「ええ、問題ありません。ある程度自由に行き来
出来るように改良しておきましたので。そちらは
どちらへ?……百鬼夜行ですか。数日……はい。
分かりました。定期的に連絡はしてくださいね」
「誰からの電話だったの?」
「ケイからです。百鬼夜行に用が出来たので
数日時間をもらうとの事です」
「数日?何の用事なんだろう……」
「どんな理由かは知りませんがこれは好都合。
つまりこちらのアビドスを魔改造する時間が
あるという事です。では早速……」
「私達のアビドスに何をする気!?今までは
気持ち悪いだけで済んでたけどこれ以上変な
事をしたら許さないよ!」
「変な事?……クックック。貴女は一つ大きな
勘違いをしていますね。私は悪い大人です。
そんな忠告を聞くと思いますか?」
「先生、迷惑をかけたらダメだよ」
「ホシノがそう言うならやめておきますね」
「うへーこの黒服尻に敷かれてるよぉ……」
「ん、上下関係がしっかりしてるね」
「……ですが既に魔改造が終わっている部分
だけでも紹介しておきますね」
「えっいつの間にそんな事を……怖っ」
「では校内探検と行きましょうか」
ーーー
「まずは仮眠室です。薄っぺらい布団が数枚だけ。
これでは疲れが取れませんよね。なので大きな
ベッドに差し替えておきました。私のホシノ一推し
の枕とベッドなので快眠は約束されていますよ」
「何この異常な大きさのベッド……こんなものより
布団の方が……」
「……ホシノ先輩?」
「……ZZZ」
「寝るの早すぎない!?」
ーーー
「お次は空き教室を利用して小さな熱帯魚を鑑賞
出来る休憩室を用意しました」
「確かにこの教室は誰も使っていませんが……
何故熱帯魚なんですか?」
「それは小さくて可愛いお魚さんの魅力を皆にも
分かって欲しいから私が先生に頼んで用意して
もらったんだ。勝手に魔改造するのは良くないと
思ったけどお魚さんを観れるならいいと思って」
「……まあ、そっちのホシノ先輩が用意したなら
構わないけど……」
「餌などは自動で補充される仕組みですよ」
「先生の所属する組織の技術を使ったんだって」
「ん、技術の無駄。天才だけどバカだね」
「黒服の事はあんまり信用できないけどお魚さん
を用意してくれたのは嬉しいよ。ありがとう!」
「ホシノ先輩には効果があるみたいですね」
「時間がなかったのでこの程度しか手をつけて
いませんが……ささやかなお礼だと考えて頂ければ
と思います」
「お礼って?」
「こちらの世界で空が赤くなった時の話ですよ」
「あー……そんな事もあったね。よく分からない
状態で砂漠に放り出されてなんか時間を稼いだ
だけだけど……」
「貴女が守ってくれたおかげで私は今ホシノと
結婚する事が出来たのです。感謝していますよ」
「……皆どうしよう。黒服に感謝されてるのも
この二人の結婚を手助けしちゃった事実にも
生理的に受け付けられないよ」
「ん、当然だと思う」
「……まさかと思うけど黒服がホシノ先輩を
攫った理由っていやらしい事でもさせる予定
だったんじゃないの?」
「うへぇ……黒服って最低だね……」
「何故私はこうも悪く言われているのでしょう。
いつかこちらの世界に存在している私に説教を
しなければならないようです」
「そうだね。先生は変態でロリコンだけど
最低ではないからね。すごく変態だけど」
「誰が変態ですか」
「最近の変な大人にはついていけないよ。
あと私と同じ姿で黒服に甘えてる絵面もなんか
吐きそうになるよ」
「でもなんか……この黒服は悪い大人ではない
気がするわね。気持ち悪いけど」
「セリカちゃん騙されちゃダメだよー油断した
矢先に……なんて事もあるからね」
「失礼な。私は私のホシノしか襲いませんよ」
「うへーこんな黒服解釈不一致すぎるよー」
その頃のシャーレ
お時間をもらいに行こうとしたら何故か寝ている
先生と遭遇して誰もいない事を確認してから添い寝を
始める奥空アヤネさんが居たとか。
尚ケイが居る事に気づかなかったようです
投稿頻度を落として一話内の文字数を多めにするかどうか
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現状維持
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変えてもいい
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ホシノ