例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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モモイがミレニアムに帰れるまでの距離 残り78km

深夜テンションで書いたので普段以上に変です


黒服先生のミレニアム出張編#16

ミドリ「お姉ちゃんが帰ってくるまで暇だね」

 

ユズ「……ちょっと寂しいね」

 

ミドリ「そのうちひょっこり帰ってくるよ」

 

ホシノ「おーいミドリちゃんいるー?」

 

ミドリ「あれ、ホシノ先輩?こんな朝からどうしました?」

 

ホシノ「お昼まで暇でさー?アリスちゃんがミドリちゃんと遊びたいって言うから連れてきたんだー」

 

ユズ「………」

 

ホシノ「あれ、見た事ない子がいるね。あ、もしかしてユズちゃんかなー。初めましてだねー」

 

ユズ「!?うぅ……」

 

ホシノ「ありゃ……もしかして人見知りなのかな」

 

ミドリ「ユズちゃんは人と話すのが苦手で……」

 

ホシノ「そっか。じゃあ無理にお邪魔するのもやめとこ……」

 

アリス「おはようございます!アリスです!」

 

ユズ「ぴぇ!?」

 

ホシノ「怖がらせるのはやめようねー」

 

アリス「挨拶は駄目なのですか?」

 

ホシノ「んー……大事なんだけど時と場合によると言うか」

 

アリス「?」

 

ミドリ「うーん……あっそうだ。2人ともこれ持って」

 

ホシノ「何これ?コントローラー?」

 

ミドリ「うん。4人でゲームをやろうかなって」

 

アリス「ゲームですか?」

 

ミドリ「ユズちゃん、会話は苦手だけどゲームが好きだからさ。丁度4人で遊べるゲームがあって……」

 

ユズ「そ、それなら……」

 

ホシノ「そう言われたら断れないねぇ。うん、やろっか」

 

ーーー

 

ミドリ「ホシノ先輩、タンク役上手すぎませんか?初めてとは思えないのですが……」

 

ホシノ「実物で使い慣れてるからね。複雑な操作もないし楽だよ」

 

ユズ「……タンク役の操作って複雑ですよ?」

 

ホシノ「んえ?そうなの?」

 

ユズ「左手にアサルトライフル、右手に大盾を持っているので左右で操作が違うんですよ。なのでかなり難しい操作を要求されるのですが……」

 

ホシノ「普段の私も似たような戦法だから相性がいいのかもねー」

 

アリス「ホシノマ……ホシノのおかげでアリスは無傷で戦えてます!」

 

ホシノ「ゲーム内でも皆を守れるなんて良いねぇ……」

 

ユズ「こんな楽にボスステージに行けたのは初めてかもしれません……」

 

ミドリ「というかこのステージに来たのすら私は初めてなんだけど……」

 

アリス「あっ!白いスーツの人が出てきました!」

 

ホシノ「うへ、すごい弾幕だね」

 

アリス「ユズ、2人で合体技です!」

 

ユズ「う、うん……」

 

ホシノ「……ミドリちゃんの作戦は上手くいったみたいだね」

 

ミドリ「そうみたいですね。ユズちゃんもいつの間にか話せるようになっていますし」

 

アリス「今です!」

 

ユズ「うん……!せーの……」

 

アリス・ユズ「光よ!!」

 

ーーー

 

アリス「このゲームはユズ達が作ったのですか?」

 

ユズ「うん。世間での評価はあまり良くなかったけど……」

 

アリス「?このゲームは面白いですよ?夢の中を冒険しているみたいで楽しいです!」

 

ユズ「えっ……」

 

アリス「今日初めてゲームというものを遊びましたがとても良いものです!」

 

ユズ「面白い、楽しいって言ってくれる人が目の前に……」

 

アリス「ユズが泣いています。アリスの発言で悲しませてしまいましたか……?」

 

ユズ「違うの……アリスちゃんに言われた事が嬉しくて……」

 

アリス「ですが涙が出ています。大変です、アリスが泣かせてしまいました……」

 

ミドリ「戻ってきたよ」

 

ホシノ「お待たせーアイス買ってきたよー……およ、これはどんな状況なのかな」

 

アリス「ホシノ、アリスは悪い子です。ユズを泣かせてしまいました……」

 

ホシノ「うぇ?何があったのさ」

 

アリス「その……」

 

ーーー

 

ホシノ「なるほどねぇ……」

 

アリス「ど、どうしましょう……アリスはどのように償えば……」

 

ホシノ「そうだなぁ……アリスちゃんに分かりやすく伝えるならユズちゃんの大切なものを褒めたから嬉しくて泣いちゃったんだよ」

 

アリス「つまりこのゲームはユズの大切なものなのですか?」

 

ユズ「うん……皆で作った大切なものなんだ」

 

アリス「なるほど!それなら納得です!アリスもホシノが褒められると嬉しいのでユズの気持ちが分かります!」

 

ユズ「……なんだかやる気が出てきた……ミドリ、次のミレニアムプライスには神ゲーを作ろう」

 

ミドリ「そうだね。誰もが認めるものを完成させよう。……アリスちゃんも一緒にね」

 

アリス「アリスもゲーム開発に携わっていいのですか?」

 

ミドリ「勿論。アリスちゃんもゲーム開発部員だからね」

 

ユズ「歓迎……するよ」

 

アリス「!!……ホシノ。アリス決めました」

 

ホシノ「んー?」

 

アリス「アリス、皆とゲームを作りたいです!」

 

ホシノ「いいと思うよぉ」

 

アリス「はい!だからホシノも一緒にやりましょう!」

 

ホシノ「うんうん……んぇ?私も参加するの?」

 

アリス「皆で作った方が楽しいです!」

 

ホシノ「うへぇ……」

 

ミドリ「いっそのことホシノ先輩をメインに作る?」

 

ユズ「面白そう。……メインヒロインをホシノ先輩にするとなると……主役は……」

 

ミドリ「目的はどうしようか?やっぱり王道にする?」

 

ユズ「今回は王道がいいな。前回は恋愛ゲームだったし」

 

ユズ「あっ……でもアリスちゃんもメインキャラにしたい……」

 

ミドリ「でもメインキャラが多くなりすぎちゃうよ?」

 

アリス「!それならアリスいい事を思いつきました!」

 

ミドリ「期待の新人が意見を……」

 

アリス「アリスにとってはここにいる全員が大切なものなので同じように登場するキャラクター全員を主人公にしたいです!」

 

ユズ・ミドリ「………」

 

ホシノ「それは大変そうだねぇ……」

 

ミドリ「でも面白そう」

 

ユズ「良い案だね……ミドリ、試しにこれでストーリーを考えてみよう」

 

アリス「!アリスが皆の役に立てまし

た!」

 

ホシノ「(こうやって見てるとアリスちゃんがアンドロイドって事を忘れるくらい感情豊かになったねぇ)」

 

ーーー

 

ウタハ「アリスの武器の素材の出所?」

 

黒服「ええ。使われている素材に興味がありまして」

 

ウタハ「そう言っても2年くらい前だから曖昧だよ。別の学園の人が来て『後輩とお揃いの武器を作って!!』って頼んできた事は覚えてるけれど」

 

黒服「その人の制服は覚えていますか?」

 

ウタハ「そこまでは……ただお揃いの武器、という割には武器種を言わずに帰ってしまってたんだよ。後で変えられるからアサルトライフルにしたんだけど」

 

黒服「それはまた随分と抜けた人だったんですね」

 

ウタハ「だから何処にある素材かまでは分からない。力になれなくてごめん」

 

黒服「お気になさらず。ミレニアムにはない素材という事が分かっただけでも充分ですよ」

 

ウタハ「数年も受け取りに来ないから埃を被っていたんだけどアリスが受け取ってくれて良かったよ」

 

黒服「もし受け取り手が来たらどうするのですか?」

 

ウタハ「まあ、その時はその時さ」

 

黒服「それでいいのでしょうか……」

 

ウタハ「何事も楽しくいかないとね」

 

黒服「ちなみにあの武器の名前はなんて言うのです?」

 

ウタハ「光の剣:ハトホルだけど、それがどうかした?」

 

黒服「ハトホル?何故そのような名前を?」

 

ウタハ「これも依頼主の要望でね。『名前には絶対にハトホルをつけて欲しい!!』って」

 

黒服「女神の名前を付けたがるとは変わった生徒だったのですね。……それにしては何故そこを選んだのかは理解出来ませんが」

 

ウタハ「特別な理由があったんじゃないかな」

 

黒服「……いや、まさか……成程、だからハトホルなのですか」

 

ウタハ「何か分かったのかい?」

 

黒服「いえ、勝手に解釈をしているだけですよ。……それにしても昼を回っても誰も訓練室に来ないとはどうなっているのです」

 

ウタハ「おや、もうそんな時間なんだね。他の開発した武器の話でもしながら一緒に食事でもどうだい?」

 

黒服「興味深いですね。是非ご一緒させていただきましょう」

 

ウタハ「ちょっと歩くけどゆっくり過ごせるカフェがあるんだ」

 

黒服「それは良いですね。最近ずっと騒がしい空間に居たので落ち着ける空間に行けるのはありがたいですよ」

 

ウタハ「それは良かった。今まで数百種類の武器を作ってきたからきっと黒服先生が興味を持つ武器もあると思うよ」

 

黒服「……一応この後訓練の予定ですのであまり長く話すのは避けたいのですが……」




ケイを出したいのでモモイはやく帰ってきて
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