転生剣士と九つの星々   作:弥生の一矢

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登場人物
kuma(闇堕ち)
ましろ(激昂)
ひよこ
天(因子×7)
DIT(闇堕ち)
ΕΛΠΙΣ(闇堕ち)


第8話 力の奔流~分断の鎌~

天はΕΛΠΙΣとDITとの激戦を制し、雪山に"創造"の力を使い、城を建てた。

 

天「ふぅ…こんなところかしら」

 

天はΕΛΠΙΣとDITを城の中に持って運び、ベッドに寝かせた。

 

天「ふぅ…やれやれ…って、それより!DITさん、重すぎよ!なんなの、この重さ!」

 

と、DITさんに愚痴を零すほどに余裕がある状態である。

 

天「はぁ…」

DIT「何が不満なんだ?薙鎖。いや、天と呼ぶべきか?」

天「へぇ、いつから起きてたの?」

DIT「天が俺を持ち始めた頃からだな」

天「あれ、起きてたの!?私、持つ意味あった!?」

DIT「ほう…俺を持てるのかと感心してたとこだ」

天「エルちゃんは未だに起きないし、DITさん、大きくなってない?」

 

天はDITを見上げるように話しかけている。

 

DIT「そのようだな。天との目線が合わないからな」

ΕΛΠΙΣ「んん…ん…」

天「お?」

ΕΛΠΙΣ「う〜ん?え?ん?え!?ええええ!?」

 

ΕΛΠΙΣは起きるなり天を見て驚き、その後に後ろにいたDITを見て驚いた。

 

DIT「どうした?何かおかしなところがあるのか?」

ΕΛΠΙΣ「無い…けど、カッコ良くて…って薙鎖さん!」

天「なによ」

ΕΛΠΙΣ「私、気絶する前にボロボロにされたんだけど!?最後なんて!」

天「ちゃんと護ったのにこの言われよう酷いと思わない?DITさん」

DIT「それに関しては俺らにも非があるから、俺からは何も言えん」

ΕΛΠΙΣ「え!?私の味方してくれないの!?DITさん。私が悪いみたいじゃない!?」

DIT「それにコイツは今は天だ。そう呼んでやれ」

ΕΛΠΙΣ「う…DITさんがそう言うなら…」

 

コンコン…と窓を叩く音がしたと思うと、そこにはkumaさんがいた。

 

天「あら?早かったじゃない」

kuma「天ちゃんに捨てられたかと思ったんだけど!?」

DIT「ほう…見違えるほどに悪魔ぽいぞ、kuma」

kuma「そう言う、DITさんもでかくなった?え?二回りくらい大きくない!?」

天「そうなんだよねぇ…私も不思議に思ってたとこ」

ΕΛΠΙΣ「あの侵食率100%って言ってたのはkumaさんだったのですね。アレ?でも、数年前に会った時は普通に…」

天「この子が100%になったのはここ数ヶ月のことよ」

kuma「そういえば、私、不思議な闇魔法使えたんだけど」

天「なんていう魔法?もしかして、黒満月?」

kuma「そう、それ!」

天「私、それ、まだ使えないのよね…条件でもあるのかしら…スキルリストにはあるから使えるんだろうけど…」

DIT「そのスキルなら俺もあるな」

ΕΛΠΙΣ「それなら私もありますわ」

天「えぇー!私だけ使えないのー!?」

kuma「天ちゃんは闇堕ちしてないからじゃない?」

天「私のスキルは私には効かないわよ!」

DIT「それを聞いて安心した。つまり、天は闇堕ちしないという事だ」

 

ドゴォォォォォオン

 

天「え!?ちょっとぉー、kumaさん、変なの連れてきた!?」

kuma「私じゃないよ…あ、でも、あながち間違いじゃないかも?」

天「ん?お?アレはぴよりんだ!」

kuma「ぴよりん?ああ〜、ひよこさんのペットの」

天「そうそう、ちょっと会ってくるね」

ΕΛΠΙΣ「え?」

DIT「ちょっと待て」

 

その頃、城の門付近では…

 

ぴよりん「ピー!ピー!!」

ひよこ「なんで、こんなに興奮してるのよ。城なんて好きじゃなかったでしょ?」

ましろ「この城に知り合いでもいるんじゃないか?」

ひよこ「ぴよりんが興奮する程の相手?私には1人しか思い当たらないけど…」

ましろ「けど、なに?」

ひよこ「亡くなってるのよ。だいぶ前に」

ましろ「なるほど…なら、ここで正解みたいだな…」

ひよこ「ん〜?どういうことぉ?」

ましろ「ここに私の探してる人がいるって事」

ぴよりん「ピー!」

 

ぴよりんが急に走り出し、目の前の扉から現れたものに突進する。

 

ぴよりん「ピー!ピー?!」

???「あははは、痛い、痛いってぴよりん」

ひよこ「え?なんでそんなに懐いて…私はまだ、言う事聞いてくれないのに」

ましろ「現れたわね、天」

天「アンタも懲りないよね、ましろさん」

ひよこ「どうして、そんなに懐かれてるんですか!?初対面ですよね!?」

天「そうね、この姿では初対面かなぁ…ね?ひよこさん」

ひよこ「な!?私の名前をなんで知ってるんですか!?」

 

その答えを天が答えようとした時、後ろから声がした。

 

???「そりゃあ、私達の主みたいな存在だもの」

???「違うだろうが、俺らは真実を見ても離れてないだけだ」

???「え?DITさんはそういう感じなのですか?」

 

ひよこはDITという名前を聞いた瞬間に天の後ろにいる者たちを見てしまう。

 

ひよこ「DI…T…さ…ん?!」

kuma「そうだよ?このデカいのがDITさん。で、この黒羽の悪魔みたいなお姉さんがΕΛΠΙΣさん」

ましろ「DITさんに、ΕΛΠΙΣさん!?じゃあ、まさか、君はkumaさん!?」

kuma「そうだけど?あ!ごめんね、ましろさん。拠点吹き飛ばしたのわ・た・し・!」

ましろ「よもぎさんとシロさんは!?」

kuma「その話はまたあとでね。とりあえず」

 

kumaは武器を取り出した。

しかし、ましろとひよこはkumaが取り出したのが杖だと思っていたが、鎌だったのだ。

 

kuma「天ちゃ、やるよ?」

天「えぇ、お願い」

ましろ「何をする気?」

kuma「こうするの!」

 

kumaが鎌を振りかぶった瞬間にましろの前からひよこ、天、DIT、ΕΛΠΙΣに4人が消え、kumaと2人きりになった。

 

ましろ「な!?ひよこさん!?kumaさん、天はどこにやったの!?」

kuma「ふふふ…」

ましろ「何がおかしいの!?」

 

kumaの姿がスゥーッと消える。

 

ましろ「なんですって!?くっ…この空間、なんなの!?」

 

to be continue…

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