例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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シャーレに着いたよ☆
あれ、まだ着いてない?
いや着いてるね。
やっぱ着いてない?
はよ着けや!


えっこいつ助けるの?

「到着しましたが相変わらずバチクソ高層ビルの

ような場所ですよね。高所恐怖症ならこんな場所で

仕事なんて出来ませんよ。それにセクハラしてくる

制欲の権化みたいな先生が居るだなんて公共の場で

大人がやるべき行動ではありません!」

 

「自己紹介?」

 

「時々言われるヒナのきついお言葉に私は快感を

覚えてしまっているのですよ」

 

「どうしようもない変態さんだけどそうやって

お互いに本音でぶつかり合える相手って凄く良いと

思うし羨ましいよ☆」

 

「だから結婚した」

 

「うんうん、気持ちに素直なのは良い事だよ☆

トリニティの子達って基本的に腹黒だからそういう

純粋な感情って羨ましくなっちゃうなぁ」

 

「それはいけませんね。是非私が素直になれるよう

その子達の身体に教えて差し上げなければ……」

 

「そんな事したら私の先生に殺されるじゃんね」

 

「そこが問題なんですよね。私もトリニティ生徒の

羽を掴みながらこういうのが好きなんでしょう!!

って色々したかったりもします。ゲヘナの子達の羽

はとても繊細なので出来ないのです。前にヒナの羽

を掴んでみた時も……」

 

「いいから入ろう」

 

「ハイ」

 

完全にヒエラルキーがヒナ>>>ベア先生になっている

悲しき現実は置いておいて問題児の救出へ向かう

つもりだった。しかし受付に行き先生と面会したい

と告げると『シャーレには居ない』という答えが

帰ってきた。一先ずは受付の子に手を出そうとして

ヒナに怒られたのでお礼を告げる程度に留めて今夜

ミカを抱こうと考えながら建物から出た。

 

「シャーレの先生が此処に居ないとなると……

失踪したのでしょうか? まさか連邦生徒会長と

駆け落ちしたのですか? エブリデイいっしょとか

言うつもりなのですか!? 性春しやがって!!」

 

「それだと救援を送ってくる意味が分からないね」

 

「そうなんですよ。そもそもヴァルキューレとか

SRTの生徒を頼れば良いのに何故多忙な私達の方に

連絡してきたのかも気になりますよね。ですが

居ないなら仕方ありません。このまま帰宅して

ミカを抱く事にします」

 

「え? 抱くだけならここで良いよ?」

 

「ここで!? な、なんて大胆な……ですがお誘い

をされたのであれば断るのは無作法というもの……

マエストロ、遂に私は貴方の手を掻い潜りミカに

このようなお誘いをされるレベルに到達しました。

貴方がこの瞬間を見たら脳が破壊されるとは思い

ますが彼女は既に私の手に堕ちたようですね。

このトリニティが誇る至宝を我が手に迎え入れる

事が出来た事を祝して!」

 

「たかがハグで大袈裟だね〜」

 

「(聖園ミカに勘違いしてるって教えた方が良いとは

思うんだけど面倒だからいいや)」

 

「それでは……いただきまーす!!」

 

ーーー

 

「カツ丼です」

 

「はい」

 

「何故あのような公共の場で生徒に猥褻な行為を

働いたのでしょうか? 間違いなく通報されて

しまうと理解していたのでしょう?」

 

「あれはミカの方からあの場所で抱かれたいと

誘ってきたので不可抗力だったのです。目の前に

好みの女の子がいて両想いである以上誘われたら

ヤるしかない。そういう時だってあるんです」

 

「確かに被害者である聖園ミカはそこまで嫌では

なかったと伝えて欲しいと言われています」

 

「ほーら!! 私とミカは相思相愛なのです!」

 

「実際貴女の先生としての評価は高いです。

他校の生徒達からも私達ヴァルキューレの生徒も

貴女に救われた事もありますので。しかしですね、

公共の場で猥褻な行為を働いたのが事実である以上

多少は反省して貰わなければなりません。大体半日

くらいは牢屋に入って貰います」

 

「そうですね。致し方ないでしょう。あの続きは

後日室内で楽しむ事にします」

 

「そうしてください。それと今牢屋にもう一人

猥褻な行為を働いて捕まっている人が居ますが

気にしないでくださいね」

 

「そんな悪人が居るんですか。一応顔を拝んで

どんなクズ野郎かを見ておきましょう」

 

ーーー

 

顔を見るだけだと言ったつもりだったのだが何故か

そのクズ野郎と同じ牢に入れられた。そしてそいつ

はあたかも当然のように笑顔でこちらを見ている。

 

「"よっすベア先生"」

 

「こいつは極刑で」

 

「"流石に酷くない? 私こんなんでも全生徒に

手を出す権利を持ってる先生なんだよ?"」

 

「独裁国家ではあるまいし……そのような自分の力

で手に入れていないものでイキるとかトラックに

轢かれて雑に異世界転生した人間と同類ですよ」

 

「"確かにそれはそうだね。ごめん、4徹してるから

だいぶ頭がおかしくなってるんだ"」

 

「何故シャーレというのは徹夜前提の仕事量を

普通の人間に押し付けるのでしょうか」

 

「"生徒の為だから大丈夫……だけど流石に疲れが

出てきちゃってね。魔がさしたんだよ"」

 

「言い訳なんて醜いですよ。……それで? 誰に

手を出したんです? 連邦生徒会の子ですか?」

 

「"ノア"」

 

「ノア? ああ、ミレニアムの二年生でセミナーに

所属している4/13日が誕生日の子ですか」

 

「"なんでそこまで詳しいの怖"」

 

「全生徒の名前とプロフィールくらい覚えますよ。

当然誰に手を出したのかも覚えてます」

 

「"この赤いおばさんは何人にも手を出してるのに

刑が軽いのおかしくない? 私は休憩室でノアと

数時間※※※しただけなのに"」

 

「職場でそういう事をするのが間違いなんですよ。

……まさかとは思いますが助けて欲しいと連絡を

したのはこの事ですか?」

 

「"これとは違う事だよ。いやぁ、実は大変な事に

なっちゃってねぇ"」

 

「………」

 

ああ、こいつは何故こんなにも駄目なのだろう。

何故これにイオリとチナツは惚れたのだろう。

とても悲しくなってきた。




ベア先生も大概ですがね
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