「さて、無事に朝チュンした事でクソ眠い状況でございますが二日目になっているので今日も今日とて行き先を決めるとしましょう」
「今回からはちゃんと動作するんだよね?」
「当然です。では早速運命の選択を確認するとしましょう。まあヒナとならば何処に行ったとしても楽しめると思いますが!」
『マエストロ家』
「あーもしもし、どうもご無沙汰しておりますベアトリーチェです。一つ、というか結構文句を言いたい状況でして。……何ですかこの変な選択肢は。そもそも新婚旅行だっつってんのにどうして知人の家に行くという選択肢を用意したのです? 昨日百鬼夜行の宣伝担当から広告が来て「そうなんですね。では明日は着物で乱れたヒナを美味しく頂きましょう〜良いではないか〜」とか思ってたんですよ? それがどうです、現実は頭の二つある巨乳依存症の家に行けと? 家の中なんて見て回るものは殆どありませんよ? ……アンケートは絶対? そうは言っても限度というものが……もう決まっているからはよ行け? 貴方流石に調子に乗りすぎではありませんか? ……はあ、仕方がないですね。ヒナ、行きましょうか。マエストロの家に」
「分かった」
ーーー
「何故そうなる? 話を聞いても理解出来ないのだが? 確かに泊まれる部屋は用意出来るがババアにその義理は……いや待て、ヒナよ落ち着いてくれ。分かった貸そう、部屋を貸す。ババ……マダムへの罵倒は謝罪する。今日一日自由に過ごして構わない。歓迎しよう、今茶を用意するから椅子に座って待っていてくれ」
「流石はヒナ。素晴らしい交渉力ですよ」
「ありがとう」
一応世話になる以上マエストロの家を紹介しましょうか。彼の家はミレニアムの近くに存在している広い敷地の家にある芸術性がある……と本人は言っていますがお世辞にも理解出来そうにない構造です。噂ではこの芸術を理解出来る人が何処かに居るとかなんとか……然し建物の中は外見とは違い博物館に飾ってあるような感じで彼が仕立て上げた様々な衣装が並んでいるのです。その芸術性は私にも理解出来るものであり今ヒナにどれを着せようか迷ってしまう程に。
「……ってこの飾ってある服!! 殆どがヒナの大きさに対応していないではありませんか!? ちょっとマエストロ!! ヒナに対応しているコスプレ衣装はないのですか!?」
「ああ……つい最近までは展示してあったのだが……今はユメに着て貰いたい服しか飾ってないんだ。折角だ、私のアトリエでも見学するか? その中にはヒナに合うサイズもあるぞ」
「では見に行きましょう、当然試着室も用意してありますよね?」
「当然だろう。……まあ、埃被っていると思うが……」
「大丈夫です、どうせ湿気を帯びるので実質掃除は出来るかと思われますので」
「程々にしてくれると助かるが……」
その後マエストロの忠告を聞いていないかのように試着しては※※※試着しては※※※を繰り返して夕方まで時間を潰したとか……
「程々にしろと言った筈だがもう夕方だぞ? まさかずっと行為に及んでいたのか?」
「貴方がヒナに似合う芸術性の高い衣装を仕立て上げてくれたおかげで捗ったのですよ。普段のコスプレ※※※とは違うのでかなり盛り上がりました。……流石に疲れましたよ」
「私の芸術を理解してくれた事には感謝する。だがその状態の身体で家を歩かないでくれ。水分補給をして風呂に入ってきてくれ」
「分かりました。今日は流石に疲れたので風呂場ではヤリませんよ」
「風呂場でやるな」
その後偶然にもお風呂に入っていたアロナと中学生シロコに接触してベア先生は爆発したものの手は出さなかったそう……