例えばこんなゲマトリア   作:スカイブルーホワイトヘアー

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強行突破

ベアトリーチェ「……とはいえあの大群をどう突破しましょうか」

 

フウカ「私の車で突撃しますか?」

 

ベアトリーチェ「それは流石に……」

 

フウカ「遅かれ早かれハルナ達のせいで壊されると思うので」

 

ベアトリーチェ「全くあの子達は……」

 

マエストロ「亡霊に物理攻撃が効くのだろうか。興味深くはあるな」

 

セイア「先生は相変わらずだね」

 

ベアトリーチェ「仮に車で轢くとしても左右から狙われる危険もありますし……致し方ありません。電話をしてきます」

 

ーーー

 

アコ「はい。こちらゲヘナ風紀委員会です」

 

ベアトリーチェ『はあ、貴女ですか。まあ良いでしょう。至急頼みたい事が……』

 

アコ「いきなり酷くないですか?それが生徒に対する態度だとするのであれば教師として恥ずかしい事だと思いますよ?」

 

ベアトリーチェ『今は無駄話をしている時間はありません。校内放送のスピーカーに繋いでください』

 

アコ「仕方ないですね。……はい、繋ぎましたよ」

 

ベアトリーチェ『……ゲヘナ学園の我が子達よ。助けて下さい!!……以上です』

 

アコ「……風紀委員、至急出撃準備を」

 

ーーー

 

ベアトリーチェ「お待たせしました」

 

マエストロ「助けて下さいだけでは何が何だか分からないのではないか?」

 

フウカ「確かに……」

 

ベアトリーチェ「これで良いのです。淑女の元へ向かいましょう」

 

マエストロ「そうだな」

 

フウカ「あの……この車、4人乗りなんですけど」

 

マエストロ「非常事態だ、気にするな」

 

ーーー

 

黒服「では皆様、行きましょうか」

 

アヤネ「えっ……えっと……」

 

セリカ「あんたさ、なんでシャーレの先生を担いでんのよ」

 

黒服「戦力は多いに越した事はありません。それに今回は先生にしか出来ない事があるのです。例えばそこにいる6人の指揮など」

 

ホシノ「あの状態でも結構連携は出来てるけど、やっぱり頼れる大人が居ないとダメだよね」

 

ノノミ「頼れる……?」

 

シロコ「大人……?」

 

黒服「そうでした、ホシノ以外は先生の事をただの変態としか認識していない事を忘れていました」

 

アヤネ「……とにかく発進しますね」

 

ホシノ「あの子達の援護はしなくていいの?」

 

黒服「大丈夫です。その役目は私達ではありませんから」

 

ーーー

 

ワカモ「嗚呼、なんて醜く憎たらしいのでしょう。……全て焼き払って差し上げましょう!」

 

ミヤコ「気持ちは分かりますが抑えてください。ここは一点突破して先生を撃った犯人の元へ向かわないといけないのです」

 

ユウカ「そうですよ!私達は因数分解出来ないこの怒りを淑女にぶつけないといけないんですから!」

 

ワカモ「淑女?うふふ……クソゴミ害悪年増ババアの間違いではございませんか?」

 

チナツ「クソゴミ害悪年増ババアは裁かれるべきですが冷静になりましょう」

 

ハナコ「その通りです。怒りに身を任せて行動して体力を消費するのは無謀ですよ」

 

ノドカ「それにしても数が多すぎます!このままだとジリ貧ですよ!」

 

誰よりも先に戦場に乗り出している6人の生徒。彼女達は何故ここにいるのか、それは数分前に遡る。

 

ーーー回想

シャーレの先生が倒れた。そのニュースは瞬く間にキヴォトス全域に広がり混乱を招いた。

 

ユウカ「『犯人は淑女と呼ばれる凶悪犯……完全なる憎しみによる犯行と見て間違いないだろう』……何よこれ」

 

シャーレの仕事部屋で1人絶望するユウカ。いつもは頭の回転が速い彼女も何も考えられない程に混乱していた。先生は無事なのだろうか?何よりも安否を確認しなければならない。

 

ユウカ「とにかくトリニティに行って事実確認を……」

 

チナツ「その必要はありません。これは事実です」

 

ユウカ「火宮さん!先生の様子は!?」

 

チナツ「落ち着いて下さい。先程までは絶望的でしたが今は問題ありません。時期に目を覚ますでしょう」

 

ユウカ「……よかった。本当に……」

 

チナツ「彼女達のおかげです」

 

ノドカ「ずっと眺めていたのですぐ異変に気付けました」

 

ハナコ「ノドカちゃんから送られてきた映像から弾に付着していた毒を解析して解毒に必要な薬草をチナツさんにトリニティまで運んでもらいました」

 

ユウカ「浦和さん……それと……貴女は?」

 

ノドカ「あっ……初めまして。天見ノドカと言います」

 

ユウカ「ノドカちゃんね。私は早瀬ユウカよ。宜しくね。……所で皆さんは何故ここに?」

 

ミヤコ「私が呼んだのです。後1人は……時期に来ます」

 

ハナコ「ミヤコさんが言いたい事は分かります。淑女を倒そうとしているのですね」

 

ユウカ「えっ」

 

ミヤコ「はい。私達で先生の敵である淑女を葬り先生を守ろうと思うのです」

 

ノドカ「なるほど。私は賛成です。先生の安全は第一ですから」

 

ハナコ「私もです。……彼は私にとってかけがえのない人なんです。許せる筈がありません」

 

チナツ「私も同じ想いです」

 

ユウカ「……そうね。私達の先生に手を出した事を後悔させてあげましょう」

 

ーーー回想終了

 

ユウカ「たまたま狐坂さんと合流したまでは良かったけれど……絶望的な兵力差ね」

 

ワカモ「何万体でも地獄に葬って差し上げますわ!」

 

ミヤコ「ウサギなら諦めるとは思いますが……私はウサギではないので」

 

チナツ「大丈夫です、この程度の試練なら乗り越えられるでしょう」

 

ノドカ「先生の為に頑張りましょう!」

 

ーーー

 

ベアトリーチェ「……ヒナ、落ち着きましたか?」

 

ヒナ「……うん」

 

ベアトリーチェ「マエストロ、申し訳ないのですが私は爆発してしまいそうです。ヒナの可愛さに耐えきれません」

 

マエストロ「後で好きなだけ爆発するといい」

 

ベアトリーチェ「ええ。生きて帰れた暁には何百回も爆発しますよ」

 

フウカ「……そろそろ突撃します!シートベルトをしっかり着けて耐えてくださいね!」

 

ベアトリーチェ「あ、着け忘れていましあばばばばばばばば」

 

ーーー

 

淑女「……実に不愉快です。あのようなやり方で突破されるなど。……しかしあの程度の戦力でこの鉄壁の守りを突破できるとは思えませんがね。さあ、あなた達も配置につきなさい。新たなる指揮者よ」




この後はそれぞれの視点でボスとの戦闘が発生します

ですので公開順をアンケートで選んで欲しいです

※追記 沢山の投票ありがとうございました。ヒエロ、指揮者、バルバラの順で書いていきます。徹夜です
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