「"ユウカにカッコいい靴を選んでもらったのでベア先生に自慢する為にゲヘナに来たよ"」
イオリ「あれ、先生何でここにいるの?」
「"あっ"」
ここでシャーレの先生の生態について解説しておこう。何故か目の前にいる少女に対しては欲を剥き出しに……いや、脚を舐めようとする。どういう原理でそう進化したのかは未だに解明されていないが本人曰く「"そこにイオリの脚があるなら舐めるしかないんだ"」との事。つまりこの状況において先生が行う行動は1つ。
「"イオリィィィ!!脚を舐めさせろぉ!!"」
イオリ「うわぁぁぁぁ!!来るな変態!!こんな人が多い所で舐めようとするな!」
「"えっ人が居ない所なら舐めていいの?"」
イオリ「えっ、いや……そういうわけでは……」
「"隙あり!レロレロレロレロレロレロレロ"」
イオリ「……死ね!」
先生は無慈悲にもサッカーボールのように吹き飛ばされた。ただイオリの脚を舐めただけなのに。後にイオリは「ごめんやりすぎた」と謝罪しており、たまたまその場に居合わせたヒナは「人前でいちゃつかないで」と文句を言ったそう。これは先生とイオリの脚を賭けた戦いの序章にすぎないと先生本人は語った。
ーーー
「"前が見えねえ"」
チナツ「先生は何故イオリの脚に拘るのですか?」
「"分からない。けどアレにはとんでもない魅力が詰まっているんだ"」
チナツ「申し訳ありません。バカは治療不可能なんです」
「"私は至って真面目だよ"」
チナツ「そうですか……」
「"ところでチナツの赤タイツも良いよね。舐めていい?"」
チナツ「見境ないですね。風紀が乱れるのでダメです」
「"え?"」
チナツ「え?」
「"風紀乱そうとしてなかったんだ……"」
チナツ「私達を何だと思っているんですか」
「"ベア先生の性癖を詰め込んだ集団"」
チナツ「違いますよ」
「"だって赤タイツを自ら選んで着るなんてただのドスケベだし"」
チナツ「………」
「"つまりチナツはドスケベ……"」
チナツ「注射しますね」
「"針でかくない?"」
チナツ「大丈夫です。この薬があなたを救います」
「"今死にかけてるんだけど"」
チナツ「お尻に刺すのでズボンを下ろしてください」
「"やっぱりドスケベじゃん"」
チナツ「ただの栄養剤ですから」
「"風紀委員会が1番風紀乱してどうするの?"」
チナツ「大丈夫です。これは2人の愛を試す試練ですから」
「"本性漏れてるよ?"」
チナツ「赤タイツ、舐めたいんですよね?元気が出たら好きなだけ舐めさせてあげますよ」
「"……私ベア先生に用があるからこれで失礼するね。治療ありがとね"」
チナツ「逃しませんよ?」
「"ごめん私はまだ食べられる訳には行かないんだ!"」
チナツ「あっ……ふふ、全く……先生は本当に手がかかりますね。やはり気絶させておけばよかったです」
ーーー
「"それで全力で走って帰ってきたってわけ"」
ユウカ「包帯を巻いているので静かにしてください」
「"ちょっと染みるんだけど"」
ユウカ「薬品を染み込ませているので」
「"痛い!染みて痛いよ!?"」
ユウカ「知りませんよ。脚を舐めようとして怪我しただなんて意味不明な怪我を治療してあげてるんですから我慢してください」
「"ユウカの鬼!悪魔!通い妻!"」
ユウカ「欲望を混ぜないでください」
「"なんか今日冷たくない?もしかして私が他の子を舐めようとしたから嫉妬して……」
ユウカ「ふんっ!」バキッ
先生は吹き飛んだ。とある偉人が言っていたが「セクハラには大いなる対価が伴う」との事。そんな存在しない記憶を走馬灯代わりに眺めながら本日2度目の宙を舞った。
ーーー
ベアトリーチェ「なんですって?シャーレの先生が我が学園の誇りである風紀委員会を私の性癖を詰め込んだ集団と言っていたのですか?」
チナツ「はい。誤解をされたままだと困るのでごうか……治療を行おうとしたところ逃走されました」
ベアトリーチェ「そうですか。後で電話をして伝えておきますよ。『風紀委員会だけでなくゲヘナに居る全員に癖を詰め込んでいる』とね」
ヒナ「……眠い」
ベアトリーチェ「さあさあヒナ私の膝枕をどうぞ。なんなら抱きついたまま横になりますか?」
アコ「貴女のようなおばさん臭漂うドレスでヒナ委員長が安眠できると思っているのですか?委員長、私の胸に飛び込んできてください!」
ヒナ「アコうるさい」
アコ「理不尽!!」