はい、設定を幾つか間違えています。
現在約500年前くらいです。
マデサゴーラが大魔王になるのは約400年前。
バルディスタ要塞が建国されるのは約400年前。
ああ、矛盾が……齟齬がぁ……
一応、今回の話でさりげなくリカバリーしようとしていますが、完全には無理なので独自設定と思ってくだひゃい。
これからもこういうミスがあると思いますが、あまりに酷い間違いでもない限り、独自設定という形を取ります。
あ、それとガールズラブ要素。今回から出てきます。
X年〇月×日
厳しい修行を終え、無事に魔仙卿になった。
心機一転。偶然手元にあったノートと筆を使って、これから日記でも記そうと思う。
取り敢えず、私の体質について記しておこう。どうやら私は生まれつき魔瘴への耐性があるらしく、それ故に魔瘴を吸収し、自分の力へと変換できるらしい。これが神様から授かったチートなのかは分からないが、私の矛となるのは確実だ。
そして、これも一応記しておく。先代魔仙卿の協力のもと、判明した事実なのだが……なんと私は既に死んでいるらしい。きっかけはある。レイダメテスから逃れるために光の河に飛んだ時だ。あの時、私は死んでしまった。本当にただの投身自殺だったようだ。
正直、実感が湧かない。何故なら私は生きている。呼吸している。意識がある。だが、それらの幸福を齎してくれているのは魔瘴だ。魔瘴のお陰で私は生きることができるらしい。仮に体内に魔瘴が無くなった時が死だと、先代魔仙卿は語った。
ある意味、私はゾンビだろう。冗談が現実になるとは……
だからなのか、大いなる闇の根源との契約もとんとん拍子で進んだ。闇の根源の幻影は不気味なほどに快く契約してくれた。何か裏がありそうなので警戒しておくに越したことはない。
X年〇月×日
魔仙卿になった今でも先代魔仙卿に教えを乞う。
その結果、色んな事が判明した。
私に魔法の才能は皆無だった。元々MPがないらしく、メラすら使えないという。その所為で特技全般も使えない。ドラクエ世界なのに魔法特技が使えないってマジ? まあ先代魔仙卿曰く、MPがあったとしても武器を扱う才能もないらしい。悲しい。
それと職業だが、その概念はあった。しかし、ゲームのように何度も転職するというのは普通ではないらしい。一つの職業に没頭して極めるのがごく一般的なそうだ。まあMPがない私にはあまり関係ないことだ。不服だがな!
X年〇月×日
先代魔仙卿が死んだ。
今日は何も書きたくない。
X年〇月×日
落ち着いたので記す。
先代魔仙卿が死んだ原因は、恐らく寿命だろう。大いなる闇の根源との契約が私に受け継がれ、事切れた感じだ。魔族にしては長寿だったし、もしかしたら大いなる闇の根源が不老の役割をしていたのかもしれない。
お墓はジャディンの園にひっそりと立てておいた。先代魔仙卿が自分の名前を付けるほどの場所だ。お気に入りに違いない。
モーモンたちは悲しんでいた。
短い期間だったが私にとって先代魔仙卿は家族同然だったので、酷く泣いてしまった。それと同時に彼が守ろうとした魔界を大事にしたいと思った。
X年〇月×日
気分転換に先代魔仙卿の着ぐるみを作った。ゲームで兄弟姉妹が着ていたアレだ。
幼女の格好では魔仙卿として示しがつかないだろう。だからこれからはこれを着込み、口調も魔仙卿っぽくしてみる。これが案外難しい。
X年〇月×日
そういえば魔仙卿になったのに各魔王たちに挨拶をしていない。そう思い、情報収集も兼ねて数日間、魔界の各地を放浪した。
やはりファラザードはまだ誕生していない。ユシュカの影も形もなかった。取り敢えず、名前も分からない小国家に顔を出しておいた。
そしてバルディスタ要塞だが、なんと未だだった。魔界の西側は多数の勢力が争っていた。ゲルヘナ幻野の集落跡は確かバルディスタ要塞が滅ぼした筈だったが、記憶違いだったか? それにしてもヴァレリアを目にした時、魔王と呼んだのは失敗だった。お陰で疑われてしまった。
ゼクレス魔導国はあったが色々と酷かった。地位が厳格に決められ、よそ者には厳しい。貴族たちは自分たちが一番と信じており、平民を見下し、他国との協調性はない。大魔瘴期に備えてシェルターを作り、自分たちだけ助かろうとしている。
因みに、この時アスバルは生まれておらず、魔王はイーヴだった。アスバルの父だった筈だ。
イーヴは平等を説いているようだが、あの様子だと厳しいだろう。ゲーム通りの展開になるに違いない。
ネクロデア王国はゲームでは滅んでいたが、この世界ではまだ現存しており、それが新鮮だった。ジャムリバハ砂漠の小国家と取引をしたり、教会で祈りを捧げたり……普通に良い国だろう。私の評価は高い。
最後に魔幻都市ゴーラに行った。まだ建国されたばかりのようだったが、やはり大魔王のお膝元ということもあって治安が良い。そして、何よりも魔幻園マデッサンスだ。あれは普通に遊園地だ。すっごく面白かった。
大魔王マデサゴーラには会えなかった。何か芸術に没頭しているらしい。魔仙卿が来ているのに顔を見せないとはマデサゴーラらしい。
X年〇月×日
久しぶりに日記を記す。
最近はずっと修業をしていた。主に大いなる闇の根源の力の制御だ。その結果、ゲームであった魔蝕や魔瘴弾といったものが扱えるようになった。また魔瘴を精密に操ることで簡易的な剣も創造できた。見た目が『みなごろしのけん』なのは解せない。
魔瘴を吸収できる体質も研究してみたが、これは凄い。無限に魔瘴を取り込められる。しかも、その度に力が増大する。これ、先代魔仙卿が危惧していた大魔瘴期を何とかできるんじゃ、と思ったがそうでもなさそうだ。魔瘴を取り込むのは簡単だが、結構時間が掛かってしまうし、割と効率が悪い。私は劣化版イルーシャか。
X年〇月×日
普段はゴダ神殿で生活している。修行をして、ジャディンの園でモーモンたちを談笑し、修行をして、たまにお墓参り。そして修行。うん、修行ばかりで気づかなかったが、このゴダ神殿には人が生活するスペースはない。
ということで勝手に改装した。
適当にぶち抜いて部屋を作り、そこにふかふかのベッドを拵えておいた。あとは簡易的だがお風呂も作った。家具も適当に作り、夢のマイルームだ。
X年〇月×日
先代魔仙卿が創り出した海魔獣ブルラトスの様子を見に行った。順調に成長していて、特に異変はなさそうだ。原作通り海底洞窟を見つけてくれるだろう。
X年〇月×日
気づいてしまった。
私ってもしかして弱いんじゃないだろうか?
魔瘴によって力はある。しかし、技術が圧倒的に足りない。やはりMPがないのが辛い。私の体質のお陰か魔瘴系の技はMPを使わなくていいが、やはり魔法や特技は使いたい。特にホイミ系。回復するのに未だにやくそうっておまえ……
と、そこで考えた。無ければ増やせばいいと……
ゲームでは女神の木、アクセサリー、ふしぎなきのみなどなど、色んな方法でMPを増やせた。しかし、女神の木は論外、アクセサリーは貴重品なのか見つからない。種系も然り。だから私は職業スキルに目をつけた。全職業で能力値が上がる奴だ。それのMP系を取ればいい。
私は早速、ネクロデア王国へと向かい、教会に居た僧侶っぽい魔族に土下座した。しんこう心スキルでMPが貰えると踏んだのだ。
しかし、断られた。貴方は魔仙卿です、だってさ。魔仙卿が職業だって言いたいのか、それとも私に僧侶の才能がないだけなのか。謎のままである。
X年〇月×日
MPは諦めた。どうやら私にどの職業の才能もないのだろう。そう判断した。解せぬ。
ということで、非常に不服だが回復はやくそうで補うことにした。全財産を使って特やくそうを買い込んだ。
X年〇月×日
盲点だった。まさか魔瘴を使って回復できるなんて……
そういえば私は魔瘴で生き返ったらしいし、あり得ない話ではない。どうして今まで気がつかなかった。部屋に詰め込まれた大量の特やくそうはどうすればいい? 転売かな?
X年〇月×日
今日は実力を確かめるためにゲルヘナ幻野に歩いていたギガンテス強に勝負を挑んでみた。というのも魔仙卿になってからは戦闘をあまりしたことがないのだ。
結果を述べると勝った。
しかし、釈然としない。私はただ魔瘴という力を振るっただけである。何の技術もないごり押しだ。私のステータスってどのくらいなんだろう。
X年〇月×日
大魔瘴期が近づいているだけあって大きな魔瘴が発生した。それを全て吸収し、ついでに各地を巡って魔瘴問題を解決した。一時的なものだが、色んな魔族から感謝されたし悪い気はしない。まあ年単位掛かった甲斐があった。
X年〇月×日
ついに来た。
ジャディンの園に何か光ったものが落ちてくるのが見え、それが人だと気づき、急いでかけつけた。
少女だった。茶髪のツインテールに、筆頭研究員の服。そして、触れてみるとビリビリとくる感触。間違いない。時渡りの呪いだろう。
つまり、この女性は主人公の兄弟姉妹……恐らく身長的に妹だろうか?
私はゲームであった回想を再現するように、先代魔仙卿として少女に語り掛け、魔仙卿を受け継ぐように促した。
X年〇月×日
兄弟姉妹……いや妹の名前はテンだった。うん、予想通りだ。
魔仙卿にするためにも私が先代魔仙卿に教わったことをそのまま説いた。所謂、修行というやつなのだが……問題は別にあった。
―――――
「えへへロトちゃんだ! ロトちゃんが魔仙卿だったなんて……やっぱり私たちは結ばれる運命なんだよ!」
迂闊だった。
風呂に入ろうと踊りながら魔仙卿の着ぐるみを脱ぎ、ご機嫌に鼻歌を鳴らしているとテンちゃんに見られてしまった。私は間抜けな姿を見られ、魔仙卿としての威厳の危機を覚えた。直ぐに弁明しないと……!
刹那、私は抱き締められてしまった。
どうやら未来の私はテンちゃんと面識があるらしい……まあそれもそうか。なんだかんだ私は原作に関わっているし、可笑しな話ではない。しかし、だ。
「ロトちゃん……! 好き……!」
どうしてここまで好感度が高いのだろう。いや、もう愛じゃないか? これは。
少なくとも嫌われるよりはマシだが、一体未来の私は何をやらかしたのだろう。頭が痛くなってきた。
日記形式って書きやすいなぁ……これから多用していきたい
主人公のロトちゃんですが既に死んでいて、魔障によって生きている感じです。というか魔障そのもの? その方が周りが曇るかなぁって(サイコ) 一応、ざっくりですが裏設定は考えています。
いつか訊かれると思われるので作者のドラクエ歴を載せます(自意識過剰)
クリア済み
ドラクエ1FC
ドラクエ2FC
ドラクエ3FC
ドラクエ3GB
ドラクエ4FC
ドラクエ5DS
ドラクエ9DS
ジョーカーDS
ジョーカー2DS
テリーのワンダーランド3D
途中までプレイ
ドラクエ5SFC(お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました)
ドラクエ6SFC(お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました)
ドラクエ6DS(お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました)×4
ドラクエ7PS(普通にやってない)
ドラクエ8PS2(ラスボスであるラプソーン目前で姉がPS2を売った)
テリーのワンダーランドGB(挫折)
剣神(ロトの剣が折れた)
現在プレイ中
ドラクエⅩを一年ほど。プレイ時間は1300時間くらい(version6.4まで。サブクエはversion5まで)
本題ッ!
感想、お気に入り、評価、ありがとうございます。
呼んでくれている人がいると思えばモチベが湧きます。そのお陰で! 最近ッ! ドラクエⅩをプレイする時間がありませんッ! 本望ですッ!
あ、次回は明後日くらいに投稿すると思います。