例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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百鬼夜行の地

「この先百鬼夜行自治区につき注意……ようやく

ここまで来れたな」

 

『あの大木を見るに間違いないですね』

 

「注意と書いてあるが……何を注意すればいい

のだろうか……治安か?」

 

『大丈夫です、もし先生が狙われても私が

守ります。絶対に』

 

「頼もしいな。本来であれば私がユメを守るべき

なのだが……」

 

自治区内に入っても相変わらずイチャついている

二人。ミレニアムの近未来感漂う建物とは違い

何やら趣がある建築物が多く建設されている道を

歩いていると自治区に活気があるように見える。

 

「慌ただしい自治区だな。何か催しでも開催する

予定なのだろうか」

 

『催し……興味はありますが……』

 

キャーチセニャーン!コッチムイテー!!

 

『……先生、あれは一体……』

 

「あんなもの見るな。知らなくていい世界だ」

 

『分かりました』

 

ウフフ……ウフフフ……ウフフフフフ……

 

「………」

 

ウェーンシェンシェードニョ−シュクダイテツダッテー!オネガイー!

 

『……あの、先生……』

 

「分かってる。何も言うな……百鬼夜行も個性的

な生徒が多いという事なのだろう。それにしても

あの生徒の声は癖になりそうだが……」

 

『そ、そうですね。自撮り棒を持って何をしてる

のかは知りませんが……』

 

「生配信でもやっているのだろう。あの声なら

根強いファンがいるのかもしれない」

 

『確かに……あと今更なんですけど私って生徒に

分類されてもいいのでしょうか?アビドスに居る

だけなので所属している訳ではありませんし』

 

「生徒でいいと思うぞ。私にとっては恋人だが」

 

『もう……先生はすぐそういう事を言って……』

 

ゼッタイトリマシタノー!コノメデカクニンシマシタワー!

 

「……何だ?せっかく人が愛を囁いているという

大事な時に騒がしいな」

 

『……あそこですね。何やら揉めているようです』

 

「面倒事は勘弁願いたいのだが仕方あるまい。

接触して話を聞……」

 

おりゃあ!!ゴスッ

 

『……あの子一般人を殴り飛ばしましたよ?』

 

「中々にお転婆な生徒だな」

 

財布ありましたのー!ふふっ!やはり身共が

正しかったという事で……あら?あらら?

新手が多すぎますわ〜!?

 

「……あれはどうするべきだろうか。断片的に

見ていただけなのであの生徒がカツアゲした

ようにしか見えない」

 

『大丈夫です、あの子が正しいですよ。

あのロボット達が財布を盗んでいたんです』

 

「そうなのか?」

 

『はい。それにカイザーPMCみたいな見た目の

集団なので気に食わないんです』

 

「それはこじつけな気もするが……まあ、ユメが

したいようにしていいぞ。責任は私……いや、

シャーレの先生がとるからな」

 

『はい。3分以内に終わらせてきます』




精神安定剤が何かをご存知でしょうか?
ホシノさんです。そういう事ですので次回雑な
戦闘が始まります
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