転生剣士と九つの星々   作:弥生の一矢

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登場人物
シロ(クローン)
シロ
龍虎
天
???
???
???
???
???
???

この???の6人はみんなも考えてみて。後書きに答えを載せてあるよ。
あと何が真実なのかも考えてみてね。


第14話 怒りのアルケミスト-真実-

シロ(偽)「クックック…」

龍虎「気持ちわりぃな(どういう仕組みだ?)」

 

シロの首をはねた龍虎は不思議な顔をしながら、シロの姿を見ていた。

その頃、天はというとシロの鎖を解くために奮闘していた。

 

天「ふぅ…」

シロ「どうや?解けたんか?」

天「(イラッ)黙っててって言ってんでしょ!?アンタのこの鎖は複雑なのよ!」

シロ「そんなんわかってるで。それで解けたんか?」

天「…はぁ…左手の方はね。まだ、首と右手が残ってるじゃない。それじゃあ、外すわね」

 

天は左手の鎖を解く。

 

シロ「とりあえず、確かこの辺に…」

 

ゴソゴソとアイテムボックスを探すシロ。見つけたと言い取り出したのは回復薬だった。

 

天「これって、回復薬?」

シロ「せや、ギルドリマジクや。MP減ってるんやろ?」

天「いらないわよ。私の"創造の力"にMP消費なんかないもの。強いて言うなら精神面が削られるかしらね」

シロ「"創造の力"?」

天「そうよ。アンタに埋め込んだ…や…つ…?あぁぁあ!!」

シロ「どうしたんや?!急に叫んだりして」

天「そうよ。その手があった」

シロ「だから、どうしたんや」

天「アンタ、なんでも治す聖水作りなさいよ」

シロ「はぁ!?急に何言うとるんや!?頭沸いたんか?」

天「湧いてないわよ!バカにしてんの!?」

???「うるさいぞ、お前ら」

???「そうですわ。ソラさん、隠密むいてないんじゃないですか?」

天「え?なんでここにいるの?DITさん、それにエルちゃんも」

 

天は声がした方に振り返るとそこにはDITとΕΛΠΙΣがおり、やれやれと言いたそうな顔を天に向けていた。

 

DIT「kumaがな。やっぱり心配だから行こうって言い出してな。アイツ、空間操れるだろ?龍の街まで飛んできたんだよ」

ΕΛΠΙΣ「そしたら、居ないじゃないですか。その代わり、ひよこさんとよもぎさんが居まして」

天「なるほどねぇ、それで私の助っ人をしに来たと」

シロ「DIT…お前…いつからそないでこうなったんや」

DIT「コイツにやられた時にな」

 

天を指差すDIT

 

天「ん?私が悪いって言うの!?」

DIT「違うのか?」

天「違…わないけど…」

ΕΛΠΙΣ「それと、龍虎さんの方にはましろさんが行ってますよ」

天「あ!そうだ!シロさんのこの鎖がクローンと繋がってるみたいで」

DIT「あぁ、ひよこから聞いている。そこで、お前に聞きたいことがあってな」

天「なに?」

DIT「エンシェントヒールについて聞きたいんだが」

天「あぁ~、使いたいの?エルちゃん」

ΕΛΠΙΣ「え?何故、私だと」

天「貴女達は今、三次職じゃないのよ?」

DIT「というと?」

天「4次職の見習いってとこね」

ΕΛΠΙΣ「え!?4次職!?私達はジョブ欄見ても三次職しか表示されないんですよ!?」

天「そりゃそうよ、元は存在しない職だもの。見れる訳ないじゃない」

ΕΛΠΙΣ「私は何になれるんですか?」

天「ホーリーウィザード。聖魔道士ね」

ΕΛΠΙΣ「聖魔道士…早くなりたいです!どうやったらなれるんですか!?」

天「私がもうちょい成長したら…かな?(嘘だけど)」

ΕΛΠΙΣ「えぇー」

DIT「コイツ、嘘っぽい顔してるぞ?」

天「(ギクッ)そ、そんなわけないじゃない!因子の数が足らないの!」

ΕΛΠΙΣ「因子の数?」

天「そう!因子の数よ!(その因子持ってるけど…)」

DIT「ホント、昔から嘘つくの下手だな、お前は」

ΕΛΠΙΣ「え?」

DIT「それに騙されるΕΛΠΙΣもΕΛΠΙΣだがな」

天「はぁ…わかったわよ」

 

天は"黒手"を使い、ΕΛΠΙΣとDITに足りない因子を渡した。ΕΛΠΙΣはホーリーウィザードに、DITはデジサイバネスウィザードになった。

 

天「ジョブ欄見てみれば?」

ΕΛΠΙΣ「おぉー!ホーリーウィザードになってるぅ」

DIT「ほう、機械魔道士と言ったところか」

天「よくわかるわね」

シロ「なぁ、盛り上がってるとこ悪いんやけど」

天「あ…うっかり忘れてたわ、シロさん」

ΕΛΠΙΣ「ソラさん、試してみていいですか?」

天「いいわよ、私は1日の回数制限があるから使えないのよね。DITさん、準備お願い」

シロ「おい、何を試すって言うとるんや」

DIT「わかった。set!」

 

DITが"set!"と唱えると異次元空間から六つの杖が出現し、その中心で魔法が生成し始める。

 

ΕΛΠΙΣ「エンシェントヒール!」

 

ビシッ

バキバキバキ…

パキーン

 

シロ「なんやと!?どういう仕組みや!?」

天「説明は後!DITさん、あとどのくらいかかる?」

DIT「もう少し待ってくれ。合成が難しいんだ」

 

その頃、龍虎とましろはシロと対峙していた。

 

ましろ「(ん?さっきまで見えていた鎖が見えなくなったな)よし!龍!斬れ!」

 

ズバッ

 

龍虎「ふっ(どうだ?)」

シロ(クローン)「ぐくぅ…何故だ、何故、血が出る…まさか…貴様らぁ」

龍虎「お?ダメージが入ったか?」

ましろ「みたいだな。じゃあ、私もそろそろ本気で行くか。"死の支配者-death ruler-"召喚!」

 

ズズズ…

ましろが手をかざすと地面に大きな魔法陣が出現し、そこから大きな鎌を持った死神が出現した。

 

ギィエエエェェエエ工!!!

 

ましろ「憑依-Over Soul-」

 

ましろと死の支配者が重なっていき、現れたのは大鎌を持った青年だった。

 

ましろ「龍、準備はいいか?」

龍虎「自分はいつでも大丈夫だ」

ましろ「はぁぁぁぁ!!コープススタブ!」

龍虎「うぉぉぉぉお!!居合・龍ノ型一式・弌閃」

 

ゴゴゴゴ…

 

ましろ「!?龍!伏せろ!」

龍虎「なに!?」

DIT『エレメント・インディクション』

 

ゴゴゴゴ…

ドゴォン!

ジジジジジ…

 

シロ『う…ぐぅぅぅ…』

龍虎「なんだ、この槍みたいな魔法は」

ましろ「(今の声、DITさんか?)」

 

ヒュゥゥゥウ…

 

DIT「ほう?これを耐えるのか」

天「大丈夫?龍ちゃん」

龍虎「あぁ」

ΕΛΠΙΣ「待ってくださいよー」

 

バサッバサッ

ドサッ

 

シロ「痛った?!もう少し丁寧におろしいや」

ΕΛΠΙΣ「重いんですもん」

ましろ「元気そうね、シロさん」

シロ「お前、なんだ、その姿!?死神…か?」

 

ジジジジジ…

キュィイン!

 

シロ『ぐふぅ!!?』

天「流石、DITさんね。一撃じゃない」

DIT「まだだ。油断するんじゃねぇよ」

天「真面目だなぁ」

シロ『こんなス…スキル見たことが無い…ぞ。どこで…覚え…た!?』

天「敵に情報を漏らs…」

DIT「コイツのおかげだ」

 

DITは天を指さす。

 

天「ちょっとぉー?!バラしてどうするのよ!?」

DIT「バラしたところで奴らには何もできんさ」

シロ『クックック…いい事を聞いた』

天「ん?アンタ、クローンじゃないわね?私の目はごまかせないわよ?」

シロ?『ほぅ…よくそこまで育ったものだ』

天「アンタの味方もあと1人でしょ?」

シロ(神)『その通り。だが、貴様達には何も出来やしない。我の実験は成功した。もう後戻りは出来ない』

天「アンタは神なんかじゃない!アンタは私の…私…の…(言うんだ。みんなの前で、真実を)」

神『クックック…言えるのか?言ったら離れていってしまうかもしれないぞ?』

天「でも!言わないと、決心が崩れてしまう!アンタは私の闇、そのものなんだから!!」

 

天のその言葉に一同は驚愕した。

 

龍虎「(敵の大将が天の闇?そうか!だから、奴に会った時、不思議と初めてじゃないと思ったのか。奴が薙鎖だったから)」

シロ(薙鎖)『クックック…ぐふっ。どうやら、この身体も限界のようだ』

天「待ちなさい!」

シロ(薙鎖)『我は逃げも隠れもしない。5年前、この世界に来た時の最初の拠点で貴様達を待つ』

天「言ったわね!首洗って待ってなさい!」

シロ(薙鎖)『クックック…さらばだ』

 

シロのクローンの姿はボロボロと崩れていく。

天と一同は天の今の拠点に戻った。

 

よもぎ「シロさん!無事だったんですね。良かったぁ」

シロ「せやせや、大丈夫やって、言うたやろ?」

ひよこ「言ってなかったですよ」

DIT「それより奴が言ってた事が気になる」

ΕΛΠΙΣ「実験の事ですか?」

天「実験ねぇ…」

 

天はよもぎを見ながら、ふと気付いたことをよもぎに聞く。

 

天「ねぇ、よもぎさん」

よもぎ「はい、なんですか?」

天「アンタ、杖は?」

よもぎ「え…あ…その…取られちゃって」

天「誰に!?まさか、私の闇にじゃないでしょうね!?」

よもぎ「そのまさかです…」

天「それにその首飾りだって気になるし…」

よもぎ「あぁ~、これはソラさんがくれたんじゃないですか」

天「え?私が?いつ?」

よもぎ「前世で死ぬ前日にですよ」

天「!?それ!さっさと外しなさい!」

よもぎ「そんな事出来ませんよ。大事な物なんですから」

天「くっ…(私の考えが正しければ、あの首飾りは…)」

 

to be continue…




次回予告
よもぎが付けていた首飾り。天は推測で外させようとしていた。しかし、一同はよもぎがその首飾りを付けたまま、敵と対峙してしまう。

次回「最強のクローン!?vsよもぎ」

では、前書きの答え合わせですね
登場人物
シロ(クローン)
シロ
龍虎
天
シロ(薙鎖)
DIT
ΕΛΠΙΣ
よもぎ
ひよこ
ましろ
真実は「天の闇が神だった」という事です
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