例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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ものは試しって事でやってもらった

「という訳で私の知る男性陣(二人)とその他一人に試してもらうよ」

 

先程思い浮かんだ案の試作を行う為一先ずアロハシャツを着て貰い点子を取る。

 

「先生!」

 

「はい」

 

「マエさん!」

 

「ああ」

 

「ベアさん!」

 

「何故私まで…」

 

アロハシャツを着た先生とマエさん、そして男装執事役としてベアさんを巻き込んでミレニアムのとある一室を借りてみた。今回お客さんとして招待してるのは関係者の方々…ではなく身内だけど忖度のない意見を聞かせてくれる人達を選んでみたよ。

 

「今までハイレグ水着やら色々際どいものは着せられてきたものの男装はあまり経験はありませんでしたね」

 

「ヴォエ!! 誰だババアにハイレグ水着を着せた奴は!? 品性のかけらもないゴミを想像して吐きそうになったぞ」

 

「私だって年相応の装いを好んでいたんですよ!? ハイレグは悲しい事に全ゲヘナ生の総意だったんです」

 

「…そうか」

 

「はいはい、続きはまた後でやってね」

 

色々と話している二人の背中を押して待っているお客様ことゲヘナのよくヒナ付近にいる青髪の子とトリニティの狐みたいな子の接客をしてもらう。先生にはキッチンに居てもらってこの二人を犠牲者…もとい実験台にしてみよう。

 

「そこはヒナじゃないんですね。よりにもよって貴女を接客する事になるとは…」

 

「…すいません、この人お持ち帰り出来ますか?」

 

「ああ、ごめんねーお持ち帰りは許可してないんだー」

 

うんうん、やっぱり予想通りメニューじゃなくてスタッフを持ち帰ろうとする生徒も居るよね。でもおかしいな、普段は小言を言い合ってるって聞いてたし唯一あんまり仲が良いゲヘナ生って聞いたんだけどなぁ…

 

「何ですか? 目の前にこんなR-18紛いの男装したイケメンが居るのであれば手を出さないといけないという使命に駆られても仕方がないですよね? 喫茶店じゃなくてホストクラブなんですか? というかあれですね、キヴォトス人ですから力が私の方が強い以上お持ち帰りをしても良いですよね? 持ち帰りますね」

 

「落ち着きなさいお馬鹿。…いえ、お嬢様?」

 

「ヴッ!?」

 

成程、確かに先生達はヘイローがないから生徒達が強引にお持ち帰りされる可能性もあるんだね…うん、これは対策しておこう。ホールスタッフに誰か強引なお客様対策の子を混ぜておこうかな。さて、マエさんの方はどうだろう?

 

「ふむ、理解したよ。ここは喫茶店と名乗っているが実際は如何わしいお店という事だね」

 

「違うぞ?」

 

「何を言う。長年トリニティで過ごしてきたけれど先生の薄着を見た記憶は一度もない。人肌ではないもののその腕に抱かれたい、と年頃の少女である私ならそう考えるよ。なので先生、この迷える小狐に手を出してみる、というのは?」

 

「すまないな。私に生徒に手を出す趣味はない」

 

「手を出さないだって? いいや、それは違うな先生。君が自室にワイルドハントの巨乳生徒を連れ込んでいた事を知らないとでも? つまり君の考えは『生徒に手を出すのがいけない』ではなく『巨乳の生徒に手を出したい』という事だろう? 貧乳で悪かったね!!」

 

「自虐はやめろ。セイアの体型も一部の奴には人気があるぞ。黒服みたいなロリコンには」

 

「先生、馬鹿を言わないでほしい。私は君に惚れたんだよ? 君に好かれていない時点でその言葉は何の意味も持たないんだ」

 

…あっちはあっちで揉めている。でも彼女の気持ちは分かる、私だって先生に『巨乳に崇高を見出したので別れましょう』とか言われたらキヴォトス中の巨乳滅ぼすもん(ユメ先輩を除く)

 

「ホシノ、少々宜しいですか?」

 

「どうしたの先生?」

 

「そろそろ私も接客の練習を行いたいのですが」

 

「先生はぶっつけ本番でもどうにかなりそうだけど…そうだなぁ…あ、じゃあ私相手に練習を…」

 

「ホシノ相手ですと貴女をお持ち帰りしなければならなくなるので他の方に試したいのですが」

 

「それ私以外に言うの禁止ね? 絶対だよ?」

 

そう忠告をした後、せっかくミレニアムに来ていたので誰かを呼ぼうとしたら偶然にもユウカちゃんが近くに居たので来てもらい先生の接客相手として招き入れた。…その判断は間違っていたのかもしれない。

 

「最近何もかも上手くいかなくて…先生は女狐に奪われるしゲーム開発部は最近吸わせてくれないしノアとリオ会長はどっか行っちゃったし唯一残ってくれたコユキもトリニティの偉い人をセミナーの部室に連れ込んでるし…私は何処に居場所があるのよ!!」

 

「それはお辛い状況ですね…」

 

「分かってくれますか!? 流石は黒服先生ですね!! …はぁ、この際何処か見知らぬ学園にでも転校して気分転換でもしようかしら…」

 

「アビドスに来たらアリスとケイも定期的に訪れますしホシノという見た目は幼児体型の素晴らしい神秘を秘めた存在が居ますよ」

 

「…それはアリね」

 

「無しだよ!?」

 

よくよく考えたら最初から最後まで何かおかしい!! 喫茶店じゃなくてキャ○クラみたいになってるし先生に至ってはなんかアビドスにスカウトしてるし!! セミナーってミレニアムの生徒会ポジションの人を家族と餌に招き入れようとしないで!?

 

 

…みたいに試しでやった結果碌でもない事になった。別の案を考えよう…




自分が呼ばれなくて不機嫌なヒナ

セイアを慰めようとしたら「君の皮下脂肪が羨ましいよ…」と言われて困惑したユメ先生

あと明日は投稿休みます
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