ザボエラ転生 ~ダイ大世界をおっさんが生き抜く~   作:リドリー@犬小屋

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次回は来週の木曜日23時頃を予定しております。



第百五話 リンガイア戦線

急に魔影軍団が現れ、超竜軍団に合流して、

リンガイアへ攻め寄せてきているという話だ。

 

だが、それは実際に魔影軍団なのだろうか?

この状況を鑑みると三つほど条件が考えられる。

 

一つは実際に魔影軍団がカールから転進し、

超竜軍団に合流してきたということだ。

カールを放っておいた理由は分からないが。

 

二つ目は、カールへの魔影軍団本隊の攻撃は現在進行形で続いている。

続いてはいるが、魔影軍団のよろい系の兵は、

鬼岩城にある肺(ラング)の間から生み出すことが可能だ。

つまり、超竜軍団へ兵の増援だけが行われたということである。

鬼岩城はギルドメイン山脈にあるため、

リンガイアから近いから、増援も呼びやすいだろう。

 

三つ目は一番危険な状態だ。

鬼岩城自体が出陣して、リンガイアまで移動してきており、

超竜軍団の陣地から魔影軍団のさまようよろいたちを送り込んでいる場合である。

兵站と前線が融合してしまうのは危険極まりない。

それこそ、無限の兵力と戦うことになる。

 

最後の可能性は否定したいところだ。

ただ、時期的に鬼岩城が移動してもおかしくはない。

原作でもフレイザードが倒された後、バラン編の前辺りで、

キルバーンがバーンの鍵を持参し、鬼岩城は移動して場所を変更した事があったな……。

 

私は確認の為にガンガディア殿に一つ質問をした。

 

 

「ところでガンガディア殿。

ヴェルザーと魔影軍団の軍団長ミストバーン、

もしくは副軍団長のダブルドーラは親交があるのですかな?」

 

 

増援を送るほどに仲が良いのかという話である。

少し考えてガンガディア殿は私の問いを否定した。

 

 

「いいえ。そのようなことはありません。

ヴェルザーはどの軍団長とも誼を通じようとはしていませんでした。

デスカールも表向きはヴェルザーと話をし……一つ思い出した」

 

 

記憶をたぐり寄せたガンガディア殿からの話はこうだった。

 

侵攻前に魔王軍六大軍団長が会合を持ったときの話だ。

魔王軍同士の増援の話で、一悶着あったとデスカールから聞いていたようだ。

フレイザードとヴェルザーが一触即発の空気になったことがあったらしい。

つまり、少なくとも氷炎魔団との仲は最悪なのだろう。

 

そして、そのやりとりを見ていれば、他の軍団へ増援など、

特にヴェルザーの超竜軍団への援軍などは考えようはずもないか……。

 

 

「現存する軍団長はフレイザード、ミストバーン、ヴェルザーですが……、

フレイザードはヴェルザーとの関係は最悪。ミストバーンは……」

 

「元々、一切喋らず、何を考えているのか分かりづらい人物ですな」

 

 

となるとやはり魔影軍団が超竜軍団に増援として、

姿を現すのは不自然な事ではあるが……。

 

現状、確証はなく推測を重ねるだけになりそうだ。

魔影軍団がリンガイアへ来た理由の解析は後回しにしよう。

まずは、リンガイアへ行く前にヨミカイン魔導図書館へ戻り、

準備を整えねばならない。

 

我々は話し合って、ヨミカイン魔導図書館に、ガンガディア殿を同行することにした。

勿論、バルトス殿とヒュンケルも同行して貰う事になる。

バルトス殿は両断された腰の接合に成功したが、ヒュンケルは体力を失っている。

一旦、前線から下げて、静養させた方が良いだろうという判断だ。

 

アバン殿には気象の異常を含めて、皆既日食の予測を立てて貰いたい。

ガンガディア殿にはそのサポートをお願いする。

デスカールに日時のヒントでも聞いていないかと、

ガンガディア殿に記憶を手繰って貰ったが、日時を臭わせる発言はなかったそうだ。

 

ガンガディア殿の移動については、まず、レオポルト王に裁可を願った。

あまり目立ってはいなかったが、不死騎団に所属していたことは確かであるし、

なによりかつてのハドラー魔王軍では幹部であった。

 

王はガンガディア殿の功績と罪を読み上げ、

司教パルナス殿、大魔道士マトリフ殿、四賢者から意見を聞いた。

結論から言えば、ガンガディア殿は私が身元を保証し、

ヨミカイン魔導図書館で尽力するということで、許されることとなった。

 

王と少し話をしたようだが、何を尋ねられたか聞いてみると、

二人はテムジンへの悪口で意気投合してしまったらしい。

まさか、それが決め手になったわけでは……。

 

見送りはマトリフ殿と、レオナ姫、エイミ殿が来てくれた。

実は見送りではなく、姫やエイミ殿はマトリフ殿が私についていかないよう、

見張っているお目付役というか、そういう立ち位置である。

 

マトリフ殿には、リンガイアでの戦の後の事を考えて、

テランのウルス港へ急使を出すことを頼んでおいた。

ベンガーナ港が使えなくなっているし、

サババからの船便はベンガーナよりはマシだが、時間がかかってしまう。

ウルス港からならベンガーナより一週間、サババより四日は短縮できる。

 

支払いは既に済んでいる。

リンガイアへの支援物資として、パプニカ名義で送って欲しいと依頼した。

実は開戦前にテランのフォルケン王と話し合って、

ウルス港の食料や物資を、各国へ送れるよう手配しておいたのだ。

 

それを準備しておける財力と、補完可能な数の倉庫を用意する国力。

小さな村のようだったテランは、健全に大きくなってくれた。

 

その話をすると、"いや、支払いは後でこっちに回してくれ"と言われたが、

物資の準備をしておいた事は感謝された。

 

 

「パプニカから救援には行けないが、

救援物資は送るって体裁を考えてくれたわけかお前さん」

 

「ワシが向かいますから、実質パプニカからの救援のようなものですぞ」

 

「ハッハッハ、そういや四賢者様だったな、お前さんは!

しかし、異常気象時の皆既日食を割り出すの楽しそ……いやなんでもねぇ」

 

 

アバン殿の手伝いをしたそうなマトリフ殿は、レオナ姫とエイミ殿に睨まれて、

すごすごと山積みの仕事に戻っていった。

 

アバン殿はカールのジニュアール一世の邸宅へ、瞬間移動呪文(ルーラ)で向かった。

幾つもの天変地異を予測したジニュアール一世の手記や書物。

それらと必要な計測道具を持って、ヨミカインへ戻ってくる手筈になっている。

 

私は瞬間移動呪文(ルーラ)を使い、全員を移動させてヨミカイン魔導図書館への帰途に就いた。

距離はさほど離れていないのだが、懐かしの我が家の感がある。

 

 

 

ヨミカインに到着後、からくり兵達にヒュンケルを中へ連れて行くよう頼んだ。

担架で運ばれていくヒュンケルを、優しい眼差しで見守るバルトス殿。

実は彼は地底魔城の地獄門を守っていたため、

ハドラー魔王軍所属ということが知れ渡っていなかったのである。

 

勿論、黙っているわけにはいかなかったので、レオポルト王に伝えはしたが、

バルトス殿がパプニカで特に戦闘を行った記録がなかったのだ。

 

ガンガディア殿がバルトス殿をヒュンケルに当てるため、

上手く前線に出していなかったらしい。

この件はレオナ姫が動いてくれて、バルトス殿も私が身元を保証することで、

ヨミカイン魔導図書館付き武官という事になった。

 

"ま、何かあったらザボエラさんが責任を取るだけだから、

あなたは息子さんと親子水入らずで暮らすといいんじゃないかしら?"

 

レオナ姫は笑いながらそう語ったと私に教えてくれた。

ヒュンケルを見送ったバルトス殿は、私に頭を下げて礼を言う。

 

 

「ザボエラ殿。

このご恩はいずれ、我が剣働きで報いさせていただきたい」

 

「まず、いまはヒュンケルの事を考えてくだされ。

離れていた年月も長い。つもる話もおありでしょうに?」

 

 

そう返すとバルトス殿は嬉しそうに笑い、からくり兵達に案内されて、

ヨミカイン魔導図書館に入っていった。

 

ガンガディア殿が感慨深げに、ヨミカイン魔導図書館を見上げている。

アバン殿が道具を持って合流した後、ヨミカインの天文に関する蔵書を使い、

異常気象下における皆既日食の日時を割り出す作業に入る。

 

すれ違うようにザムザが出てきたのだが、緑色の髪の毛の少女を連れていた。

ザムザの足にしがみつくようにして、こちらを見ているのだが、

さて誰かな……と思ったがザムザが紹介してくれた。

 

 

「父上、メネロです。

数日で発芽しまして、人型になりましたので母上が服を繕ってくれました」

 

「……メネロです。ザムザお兄様の……お父様ですか?」

 

「お兄様……とは?」

 

「なにやら懐かれてしまいまして……」

 

 

頭を掻きながらハハハと笑うザムザ。

それにしても、メネロは随分と成長したようだ。

小学校低学年くらいに見える。

 

メネロと話をすると、記憶が断片的であるが残っていて、幾つかの力も使えるようである。

 

 

「私の記憶だと……。

魔界に巨大な浮遊樹が、六ヶ所か存在しているようです」

 

「インスペクターを倒されて、一網打尽になった過去を反省しているわけかのう……。

しかしそうなると、いまだ魔王軍の通信網は健在ということじゃな」

 

「そうなりますね、父上」

 

 

重要な情報である。

メネロの死で、浮遊樹の通信網がなくなったわけではなかった。

魔王軍の強さは、軍団を構成する魔物が強いこともあるが、

通信網が人間より発達しているので、指令の伝達速度に齟齬がないことだ。

 

悪魔の目玉が形成している情報網は一度破壊した。

元締めのインスペクターを倒す事で、情報網の寸断を図ったが、

浮遊樹の情報網は起点となる浮遊樹が六ヶ所とは……。

 

いまから、不案内な魔界へ赴き六カ所の浮遊樹を倒すのは、

なかなかに手間だし、なにより敵陣だ。

どんな護衛がいるか分かったものではないし、罠の可能性もある。

 

 

「ふむ……では、誰か覚えている者の名前はあるかね?」

 

「ザングレイ、フレイザード……ミストバーン……デスカール……。

あと、ボリクス。私の胴を真っ二つにしたので、嫌いです……」

 

 

ザムザが和やかに笑いながら、メネロに話しかけて宥めた。

 

 

「いまのメネロを攻撃したりしないさ」

 

「お兄様のお言葉でも……信じられません……」

 

 

よく覚えていることと、覚えていないことに落差はあったが、

概ね問題はなさそうではある。

ボリクスと会わせる際に注意が必要ではあるが。

 

 

「キギロについて、覚えているかね?」

 

「はい……ずっと、感謝しています。心から……」

 

「そうかね。ならば、良かった……。彼も喜ぶことじゃろう」

 

 

キギロに対して深い恩義を感じていることが覗えた。

私はその点が非常に嬉しかった。

しかし、最初に世話を焼いてくれたザムザに懐いてしまっているようだ。

 

本来はザムザにも同行を頼みたかったが、メネロが離れないので、

グレゴリーアとグランナードを連れていくことになった。

グランナードは魔法の聖水を満載した魔法の筒を持ってきて貰い、

グレゴリーアは薬草などを持参してくれている。

私は後事をザムザに託し、リンガイアへ瞬間移動呪文(ルーラ)で移動した。

 

 

城塞王国リンガイア。

ギルドメインの皇帝の一件で訪れ、ノヴァが独走した件でやってきて、

その後も聖母ルビスの神殿を建てる件で何度か来訪した。

 

以前より堅固さが増した城壁の向こうに、聖母ルビスの神殿が見える。

 

王城へ到着すると、すぐに兵達が我々を案内してくれた。

グランナードとグレゴリーアは物資を渡すため、兵達に着いて行く。

そしてすぐに、ノヴァとバラン殿が出迎えてくれた。

戦況は悪くはないが良くもないらしい。

 

現在、ボリクス、ダイ、ラーハルトが戦士団たちと共に、

突出してきたドラゴンたちを倒しているらしい。

いままで、超竜軍団相手に良い勝負をしてきたのだが、

魔影軍団が増えたせいで、厳しい戦いを強いられてしまっているらしい。

 

ドラゴンやヒドラたち巨大な魔物は、いままでりゅうき兵などがカバーしていたが、

総数がそれほどでもなかったため対応できていた。

しかし、魔影軍団は非常に数が多い。

さらにさまようよろいやじごくのよろいに、キラーアーマーも混じっており、

彼らがドラゴンたちの隙間を埋めるように進軍して来ているようだ。

 

そうなってくると、巨大な魔物の死角がなくなってしまっている。

戦車の死角を歩兵が埋めているようなものだ。

バラン殿が付け加えて、戦場について説明してくれた。

 

 

「私やボリクス、ラーハルトやノヴァ、戦士長クラスの手練れの者達は問題ありません。

しかし、巨大なドラゴンとの戦いを行っていて、急に人型サイズのさまようよろいとの戦いは、

切り替えが難しくはありますな」

 

 

ドラゴンと戦うために、大型の矛やら斧、鎚などを持って戦っていた戦士もいる。

大きな敵と戦う為に頑強で重い大ぶりの武器を使っていた戦士達が、

急に人型の敵に肉薄されては、攻撃速度で対応しきれないだろう。

そういった者が、大怪我を負わされることも起ってしまっていた。

 

途中、瞬間移動呪文(ルーラ)でギルドメイン山脈を見てきたが、

あの場に存在していたはずの魔王軍の城、鬼岩城がない。

つまり、超竜軍団の陣地を確認はできていないが、あちら側に鬼岩城があり、

魔影軍団を供与し続けているのだろう可能性が出てきてしまった。

どうもおかしい気がする。

 

考え込んでいる私に、バラン殿は付け加えて報告をしてくれた。

 

 

「カールに確認のためのメタッピーを飛ばす前に、

既に瞬間移動呪文(ルーラ)で急使が来ていました。

カールを攻めていた魔影軍団が死の大地方面へ撤退した、と」

 

 

私が想定した三つの事態が外れて、魔影軍団が量産施設である鬼岩城とともに、

超竜軍団に合流してリンガイア戦線に参戦したというのか?

なぜか、カール戦線を放置して……。

 

しかも、死の大地方面へ撤退したはずなのに、

リンガイア戦線へ魔影軍団が姿を見せているのは妙な話だ。

やはり、単純に魔影軍団が来たという話ではない気がする。

 

以前にヒュンケルからの情報や、ガンガディア殿に聞いた話を総合すると、

元々、ヴェルザーは六大軍団長では浮いた存在である。

 

他の軍団からの増援などは蹴りそうだ。

デスカールの不死騎団からは受けそうな気もするが、

不死騎団はパプニカ攻めで勢力をほとんど失っているはず。

 

 

「では、こちらの戦場でダブルドーラの姿は確認できましたかな?

もしくはミストバーンは?」

 

「いいえ。さまようよろいとじごくのよろい……あとはキラーアーマーくらいです」

 

 

ノヴァの言葉を聞くと、やはりひっかかりを感じた。

特にリンガイアと死の大地は真逆の方角だ。

死の大地方面へ撤退した魔影軍団が、なぜリンガイアへ攻めてきているのか?

ミストバーンかダブルドーラの姿が確認できれば、魔影軍団の増援は確定でいい。

だが、そうでない以上、単純に増援に来たという予想に飛びつくことはできないな。

 

私はノヴァとバラン殿にリンガイアへ来る途中で見たことを報告した。

鬼岩城が移動してしまったことや、その鬼岩城が敵陣にいるのではないかということ。

そして、鬼岩城では魔影軍団を量産できる施設があることを話した。

本来、私が知るはずのない情報である。

情報交換で説明したロモス戦で出会ったキギロから、

それとなく話を聞いていたということにしておいた。

 

ノヴァは驚いてバウスン将軍に報告に向かった。

なにせ鬼岩城は直立すれば、約145mもある巨大な城の巨人である。

もしも、鬼岩城が前線に急に出現したら、流石に精強なリンガイア戦士団でも、

恐慌状態になって戦線維持が難しくなるからだ。

 

尤も知っていたとしても、容易く戦える相手ではないが……。

 

バラン殿がノヴァを優しい目で見送った後、

表情を引き締めてヴェルザーについての見解を述べた。

 

 

「ザボエラ殿が来てくれれば、我々で決戦を挑んでヴェルザーを倒す事も適いましょう。

ですが……彼は不死身の魂を持っております」

 

「ただ倒しても復活してしまい、意味が無いということですな?」

 

「天界の精霊にコンタクトが取れればよいのでしょうが、

私に協力してくれた際も、あちらからの連絡がなくばどうにもできませんでした……」

 

 

そして、付け加えるように"頼みづらい……"そう、ポツリとバラン殿は漏らした。

ヴェルザーの不死身の魂を封じてくれた天界の精霊達は、

命を落としたとバラン殿から聞いている。

また簡単に命を賭けてくれとは、そう容易く言える事ではないだろう。

 

超竜軍団はドラゴン、ヒドラ、りゅうき兵、

スカイドラゴンなどが苛烈に攻めてきていたらしい。

ただ、ベリアルたち三魔将もバズズが一度、アトラスが二度姿を現しただけで、

彼ら将軍クラスは積極的に戦いを仕掛けてきていないようだ。

 

何か作戦を秘密裏に行っていて、それまでの時間稼ぎの可能性もあるので、

バラン殿は常に全力で戦わず、策が実行された場合に備えて目を光らせていたという。

そのため、戦場の各所で苦戦する味方を助けて回ったためか、

リンガイア戦士団から軍神のように敬われているようだ。

 

ガンガディア殿から聞いた、ヴェルザーが一週間謹慎を命じられていたという話をして、

恐らくこれから彼が出てくる可能性があるとバラン殿に説明する。

ヴェルザーの気配がないことを気にしていたバラン殿は、得心が言ったと私に話した。

 

その日は戦いが一旦終わり、戻ったボリクスたちを迎えて、

戦況についての報告と、情報交換をしたところだ。

その後、私はヴェルザー対策を考えながら聖母の神殿を散策している。

 

破邪呪文(マホカトール)を敷いた際に訪れてはいるが、あまりルビス神に似ていない像である。

聖母というイメージに引っ張られて、母性豊かな産後の女性のように形作られているからだ。

私は椅子に座って考え始めたところ、ルビスの守りから声がした。

 

 

「待ってましたザボエラ。

あなたの悩んでいることについて、お力になれるかもしれません」

 

 

……ありがたいという気持ちと、あちらからわざわざの接触だ。

何事かあったのかもしれないが、聞いてみないことには始まらない。

 

 

「お力をお借りできますかなルビス様?」

 

 

私の言葉と共に、浮遊感に包まれると、

以前訪れたルビス様のいる神域に立っていた……。

 

 




独自設定
ヴェルザーの不死身の魂
不死身の魂でないことは大魔王バーン、ミストバーン、デスカール、
ベリアル、バズズ、アトラスだけが知っております。
デスカールはわざわざ、ガンガディアにその事は話していないので、流布されていない情報です。
魔王軍内部でヴェルザーは、単純に大魔王の威に打たれ、
膝を屈したと理解されていました。

実際にヴェルザーと戦ったバランは、不死身の魂に悩まされたことから、
倒した後の復活を危惧しています。

ザムザとメネロ
ザムザの背が高いのでメネロがこんな感じです。
ザムザと比較しなくても背が小さいです。

【挿絵表示】
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