本編23話で復活するであろうソラちゃんを超悟空伝覚醒編のBGMである孫悟空…復活(アレンジ版)を脳内再生しながら妄想してますww
自分だけですね!
それではどうぞ!
『それはむかしむかしのお話。沢山の人が笑顔いっぱいに暮らしていた街がありました。しかし突然、この街に巨大な闇が現れました。その闇は沢山の人を暗い気持ちにしました。ですが決して諦めず闇に立ち向かう人もいました。その小さいな人々の強い気持ちがやがて大きな"お願い"になりました。すると黄金に輝く龍が現れ、見事巨大な闇を退治しました。龍が消えるとそこには雲一つ無い晴れ渡る空が出てきました。そして人々は笑顔になりましたとさ。 スカイランド御伽噺より』
「めでたしめでたし。如何かな?プリンセスエル」
「えるぅ〜〜〜〜!」
読み聞かせを終えた母親らしき妃と、その話に満足したのか喜ぶ小さな赤ん坊である王女エル。喜ぶ娘につられて微笑む母親。
その輪に微笑みながら入る父親らしき人はふと疑問を口に出した。
「メルヘンなお話ならわかるが、こう…壮大な御伽噺を好むのは少々なんと申すか…」
「人々が諦めず闇に立ち向かう。最後はウルトラなハッピー…まあなんて美しいでしょうか!」
「えるぅ!!」
苦笑いの表情をした父親の疑問を一蹴し、目をキラキラと輝かせ、なんともメルヘンチックな母親の言動を理解したのか同意する娘。そんな2人に父親は更に苦笑い。果てには黄金の龍を一目見たいと仰る母親とまた同意する娘に、もうこれには呆れる父親がいたとかいないとか…
「ハッ!いかんいかん。今日は大事な日ではないか!」
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「ところでお嬢ちゃん。そんな大荷物背負って城下町の旅行でもすんのかい?」
「いいえ、旅行ではありません。入隊試験を…ってわあぁぁ!!」
人語を話す巨大な鳥とその鳥の背中に乗っている青髪の少女。
遅れたが雲の上に空に島々が浮かぶ、この世界の名はスカイランド。この世界では本来の地上で車や飛行機などの乗り物を、空の上故に鳥類で移動手段を補っている。まあ人語を話すのは疑問だが…
「おーーーい!しっかり掴まらんと落ちるで、お嬢ちゃん!」
「これぐらいのことを怖がっていたら、ヒーローは務まりません!」
丸みのあり、少々バランスの悪い鳥の背中に立ち上がる少女に注意する鳥だが、少女は意志を込めた口調で言い返す。そう返された鳥は「それはちゃうやろ」と内心思ったが、それよりも入隊試験と言う言動に何やら思う節があったのか口に出そうとする。
「(まあこれ以上言うのは野暮やな。)兎に角頑張れよお嬢ちゃん!…それはそうとはよ座れ。」
「はい!ありがとうございます!おおー!あれが。」
「もうええわ…そうや!あれがスカイランドのお城や!」
鳥の言う通り、少女の目に映るのはこのスカイランドの象徴である城。しかし突然その城に紫色の煙が立ち昇る。当然急な出来事に口をだすのは鳥だけだった。少女はそのまま…
「すみませんが、スピードを上げてもらえますか?」
「おいまさか…城へ突っ込む気か…!?」
鳥の疑問、心配事に「はい」と同意する。だが鳥は悩みに悩んだがこれ以上今の少女に何を言っても揺るがないだろうと思った。だからそのまま城へと急加速する。
そして青髪の少女=ソラ・ハレワタールは…
「ヒーローの出番です!!」
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「悪いけどここまでや。兎に角無茶すんなよ!じゃあな!」
「いえこちらこそ、ありがとうございます!」
鳥に城から近い城下町の建物の上に降ろしてもらい、お礼を言い見送った後、ソラは町のあちらこちらに目をやり伺う。
すると豚に見える二足歩行の奇妙な生物が赤ん坊をシャボン玉の様なものに閉じ込めて、それを抱えて走っているのが目に入った。
ソラは背負っていたリュックを地面に降ろし、リュックの蓋の間に挟んでいた"赤い棒の様な物"が紐の付いた筒に入っているソレを背中に背負い、落ちない様に紐を前掛けに結ぶ。それから数秒の間目を閉じる
「よし!!!行きます!!!」
目を開き、掛け声と同時にそのまま建物から建物の天井に移りながら奇妙な怪物を目指して走る。所謂パルクールである。
「……っ!?」
あれよあれよと怪物を追い越したソラの視線にはシャボン玉の様なものに閉じ込められている赤ん坊が涙を流している事に気づく。その涙に感化されたのかソラは更に加速して城の外へと走る。
「よーい…」
自分が立っている位置からそのまま突っ込んで来る怪物を、なんとソラ自身もクラウチングスタートの体勢を取り、迎えうとうと怪物を見据えていた。
そして……
「どん!!!!」
「は、速い…っ!?」
こちらに向かって来るソラがあまりの速さだったのか怪物はほんの僅かの動揺で気を逸らされたが、すぐに意識をソラへと戻した。
「そんな棒切れで……っ!!?」
怪物が言うにはソラが向かって来る最中に背中に背負っている筒から"赤い棒"を取り出したのを見えたのだ。ソレでこちらを迎撃するだろうと確信もした。だから怪物は勢いのまま己の力で吹き飛ばそうと体当たりの姿勢に構えた。
しかし怪物の考えは大きな間違い。
「馬跳び!そして!……
「なっ……!!!??」
なんと怪物の体当たりを跳び箱の要領で上へと躱し、
更に頭を踏み台にして回避したのだ。
そしてソラの予想外の行動でバランスが崩れた怪物はその勢いでそのまま地面へ転がるのは明白。
だがまだ跳躍しているソラの本命は別にあるのだ!
ソラの掛け声に共鳴したかの様に手に持っていた如意棒と言う物が赤く発光し、先端では無く後端の部分、つまりソラの背後の方へと伸びて行く。もちろんソラの背後には今にも地面に転がりそうな怪物もいる。
「なっ!?うおおおぉぉぉぉぉ!!??」
だがまだ止まらずに伸び続けている如意棒はそれを許さず、やがて怪物の背中へも伸び続け、如意棒のパワーはたまた頑丈さが凄いのか怪物は
「えるぅ……?」
「ふふっ!」
予想外の連続に見舞われた怪物から解放された赤ん坊は上空へとフワフワと落ちてくる。それをソラは如意棒で器用にこちらへと手繰り寄せ、赤ん坊を腕に抱き上げると張られていたシャボン玉の様なモノは破裂した。
涙目になりながらも何が起こったのか理解出来ていない赤ん坊とそんな赤ん坊を助けれた事に安堵するソラ。
「ハァ…ハァ…お、お前!!誰なのねんっ!?」
「おっ…じゃなかった。私はソラ!ソラ・ハレワタールです!」
まだ終わってはいなかった。
吹き飛ばされた怪物はわざわざ走って来た所為なのか、はたまたイライラによってなのか息を荒くしてこちらに問い詰める。
それをソラは何故か言い直してから自分の名を名乗る。両者共々律義と言うのか…何と言うか…
「ソラ!お前の名前は覚えたのねん!何故なら、お前の墓石に刻む名前が必要だからなのねん!」
そう言い怪物は何故か尻をこちらに向ける。
そんな怪物の行動に怪訝な表情になるソラ。
「Welcome to
意味不明な言動と共に怪物はソラの顔目掛けて色々な意味で凄まじい勢いの放屁をした。流石にこの様な攻撃?を予想出来る訳も無くモロに受けるソラ。
「何を食べたらこんなに臭うんですか!けほっ!けほっ!…はっ!しまった!?」
「いずれこのお返しはしっかりとするのねん。今日の所は
気づけば先程までソラが抱えていた筈の赤ん坊がいなく、再び怪物の手に渡り、怪物はつまらんギャグを言いながら紫色の空間の裂け目の様なモノに入って行った。
「この穴は…?」
ソラの目の前には怪物が入って行った空間の裂け目がある。もちろんあの赤ん坊を助けたい。しかしこの先に何が待ち受けてるかも分からない、一度潜り抜けたら、もう二度と
「………」
ソラは一度目を閉じ、気持ちを落ち着かせる。
先ずは両親や弟を思い浮かべる。
次にとある2人の人物を思い浮かべる。
そして今にも泣いている赤ん坊を思い浮かべる。
「いっちょ行ってみます!」
覚悟を決めたソラは空間の裂け目へと入って行く。その手にはネックレスにしては大きいが、首に掛けている
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目を開けるとそこに広がる光景は隕石が浮いていており、毒毒しい配色、まるで不気味な宇宙空間の様なものである。そしてその前には赤ん坊に怒鳴りつけるあの怪物が宙に浮かんでいた。
「待ちなさい!如意棒!!」
「ん?…っておい!当たったら危ないのね!」
怪物本体に当たるかは置いといて確かに赤ん坊に当たると危ないが、あくまでこちらに意識を向ける為のブラフなので今だけは当てる気など一切無い。余談だがソラは怪物にその如意棒は何なのかを説明を求められ真面目に答えそうになったとかなんとか。
「ヒーローは泣いている子供を絶対に見捨てない!」
「ま、まさかここまで追いかけて来るとは…!さてはお前もこの子の力が欲しいのねん?」
一体何の話をしていると思うし、そもそもそんなものをソラは求めていない。ところで怪物に前を見ないと隕石にぶつかるぞ、っと注意喚起しようと声を掛けた。
「え?前…?うわぁ!?」
「っ……如意棒ーー!!」
隕石が当たる直前にソラは怪物が着ているサスペンダーの隙間に伸ばした如意棒を引っ掛け、隕石の軌道から逸らす様に動かす。途中に「ランボーはやめろ!優しくするのね!」とか聞こえたが無視。
「お、オレ様を助けたからってこの子を返さないからな!」
誘拐犯のこの怪物を助けるなどあり得ない。ただあくまであの赤ん坊に被害もしくは2次被害が出ない為に、あくまで助ける為に。とソラは自分に言い聞かせていた。
「無視するな!ってどわぁあ!!?」
怪物の声など一切聞こえない程に思考の海に沈んでいたのが、災してまさかの2個目の隕石が怪物にぶつかった。そして気を失ったまま光溢れる何処かの空間へと落ちていった。
それからもう一度赤ん坊をこちらに抱き寄せ、頭を撫で安心にさせる為にに
「もう大丈夫です。パパとママの所に…お家に帰ろう。」
ソラの言動に安心したのか赤ん坊は眠りにつく。
しかし一瞬だけ
「出口でしょうか…?」
先程怪物が入っていったのと同じ光溢れる空間に
ソラは入っていった。
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光が止むとそこには青空と雲の世界が広がる。しかし周りを見ると森や山などスカイランドでは中々見ない風景。下を見ると小さな建物が見え、そして今立っている場所には地面が無い。
つまり文字通り空の上に放り出されている。
「ひぇぇええエエェェーー!!?」
もちろん重力には逆らえずそのまま落下していく。
ソラの思考には助かるプランが2つある。
1. 陸上競技の棒高跳びよろしく、伸縮可能な如意棒を利用して上手く着地する。建物にぶっ刺して突っ張り棒にする案もあるがこれは却下。
まずは実現可能な如意棒を使ったプランに移行。
なので早速使おうと背中に手を伸ばす。
「如意…あ、ありません…ええぇぇエエェェ!!」
背中には如意棒の筒しか着けていないと気づいた
ソラは焦りながらも急いで周りに目をやる。
だが現実は非常である。
いつ、どの時、どのようにして、失くしたのか?と普通の状況なら様々な思考が浮かぶが今それどころでは無い。
そして如意棒を頼ったプランを諦め、もうひとつのプランに移ろうとしたところ……
「そこぉ!どいてくださぁい!!」
「えええぇぇぇエエエェェェ!!??」
ソラは気づいた落下地点には自分と歳が同じくらいの少女がいる事に。
「仕方…あり…まっせん!!」
抱えている赤ん坊を落下時の衝撃を全て自分が受け止める為、少女との衝突を防ぐ為にと、ソラは気合の言動と共に宙で身体を捻らせ、所謂仰向けの状態にしつつ、上手い具合に落下の軌道を逸らす。
そして残りひとつのプランを実行する。それは……
2.とあるモノを呼び寄せ、手を借りる。しかしここが仮にスカイランドでは無い、別の世界だったらソレを呼べるかも正直不安。
だがもう不安とか関係無い!
もう考えている暇は無い!!
もうこれに賭ける!!!
だからありったけの声で叫んだ!
この少女=虹ヶ丘ましろはコンマ数秒間で現実ではあり得ない、摩訶不思議な光景に見舞われる。
ひとつ、自分と同じ歳くらいの何かを抱えた青髪の少女が空から落ちてくる、それもこちらの方にへと。
ふたつ、そんな状況でまず動ける訳が無い、今でも叫ぶ自分。だが青髪の少女は宙で身体を逸らし軌道を変えた。
みっつ、残りコンマ数秒ってところで自分の真横に落下する筈の青髪の少女を落とさせないぞと、
まるで
ましろは何度も見たい事があるソレは空に
浮かぶ白くてフワフワのアレの様な形をした…
「雲…き、
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『成る程あの小娘…お前はそれに目をつけていたのか?_____よ。』
『それにしても____。アナタも物好きですね?それもわざわざアレに介して。』
如意棒と筋斗雲の登場!何故ソラちゃんが持っているのかは今後に乞うご期待を!
筋斗雲をもふもふするロリソラちゃんを妄想して下さい
奇跡の炎よ 萌え上がりますよww
実はこの小説の構想前にグレートサイヤマンみたいにガンマ2号に
"変身"する男オリ主小説を考えていました。(1号もちゃんといます)
ところで皆さんはやはりソラちゃんやましろん、あげは姐さんやツバサくん?達の誰かと恋愛描写のある話が好みですかね?
それでは最後まで観ていただいてありがとうございます!