「……」
俺は瞼を開け、目を覚ました。
どうやら作戦前に居眠りをしていたらしく、ブリーフィング中であることを忘れていた。
「これから完遂ほぼ不可能なミッションに行くってのに、随分と余裕あんだなぁ」
そう言ってジョセフは俺の隣に座って意地が悪そうなニヤけた面で話しかけてきた。
「ああ、悪い」
「オイオイどうした。元気がないな?腹の調子でも悪いのか?」
ジョセフは眉を真ん中寄せて心配気な顔で俺を見た。
「俺で良かったら相談乗るぜ?」
ジョセフは俺らしくもない態度をとっていたからか、奴自身もらしくない態度で親身に語りかけて来た。
先程の悪夢のことも気になっており、俺はつい喋ってしまった。
「いや、なんか最近悪夢ばっかり見て寝不足なんだよ。その内容が、俺の本当の父親と母親が現れて、俺に優しくしてくれて、んでその後真っ暗な男が現れて俺の頭を撃ち抜くんだ」
「ふーんあそ」
このクソ野郎、人が真剣に悩みを打ち明けたというのにあくびをしながら鼻をほじっていやがる。
嘘だろコイツ……相談乗るとか言っておきながらこんな不親切な態度の取るとかありえないんだが……
「他人が寝てる時に見た夢の話程クッソくだらないものはないよな」
挙げ句の果てには「HAHAHA」と鼻で笑いながら見下すような笑みを俺に向ける。
コイツ、俺以上に性格が終わってやがる。
「俺がバカだったワ……相談相手間違えた……」
「えっ、まさかマジで悪夢が怖くて俺に相談したのか?」
「いや、ちげぇよ。そういうんじゃねぇんだ……」
「なんかほっといた方が良さそうだなこりゃ」
ジョセフは「アホくせ〜」と言いながら後ろを振り向いて俺から踵を返した。
その瞬間、奴の腰に下げられていたホルスターに入っていた銃が姿を覗かせ、俺はあの時見た夢の断片を思い出した。
「それ!その腰の!アンタの銃、見せてくれよ」
「なんだ藪から棒に」
「なんとなく気になっただけだ。少しだけで良いから見せてくれ」
俺はそう言ってねだるようにジョセフの銃を借りた。
「グロリアウェポンズ10583、通称LOVE BOMB BABY。銀色に輝く29センチの長くゴツイ銃身に、黒曜石のように黒く煌めくグリップ、マガジンはグリップ内部ではなく引き金の前にあり、装弾数は12発。弾の種類は戦車でさえ一発でぶっ壊す特注カスタム弾を使用している。俺のコレクションの中でも一番のお気に入りだな」
ジョセフはペラペラと自慢気に銃の詳細を語る。
奴は俺以上に銃に熱心で詳しく、コレクター気質な一面を覗かせ、まるで水を得た魚のように得意気に俺に遠回しの自慢をしてきた。
そしてコイツがベラベラ語ってくれたおかげでわざわざ俺が説明する必要も無くなったおかげで、俺はまじまじと奴の銃を眺めていた。
俺はあの時見た悪夢の最後の瞬間を思い出す。
俺の頭に突きつけられた、あの拳銃を。
しかし、ジョセフの持っている銃とは全くの別物だった。
俺は夢の中見たあの銃をどうにかして鮮明に思い出そうとするが、頭の中で思い浮かべれば浮かべる程、かつて見た形から遠ざかっていく。
夢の中の出来事は最初の時点では衝撃的でも時間が経つごとに忘れていき、最後には何を見ていたかすら忘れてしまうものだ。
俺が夢で見た銃と、今俺が見ている銃見比べれば間違いないと断定はできなかった。
そして、合っていなくてよかったと安堵する自分がいた。
「あのー、作戦内容聞いてる?」
メルが気怠げな声で俺達に問いかけた。
メルは秘密基地で俺たちのサポートをすることになっており、ブリーフィングルームでは俺とジョセフ、ミシェルにコボー、そしてもう一人……
「いやはやワクワクがとまりませんね。セルデンフサク34はマッドギアの中でも様々な技術が保管されているいわば宝島。個人的な予想では兼ねてより噂されていたテレポートシステムの実用化が現実的になっているのではないかと思いますがそれよりも可能性がありそうなのは人工AIのさらなる進化かと。今期アニメ、『グレイアーツ・フィロソフィー』でもAI技術に対して穿った問題提起をしており……」
小太りの角刈りの男がヒューマンジュークボックスと名付けても問題ないほどありえない速度と句読点のない一人語りに、俺達はドン引きしていた。
「おうミシェル、この息が臭そうなキメェオタクはなんだ?」
ジョセフは臭い物を見るかのように鼻をつまみながらミシェルに問いかけた。
「この人はタケロウ・ハセベ。マッドギアの武器マニアなら皆知ってるあの大企業、ハセベコープの社長の息子」
「いや俺が聞いてるのはなんでこんなとこに早口で唾飛ばすワキガ野郎がこれから死地に向かおうとしてんのかって事なんだが」
「言い過ぎじゃない?人間ってこんなにライン超え発言するのが普通なの?」
「安心しろ、人間は言うほど酷い生き物じゃねぇ。たまたま偶然、コイツがとんでもねぇ差別主義者なだけだ」
「俺は博愛主義者だぜ。全員に優しいし殴る時は本気で殴る。俺ほどの善人はいねぇだろうが」
「即見た目で判断してワキガ扱いしてる奴のどこが博愛主義なんだよ。この全身暴力差別人間が」
実際に悪臭は放っておらず、タケロウの身体からはペパーミントのような清涼な香りがし、髪は角刈りだが最新カットしたのかさっぱりとしている。
メガネも指紋でベタベタというわけでもなくしっかり綺麗に拭かれている。
服はパリッとした白い長袖シャツに黒のスラックスを履いている。
そんな見た目は清潔なオタクにでさえもバリッバリに差別してくるコイツのオタク嫌いはマジで問題があるな。
過去に何かあったのだろうかと勘ぐりたくなるほどだった。
「あもしも〜し。タケロウくんについてご案内がありまーす」
メルはポテトチップスのお菓子を食べながらジュースで流し込んで俺達の間に入るように、唐突に輪に入る。
「いいなぁインドア派の天才ハッカーは。お菓子食べて指示待ちロボットの人間達に命令すればいいだけだもんなぁ」
「仕事のため仕方なく糖分補給してるだけですぅ〜なんならこの瞬間もずっと最新の情報を取得してるんだからアンタらもそれに見合った働きをしてよね」
「まだ作戦前だろ。今食う必要ねぇだろ。まぁそれで、この長谷部武郎が何故私たちの作戦に必要不可欠なの?」
「ん〜改めてじゃ作戦内容について改めておさらいしよっか。私達はさ、これから洗脳マシーンの親玉のOY2を破壊しに行きます」
「お前来ねぇだろうが」と俺が突っ込むと、メルは「うるさーい聞こえませーん」と耳を塞いで頭を横に振って知らん素振りをした。
「そのためにはセルデンフサク34の中でも最重要区画に参入しなければなりません。侵入するためには上級職員のカードキーがいるため、それを持っている職員に接触して奪わなければならない。そこで、アンタ等には施設の関係者に変装して潜入任務についてもらいます」
「潜入任務なら私の十八番ね」
「俺は暴れる方が好きだが、必要ならやってもいい。本当は敵のド玉ぶち抜きたいけど……」
「コボーはお掃除ロボットとして潜入してもらう。丁度あの施設ってコボーと同じ型番のロボット使ってるから絶対バレない。本人、いや、本ロボが自我出して混乱させない限りね」
「本当はやりたくないんだけどね」
コボーは不満な声を漏らしながら機械の駆動音を鳴らす。
まるで身体でも意見を発しているようだ。
確かに奴は見た目は、というか中身も完全にロボットで、奴に箒やチリトリなどを持たせたらその辺のお掃除ロボットに見間違えることは間違いなしだ。
「じゃあコイツはなんだ?どう考えても戦闘員じゃねぇだろ。家でピザでも食いながらヘッドセットつけてゲームでもしてろよ」
「お前マジで言い過ぎだろ。俺でもどうかと思うぞ?」
「オタクへの憎悪が半端ないのは人間に備わった本能なのか?」
性格がゴミカスと知人からの評判であるこの俺でも流石に看過できなかった。
俺の場合、少しからかってその後は放っておく程度で済ますが、ジョセフはこのオタクを見るたびに暴言を常に吐いていた。
「奴等には悪い思い出があるんだよ。アイツ等、俺の銃を一目見てぇと言って、一週間も風呂入ってねぇようなギトギトな手でベタベタ触って唾飛ばしながら俺のカスタマイズにあれこれ指図しやがったことがあった。それ以来俺はオタク大嫌いなんだ」
「しょうもな」
「思ってたより浅い理由ね。でもそれは……嫌っても仕方ないかもしれないわね」
「顔面がキモイならそれは体質の問題だから仕方ないけどせめて風呂には入って欲しいよねー。にしてもここまで嫌うことある?」
想定してたよりも数段しょうもなく浅い理由だが、しかし忌み嫌うには十分な理由を聞いた俺達はいたたまれない気持ちになる。
「ジョセフ、貴方の気持ちは理解したわ。だけど、タケロウ・ハセベの力は私達にとって必ず助けになる」
「だから、このオタクがあの危険な要塞施設で何の役に立つってんだ?」
そう言われたミシェルはメルに視線を向けると、メルも意図を察してスクリーンにある数枚の画像を見せた。
映っていたのはオタク達がカードゲーム競技、アニメ鑑賞、家庭用ゲーム機や常設型のゲーム筐体、テーブルゲームなどに勤しんでいる姿であった。
「…なんだこりゃ?」
「これはウチのスパイがこっそり撮影した、セルデンフサク34で休憩中に遊んでいる研究員達の姿ですよーん」
「はぁ?」
「えぇ……?」
「人間って会社の中で遊ぶの?」
「極秘の研究施設っていう割にはなんかG〇〇gle本社みたいな空間よね」
「いやお前それ伏字の意味ねぇよバカガキが」
俺達は驚きと呆れの二つの感情がごちゃ混ぜになったようなため息を漏らす。
コイツ等、操られている割には随分と楽しそうにしているな。
黒幕のテミナやハルワンドはこれどういう気持ちで見てんだよ。
「でも仕事はちゃんとこなしてるから、上は何も言わない。そもそもテミナは現状の様子に満足しているらしいよ。変な男だよね。普通大量の人間を操れることが出来たら馬車馬のようにしゃかりきで働かせると思うけど」
メルの言葉に俺も頭の中では同調した。
全員テミナの考えている事は理解が出来なかった。
奴は一体何がしたいんだ?
「そこで話は戻るけど、オタクしかいない研究施設に潜入するのに、常人の私達が潜入したら、最初は上手く言ってるけど、ボロが出て作戦に支障をきたす可能性があると思わない?」
ミシェルの話には皆反論が無いわけではないが言い得て妙であるとも思っていたため、ジョセフでさえも口ごもりながら口を閉ざしていた。
こんなオタクだらけのコ〇ケみたいな空間に居たら、いずれどこかで不信感を抱かせる。
こいつらはオタクではないのでは?と。
そして怪しいと思った奴等が俺達を通報し、捕まえに来る。
何故ならこの国の人間達はほとんどがオタクと化し、常人は俺達のように地下に潜っているか、オタクのフリをして洗脳を免れて逃げているからだ。
そう解釈した俺はなるほどテミナもバカじゃないと感心した。
これは罠であり防御壁なのだ、俺達のような造反者を捕まえて洗脳するための。
「タケロウ・ハセベはオタクでありながら洗脳を影響を受けていないこちら側の人間よ。アニメやゲーム関連の話題になった時、私の忍術、心通信の術で電波通信で傍受されずにタケロウが私達にアドバイスや答えを与えてくれる。彼が居るのと居ないのとでは、戦況は大いにひっくり返るわ」
ミシェルの説明に俺は大方納得した。
俺だけでなくメルやコボーもそれなら…と理解はしていた。
だがそれでも納得しない男が一人。
「先生質問でーす。なんでこんな女一人にすらビンタ一発で負けそうなオタクなんか連れてくんですかー」
心底嫌そうな顔をしながらジョセフは授業中にふざけて質問する生徒のような真似をして聞いて来た。
「別にメリット自体は納得してるぜ。俺みたいなオタクを嫌って奴らの頭ん中理解しないような人間からしたら、奴の助言は必要になる。だが連れてく必要はねーんじゃねぇか?」
「凄腕の傭兵の割には、あまり見る目が無いようですね」
ジョセフの言葉に対し、しばらく口を開いていなかったタケロウが口を開いた。
「ん?なんだ?今俺に言ったのか?」
ジョセフは「フンッ」と鼻を鳴らしながらタケロウに顔を向けた。
「流石は傭兵。見た目に惑わされて本質を理解しない。俗物の塊ですね」
「なにイキっちゃってンの?そういうのは思春期で済ませとかねぇと痛い目を見るぜ?」
チンピラみたいな口調とでタケロウに詰め寄るジョセフ。
しかしタケロウは微動だにせずに真っ直ぐジョセフの目を見据えていた。
辺りには険悪なムードが立ち込め、今にも一触即発の雰囲気だ。
「俺はな、お前みたいなナード気質な豚野郎を見ると殴りたくて仕方がねぇんだ。豚ロースを料理する時肉叩きで叩くと柔らかくなるよな?お前のそのお堅くて舐めた態度も、俺が殴って従順にしてやるよ」
ジョセフはタケロウの胸倉を右手で掴み、左手で殴ろうとした。
「やはり対話より先に手が出る。DQNのやりそうなことだ」
「テメェ…イキるのもいい加減に──」
ジョセフが明らかに速攻で瞬殺されそうなその辺のチンピラが使うような言葉を言い終えるよりも先に、タケロウは奴の右手をガシッと掴み、力づくで胸倉から外した。
「!テメェ………!」
ジョセフはタケロウの握力が想定よりもはるかに強い事に驚いたのか、一瞬目を大きく開き、歯を食いしばる。
奴の左腕は義手とはいえ、人間の膂力とは遥かに隔絶する機能を備えている。
にも関わらずタケロウはただの人間の肉体のみで機械の筋力を上回り、そして──
「破阿ッ!!」
タケロウはジョセフの右腕を掴みながらの奴の懐まで入り、左足を一歩引いて身体を反転し、旧式一本背負いをお見舞いした。
「うおおおおっ!?」
ジョセフはタケロウが柔術を使うなぞ想定しておらず、素っ頓狂な声を上げながら為すがまま投げられる。
──が、しかし、奴もそこまでマヌケではないようで直ぐに受身を取り左脇のホルスターからグロリアウェポンズを取り出し、タケロウに銃口を向けた。
だが、タケロウはあの巨体から生まれるのが不思議な程素早くジョセフまで肉薄し、奴の銃を掴んで蹴飛ばした。
ゴロゴロと床を転びながらすぐさま立ち上がり、予備の銃、黒と相反する白いグロリアウェポンズを右脇のホルスターから取り出した。
タケロウはジョセフの銃を見つめたあと、魔法でも使ったかのようにあり得ないスピードで銃を分解した。
「お、俺の銃が……」
「僕は銃マニアでしてね。分解と組み立ては趣味なんです。それにしても、グロリアウェポンズ10583ですか!かの有名なガンスミス、グロリア・J・シモンズの傑作銃ですね!流線形のような流れるチタニウム合金フレームをベースに、特注品のカスタムパーツを装着し、徹底して破壊力に重きを置いたデザインとなっています……僕も欲しかったですが数少ない限定生産品でなおかつ製作者がこの世を去り、希少性がぐんと上がった超レア物。羨ましいかぎりです」
「す、すげぇ……ジョセフが一本取られた……」
俺は感嘆の息を漏らした。
あのジョセフが完全になめてかかって油断し、不意打ちをかまされたとはいえ、これが本気の殺し合いなら命は危うかったほど接戦を交わしていた。
「お前、ただのオタクじゃねぇだろ。お前の腕掴んだ時にすぐに分かったぜ。お前のその身体、贅肉かと思ったら全部筋肉だったとはな」
「父からヤワな男にならぬようやりたくもない柔道の教育を受けただけですよ。この身体は母親からの贈り物で、僕はただ自分で出来る限り鍛えただけです」
タケロウはそう言って分解したジョセフの銃のパーツを拾い、組み立てながら言った。
「僕はね、ジョセフさん。貴方のような人種はハッキリ言って嫌いです。嫌な過去があったからと、オタクだからと見下し、暴力で屈服させようとする人はね」
「ならなんでこっち側についたんだ?お前みたいな奴ならハルワンド側についた方が甘い汁を吸えていいじゃねぇか。しかもお友達もいるしな」
ジョセフの問いに、タケロウはどこか悲しそうな目で「それは違いますよ」と否定する。
「オタクとは、ふとしたきっかけで何かに熱中し、各々の人生を豊かにする人達の事を指します。テミナが行った無理やり好きにさせるようなことは、僕は心底御免蒙りたいんです。あんなのは、オタクじゃない。何かを好きになるのに第三者の思惑で意思を曲げさせるなんて、絶対に許されるべきことじゃない!」
タケロウは怒気を少し孕んだ声でそう言い終えると、いつの間にか組み立て終えたグロリアウェポンズを白い清潔な布で丁寧に拭き上げ、ジョセフにグリップ部分が剥くようにして返す。
「もう一度あいさつし直しましょう。僕の名はタケロウ・ハセベ。貴方が嫌いな、どこにでもいる普通のオタクです」
「……」
ジョセフはタケロウを睨んで黙ったまま銃を受け取り、踵を返して彼に背を向ける。
「……ジョセフだ。俺はお前を認めたわけじゃねぇ。だがオタクのくせに俺を前に啖呵切ったのは気に入った。テメェがついてくることを認めてやる」
「別にあなたに許可されなくても勝手に行きますがね」
「ああ!?テメェまた俺にボコられテェのか!?」
「いやいや、お互い損耗するのは止しておきましょう。これから重要な作戦が控えているのに、貴重な人員を減らしたくはないですからね」
「殺す!」
ジョセフとタケロウは終始お互いを罵り合いながらミシェルとコボーに止められながら距離を取られた。
凄いよな、あのジジイ100歳は行ってるんだぜ?
よくあんなガキみたいに喧嘩早いままでいられるよな。
俺はタケロウというオタクのスペシャリストを加えた事で別によっしゃ!コレで勝つる!とか思ってるわけじゃないが、勝率は上がったのではないかと少し期待していた。
俺達は遂に敵の最終兵器を破壊しに潜入する。
世界を破壊から救うのは今年で二度目だが、若い時から何度もやってる。
だから楽勝だ、そう思ってた。
だが俺はこの時まだ知らなかった。
今回の事件が俺の過去と繋がり、辛い選択を強いられることになるとはな。