広がる空と摩訶不思議な空   作:ポタラット

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ひろプリが終わって、わんぷりが始まっていた…ヒットの時とばしを喰らっていた?

めちゃくちゃ遅くなりましたが鳥山明先生
ご冥福をお祈りいたします


其の三

 

 

其の三

キュアスカイ参上です!!

 

 

「ヒーローの出番です!」

 

覚悟を決めたソラがそう言うと、ソラを包む様に

謎の光が発生する。

 

_____________________

 

 

ソラを包んでいた光が消えるとそこには宇宙空間に舞台のようなものが設置された場所を所謂"インナースペース"と呼び、そこに立っている。

頭の中に次々と入ってくる情報を戸惑うなく行動に移していった。

 

 

『スカイミラージュ!トーンコネクト!』

 

 

『ひろがるチェンジ!スカイ!』

 

 

『煌めきホップ!』

 

 

『爽やかステップ!』

 

 

『晴々ジャンプ!』

 

 

 

『無限に広がる青い空!キュアスカイ!』

 

 

こうして"伝説の存在"と言われた戦士である"プリキュア"が誕生したのだ。

 

 

_____________________

 

 

「わー…私どうなったのですか!?」

 

いつの間にか自分の姿が変わっている事に驚いて、今の自分の姿を確認している。それは水色のツインテールに羽を模様したアクセサリーが付いており、全体的に水色と白を基調とした服装にロングブーツ、何よりも左肩から腕にかけた"ヒーローの象徴"であるマントが付いていたのだ。

 

 

「くっ…!あ、アイツを倒せ!ランボーグ!!」

 

「ランボーグ!!」

 

豚の怪物はキュアスカイの誕生に動揺しながらも、ランボーグに攻撃するよう指示する

 

「はっ!」

 

キュアスカイの変身によって常人よりも遥かに跳躍し、ランボーグの攻撃を難なく避けて、ビルに着地する

 

「ラン…ボーーーグッ!!!」

 

「はっ!たぁあ!!」

 

ビルに着地したスカイを見逃さなず次の攻撃を繰り出したランボーグだが、これも構えの姿勢になっていたスカイに難なく受け止められカウンターの拳を叩き込まれ吹っ飛ぶ

 

「まだまだです!…たりぁあ!!」

 

上空に吹っ飛ばされているランボーグにスカイは身体全体を回転させた遠心力による強力な蹴りで追撃する

 

「ラ…ラン…ボ…ーグ」

「なっ!?つ、TUEE…」

 

変身前でもランボーグに多少は渡り合ったソラの

身体能力に少なからず関心はあったが

今は圧倒されるキュアスカイの力に驚愕する怪物達

 

そして地面に倒れ伏せているランボーグ目掛けてキュアスカイは、怪物にとどめを刺すべく必殺技の構えをとる

 

「ヒーローガール!スカイパーーンチ!!」

 

分厚い雲を吹っ飛ばし、晴れ渡った青空を背景に、青い拳の気を纏ったキュアスカイが驚異的なスピードでランボーグ目掛けて突進した

強烈な拳がランボーグを直撃して、攻撃を受けた

ランボーグは神秘的な白い光を放散する

 

「スミキッタァー…」

 

そう呟きながらランボーグは浄化され、

元のショベルカーに戻った

破壊された建物やアスファルトも元通りになる

唖然とする豚の怪物にキュアスカイが振り向いた

 

「もう勝負は終わりました。それとも次は…」

 

「ひぃっ!?か、カバトントン!」

 

勝ち目がないと悟った怪物は謎の呪文を唱え、黒い煙を放出しながら姿を消した

 

「ふぅー、何とかなりました」

 

「ソラちゃーーーん!!」

 

「ん?ましろさん。お二人が無事で良かったです。それに筋斗雲さんお二人を助けてくれてありがとうございます!」

 

「うん!「えるっ!」筋斗雲くんもありがとね。ところでソラちゃんこそ怪我は…治ったかな?」

 

「はい!この通りです!」

 

キュアスカイから元の姿に戻ったソラとましろは

お互いの安否を確認して無事な事に安心する

礼を言われた筋斗雲は嬉しかったのか人間の様に頬?を真っ赤にして照れていた

 

そして自分達を助けてくれたソラにましろは質問する

 

「ソラちゃんって、ヒーローなの?」

 

「うーん…わかりません!」

 

ちょっと考えてみたが結論は出なかった

 

 

それから怪物達を撃退して安心したのか街の野次馬が集まったり、騒ぎになったり、仕舞いには警察も来たりと紆余曲折を経て、ソラ達はましろに連れられてやって来たのはましろが住んでいる家であった

ましろの家がとても大きかった所為なのかソラは唖然としていた

 

「も、もしかして!ましろさんはこの世界のプリンセス、ましろ姫ですか!?」

 

「えぇっ!?そ、そんなんじゃないよ!」

 

ましろがそう言っていると家の中からお婆さんが出てくる

 

「ましろさん、おかえりなさい」

 

「お、おばあちゃん!」

 

どうやらこの人はましろの祖母だったようだ

 

「ましろさんのおばあさんでしたか!初めまして、私ソラ・ハレワタールと言います!」

 

「初めまして、私は虹ヶ丘ヨヨ。よろしく、ソラさん。それとこれ…」

 

お互いに挨拶した2人。それでましろの祖母ことヨヨはソラに何かを渡した

 

「これって如意棒!?ヨヨさんありがとうございます!このお家に落っこちたんですね!?…ってお怪我はありませんでしたか!?お家を壊していませんか!?大丈夫でしたか!?」

 

「ソラさんが言った心配は何も無いわよ。まあ強いて言えばお茶をしていた私とお客さんは驚いたけどね?ふふっ」

 

如意棒が見つかってはしゃぐソラを落ち着かせるヨヨ。

そして如意棒の事やその持ち主を何故知っていたのか、一緒にお茶をしていお客さんとは?など疑問に思うましろだったがそれよりも…

 

「お、おばあちゃん!信じてもらえないかもだけど!この子達が空からピューって!それから怪物がバーンって現れて!それから大きな火柱がボーワって!それからそれから!えっと…」

 

「…大変だったわね」

 

「えっ?」

 

ヨヨはソラ達に労いの言葉をかける

 

「さぁ、お上がりなさい」

 

「じ、自分で言うのもなんだけど、今の説明でオッケーなの!?」

 

「ん…ふわぁ~」

 

「…お邪魔します!」

 

ソラは赤ん坊が眠そうにしているのを見てひとまず家に上がらせてもらう事にした

 

 

 

家に上がったソラとましろはこれまでに起こった事について話し合っていた

 

「スカイランド…こことは違う世界があるなんて、まだ信じられないよ…」

 

「私も、自分が別の世界にいるなんて信じられません…それに、私がキュアスカイに変身した事も…」

 

「…おばあちゃん、ソラちゃんが変身したキュアスカイの事、お部屋の百科事典に載ってないかな?お願い、調べてあげて!」

 

「…私の事より、この子をお家に帰してあげる方法を見つけるのが先です!約束したんです!パパとママのところに帰してあげるって…」

 

ソラは眠っている赤ん坊を抱きながらソファーから立ち上がる。

 

「ヒーローは、泣いている子供を絶対に見捨てません!!」

 

「え…えるぅ~!!」

 

ソラの大声で赤ん坊が目を覚まして泣き出してしまった

 

「あわあわわ、ごめんね!そうだ!いないいない…ばぁーーーーっ!!!!」

 

「ソラちゃん…慌てすぎて凄い顔になってるよ?…あっ!もしかしてお腹空いたのかな?」

 

「それです!あ、でもミルクが…私が買いに行き」

 

「台所の棚にマグカップとミルクがあるわよ」

 

「そっか、良かった~」

「良かったです!」

 

「「…えっ!?」」

 

「ミルクは人肌でね」

 

 

 

 

 

「ぷはぁ!」

 

赤ん坊はミルクを飲み干し、ソラが背中をさするとゲップをする

 

「ソラちゃん上手だね!」

 

「随分前に歳の離れた弟をあやしていたので慣れているんです!」

 

「そうなんだ。でもさっき」

 

「どうやら弟のみに有効のあやし方なのでさっきのは忘れてください。いいですね?」

 

「う、うん。あはは…そう言えばおばあちゃん、どうして家に粉ミルクとマグカップがあったの?」

 

「オムツもあるわよ」

 

「えぇ~!?」

 

「…出会いに偶然はない。人と人が巡り会う事はいつだって必然…運命…物語の始まり…わかる?」

 

「「???」」

 

「あなた達のいた世界に戻る方法が見つかるまで、2階の空いている部屋を好きに使いなさい」

 

ヨヨはこの場から離れていった

 

それからましろはソラ達がこれから暮らす部屋の

案内をしていた

揺籠ですっかり寝ている赤ん坊に微笑む2人

 

「ましろさん!」

 

「え?…はい?」

 

ましろを呼ぶソラは片膝を地に着けて

 

「このご恩は決して決して忘れません!

私ソラ・ハレワタールは今より––––ましろさんを

守る騎士となり、全身全霊忠義を尽くし…」

 

「あ…あのねソラちゃん…凄く嬉しい…だけど騎士は要らないかな?」

 

「ではどうすれば…?」

 

「お友だちからお願いします」

 

そう言ってましろは右手を出し握手を求める

それに応える様にソラも右手を出し、お互いに握手する

微笑むましろと頬を赤らめつつもキラキラな表情のソラ

 

「そうだ!ソラちゃん、ずっと気になってたけど首にぶら下げている水晶玉?に四つの星が入っているソレって何かな?」

 

「泣き虫さんで小さかった私が勇気を振り絞って行動したのを認めてくれた。ヒーローになる為に特訓をしてくれた"恩人"から譲り受けた、とっても大事な証です…」

 

 

 

「これは私の勇気の証…四星球(スーシンチュウ)です!!」

 

ソラのその手に握られている四星球は夕陽の日差しによりキラキラと輝いていた

 

 

 

 

 

 

 

「あ、筋斗雲さんやこの如意棒も元々はその人のモノです」

 

「そ、そうなんだ…(ソラちゃんの恩人って…もしかして"孫悟空"だったり?…なんちゃってね)」

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

〜ソラシド市の遥か上空にて〜

 

 

『妙によそよそしいガキ達かと思っていたが

なるほどそう言う事か。随分と待たされたがお前はまたコイツを見越していたって事か?』

 

『まあな。そしてこれからソラ達はもっと強くなる。だからおめぇもあんま心配すんなよな?』

 

『そうですね…貴方の言う通り、彼女達を信じなくてはなりませんね。"救世主様"」

 

『だから〜救世主はオラじゃなくてサタンの事だってば〜」

 

『さて、あのプリキュアとやらはどの程度の実力なのか少し遊んでやるか』

 

『力入れ過ぎんなよな?』

『加減して下さいね?」

 

『……ふんっ!』

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

筋斗雲の小さな物語

 

これは少し未来のお話である

 

筋斗雲「………」

 

あげは「と言う訳で私を乗せてくれない、筋斗雲くん?」

 

ツバサ「確か清い心の持ち主ではなければ…よくからかうあげはさんには」

あげは「はい!そこ静かに!それじゃあ…」

 

筋斗雲「!!!」

 

あげは「ガーン!!あたし嫌われてる!?」

 

ソラ「ん?あっ!あげはさんはとっても良い人なのにイジワルはめっ!ですよ?筋斗雲さん」

 

筋斗雲「!?!!!!」

 

筋斗雲曰く出会って間もないあの頃のとある少女とあげはがどうしても面影が重なってしまい、あげはを落っことしてしまうから乗せたくないらしい

 

まあそれは筋斗雲のみぞ知る

 

 





ひろプリの漫画はいいぞ!
あの日常が面白いんじゃないか

最後まで観ていただいてありがとうございます!
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