転生剣士と九つの星々   作:弥生の一矢

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登場人物
龍虎
天蓋獅子
竜姫
疾虎

kuma
DIT
ましろ
ΕΛΠΙΣ
よもぎ
ひよこ
シロ


第19話 龍が如き虎-再覚醒-

ワイワイ

ガヤガヤ

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ‥‥

 

そこには塔が現れ、奥から歩いて来るものがいた。

 

スタスタスタ

 

天「遠路はるばるお越しいただきありがとうございます。私はソラ。この塔の主です。では、まず、この世界で最強と言われた8人に挑んで貰いたいと思っております。どうぞ、前へ」

獅子「おい、呼ばれてるぞ?ギルマス」

龍虎「あぁ、行ってくる」

kuma「ましろさんも行きましょうよ」

ましろ「そうね、行きましょうか」

DIT「ΕΛΠΙΣ、行くぞ」

ΕΛΠΙΣ「はい!」

ひよこ「行こう、よもぎ」

よもぎ「うん!」

シロ「なんや?俺の強さみたいんか?」

 

ゾロゾロと塔の前に出てくる8人。

 

天「では、どうぞ。私に続いて」

 

天の後を付いて行ったのだが、建物内に入った瞬間、景色が変化した。

 

《第二階層》

 

龍虎「は!?え!?」

 

龍虎は後ろを振り向くが、誰も居ない。

 

???「あ!お兄様だ!来たよ!お兄様!」

???「はしゃぐな姉貴。見りゃわかる」

龍虎「ん?誰だ?」

竜姫「私は竜姫。お兄様の妹です」

疾虎「俺は疾虎。弟だ」

龍虎「は?妹に弟!?どういう事だ」

竜姫「そうですよね、わかりますよ。その気持ち。何せ、記憶が抜け落ちてますもの…ね?」

龍虎「何か知ってるのか!?」

疾虎「俺らに勝てたら、教えてやるよ。俺は寝てるから、頼んだ、姉貴」

竜姫「はぁ!?アンタも戦いなさいよ!?…もう…行きますわよ?お兄様」

 

竜姫が刀を取り出し、構える。

 

龍虎「(なんだ?あの構え…)」

竜姫「居合・龍の型・弍式」

龍虎「(居合!?まずい、後ろに飛ばなくては!)」

竜姫「閃迅!」

 

キン!

ガキン…キキキキキキキキキキキン

 

竜姫「わぁ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝やっぱり凄い!流石です!お兄様」

龍虎「(危なかった…だが、あの動き…どこかで…)」

竜姫「どんどん行きますよ」

 

それから何分経ったのかわからないが、龍虎も竜姫も疲れて来ていた。

 

疾虎「ふあぁ〜。あ?あれ?姉貴?疲れてんの?なっさけねぇの。変わってやろうか?」

竜姫「はぁ…はぁ…はぁ…アンタねぇ…」

龍虎「スキあり」

 

ズバッ

 

竜姫「キャッ」

疾虎「兄貴…今のは許せねぇな…」

竜姫「疾虎…」

疾虎「姉貴は休んでてくれ。俺がやる」

龍虎「選手交代か?」

疾虎「あぁ、俺は姉貴みたいに甘くねぇぞ?」

龍虎「はぁ…はぁ…上等だ!」

 

ガキン!!

 

龍虎は薄々気付いていた。この戦いは自分自身との戦いだという事を、そして、塔の前で会ったあの少女が自分が探していた者だという事を。

龍虎が疾虎と剣を交える度に蘇る記憶。

 

龍虎「だぁりゃぁぁぁあ!!」

 

バキッ!!

 

疾虎「グッフ…流石だぜ、兄貴」

竜姫「疾虎、大丈夫?」

疾虎「姉貴こそ」

竜姫「そろそろ終わりにしましょう、お兄様」

疾虎「俺らの攻撃、耐えて見せろ!」

龍虎「(何か、来る!?…ぐ…なんだ…これは…動きが…)」

竜姫「行くよ、疾虎!」

疾虎「おう!」

 

竜姫が龍虎の前に立ち、雄叫びを挙げたと思ったら、後ろに立った疾虎が威圧を飛ばしてきた。

 

竜姫 & 疾虎

「「"剣士の集中・極"」」

 

竜姫

「居合・赫龍ノ型・柔式」

 

疾虎

「極地・紅虎之型・業連」

 

竜姫 & 疾虎

「「双龍の刹劫!!」」

 

龍虎「ぐ…くぅ…がはっ…」

 

ガクッ

バタン

 

竜姫「はぁ…はぁ…はぁ…」

疾虎「はぁ…はぁ…はぁ…」

竜姫「やっぱり耐えれなかったかぁ…」

疾虎「仕方ないさ…追い出そう…」

龍虎「勝手に決め付けないでくれ」

 

龍虎は身体に鞭を打ち、無理矢理起き上がった。だが、すぐさま膝を付いたが、次に倒れる事はなかった。

 

竜姫「うう…うわぁぁぁん。よかったよかったよぉ」

疾虎「泣くなよ、姉ちゃん。俺も…グス…」

龍虎「ぐ…く…さっきの技は誰の技だ?」

疾虎「もちろん、兄貴のだ」

竜姫「これで試練は終わりだよ、お兄様」

疾虎「俺からはコレを」

竜姫「私もコレ渡すね」

 

龍虎は竜姫からヴァッフェ・ベアーを、疾虎からヴァッフェ・ラーテルを受け取った。

そして…

 

龍虎「う…ぐ…(頭が…)」

 

龍虎がベアーとラーテルを受け取った瞬間、記憶が蘇ってきた。

 

龍虎「うわぁぁぁぁあ!!(アレも…あんな事も…ソラ…どうしてだ…)答えろ!ソラアァァァァア!」

竜姫「怒らないであげて、お兄様。ソラ様は…いえ…この話は本人から聞いて欲しい」

疾虎「あぁ、そうだ。この先の転送装置から行ける最下層にソラ様はいる」

龍虎「ようやく思い出せた。ソラ、待ってろ。今行く」

 

龍虎は竜姫と疾虎に見送られながら、転送装置に乗った。

 




第二階層

条件
グラディエーター(剣闘士見習いは不可)
サムライ因子とパラディン因子とモンク因子を所持
パーティメンバー1人まで
龍虎が挑む場合、全ての条件を無視

守護者
竜姫-リュウキ-と疾虎-シッコ-
龍虎の遺伝子と天の遺伝子が混ざったホムンクルス姉弟。
龍虎の事を兄と慕い、竜姫が龍の型を、疾虎が虎の型を使いこなす。

竜姫
龍の型
赫龍ノ型・柔式(残りHP1耐えて発動)

疾虎(HPが減らない)
虎の型
紅虎之型・業連(竜姫のHP1の時発動)

報酬
この階層に勝利した者は"不可視の剣豪の証"を取得でき、最下層の天への挑戦権を得る。
龍虎が挑む場合、必須因子とヴァッフェ・ベアー、ヴァッフェ・ラーテルという刀が手に入る。
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