の芸術を
ほんの少しだけ理解できた気がします」
「そうか。それよりもユメの機嫌をだな……」
「それならもう原因は分かっていますよ。
貴方の好みがロリ体型だと知った事で
自分は可能性がないと不貞腐れているんです。
早い話がユメを抱けば解決しますよ」
「抱く?抱きしめればいいのか?」
「※※※に決まっているでしょう?当然避妊は
しないといけませんからね」
「……私は真面目に悩んでいるのだが?」
「私も真面目ですよ。考えてみてください。
彼女の身体は心も身体も傷だらけ。当然自分に
自身などあるはずもない。そんな中心を開き
かけた先生がロリ体型が好みだと知ったら
当然自分は選ばれないんだと傷つきますよ。
だから抱くんです。そうする事で彼女はとても
魅力的である事もロリ体型が好みだという虚偽の
情報も嘘だと彼女に証明できます」
「だがそれだとユメの事を都合のいい女のように
扱ってしまう事にならないか?私はそのような
扱いを彼女にはしたくないぞ」
「マエストロ……貴方、そろそろ正直になった
方がいいと思いますよ。私には分かります。
ユメに惚れているんですよね?」
「っ……」
突如ベア先生の口から発せられた言葉。
その言葉は彼が数日悩まされた感情の答えであり
教師としては抱いてはいけないものであった。
ちょっと展開が早い気がしますね。もっとこってりさせた方がいいのでしょうか……