ノアがそっとポケットにしまいました
「"とにかくSRTの子達を止めてほしいんだ。
私はこのままノアと添い寝するからよろしく"」
「ふふ、では寝室に行きましょうね、先生♪」
「えっ本当に投げやりにするおつもりですか?
教師としての責任から逃げるのですか?
シャーレの先生ともあろうお方が?」
「"そりゃあ……頼れるベア先生が来た事だし
私はこの後に備えて寝ておかないと。それに
汚いおっさんにノアが寝取られる本を読んで気分が
最悪なんだよね。ノアとは純愛の関係で居たいし"」
「頼られるのは悪い気分では……いえ、これは
ただ良いように私を利用しているだけでは?
まあ良いですけど代わりに今度連邦生徒会の子を
抱かせてくださいね?」
「"むしろこっちから頼むかもしれないよ。一人
お灸を据える必要がある子が居るからね"」
「決まりですね。ではSRTを止めた後その子達も
味わうとして……どのように此処から出れば
良いのですか? 念じればいいのです?」
「そこの青い扉から戻れますよ」
「あらそうなのですか。少々名残惜しいですが
お暇させてもらいますね」
アロナとノア。二人の可愛い子を襲わずにこの空間
から出なければならない事実に血涙を流しつつも
欲望の為に一度シッテムの箱から脱出した。
どのような原理かは不明だが扉を開けて瞬きをした
途端元の牢屋の場所に戻ってきていた。
「とりあえずヒナとミカを抱く……ではなく合流
してからにしましょう」
『ベア先生!』
「おや、おやおやおやおや。どうしたのですか?
やはりアロナたんは私に抱かれたいと?」
『違います! だらしない先生に代わって私が
ベア先生のサポートをしますよ! こう見えて
私は優秀なAIですからね!』
「まあ、なんて健気な子なのでしょう」
『とはいえベア先生はシャーレの権限がないので
その中で便利なサポート効果があるとすれば
弾丸を自動で弾く事くらいですが……』
「何ですかそのチートスキルは!? はっまさか
シャーレの先生になる条件とは外の世界で平凡な
生活をしている最中トラックに轢かれて異世界転生
をしなければならないのですか!?」
『ちょっと何言っているのか分からないです』
「他!! 他にはどのようなサポートが可能なの
でしょうか!? 教えてください!!」
『他ですか? 大人のカードに奇跡を起こせる能力
を付与したり……あ、これは自らの身を削るもの
ですのであまり多用はしない方がいいやつです。
あとは指揮能力の補助と生徒さんとの親愛度を測定
する事も可能です』
「なんて素晴らしいのです。……私に対するヒナの
親愛度って確認出来たりしませんか?」
『それなら一応権限がなくても大丈夫です。えっと
ヒナさんの親愛度は……100を超えてます!』
「100、ですか……あまり大した数値では……」
『ちなみに50辺りから溺愛レベルです。
100となると夫婦レベルの仲の良さですよ!』
「当然ですね。私とヒナは相思相愛ですから。
……ではそのヒナに会いに行きたいので脱獄でも
しましょうか」
『あ、牢屋の鍵は開けておきましたよ』
「まじでアロナたん優秀すぎて最高ですね」
優秀なAIによる不思議な力により脱獄したベア先生
はとりあえず見張りの子を抱いて手駒にした。
ヴァルキューレの子に手を出したのは初めてだが
とても大満足の結果に終わった。
「あ、出てきた」
「只今戻ってきましたよ。……あら、ミカが
居ませんね。一体どちらに……」
「なんか自責の念であそこで凹んでる」
ヒナが指で示した方には頭を抱えてぶつぶつと
独り言を呟いているミカの姿が。翼の下降具合
から落ち込んでいるのが明確に分かった。これは
慰めて好感度を稼ぐチャンスだと理解しにやけ顔
のまま近寄って後ろから声をかけてみた。
「ミカ」
「あっ……」
振り向いた彼女の眼には涙が溜まっている。
その涙で喉を潤したい衝動に駆られたがここは
冷静な対応をしなければならない。
「いいですか、この事は貴女のせいではな」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「……何故謝るのです?」
「私が貴女を牢屋に閉じ込めたようなものだから
私が全部悪いの……」
「……成程。それに罪を感じ自己嫌悪に陥ったと
言うのですね。なんて繊細な子なのでしょう。
ですがミカは何も悪くないのですよ」
「えっ……」
「今回の経緯は私がミカを食べる(意味深)した事が
原因です。割合で言ったら10:0で私が悪いのです。
それに大人とは責任を取るもの、仮にミカが悪い
としても私は許しますよ。なのでまた後で続きを
ヤらせてください」
『ベア先生……最後ので台無しですよ』
「何を言いますか。時には本音で語り合い裸の
付き合い(意味深)をする必要だってあるのです。
やましい気持ちなど90%しかありませんよ」
「でも……」
「でももシャーレもありません。そこまで反省
しているのであれば自分を許してあげなさい。
他人を気遣うのは素晴らしい事ですがそれよりも
自分自身を気遣う事を覚えた方が良いですよ。
ヒナもそうですが何故この子達は自己犠牲の道を
選びたがるのでしょう……まあ、マエストロの
影響を少なからず受けたのだと思いますが」
「ベア先生……」
「後でじっくり自分を大切にする方法を教えて
あげますよ。ですが今は問題を解決する為にミカの
力を貸してください。頼りにしていますよ」
「……私が必要なの?」
「はい。ミカが必要です」
「……うん。貴女の為に頑張るね。だから……
その……後で色々教えてほしいな……」
「アロナたん」
『何でしょうか?』
「アロナたんのバリアって私自身の爆発にも適用
する事が可能ですか? 久しぶりにこの尊さに
身体が耐えられそうになくて爆発します」
『ちょっと何言っているのか分からないです』
「では実践しますね。ミカカワイイヤッター!」
久しぶりの尊みベアボンバーが炸裂したが優秀な
AIアロナの影響でダメージが全てシャーレの先生
が集めたエロ画像の削除という形で肩代わりされ
ベアは先生が集めていたユウカ純愛本と共に爆散した
シッテムの箱を持つ事(アロナとの契約)によって
受けられるサポート一覧
・弾丸回避
・大人のカードに奇跡の力を付与、ただし使う度に犠牲効果あり
・過去の記録を閲覧できる
・親愛度の確認
・記憶の書き換え(条件付き)