転生剣士と九つの星々   作:弥生の一矢

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登場人物
kuma(闇堕ち)
ひよこ
天(因子×7)
DIT(闇堕ち)
ΕΛΠΙΣ(闇堕ち)




第9話 力の奔流~闇への誘い~

kumaの鎌によって分断されたひよこは天、kuma、DIT、ΕΛΠΙΣの4人と対峙していた。

 

ひよこ「え!?景色が変わって、ましろさんが消えた!?」

ぴよりん「ピー、ピー!」

天「うんうん、わかったわ。"黒手"」

 

天は"黒手"というスキルを使ったかと思うと、左手をぴよりんに触れたのである。

 

ぴよりん「ピ!?」

 

シュゥゥゥゥと、ぴよりんが消える。

 

ひよこ「え!?ぴよりん!?それに、召喚不可!?」

天「ふふふ…これで8個目ね」

ひよこ「何の話をしてるんですか!?」

天「何って、"黒手"を貴女に使おうと思ってるのよ?」

DIT「ほぉ…」

ΕΛΠΙΣ「また堕とすのですね」

kuma「2人の時はどうだったんですか?」

DIT「あぁ、それはな…あ!天、俺らは何もしないから1人でやれよ?」

天「ええええ!?」

ひよこ「貴女一人ならなんとかなりそう」

ΕΛΠΙΣ「あ、ひよこさん。私達より天さんは強いですよ」

ひよこ「え…こんな、ドジの塊みたいな方が…あれ?この会話どこかで…」

天「さっさと本気出してもいいんだよ?アサシン因子:ファントムステップ!黒手!」

ひよこ「え!?消え…いぎっ!?う…うし…ろ?!」

 

ひよこの目の前から消えた天は真後ろから黒手を叩き込んだ。しかし、ひよこは気絶せずに反撃した。

 

ひよこ「こ…の…!」

天「おっと、ハイウィザード因子:バンダースナッチ!」

kuma「わぁお、ひよこさんの気力すごぉい」

天「これを食らって気絶しなかったのは、貴女が初めてだよ、ひよこさん」

ひよこ「う…うぐ…(意識が朦朧とするよ。なんなのあの攻撃…ダメージは無いみたいだけど、じわじわMPが減ってるみたい。時間の問題って感じ。それにさっきは見えなかったのに、今はkumaさんやΕΛΠΙΣさんの頬に100という数字が見えるし…)」

天「困惑してるわね」

ΕΛΠΙΣ「加勢してあげましょうか?」

天「いいよ、まだ本調子じゃないでしょ?」

ΕΛΠΙΣ「そうですか、残念です」

天「それに私、今、因子9つ持ってるのよ?」

DIT「ほぉ…モンクと何が加わったんだ?」

天「ビーストナイトだね。ひよこさんにも植え付けたよ」

ひよこ「はぁ…はぁ…はぁ…フゥゥゥ」

 

ひよこの集中により、周りの小石が浮き上がる。

 

天「(なんか面白そうなスキル無いかなぁ…あ!使えるじゃん!これ!)」

ひよこ「フッ!」ギン!

 

ひよこは眼を開き、天の動きを読もうとした。

 

ひよこ「う…」

天「ふふふ…ひよこさんの能力は私には聞きませんよ?」

ひよこ「(いろんな攻撃が同時に複数見える。気持ち悪い…)」

天「さっさと終わりにしましょうか、ひよこさん」

ひよこ「(1つの攻撃が鮮明に見えた!これを防げば!)」

天「"黒満月"」

ひよこ「させな…い!?何!?この黒い玉は!?うっ…(MPが凄い勢いで吸われてる!?)」

kuma「ソラちゃ、使えたんだ。よかったじゃん」

天「ホントだよぉ、さてと、ハイウィザード因子発動!」

 

天は詠唱を始める。

 

天「ひよこさん、この攻撃は防げないし、貴女の侵食率を一撃で100%にするわ」

ひよこ「侵食率ってなんのことですか!?」

kuma「ひよこさん、見えてるんでしょ?私達の頬に100っていう数字がさ」

ひよこ「見えるけど…」

DIT「これはな、侵食率の数値なんだ。ひよこは30と出てるぞ」

天「行くわよ!爆発魔法よ、"黒満月"を飲み込み、弾けよ!"インペリアル・ダークライトニング"」

 

キュイイイイイイインと音と共にひよこの正面に白なのか黒なのかわからない玉が近づき、止まった。

 

ひよこ「え?」

 

次の瞬間、ひよこの周囲に光の玉が現れたかと思えば、天から黒い光が降り注いだ。

 

ひよこ「あぁぁぁぁぁぁあ?!?!」

DIT「凄まじいな。なあ、ソラ。アレは何属性なんだ?」

天「ああ〜、アレ?無と闇と光だよ」

DIT「3属性だと!?」

 

ひよこの頬にあった数値は天の魔法が終わりを告げると100となっており、ひよこは力尽きたのだった。

 

ひよこ「うっ」バタッ

ΕΛΠΙΣ「あっけなく終わった感じがしますわね」

DIT「だな」

kuma「そういえば、ひよこさんの能力って?」

天「未来を見る能力かしらね」

kuma「へぇ…」

DIT「知らなかったのか、kuma」

ΕΛΠΙΣ「大丈夫ですよ、私も知りませんでした」

DIT「さっきの魔法は俺らも使えるのか?」

天「"黒満月"が使える魔法使いなら使えるわよ」

DIT「なるほど、俺らは使えるのか」

天「さてと、ひよこさんが起きたら、ましろさんをやりに行くわよ」

ΕΛΠΙΣ「次は私にもやらせて下さいね」

DIT「じゃあ、俺とΕΛΠΙΣさんでやるか」

天「なんか意外と楽しんでない?」

kuma「私は?」

天「アンタはやることあるでしょ」

kuma「ちぇ」

天「いじけない」

 

その数時間後にひよこが目覚める。

 

ひよこ「はっ!…あれ?ここ…ベット?」

天「あ、起きた?」

ひよこ「え?薙鎖さん?」

天「可愛いわよ?そのケモ耳」

ひよこ「ケモ…み…み?」

kuma「ホントホント」

ひよこ「いや、だから、なんで薙鎖さんが」

天「私は天(ソラ)。前世は薙鎖なの。だから、ぴよりんも私に飛びついた」

ひよこ「ぴよりんは?」

天「もうちょっとしたら召喚できるんじゃないかな?」

ひよこ「え?なんか尻尾生えてるんだけど!?」

天「だから、さっきから言ってるじゃん。ケモ耳可愛いよ?って」

DIT「そろそろ向かっていいか?」

天「うん、後で私も行くから、少しは残しておいてよ?」

ΕΛΠΙΣ「手加減はできません」

kuma「言い切った?!」

天「じゃあ、エルちゃん、コレ。1度だけ使えるようにしたから、ましろんに当てて」

ΕΛΠΙΣ「うっわ、私がやるんですか?このドス黒い技」

天「DITさん、やりたい?」

DIT「いいや」

天「じゃあ、エルちゃんで」

ΕΛΠΙΣ「はぁ…わかりましたよ。やればいいんでしょ、やれば」

天「じゃあ、クマちゃ、よろしく」

kuma「わかった」

 

kumaとDITとΕΛΠΙΣの3人はkumaが作った空間に入っていった。

 

天「さぁてと、少し寝ようかな」

ひよこ「あの、ソラさん」

天「どうしたの?」

ひよこ「ぴよりんが言う事聞かないんです。どうしたらいいですか?」

天「ああー、その件は大丈夫よ。解決済み。心配しないで、じゃ、おやすみ」

ひよこ「ちょ…ってもう寝てるし!?」

 

to be continue…




次回は
DIT&ΕΛΠΙΣ vs ましろとなります
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