例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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そこまで意味はないのですが好感度表を置いておきます

0 無関心

10 あまり好まれない

20 そこそこの関係

30 まあまあの関係

40 信用はしてるけど少しばかり引っかかる

50 信用できる頼もしい人

60 親友くらいの親密な関係

70 仲のいい家族

80 恋人レベル

90 永遠を誓い合えるレベル

100~ もう襲うしかなくなっちゃったよ


私利私欲の為のパヴァーヌ

ホシノが戦争している間、黒服がアヤメに抱き着かれていた時、名前が出ずホシノとも争っていない存在が二人いた。アリスとケイだ。

 

「ホシノママが外でドンパチやっている音で起きました!!」

 

「あまりの爆音に目が覚めてしまいました。ですが好都合とも言えます」

 

「と言いますと?」

 

「今父と母は身動きが取れていません。先程百花繚乱の生徒に抱き着かれながらコーヒーを飲み何処かへ行ったのを確認しております。そして目の前にカモフラージュしてはいるものの金庫がある。聡明なアリスにはお分かりですね?」

 

「なるほど!! 強盗シミュレーターですね!!」

 

「その通りです。きっとこの中に父はUー素ィHONを隠している筈です。ハッキングして開けましょう」

 

そう言うとケイは意気揚々と金庫をハッキングしようとしたが何処からかアリスがバーナーを持ってきて金庫を炙り始めた。

 

「ちょっアリス何をしているんですか!?」

 

「ゲームではバーナーを当てたら金庫も扉も楽に開けられるのです!! こうして光を当て続けたら!!」

 

「流石にゲームと現実を一緒にするのはどうかと思いま「開きました!!」えぇ…」

 

アリスの強引な方法でホシノにしか分からないパスワードと暗証番号を設定していた金庫は小さな強盗にあっさりと開かれてしまった。後に黒服は「今後セキュリティ等はキヴォトス基準で考えないといけませんね」と随分と遅い状態で理解したのだとか。

 

「開けたのはいいですが…タブレット端末しか入ってませんね…」

 

「…いいえ、アリス知っています!! これは『電子書籍』が入っているタイプのやつです!!」

 

「!! という事は夜な夜なこっそりと起動してそっち系の書籍を読んでいるのですね!! 父も欲望には忠実なのでしょう。私もその欲望を受け止める器にならなくては…」

 

「よく分かりませんが起動してみましょう!!」

 

そう言ってアリスはボキッ!! と力を込めて電源ボタンを押した。普通なら壊れていそうな音が出たものの幸いにも壊れておらず問題なく起動した。

 

『働きたくないので受肉させないでください』という謎の表示が出てきたが無視して黒服が隠しているであろうU=水ホンを探す二人。

 

「…何処にも見当たりませんね。そもそもこの端末に入っているアプリケーション自体見知らぬものが多いと言いますか…」

 

「このパパやママのアイコンが表示されているのを押すと色々見れますよ。好感度とかも」

 

「好感度ですか。私と父は相思相愛なので当然MAXかそれ以上だと思いますが念の為見てみますか」

 

然しケイの自信とは裏腹に表示されている好感度は100点中50と微妙な数字であり少しばかりがっくりと項垂れてしまった。尚アリスも50と表示されていた。

 

「私達は父に信頼されていないのでしょうか…」

 

「アリス達意外だとホシノママを除いて50に以上好感度がある人は片手で数えられるくらいしかいませんね…やはりパパは一途なんですかね?」

 

「それはそうです。一途な父が私は好きです。浮気したら灰にします。でも私と浮気をするのは許します」

 

「最近のケイはゲームに出てくる面倒くさいヒロインみたいですね。…もう面白そうなものもありませんし元の場所に戻しておきましょうか」

 

「待ってください。状態異常という項目に『ホシノ依存』と書かれていますがこれは一体? もしや好感度だけではなく他にも色々と見れるのでは?」

 

「それは…すっごく面白そうですね!!」

 

目を輝かせた子供二人は色々な人についている状態異常を見て笑った。笑って笑って楽しんだ後、とあるものを見て顔が真っ青になりそっとしまって記憶から消そうとしていた。

 

「ケ、ケイ。今のは…」

 

「アリス、私達は何も見ていません。決して父が全裸で街を歩き回ったり首輪を着けて俳諧なんてしている筈がないんです。そんな無法地帯があっていい筈…ですが父もストレスが溜まってそういう事をしたい時があるのかもしれませんし今度聞いてみましょうか…」

 

尊敬している父親が夜中に全裸で徘徊する姿を見た二人は物凄い寒気とおぞましさに襲われて端末の電源を落としそっと金庫にしまった。そして二度と触れないことを誓うのであった。

 

 

 

 

なんかシステムの箱に触れてる生徒さんがいたので『黒犬』とかいう見るからにヤバい扱いをされている人の動画を広告みたいに見せたら血の気が引いたような顔をしていましたね…まあこのままだと危ない所だったので良かったですよ。だってあれどう見ても『王女』ですし。強引にシステムロックを解除でもされようならそれこそキヴォトスが崩壊しかねませんし。それはそれで面白そうではありますがバッドエンドは望んでいないというか…まあいいです。とりあえず遠隔操作で弄って新しい面白くなりそうな事を…一時的にホシノさんの神秘を他の生徒に移したり…はそこまで盛り上がりそうにないので…またファーザーとか言われてた彼に動いてもらいましょうかね。…あ、そういえばファーザーが居なくなった世界線の子達ってどうしてるんでしょう。…まいっか!!

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