例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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終わらせるか続けるかを考えてたらずっと放置してしまいました。

ぼちぼち再開しても良いかなと思いつつ重い路線にするかコメディ路線にするかはたまた両方を兼ね備えるか全部ぶち壊すか迷ってます


色々と考えて考えてたどり着いた答えは『放置は良くないね』でした

目が覚めると私はホシノになっていた。というより世界はホシノで溢れている事に気付かされた。即ちキヴォトスとはホシノであり最大の神秘というのはホシノである。故に私はホシノになったのです。この世界に生きるもの全てがホシノ。嗚呼、なんて素晴らしい気分なのでしょうか。これぞ崇高、全人類が辿り着くべき理想郷であり後世に語り尽くされる……

 

「ふふ、とても楽しそうですね、先生。ただ……このままだとお話が出来そうにないので一旦正気に戻って頂けませんか?」

 

「私は正気ですよ、ホシノ」

 

「あら、これは深刻ですね。ですがその奇行からは先生にとってホシノさんが如何に大切な生徒さんなのかが伝わってきますね」

 

突然私の目の前にはミレニアムの制服を着たホシノが現れました。身長も髪も違いますが彼女もホシノでありホシノという世界を生きるホシノの一人であり……

 

「話が通じなさそうなので荒療治をしますね」

 

「何をする気ですか?私はホシノですよ?」

 

「大丈夫です、少しチクっとするだけですので♪」

 

絶妙に話が噛み合わないホシノに接近されたかと思えば細い注射器、もといホシノを注入されて私の体内にあるホシノと混ざり……

 

「……私は一体何をしていたのでしょうか? まるで幻覚を見ている気分でした。ホシノのゲシュタルト崩壊を起こしてしまいました」

 

そうだ、私はホシノではない。普通に考えれば理解出来る筈の答えに辿り着けなくなってしまうのも最高の神秘たるホシノの影響があるのだろう。そんな事を考えていたら先程の白髪ホシノ……ではなく昔何か伏線を張ったものの回収するタイミングがなくずっと放置しており全く絡みがなかった白髪のミレニアム生が笑みを浮かべてこちらを見つめていた。

 

「正気に戻りましたか?」

 

「ええ。戻りましたよ」

 

「良かったです。それでは改めて……先生、お久しぶりです」

 

そう言うと彼女は一礼をし、近くに用意されていた二つの椅子の片方に座りもう一つの方へ座るよう誘導してくる。そのまま黒服先生は机を挟んで向かい合う形で座った。

 

「あ、此処は何処? という質問に関して夢みたいなもの、と返答させて頂きますね」

 

「そうですか。つまり貴女にはそういう神秘が……」

 

「違います。ホシノさんとベアトリーチェ先生がやっていたようにプライベート空間に侵入しただけです♪」

 

倫理観……という言葉が頭を過るがキヴォトスに常識を求めてはいけない。ホシノですらバスジャックしてアビドスの生徒にしようなんて言い出す世界だ。

 

「一先ず何故貴女がこの場に現れたのかを聞いても?」

 

「約束をしたから、ですよ♪」

 

「約束ですか? 身に覚えがありませんね……」

 

「まあ、覚えていないのですか? 時期が来たらと約束をした筈でしたが……」

 

含み笑いを浮かべながらそう言われると身に覚えがないとはいえ何かやらかしてしまったのではないかと考えてしまう。然し悪い大人という免罪符を得ている以上気にしなくても構わないとも思うし何よりホシノ以上に興味のある生徒は居ない。目の前の生徒は大した神秘でもないし尚更……

 

「どうやら揶揄っている訳ではなさそうですね。忘れられるというのは些か羨ましいと感じてしまいますが……仕方ありません、一から説明させて頂きましょう。まず前提として確認しておきますが先生は『バタフライエフェクト』という事象をご存知でしょうか?」

 

「ホシノを愛でるように小さな出来事が大きな結果につながることを意味する事象ですよね」

 

「正解です。この世界はそんな些細な出来事が積み重なってこんなにも捻じ曲がった物語になっています。本来であればゲマトリア所属の悪い大人が先生になったり生徒に好かれたりする物語なんて存在してはいけない恐怖とも言える程に呪物扱いされてもおかしくはありません」

 

「仰る通りです。まあ、結果としてはそういう道を歩んできた事で己の崇高への近道が出来ている以上間違ってはいなかったというべきではあるのでしょうが」

 

「そうですね。どの学園の生徒さんも平和で楽しく過ごしているとの報告も入ってきていました。先生達が居るからこそこうした日常が過ごせるのでしょう。だからこそ時期が来たと判断させて頂きました」

 

「先程から言っている時期とは?」

 

「先生が出張で訪れたミレニアムでのやりとりを覚えていますか? そう、ユウカちゃんに変装して私にあっさりと見破られた際の全然回収されなかった伏線的なやり取りの事を」

 

「ああ……ずっと放置してましたね」

 

「全然回収しに来て頂けないのでこちらから出向きました。そうしたら蛇足的な何かを行っていたので修正がてらこうして訪れたのです」

 

「蛇足というのは?」

 

「触れるべきではないものです。それに既に削除しているので私以外知る由もない出来事ですよ」

 

「そうですか。ところで一つ伺っても良いですか?」

 

「どうぞ」

 

「貴女は何者なのですか?」

 

ここまでの話を聞くに只者ではない事は理解出来る。生徒の身でありながらここまで未知数な存在というのも珍しい。好奇心故に彼女の存在を特定せずにはいられないのだ。

 

「私は生塩ノア。忘れられた神々の王女です♪」

 

そう言うと彼女はどこからともなくレールガンを取り出して妖艶な笑みを浮かべながらあざといポーズをした。それを聞いた彼は色々と思考を巡らせた後、ふざけた言葉を発した。

 

「つまり貴女もホシノの娘という事に……?」

 

「………」

 

それを聞いた途端、笑みを浮かべている彼女は思考が停止していた。




忘れられた神々の王女

つまりアリスの妹か姉の可能性がある

即ち小鳥遊家所属

生塩ノアはホシノの娘←今ココ

んな訳あるかい、ただ原案ノアが可愛いからレールガン持たせただけですわよ。
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