「ユメが生存してる時間に来れたのはいい。問題は先生と連絡が付かない事だが……大丈夫だろうか? タイムマシンの座標が分かるのは幸いではあるが……」
クソババアともかく先生と連絡が付かない事に不安を覚えつつ座標が示す場所に訪れるとやはりと言うべきか誰も居ない。シートベルトを装着していた……と思うので近場には居る筈だが……
「致し方ない、装置のメンテナンスでもして待っているとするか……それにしてもユメの身体は素晴らしいものだったな。特に大きさが桁違いだ。二つある私の顔も埋まってしまう程に……これ以上の想像は浮気になってしまうのだろうか……」
「"何か変な事言ってる……"」
「変な事とは失礼な。これは我が家の存続にに関わる大切な議論で……おい、どういう事だ?」
「"えっと……悲しそうな顔をしてたからつい話しかけちゃって……"」
先生の手を握る一人の汚れた少女。放っておけない気も理解出来るが……
「先生よ、此処は過去の世界だぞ? あまり住民に関与するとどの様な影響が出るか分かったものじゃない。軽率な行動は避けてくれ」
「"ごめん……"」
「少なくとも私は関与何てしない様に徹底して……」
「"………"」
「………」
「"マエストロ、どうして顔を背けるんだい? 何か心当たりでもあるんじゃない? まさか人にあれだけ言っておいて自分は接触してましたーなんて言わないよね?"」
「………」
「"一先ず詳しい話は中で聞こうか?"」
「……ああ」
ーーー
「"ユメと接触して連絡先を交換した? さっき君が言った言葉を返すけど軽率な行動は控えるべきじゃないの?"」
「あれは不可抗力だ……私は砂漠に埋まっていたんだぞ? 偶然そこを掘り起こしてくれたのがユメだったというだけの話だ」
「"そんな偶然あり得ないよ。大方ユメを見かけて君の好きな大きな胸に引き寄せられたんじゃないの?"」
「私は大きい胸が好きなんじゃない! ユメの胸が好きなのだ! そこは勘違いしないでほしい」
「"同じだよ!!"」
「それを言うなら先生も何をしているんだと言う話になるぞ! 連れてきた少女はどう見てもシロコじゃないか! 刷り込みでもして家族にでもする気か!?」
「"これこそ偶々だよ。偶然見つけてボコボコにされた後匂いを嗅がれたら何故か懐いちゃったんだ。こうなったら放っておく訳にもいかないじゃん"」
「一理はあるがシロコに懐かれすぎだぞ!!」
「"あとあまり大きな声を出すとシロコが驚いちゃうからあんまり騒がないでね。まだ中学三年生なんだから"」
「すまん。しかしどうするんだ? 面倒を見るとしても連れて帰るのは流石に不味いだろう……」
「"……連れて帰って良いんじゃない?"」
「どうした急に。正気を失ったのか?」
「"違うよ。ほら、前に見せてもらった記録ではシロコがアビドスに転入してきたのは冬でしょ? それまでの記録されていない間は別に良いんじゃないかなって"」
「だとしてもだな……」
「"一時的に預かるだけだから。ね、良いでしょ? 頼むよマエストロ"」
「……状況を考慮すると無理はものは無理と強くは言えないな。仕方あるまい、私達以外とは接触させない、頃合いを見て本来の歴史通りになる様送り届けると約束するなら許可しよう」
「"ありがとうマエストロ。君の先生としての良い判断の結果この子の輝かしい未来が守れたね"」
「タイムマシンを使う教師なんて居ないだろう……まあいい、そのシロコを乗せて一度帰ろう」
「"あれ、ベア先生は置いて行っていいの?"」
「ババアを置いて行く事で座標代わりになる。此処からは一日ずつ時間を進めていつ頃ユメが亡くなったのかを特定しなければならないからな」
「"あまり死ぬ瞬間に直面したくはないなぁ……助けられると良いんだけど……"」
「そうだな……」
さりげなく先生はシロコを誘拐した様な状態になるものの特に気にせずまた元の時間軸に戻って行った。ベア先生を置いて。
「"……どうしよう"」
「何がだ?」
「"シロコにこのシロコの事をどう説明すれば良いのかなって。これも浮気判定になるのかな"」
「先生が中学生に発情するヤバい奴だと認識されていない限りは浮気にならないんじゃないか?」
「"それは流石に大丈夫だと思うよ"」
「そうだな。ロリコンなのは黒服とババアの二人だけで充分だからな」
「"というかさっきから言ってるババアってベア先生の事? いつもの君ならマダムって呼んでなかったっけ"」
「私利私欲の為に行動して迷惑をかけてくる最悪な存在だからな。ババア呼びで充分だ」
「"……まあ、そうかも知れないね"」
置いて行かれたベア先生は
ヒナを襲って堕としていた