例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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好感度を上げすぎて死ぬやつ

皆様こんばんは。前回唐突なユメホシ供給によって深夜に弾け飛んでヒナに襲われる系熟女でお馴染みのベアトリーチェです。……誰がババアですか!? 失礼な方ですね!!

 

「いきなり壁に怒鳴ってどうしたの?」

 

「いえ何でもありません。ヒナはそのままドレスを着て私の崇高を満たし続けてください」

 

「分かった」

 

……どうやら失礼なのは私の方だったようですね。まずは現在の状況についてお伝えするとしましょう。少し前に二年前のヒナと○○○する機会があったのですが……それに嫉妬したヒナに少しの独占欲を向けられて一時期は身動きすら取れませんでしたが最近ようやく落ち着いてきたので何とかなってます。しかし最近のゲヘナは色々と不思議な状態? 何ですよね……具体的には出歩くたびに求められるのです。何がとは言えませんが求められます。それもすれ違う子達全員に。謎ですよね? いつの間にか受けと攻めが逆になっているんですよ。理由を聞いてもはぐらかされて強引に……といった感じですよ。え? むしろ生徒から迫られているのなら喜んでいるのでは? と仰せですか。ええ、そこに関してはとても喜ばしい事です。ですが皆様ご存知でしょうか? 人間には体力がある事を。かくいう私も熟女と呼ばれる年齢であるが故に体力の衰えを感じてきている頃です。そんな中可愛い子達に迫られる。断りにくいので当然受けますが残念ながら疲れが蓄積していってます。やっとこさ家に帰り眠れると思いきや朝までヒナに……はっきり言って体力がありません。疲労が半端ないんです。身体の衰えとは厳しいものですね……

 

「という訳で現在ユメ先生に拘束中のマエストロへ会いにきました。さあマエストロ、いつもの様に解決策を捻り出しなさい」

 

「またババアの無茶振りか……その程度自分で何とかしろ」

 

「それが出来ないから困っているのです。確かにゲマトリアであるが故に肉体の再構築は可能ですよ? 但し若返るのは不可能なんです。老いた体に鞭打ったとしても毎日数千人に求められるのは厳しいんです」

 

「クソ浮気野郎だな」

 

「ヒナから許可は得てますよ」

 

「知るか。で、ババアは結局どうしたいんだ」

 

「毎日数千人をも相手に出来るほどの体力を持った若々しい身体に生まれ変わってより生徒達をメロメロにしたいですね」

 

「欲望を隠す努力をしろ。そして私を某青猫ロボットか何かと勘違いしているのではないか?」

 

「マエえもん何とかしてください」

 

「やかましい」

 

「……とまあ冗談はここまでにして。実際に年齢を若返らせる事は可能なのでしょうか?」

 

「可能ではあるがババアと呼ばなくなるのは嫌なので私はやらん。それにマザーと慕われているのならそのままの年齢でも良くないか? 若過ぎると威厳すら無くなるのでは?」

 

「威厳では生徒を抱けませんよ。ですが一理ある様で無いですね。分かりました。今度エンジニア部にでも協力してもらうとします」

 

「私の生徒を変な事に……いや、エンジニア部は別に良いか……」

 

「貴方……いえ、この際私の欲望が満たせるのなら構いません。ついでに何人かミレニアムの子達を手駒に……」

 

「ゲヘナで充分だろうやめておけ」

 

ーーー

 

「そういう訳で明日はミレニアムに行く事になりました」

 

「明日は私とデートの予定があるけど」

 

「おやそうでしたか。では明後日に……」

 

「明後日も私とデートの予定があるよ」

 

「……明々後日」

 

「明々後日も私とのデートの予定が」

 

「??? おかしいですね、3連続デートは今までにも経験がない様な気がしますが……」

 

「3連続? 違うよ、31連続」

 

「???」

 

「前に言ってたよね。『もし24時間ヒナに連絡しない時がありましたら一ヶ月丸々デートしてあげますよ。まあ、そんな事は起きないとは思いますが』って」

 

「あー……(言った記憶はあるようなないような……しかしヒナが言うのなら私が覚えていないだけで言っていたのでしょう。ですがこのままヒナと一ヶ月デートというのは間違いなく枯れ果ててしまい若々しさの欠片すら残らないかもしれません……ですが私は大人なので責任を取らねばなりませんね。よし、さっきまでの若返る云々は忘れましょう、そして初心に帰りヒナを想いヒナの為にこの一ヶ月を過ごす事にしましょう)……ヒナ、残念ですがデートはしません」

 

「………」

 

「丸々一ヶ月使うのならばデートではなく先送りにしていた新婚旅行をしましょう」

 

「その言葉を待っていたよ。明日から行こう」

 

「ええ、こうなったらやってやりますよ。私達の新婚旅行!」

 

どうしてこうなったのかは正直分かりませんが細かい事を気にしていたら小皺が増えるとアコに言われたので頭空っぽにして生きていこうと思います。空っぽの部分にはヒナを詰め込みます。完璧ですね。




某所

「黒服よ、ユメの様子はどうだ?」

「特段変わった事はありませんよ。強いて言うならホシノが取り合いをしている事くらいでしょうか」

「ホシノが? 一体誰と?」

「ホシノとホシノが」

「……黒服、疲れているのか?」

「……まあ、色々と」

「お互い苦労しているな。私もこの前妻に浮気だかなんだかで詰められて大変だったんだ」

「それは自業自得ですよ」
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