「身体が痛いです」
「三日続けて徹夜だからね」
毎日※※※を行うのは年老いた人間には辛いもの。何なら新婚旅行? に行く前からずっと行為に及んで(襲われて)いたので正直ベア先生の身体は限界に近かったりする。具体的に言えばゲーム本編の5章辺りの先生レベルに疲れていたり。それでも行為には及ぶし及ばなくてもヒナに襲われるので詰んでいたりする。
「何故か今日は気怠さが加速していきます。このまま布団から出ずに過ごしたくてたまりません」
「そう。ちょっと待ってね、今元気が出る注射を用意するから」
「ヒナお待ちください、注射とは先端が尖った針から体内に薬等を注入する際に用いるあの注射ですか?」
「うん」
「どうしてもあれだけは苦手で……あ、なんか身体が急に軽くなってきました! これなら注射を打たなくても良さそうです! さあヒナ、今すぐにでも百鬼夜行の街に繰り出……」
「空元気なのバレバレだよ。少し我慢したらすぐに終わるからじっとしてて」
「ひぃ……」
情けない大人の悲鳴が響き渡った事を合図として4日目の新婚旅行が始まりました。何故人は注射にテラー、もとい恐怖を覚えるのでしょうね。不思議でなりません。……そこのあなた、今こう思ったでしょう? 「ゲマトリアの癖に注射が怖いんだー情けねえ大人だぜ☆」と。良いですか? 大人であっても怖いものは怖いのです。ましてや注射なんて成人したからと言って慣れるものではありませんから。今も打たれた箇所が晴れていないか怖くて……あっ血が溢れて……いえ、これはただ肌が赤いから勘違いしただけですね。
「打たれてしまった以上身体の調子が良くなってしまいましたので休む事なく遊びに行くとしましょう」
「うん」
昨日購入して若干汚した着物に身を包んで百鬼夜行の街に繰り出した。……のは良いものの昨日とは少し街の雰囲気が違っている。具体的に言えば若干活気がなくなっている様に感じる。
「……あ、どうやら危険人物が潜り込んでいるから暫くは警戒体制を取るみたい。ホームページに書いてあったよ」
「おやそうでしたか。折角なのでその危険人物とやらに会って美味しくいただくのも悪くないですね。そしてそのまま流れで他の子達も……」
「それは無理だと思う。だって危険人物に指定されてるの私達だし」
「それは残念で……はい? 私達が危険人物? 成程、通りで今手錠を嵌められた訳ですよ」
「大丈夫、もし手荒い歓迎をするつもりなら自治区が一つ滅ぶだけだから」
「生徒だけは避難させてから滅ぼしてくださいね。味見すら出来ていないのですから」
手錠が付いた犯罪者ベア先生は連行されて街の奥地へ……行ったのは良いものの到着した途端に手錠は外されて周囲からは歓迎の雰囲気が漂う祭り会場に早替わりした。
「こ、これは一体? 何故こんなにも歓迎されているのですか?」
「あれじゃない? 6部とかその辺りで百鬼夜行の子達を何人か保護した時のお礼。何故か分からないけど百鬼の子達は記憶がそのまま残ってる子とか居たし」
「まさか昨日百鬼夜行に来た時点でこの準備を進められていた……? ……ウフフフフフフ。なんて可愛らしい子達なのでしょう。わざわざこの様な準備をしてくれるなんて。分かりました! その想いに応えて全員抱きましょう!!」
………
「それは嫌みたいだよ」
「……世知辛いですね」
『ベア先生ありがとう祭り』とかいうよく分からないものが開催され気分良く堪能できたそう。けれど常に注目されて行動していたので木陰※※※が出来ずに困ってしまったとか。
誰も6部の事なんて覚えていないと思います。
それはそれとしてユメ先輩がアニメで喋りましたね。ユメ先輩が
伝わらないと思うんですけどシルビアというキャラクターの声と同じ人なんですよ。……実装されないかな、ユメ先輩