ザボエラ転生 ~ダイ大世界をおっさんが生き抜く~   作:リドリー@犬小屋

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次回は来週の木曜日23時頃を予定しております。



第六十四話 パプニカ四賢者

今日はオーザムに来ている。

フォルケン王と共に、トンネルの開通式に来ているのだ。

オーザム南端のローラン岬から、テランのウルス村へ繋がっているトンネルである。

地図で確認すると分かるのだが、オーザムのあるマルノーラ大陸南端と、

テランから北にあるウルス村は非常に近い場所にある。

晴れた日は、ウルス村からマルノーラ大陸が見えるほどの距離だ。

 

アイスゴーレムの試験運用と、運用の習熟を兼ねて動かして、

土木作業などを行っていたが、最終的にトンネルを掘る事となった。

やはり、緊急の際に民を逃がす場合、船で海を移動して逃げる事は、

非常に危険だからだ。

 

面舵・取り舵で方向を変えられるといえ、基本は船はまっすぐ進むものだ。

動きが直線的で、さらに大きな木製の船は、

火炎呪文(メラ)系呪文や閃熱呪文(ギラ)系呪文のいい的でしかない。

 

原作通りに氷炎魔団が攻めてきた場合、木造の船はフレイムたちの炎の息に、

乗り込んだ国民ごと容易く焼き尽くされてしまうだろう。

 

実際、原作では六大団長集結で鬼岩城へ向かったフレイザードの命令の下、

オーザムの民は人間が住んでいた痕跡すら残さず消し去られているのだ。

ロロイの谷での最終決戦では、様々な国の人間が集ったというのに、

オーザムの国民はただの一人も最終決戦に参集していないように見えた。

 

オーザムの固有の文化も、人が暮らした記録も、住居や産業など、

この国が存在したというすべてがフレイザードの命令の下、焼き払われてしまった。

描写は一切なかったが、オーザムに向かったノヴァに、

少しでも国民が救われている事を祈りたいものだが……。

それゆえに、私はこのオーザムが原作で辿った運命を、なんとか防ぎたいと考えていた。

 

現在のオーザムは風の精霊もいるし、オーザムの戦士たちも武芸を磨き、

アイスゴーレムたちも多数配備されており、戦力は以前とは比較にはならない。

恐らくはフレイザードが氷炎魔団を率いて出てきても、

原作程容易くは滅ぼされないだろう。

 

もっとも、別に勝つ必要はないのだ。

味方が駆け付けるまで防衛できるだけで十分だ。

新型の高速で移動できるメタッピーを、多めにオーザムには渡している。

襲撃があった場合、すぐヨミカイン魔導図書館へ飛んでくるようにセットしておいた。

 

トンネルは出入り口に破邪呪文(マホカトール)の結界が刻まれており、

そもそも邪悪な存在は素通りできないようになっている。

 

更にトンネルの天井にあたる、南オーザム海の底には、巨大な破邪呪文(マホカトール)を敷いてある。

パプニカにいる水の精霊オチェアーノが、海のモンスターたちに命令して、

海底に巨大な五芒星魔法陣を刻んでくれたのだ。

 

その上で、私が真空呪文(バギ)でバリアーを作り、オチェアーノに導かれて海底まで到達し、

破邪呪文(マホカトール)を発動。

これで悪意を持つ魔物は近づくことができず、岩盤を海底側から破壊して、

トンネルを崩落させる手を封じた。

 

トンネルのテラン側の出口には砦が一つ築かれており、想定としてはオーザムが陥落して、

逃げて来たオーザムの民を保護できるように、広めの作りになっている。

さらに、敵に追撃されている状況を想定している為、

敵を迎え撃ちオーザムの民を守るための部隊が張り付いている。

 

これもテランの人口が1500人に達して、

人口が最初の10倍で、国力が4倍強に増えたおかげだ。

フォルケン王と共に協議して、テラン国内の要所へ、

兵力を配備しておけるように取り計らった計画の一つである。

 

このトンネル自体は、普段はオーザムとテランの貿易や行き来に使うので、

世界初のオーザムとの陸上貿易を始めるのはテランという事になる。

小さな漁港だったウルス村は、いまや海上貿易の為に港が整理され、

オーザムからの定期便が来て、その荷物を収める倉庫が幾つも作られていた。

 

将来的にトンネルを使った陸上貿易が成功すれば、

彼ら商人たちが止まる宿屋、馬たちが休む厩舎が必要になる。

ウルス村はすでに海上貿易で得た利益で、村から大き目の街の規模になっていた。

現在、陸上交易を見込んで、必要な施設の建設が急ピッチで進んでいた。

 

トンネル自体は去年から工事に着工し、オーザムとテランで協力し完成にこぎつけた。

アイスゴーレムの強い力が証明できたし、彼らを制御する魔法使いたちも、

トンネル工事が終わるころには、手足のように操ることができるようになっている。

アイスゴーレム制御の習熟と、トンネル工事という二つの目標を達成できた。

 

開通を祝う宴席の会談で、アギロ王が悪そうな表情を作り、

私とフォルケン王にこう切り出した。

 

 

「もしもの話ってやつだ。

オレの子孫で野心の強いバカタレが出て、テランへ攻め入ったらどうする?

オレにゃ答えはでねぇが、頭のいいアンタらなら何か対策ってもんがあるのかい?」

 

 

それに対しての対策は考えているのだが、どう説明しようか私が迷っている間に、

フォルケン王はいつもの調子で生真面目にアギロ王の疑問に返答した。

 

 

「さて……私にはそのような先の話は分からぬとしか、答えようがない。

我々が取り組んでいるのは、差し迫った魔王軍の侵攻から、

民を守りひいては、国を守るために行っている事だ」

 

「だがよ、問題の可能性ってやつを、先に丸投げでいいのかい?」

 

 

そうアギロ王が重ねて問うた時、フォルケン王は真正面からアギロ王を見つめ、

穏やかに話しだした。

 

 

「未来の事は、未来の知恵者に丸投げでかまわんだろう。

私たちがするべきことは、差し迫った脅威を現在(いま)の者たちが乗り越えて、

未来(さき)の者たちに負債を残さず、各国の民と国土と平和な時間を、

後世へ継承することではないかな?」

 

 

変わったものだ。

出会った当時のフォルケン王は、武器や道具の開発を禁じ、

自然主義・平和主義を重んじすぎていた。

理想を追求しすぎて、現実に追いついていない感が大きかったのだが、

今は蓄えた知識の上に立脚した、正しい知恵を用いて、

テランは人口を増やし、国力を強くして、国民を守るために尽力している。

 

フォルケン王の言葉を聞き、腕を組んで唸ったアギロ王は、

"オレの負けだ! つまらんことを言った。すまん!!"と手の平を合わせて我々に謝った。

 

 

「まったくだ。未来がどうのより、今をきっちり守らねぇとな!

あんたの言う通りだ。 これからもよろしく頼むぜ、フォルケン王!」

 

 

そう言って二人は固い握手をして、和やかに話し合いは終わった。

余談だがその際のフォルケン王の握力の強さに、アギロ王が非公式で手合わせを挑んだ。

まったく歯が立たず、アギロ王はフォルケン王に弟子入りを申し込む。

しかし、フォルケン王も自分は道半ばだと話し、誰かに教えられる身分ではないと断った。

 

その上でフォルケン王は、師であるクロコダインに話を通した。

クロコダインがオーザムへ赴き、オーザムの精強な戦士たちと手合わせをした後に、

アギロ王を筆頭としたオーザム拳士団が設立されることになったのは、まったくの余談である。

 

 

 

それから一週間ほど後の事。

私はボリクスと一緒にパプニカに来ている。

ダイが半年の留学を終えて、デルムリン島へ帰るお別れの会があるからだ。

バラン殿はまだその存在を魔王軍に悟られるわけにはいかないので、

保護者という事で私が迎えに来ている。

ボリクスは主にレオナ姫に会うためについてきていた。

 

去年、基礎的な訓練が終わった後、マァムも留学しており、

彼女の場合は主に教養を学んで、三カ月ほどでヨミカインへ戻ることになっている。

この世界の礼儀作法や教養的な部分は、パプニカが主流で歴史があるため、

マァムの留学にはレイラ殿も諸手を挙げて賛成していた。

 

ボリクスも留学するかという話があったが、勉強は性に合わないという事で、

彼女自身は留学はしていないが、レオナ姫に顔を見せに行くことを口実に、

ダイやマァムの様子を見に行っては、私に知らせてくれていた。

 

いまもお別れの会でみなの姿を見つけると走って行き、

レオナ姫やマァムとハイタッチしていたり、

ダイの頭をくしゃくしゃにしてからかっている姿は、外見年齢相応に見えてしまう。

 

私は熱心に呪文の話を聞いてくるアポロと話をしたり、

三賢者候補として腕を磨いているマリンとエイミにも出会い話をした。

 

暫定的に三賢者になっているパルナス殿は、今年中に三賢者を引退するそうだ。

彼ほどの人材を遊ばせるのは勿体ないと思ったら、どうやらあのテムジンが就いていた、

司教職に回るという話をしてくれた。

 

実際、テムジンが悪事の限りを尽くしたせいで、

印象が悪くなってしまっているパプニカの司教職ではある。

だが、四精霊への儀式を各国に指導することもあって、祭事を司る役職を、

あまり空位にしておくのも問題だ。

パルナス殿は人柄も温厚で、人望もあるため彼が就任することになった。

 

パルナス殿は実際に兄であるデルポイ殿をテムジンに殺されている為、

強権が集中する司教職を解体し、司祭を複数人置いて合議制に移行したいと言っていた。

本当に欲がないというか、パプニカにかかせない人物だな。

 

原作ではパプニカは魔王ハドラーの時代、地底魔城が同じホルキア大陸にあってもなお、

数年に渡って戦い抜いた強国であったのが、不死騎団の侵攻に一カ月もたなかった。

 

恐らくはテムジンの専横によってパプニカは弱体化していたのだろうが、

その彼が排除されて国内の膿を出し切った。

さらに隠棲していたマトリフ殿がパプニカに戻り、魔法兵団が大幅に強化された。

各国に精霊を祀る指導をして回っている点も含め、

列国の先導をする大国として地盤を固めてきている。

 

お別れの会に出席する人々の笑顔が、パプニカのよい未来を象徴しているようで、

私にとってはなにより嬉しいものだった。

 

 

 

パーティーの後、私はレオポルト王とマトリフ殿に呼ばれており、

パプニカ城の談話室で非公式の会談をすることになっていた。

 

書簡でのやり取りはしていたが、実際に王に会うのは久しぶりだった。

挨拶をした後に、パプニカの様子を幾つか聞いて、私は大いに感心したのだ。

 

マトリフ殿はあまり自分の功績を誇大に語らない。

つまらなさそうに話すだけである。

だが、レオポルト王から聞いた、パプニカ魔法兵団の躍進は凄まじいものだった。

 

グラコスの拠点となっていた海底神殿を攻め落とした事を始めとして、

凶暴化した魔物への対策や、ベンガーナに現れたトロルのような、

魔王軍残党の蜂起を鎮圧したり、私の知らない活躍を聞くことができた。

 

私がデルポイ殿の発見してくれた文書を元に、地爆呪文(ジバリア)岩石獣化呪文(レゴール)などの、

地系呪文を探し出して解析したが、それがいま役に立っているようだ。

 

地爆呪文(ジバリア)を使って、ウニのような土槍を作りバリケードとして敵と戦う手法。

岩石獣化呪文(レゴール)を使える魔法使いが岩の蛇を操作しながら、

パプニカ戦士団を数名乗せて、険しい場所を移動する戦術などが考案されたという。

 

閃熱呪文(ベギラマ)や、爆烈呪文(イオラ)が使える者も増え、

水流呪文(ザバ)は必ず習得して飲み水を確保できるようにする事などなど。

マトリフ殿がスパルタで瞬間移動呪文(ルーラ)の修行をさせたことで、

使い手が格段に増えたおかげで、連絡を取り合う事が非常に楽になったらしい。

 

アポロに至っては極大呪文を二種類習得し、

既に太陽の三賢者として祖父に恥じぬ活躍をしているというのだ。

 

 

「マトリフ殿……。

そういう話は照れずに話していただかないと」

 

「おいおい、そうは言われてもな……。

自分の手柄を吹聴するのは、大分恥ずかしいんだぜザボエラよ~」

 

 

マトリフ殿に文句を言っている私を、レオポルト王は笑いながら眺め、こう話を切り出した。

 

 

「ザボエラ殿はご存じだろうが、我がパプニカには古くから三賢者という役職があった。

それぞれに、太陽・海・風の象徴(シンボル)を抱いているが、

つまりこれは火・水・風に対応しているわけだ」

 

「左様ですな。しかし、火・水・風というと、地が足りませんな」

 

「そう、その通りだ。いまのままでは納まりが悪いと思わないだろうか?

ザボエラ殿に協力いただいて、四精霊への儀式を各国に頼むことに成功し、

いまその体裁を整えている所だ。

だが、これには長い年月がかかるだろう……」

 

 

これはもしや、話の流れからすると、私にその"地の賢者"の称号なり、

位なりを送りたいという流れだろうか。

そう思いつつ、レオポルト王の話を促す。

 

 

「明敏なザボエラ殿なら察しがつくだろうが、三賢者を四賢者として、

今後、地水火風の精霊へ対応していきたいと思っているのだ。

そして、地の……大地の賢者の称号を、ザボエラ殿に贈りたいと思っている」

 

 

そう来たか……。

チラッとマトリフ殿を見ると、軽く頷いている。

マトリフ殿が知っているという事は、恐らく私の事を考えた話になっているだろう。

単純な政治利用などではないのだろうなと思いつつ、

一応、最初は断るために理由を幾つか述べておく。

 

 

「既にヨミカイン魔導図書館の館長という、過分な地位を得ております。

これ以上の地位を頂きましては、その地位に付随した権力が、

要らぬ不安を与える事もありましょう」

 

「うむ、あなたはそういうだろうと思っていた。

安心して欲しいというのは変だが、実権のない名誉職だと考えてもらいたい」

 

「ほう、それはまた率直な言われようですな。お話を伺いましょうか」

 

 

あまり遠慮のない率直な発言に、やはりレオナ姫の父君なのだなという印象を受け、

レオポルト王の説明の続きを聞くことになる。

 

オーザムに風の神殿。カールに火の神殿。パプニカに水の神殿。

そして、デルムリン島に大地の神殿が作られて、管轄はロモス王国になる。

それぞれの完成した神殿を通して、四精霊に魔力が送られている状態だ。

 

大地の神殿は特に元怪物島であるので、誼が深い私が協力してくれると助かるということだった。

パプニカ以外の国は、そういった祭事に対してのノウハウがまったくないからだ。

各国がきちんと形に出来るのには、これから数十年かかるだろうとみられている。

 

これは儀式が難しいという事ではなく、儀式を特別な事ではなく、

当たり前の事という風に受け入れる時間という事だ。

 

さらに地爆呪文(ジバリア)系呪文や岩石獣化呪文(レゴール)などは、

既にパプニカ魔法兵団では欠かせない呪文となっている。

それらを発見して普及した賢者という事で、

私に大地の賢者の号を授けたいという事だった。

 

 

「しかし、デルムリン島の地爆呪文(ジバリア)の発見は、今は亡きデルポイ殿の功績ではありませんか。

私は彼の残された文書を元に、石板を拾っただけでございます」

 

「謙遜がすぎるな、ザボエラ殿は。

地爆呪文(ジバリア)岩石獣化呪文(レゴール)が刻まれた石板を発掘する際、

魔王軍が残した強力な石像の魔物を倒し、かの地に平和をもたらしてくれたと聞いている」

 

「それはクロコダインやボリクスの功績でございます。

私は基本的にはサポートをして回っているだけです王よ」

 

「普通、功績は誇るものだが、貴殿は違う哲学らしいな。

そのように謙虚で善良なザボエラ殿だからこそ、大地の賢者として叙したいのだ」

 

「ザボエラ。まぁ、ちょっと腹を割って話すぞ」

 

 

それまで会話に混ざらなかったマトリフ殿が我々の話に入ってきた。

要するに前にも話したが、善良で長生きな魔族である私に──自分でいうのは(はばか)られるが──、

これから先々もパプニカの守護者となってもらいたく、誼を通じておきたいのだという事だ。

 

完全な名誉職にしたのも、ザボエラが権威や権力を欲しないだろうからと、

マトリフ殿がアドバイスしたという事も話してくれた。

もちろん、特権になるか分からないが、いつでもパプニカへ入国できる権利もあるし、

公文書館への立ち入り許可、王への面会をいつでも行える権利など、

私が持っていたら喜びそうな権限を付随してくれるという。

 

 

「……お受けしましょう。

そこまで考えて譲歩していただき、断るというのも失礼でしょうからな」

 

「貴殿の下に、ご子息が合流したと聞いている。

ヨミカイン魔導図書館館長の職位と合わせて、ご子息へ継承することも考えている所だ」

 

 

かなり破格の話ではある。

更にザムザのことも考えてくれているのなら、受けないという道理はない。

 

前にマトリフ殿に話をしたように、もしも呪いを解くことができたなら、

上手くすれば寿命が数百年分戻ってくる事になるだろう。

 

そうなれば、人類に好意的で高い魔法力を持った魔族の魔法使い(ザボエラ)が、

ホルキア大陸に居を構える事になるわけだ。

パプニカとしては言い方は悪いが、取り込んでおきたい存在だろうな。

 

私はマトリフ殿とレオポルト王に、大地の賢者の任を謹んで受ける事を承諾した。

レオポルト王は安堵のため息をつき、マトリフ殿は悪そうな笑みを浮かべ話しかけてくる。

 

 

「それじゃダイをデルムリン島へ送り届けた後でいいが、パプニカに寄って顔出してくれや。

式典の練習に通ってもらうからなザボエラ」

 

「式典……ですと!?」

 

「なに、それほど華美なものではないから安心して欲しい。

パプニカ王家の名のもとに、あなたを大地の賢者に叙したいだけだ。

パプニカ三賢者が四賢者になるという、歴史に残る式典になるだろう」

 

 

やれやれ、式典か……。私はため息をついた。

あからさまにゲンナリした私を、マトリフ殿がニヤニヤして見ている。

まぁ、そういうのは避けてはきたが、今回は避けられないだろうな。

デルムリン島へ行くのは明日以降になるだろう。

ボリクス達にも話して、まずは、マァムをヨミカイン魔導図書館へ送ってからだ……。

 

しかし、大地の賢者……とはな。

マトリフ殿が賢者の"賢き者"という字面が偉そうで、

気に入らないと言っていた事を思い出すが、私の感想はまた別だ。

 

単に原作をカンニングしているだけの私が、

賢者の名にふさわしいのかという部分で、引っかかる所が大きい。

 

ありがたい話としてはヨミカイン魔導図書館の館長という職責と共に、

ザムザへも引き継げるという話を貰った事だ。

私に何かあった場合、彼の身元をちゃんと保証して貰えるのは助かる。

 

ただ……簡素で略式のモノにするというが、式典に出席するというのが、

私としては一番の難題になってきそうではある……。

 

なんとなく誤魔化してはいるが、私も別に礼儀作法に通じているわけではないからな。

ヨミカイン魔導図書館の蔵書で、一応、知ってはいるが……。

 

いままで、強敵と何度も戦ってきたが、まさか式典が一番の難敵とは思わなかった。

 

 





独自設定
ローラン岬
場所的に室蘭です。

大地の賢者
原作では太陽・海・風の三賢者でしたが、元々パプニカの神々となっていて、
デルムリン島で地の神という名前が出てきたので、四賢者となりました。

最初、もっと明確にザボエラをパプニカに取り込む意見が出ましたが、
マトリフとパルナスが反対して、レオポルト王もそれを支持しました。
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