ザボエラ転生 ~ダイ大世界をおっさんが生き抜く~ 作:リドリー@犬小屋
次回は来週の木曜日23時頃を予定しております。
かつてはマキシマム以外の
現在は隣室を二部屋ぶち抜き、大魔王格別の配慮で訓練施設まで併設した大部屋になっている。
マキシマムはその部屋で
これは彼らの主たる自分でしかできない。
正史においてのキング・マキシマムは
声に出して命じることで指揮をしていた。
彼はそれだけで、数十年に一度現れる侵入者の猛者たちを叩き潰してきた。
弱点を指摘するなら、口頭での命令が必要であるという事のみ。
命令を口に出さねば
キングが殴られていても、
正史ではそれがヒュンケルに指摘された弱点だった。
本来なら彼らの素の能力の高さからすれば、弱点たり得なかったのだが、
今回の死の大地の戦いにおいて、キング・マキシマムの指示無くとも、
マキシマムを守るために
すでに
それを受けた兵達は、細かい判断は自分たちで最善を尽くすというレベルにまで到達している。
勿論、作戦指揮や行動の決定権はマキシマムが優先されるが、
その戦歴たるや既に歴戦の戦士であり、単純な意味での戦闘経験で比較するなら、
ハドラー親衛騎団のそれを数倍は上回っている。
チェスというゲームにおいて、
そして、彼自身が一歩ずつしか動けないものの、
つまり、全体の将という側面と、優れた戦士としての側面があるのだ。
正史におけるキング・マキシマムはその両方を、
分かりやすい言葉で言うのなら、低レベルの状態で放置しておいたのだ。
なぜなら、
生まれながらの最強種であり、努力して成長する必要がなかったからである。
原作におけるキング・マキシマムが率いる
控えめに言って最強の戦闘集団だと言っていい。
仮に六大軍団で軍団単位と戦ったとしても、超竜軍団以外は話にならないだろう。
彼ら
だからこそ、努力をする必要が無い。
努力をする気概を持たない。
努力をする意味が無いのだ。
いみじくもミストバーンがマキシマムを掃除屋と疎んでいたように、
生まれ持った恵まれた才能を生かして、侵入者を容易く排除してきた過去。
そのほとんど弱い者いじめのような、経験にもならぬ戦闘を行い続けた。
"精神的向上心のないものは馬鹿だ"という言葉があるが、
正史のマキシマムはまさしくそれであり、故にミストバーンから軽蔑を買っていた。
こちらのマキシマムは己を見つめ直し、向上心を得て大魔王バーンという師の下で学んだ。
その上で
戦闘経験という意味では、圧倒的なモノがある。
そして、度重なる戦いにおける経験を積み、既に隙が無い。
先にも言及したが、
全ての
そして、
ちなみにザボエラの想像は一つ当たっており、
大魔王バーン守護のために
身辺警護として残されていた。
もしも彼らが一緒にいた場合、ザボエラたち一行で誰かが命を落とした可能性すらあった。
そのマキシマムは聞き及んでいたクロコダインの強さに、
実際に相対して戦ってみた上で、深く感じいる部分があった。
ザングレイはまっすぐな男なのに、なぜクロコダインに対して憎悪のような感情を向けるのか。
それが彼にとっては不思議ではならなかった。
恐らくは憎悪ではなく、再戦して勝ちたいという、
挑戦者としての気持ちの発露なのだろう。
すっかり人が良くなったマキシマムはシンプルな思考を好むため、
普段のザングレイから考えてそう予想した。
そして、今回の戦いでマキシマムが驚いた事は、クロコダインが見せた光の闘気だ。
暗黒闘気は魔界では何度も見ていたが、マキシマムとしてはピンと来なかった。
翻って純粋な精神性を力とし、己の戦いに対してのまっすぐな感情を全身にまとう。
まばゆい輝きを見せる至高の領域にある光の闘気。
心底感嘆し、物理的な意味では無く、眩しいとマキシマムは感じた。
あれは自分の目指すモノなのでは、という気持ちが芽生えていた。
瞬間的な闘気の発露には至っていたが、光の闘気には至っていない。
だが、クロコダインという猛者の強さを見たからこそ、
自分は更に強くなれるという確信を得ているマキシマムであった。
そのマキシマムとは対照的に、ミストバーンは失意のどん底にあった。
魔界で暗黒闘気生命体を倒し、己に取り込んでいったことで、
大魔王バーンにも匹敵する暗黒闘気の力を得た。
匹敵というのは謙遜であり、実際、暗黒闘気の総量で言えば、
現在のミストバーンの方が現在の大魔王を上回る強さを誇っているのだった。
膨大な暗黒闘気を有し、それを攻撃的な力として扱うミストバーンに対し、
大魔王は単純に感心し、褒め称えた。
"見事だ。暗黒闘気の総量においては、既にこの状態の余を超える先達であろう"
そう評価され有頂天になってしまっていた。
だが、今回、追い詰めたのにも関わらず、ザボエラを倒しきれなかった。
不愉快な
いままで、数千年の間に渡って、許可を得て闇の衣を剥ぎ取り、
凍れる時間の秘法で微動だにせぬ真・大魔王バーンの肉体を使って戦ったことはある。
今回はあの
若き日の大魔王バーンの顔が露出してしまった。
勿論、即座に暗黒闘気で覆い隠したから、顔を見られるというヘマはしていない。
恐るべきはあの
しかし、大魔王バーンの肉体を隠蔽することに暗黒闘気を使い過ぎて、
とっさに伸ばしたビュートデストリンガーでザボエラを貫くはずが、
不死鳥ラーミアを刺し貫いてしまった。
その後、ラーミアがオーブになってしまったのだが、その変化の意味がまったく分からなかった。
それよりもミストバーンは、己の慢心によって、
大魔王が所望した不死鳥を殺してしまった事に酷く動揺した。
一個、謎のオーブを手にしたが、オーブの放つ光の力が暗黒闘気を霧散させ、
大ダメージを負ったために、気を失うという失態まで見せてしまう。
ここまでの失態はミストバーンの長い生においても、記憶に無いほどである。
自分の役目に自負はあるし、誇りもあれば、特別扱いの優越感もあった。
その考えの全てが愚かしいとすら思える。
……恐らくは処刑されてもやむなしだろう。
初めて己の存在に、方向性を与えてくれた大魔王バーン。
いまでも鮮明に覚えている大魔王からの言葉。
"おまえは、余に仕える天命をもって生まれてきた"
それはミストバーン、いや、ミストにとってあらゆる勲章よりも尊いものだった。
大魔王バーンに見放されて処刑される。
その恐怖はミストにはないはずの心臓を震え上がらせるほどだ。
だが、だからこそ無様を見せるわけにはいかない。
覚悟を決めたミストバーンが最初に行ったのは、マキシマムに対して礼を述べることだった。
「……思えば、私は当初お前を、愚物だと疎んじていた。
恵まれた最強の肉体を持ちながら、努力せぬ事で大魔王様の期待を裏切った……とな」
「ふむ、掃除屋と呼ばれたことか? 気にしてはおらんぞ。
確かに侵入者を排除して、
いま考えると恥じ入る気持ちがある」
ミストバーンの率直な評価を聞かされても、特に怒りもせず首肯するマキシマム。
その率直さに羨望を感じたが、言葉を続けるミストバーン。
「やはり……かつての虚栄心は見る影も無いな……」
「吾輩もバランが襲撃してくることがなければ、この心持ちにはなっていなかっただろう。
優れた敵は己の成長を促してくれる……。吾輩が得た学びだ」
「そう。お前は努力によって成長した。
そして、大魔王様からもお褒めの言葉を貰うことが多くなった……」
マキシマムはミストバーンの言葉を聞いて、逆に謝罪をした。
「吾輩が間違っていた。申し訳ない。ミストの判断は正しかったのだ」
「……マキシマム……」
「不死鳥の奪取が最優先であったのに、吾輩はクロコダインとの戦いにのめり込みすぎた。
その結果このような事になってしまった。
吾輩も共に罰を受けるゆえ、処刑とはなるまい!」
そう言って、明るく笑うマキシマム。
その姿を見て心が軽くなったミストバーンは、大魔王の間に入り跪く。
大魔王バーンの気配がしたが、いつものように顔を上げることが出来ずにいた。
マキシマムは詳細を大魔王バーンに説明し、恭しくオーブを手渡す。
うっすらと暗黒闘気を張った手で、大魔王バーンはオーブを興味深そうに受け取った。
その様子が初めて見ると言うより、まるで
オーブを眺めて満足そうに笑う大魔王をマキシマムは不思議そうに眺めた。
事ここに至っても、大魔王からミストバーンへの叱責の言葉すらない。
たまらなくなってしまったミストバーンは、大魔王に謝罪の言葉を口にしていた。
「誠に……誠に申し訳ございません大魔王様!
私の浅慮にてこのような事態に至りまして、我が命を以て償う所存でございます」
その言葉を聞いて心配げな顔をするマキシマムを、大魔王は面白そうに見てから、
ミストバーンを見やって言葉を紡いだ。
「ふっふっふっ……落ち着けミストバーン。そなたは余の長きに渡る忠臣よ。
この程度のことで余が罰する訳がなかろう? そなたの任務は余人には務まらぬのだぞ」
マキシマムは大げさに安堵のため息をつく。
ミストバーンは汗などかくことがないが、心にかいた冷や汗を拭う気持ちで、
失礼にならぬように大魔王を見る。
掌中のオーブを楽しそうに眺めながら、更に言葉を紡ぐ大魔王。
「尤も余もこれについての知識を、夢で異世界を渡った際に見ていなければ、
そなたに多少なりと罰を下したかもしれんな」
「バーン様、そのオーブは一体なんなのでございましょうか?」
素直にマキシマムは疑問を呈した。
知恵を持つ生命は自分が知っていて、他人が知らぬ事に優越感を感じるモノだ。
そして、それが何か秘中の秘でも無い限り、話して聞かせることが楽しいものでもある。
それは他者と隔絶した存在である大魔王バーンでも同様であるのだ。
「これはな、マキシマムよ。
かつて余が夢で見たアリアハンの勇者の旅路に出てきたのだ」
「おお、異世界のお話でございましたか!」
「左様……そして、かの勇者はこのオーブを六つ集め、不死鳥ラーミアを復活させた。
そして、その背に乗ってかの地の魔王討伐に向かった……分かるな?」
ひときわ楽しそうに笑みが深くなる大魔王バーン。
「……!?」
「つまり、ザボエラは一個手にし、こちらに一個ございますれば……。
あとは世界に飛散した残り四つのオーブを集めれば……」
「不死鳥を復活させることができよう。死ぬことがなく、傷つけば再度蘇ることができる。
それが故の不死鳥ラーミアよ。そして、蘇らせた者が不死鳥の主となるのだ」
満足げにオーブを眺めながら大魔王は言葉を続ける。
「ミストバーンよ。既に魔界で最強の勢力は余の軍勢であろう。
疾く急ぎ魔界に布令を出せ。
余の下に集い、地上の侵攻に加わる者は敵対したものであろうと許そう、と……」
「大魔王様、よ、よろしいのですか……?」
「地上の諸王国を滅ぼし、天界の勢力も蹴散らし、いずれあまねく世界へ侵攻するのだ。
まず、余の領土である魔界でいがみ合っていても仕方あるまい?」
マキシマムは主君である大魔王の敵対者すら許し、己が麾下へ加えんとする器量に感心した。
「しかし、バーン様。
これではあと二年後の侵攻の前に軍勢が揃いそうですな!」
「二年後? おお、言っておらなんだか。
余は準備が整い次第、地上へ攻めるつもりだぞ、マキシマムよ」
その言葉にマキシマムは驚き、言葉にならなかった。
ミストバーンは知ってはいたが、常に反対してきたのだ。
だが、大失態を犯したのに叱責すら無い。
恩情をかけて貰っているミストバーンに、大魔王の計画に反対する権利はなかった。
「まずは任された国を滅ぼし、その後にオーブを多く探した軍団を魔王軍筆頭軍団としよう。
その栄誉と共に、他の世界へ攻め入った際、先駆けの誉れを与えるぞ!」
マキシマムはただただ大魔王の気宇壮大な事に感心し、
ミストバーンは主君の器量に深く感謝する他なかった……。
二人の感慨を知ってか知らずか、大魔王の声は弾み、
満足げな笑い声が大魔王の間から響き渡った。
同じ頃、魔界にある廃城において。
冥竜将ヴェルザーはベリアル、バズズ、アトラスの三将を集めて話し合っていた。
議題は先頃、死の大地において、不死鳥ラーミアを取り逃がした事件についてである。
死の大地に送り込んでいた、"あくまのかがみ"の映像について、
口々に三将は意見を述べた。
それに対し、ヴェルザーは黙り込んで一切口を開かない。
主の機嫌を損ねたかと危惧したベリアルは、ヴェルザーに問いただした。
「ヴェルザー様、いかがなされましたか?」
「……気づかなかったのか? お前達は?」
怒ってはいないが静かな威圧感に気圧されながら、
逆に問い返されて困惑するベリアル。
戦いの余波で"あくまのかがみ"それ自体が破壊されてしまい、
映像を見返すことはできないので顔を見合わせる三将。
だがヴェルザーは怒っていたわけではなく、一瞬の映像の衝撃に心を奪われていたのだ。
ヴェルザーは三将に説明をした。
去年、バズズが発見したキルバーンの手記。
それに添付してあったミストバーンの素顔が、
ヴェルザーの記憶にある若い頃の大魔王バーンに酷似していた。
真実であれば大魔王バーンの弱点を押さえたことになる。
しかし、真実ではなく、キルが嘘を掴まされていた場合、
蜂起したヴェルザー達は大魔王六大軍団の最初の餌食にされるだろう。
慎重の上に慎重を重ね、ミストバーンの行動に注意を払っていた。
それゆえ、今回ミストバーンが出撃したと知って、密かに監視させていたわけだ。
だが、確認できたのは、やはりヴェルザーただ一人だったようである。
「ボリクスの一撃で衣が吹っ飛び、すぐに暗黒闘気で顔を覆いはしたが……。
ミストバーンの闇の衣から垣間見えたのは、間違いなく若き日の大魔王バーンの面体であった」
「なんと!! オレは気づけませなんだ!」
「つまり、キルバーンの残した文書は真実だったのか……」
「では、いかがいたしましょうかヴェルザー様?」
近年の皆既日食についての情報は既に得ている。
ウロド平原の戦いにおいて、当時の魔王ハドラーと勇者アバンが、
凍れる時間の秘法を暴走させてしまい両者ともに、時間が凍り付いてしまった。
その時刻は正午。
つまり、真逆の時間帯である真夜中に、ミストバーンに対して解呪する呪法を施せば、
凍れる時間の秘法は効果を失い、大魔王バーンの肉体が手に入る。
問題としては、かなり巨大な魔法陣を描き、
その中心にミストバーンを置かねばならないという事だ。
だが、その問題点はバズズが解消していた。
バズズの右手の平に、凍れる時間の秘法を解呪する魔法陣が刻まれている。
時間さえきちんと合わせれば、魔力を込めてかざすだけで発動する。
問題はそのタイミングではあるが……。
それを話し合っている際、外にりゅうき兵がやってきていた。
ベリアルは重要な話し合い中だと言うが、大事だと告げている。
バズズが一旦部屋を出て、話を聞きに行った。
数分後、バズズが息を切らせて戻ってきた。
やけに興奮したバズズが言ったのは、準備ができ次第、
魔王軍が地上侵攻を開始すると言うことだ。
二年後であるという予定だったが、早まったらしい。
「これは……好機の到来だな。
六大軍団の侵攻に乗じ、ミストバーンの行き先を把握しろ」
「彼奴の周囲が手薄になり次第……」
「薄汚い暗黒闘気の塊を引っぺがし、大魔王バーンの肉体を手に入れる。
それを食らえば、オレはまさしく天地魔界に並ぶモノなき最強の存在になれるだろう!」
その時、彼らのいる部屋の扉が吹き飛ぶ。
警備の兵達は蹴散らされ、そこには四人の男が立っていた。
一人はデストロール。
通常のトロル族とは異なり、引き締まった肉体とメガネをかけた眼差しは知性を感じさせる。
二人目は亜人面樹。
貴族的な服装をして笑ってはいるが、数人の兵を足から伸びた根で串刺しにしている残酷な男だ。
三人目は地獄の騎士。
背中に四本の剣を背負い、両手に二本の剣を携えているがその刃は血塗られていた。
最後の一人は……不死騎団長デスカール。
その姿を見てバズズが声をあげた。
「どういうつもりかデスカール! 最早貸し借りなしではなかったのか!」
「貴様……図に乗るな!」
あまりにも無礼なデスカールの乱入に激高したアトラスが、
デスカールに向けてその巨大な拳を繰り出した。
その暴風の威力をデストロールが割り込んで止めた。
「無礼は承知。
だが、我らが主の話を聞いてはいただけないだろうか」
アトラスは驚愕した。
竜族でも自分より上の力の持ち主は数人。
既に力においては魔界無双と豪語していたが、
眼前のデストロールは自分より小兵であるのにも関わらず、
己の拳を受け止めていることに事実が信じられなかった。
更に知性が低いはずのトロル族である眼前の男の、
落ち着いた物言いと深みのある声に二重に驚いてしまう。
その間にデスカールがヴェルザーに話しかける。
「無礼は平にご容赦を。興味深い話をしておいでだ、ヴェルザー殿。
私もあなたの覇道に協力させていただきたい」
「何を企んでいるデスカールよ?」
「私は永遠の偶像として、現在のバーン様のお姿を、
凍れる時間の秘法で封じて崇め続けたいだけだ。
ミストバーンを呼び捨てにしたことにヴェルザーと三将は鋭く気づいた。
デスカールの長年の直属の上司は、ミストバーンその人であり、
端から見て忠誠心もあったはずだ。
その大恩あるミストバーンを呼び捨てにする──つまり叛意ありということになる。
「ホゥ……ではデスカールよ。
ミストバーンの闇の衣の中身はオレが手に入れる。
貴様はいまの大魔王バーンを凍れる時間の秘法で封じる……ということか?」
「左様。お互い欲しいものが違うのが幸いだろうな。
それがゆえに、目的達成までの経緯で協力できると信じている」
「いいだろう。この場にたった四人で乗り込む図抜けた度胸も気に入った。
では、これよりオレと貴様は同盟者……ということになるか!」
こうして、大魔王バーンがオーブ探索と魔界勢力の糾合に熱意を燃やしている最中、
反大魔王勢力が大同団結しつつあった……。
独自設定
大魔王バーンの知識
夢見の最中、ドラクエ3の地上世界で勇者がオーブを探している姿を見ています。
レイアムラントの祭壇や巫女についても知っております。
凍れる時間の秘法の解呪
原作でミストバーンが肉体を老バーンに返して、すぐに解除して戦闘ができました。
つまり、呪法の使い手は自分の意志で、いつでも解呪できます。
これを他者が行う方法があるのか?
答えは既に勇者アバンと獄炎の魔王において出ています。
皆既日食が起こった時間の真逆の時間に、巨大な魔法陣を敷いて、
その上にハドラー(時間が凍った者)を置くことで解呪していました。