転生剣士と九つの星々   作:弥生の一矢

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登場人物

kuma
紅椿
???



第22話 赤に愛されし者

《入り口》

 

バキッ!!

 

kuma「う…く…」

紅椿「その程度で私に挑んでこないでくれる?期待して損したわ!」

kuma「くそっ!」

「おい、大丈夫か?」

kuma「大丈夫だよ」

「それにしても、今の奴、お前に似てなかったか?」

kuma「私に?…なるほど、そういう事ね。ありがとう」

「お前たちは俺たちの希望なんだ」

 

《第六階層》

 

紅椿「全く…あの程度だったなんて…」

 

奥の部屋から人影が現れた。

 

竜姫「あれ?椿ちゃんだけ?」

紅椿「竜姫ちゃん…私は悲しいよ…」

竜姫「そっか…追い出したの?」

紅椿「うん…」

竜姫「ちょっと待ってね」

 

竜姫は奥の部屋に入り、1Fに降りていった。

 

《入り口》

 

竜姫「ねぇ、kumaって子どこ?」

kuma「私だけど(どこか、龍虎さんに似ているような)」

竜姫「私達を失望させないで。椿ちゃんもそう思ってるから、本気で来て欲しいの。これは貴女の為でもあるんだから」

kuma「それはどういうこと!?」

竜姫「答えが知りたかったら、本気で椿ちゃんに勝つことよ。またね」

 

竜姫はまた、紅椿の元に戻った。

 

《第六階層》

 

竜姫「ただいま」

紅椿「どこ行ってたの?」

竜姫「kumaって子に会ってきた」

紅椿「すごいなぁ、その行動力。kumaにも見習って欲しいよ」

竜姫「大丈夫だよ。次こそはいい戦いが出来るよ」

紅椿「期待しないで待ってみる」

竜姫「あはは…」

 

それから数分後…

 

kuma「リベンジしに来たよ!って、え?2対1!?」

竜姫「あ、私は武器ないので戦えませんよ。ただ、さっきも言った通り、本気出さなかったら許しません」

紅椿「そういうことよ。ベアーズ・マギア起動」

 

紅椿の言葉により、持っていた熊のぬいぐるみが宙に浮き出す。そして、そのぬいぐるみの周りに魔法陣が現れる。

 

紅椿「フレイムランス!」

kuma「ファイアランス!」

 

ボゴォン!

 

紅椿「あら?さっきよりは威力が上のようね?」

kuma「装備変えてきたからね!バンダースナッチ!」

紅椿「発勁一式」

 

メリメリ

 

kuma「く…(物理きっつ)」

 

ズザザァとkumaが後ろに吹き飛ぶ。

 

紅椿「こんなのはどうかしら?ブリザードスピア!」

 

パキパキパキ…

 

kuma「何でもありなんて卑怯よ!メテオストーム!」

紅椿「大丈夫なの?そんな大魔法使ってさ」

kuma「くっ…硬直…」

紅椿「また、入り口に戻りたいようね?」

kuma「…ぎ…は」

紅椿「よく聞こえないわよ」

kuma「次は…無い!ゼロ・レイ!(浅いか)」

 

ドゴォン

 

紅椿「ぐ…くぅ…手加減してたら調子に乗って!!もう死んでも知らないんだから!"スペル・インパクト・ブースト"!」

竜姫「椿ちゃん、それはマスターに禁止されたスキルだよ!」

kuma「(そんなにやばいスキルなら隙が生まれるかもしれない。見極めれるかわからないけど、やらなきゃこっちがやられるか)スペル・ブースト!」

紅椿「(ぐくぅぅう…身体への負荷で意識飛びそう…だけど、わからせないと気が済まない!)」

kuma「(何もして来ない?でも、なんだか苦しそう?)バンダースナッチ!」

 

シュン

 

紅椿「かかったわね。ファントム・ゼロ・レイ」

kuma「え?消え…」

 

ドゴォン

 

kuma「いぎぃ!?(後ろから!?)」

紅椿「これで最後よ!黒満月!」

 

紅椿から異様なオーラが溢れ出始め、kumaを黒満月により、MP吸収を始める。

 

kuma「(MPが吸われてる!?)回復が追いつかない…」

紅椿「インペリアル・リミテッド・ダークライトニング!!」

kuma「これを食らったら、まずい!逃げ…」

 

kumaがその場を逃げようとしたが、身体が動かなかった。

 

紅椿「無駄よ!ファントム・ゼロ・レイで足止めは済んでるわ!」

kuma「く…」

竜姫「させない!」

 

kumaの前に竜姫が乱入する。

 

紅椿「竜姫ちゃん!?」

竜姫「無刀流 居合 赫龍ノ型 "赤燕"」

 

紅椿が撃った魔法が竜姫に接触した瞬間、物凄い爆音がしたと思ったら、魔法が天高く飛んでいき、弾けた。

 

紅椿「邪魔…しな…い…で…よ…」

竜姫「椿ちゃん!」

 

竜姫は紅椿が倒れそうになるのを走って受け止めた。紅椿は気絶した。

 

竜姫「無茶するんだから…」

kuma「危ないところをありがとう」

竜姫「アレ食らってたら、ホント危なかったのよ?塵すら残さないんだから(全く、負けず嫌いなんだから…)」

kuma「ひっ…」

竜姫「そうだ。この熊のぬいぐるみを触ってみて」

kuma「これ?」

 

kumaが紅椿が使っていた熊のぬいぐるみであるベアーズ・マギアに触れるとkumaの頭に記憶が流れ込んだ。

 

kuma「あ…ああ…(私には師匠がいたんだ…それも忘れちゃいけない人だった…)」

竜姫「ようやく思い出せたようね」

kuma「うん。ありがとう。でも、1つ疑問に思ってたことがあるの」

竜姫「なぁに?」

kuma「貴女達はどういう存在?」

竜姫「私は龍虎兄さんとソラさんの遺伝子を使ったホムンクルスで、椿ちゃんは貴女とソラさんの遺伝子を使ったホムンクルスだよ」

kuma「やっぱり、龍虎さん関連だったのか!」

竜姫「私は弟に疾虎って子がいるけど、私より強いわよ」

 

シュゥゥゥウ

 

kuma「え!?エスパシオが鎌になった!?どういう事!?」

竜姫「まだ記憶が完全じゃないと思います。このぬいぐるみを持って、奥の扉に入って下さい」

kuma「コレ、貰っていいの?」

竜姫「はい」

 

kumaはぬいぐるみを抱えて、奥の扉に入っていった。

 

紅椿「ん…んー…」

竜姫「おはよ、椿ちゃん」

紅椿「おは…よ…」

竜姫「大丈夫?」

紅椿「うん。大丈夫…だけど、もう少しこのままで居させて」

竜姫「わかったよ」

紅椿「ありがとね。頭に血が上ってた」

竜姫「?」

紅椿「竜姫ちゃんが間に入ってくれなかったら、私、一生後悔してた」

竜姫「そりゃあ、あのスキルをまともに受け流せるのは私かマスターくらいですからね」

紅椿「ごめんね。もう少し休む…」

竜姫「うん。おやすみ」

 

紅椿は竜姫の膝の上で眠りについた。




第六階層

条件
ハイウィザードのみ
アルケミスト因子、ネクロマンサー因子が必須
kumaが挑む場合、全ての条件を無視

守護者
紅椿
kumaの遺伝子と天の遺伝子が混ざったホムンクルス。天を溺愛しており、離れる事を極度に嫌う。常に片手には熊のぬいぐるみを持っている。戦闘の際はその熊のぬいぐるみを媒体に魔法を放つ。

紅椿
アースデスホール
メテオインパクト
インペリアル・チャージング・レイ
スペル・インパクト・ブースト
黒満月

紅椿(Creative mode)(HP20%以下)
インペリアル・リミテッド・レイ(HP1耐えて発動)
インペリアル・コープス・バースト
インペリアル・ダークライトニング
インペリアル・リミテッド・ダークライトニング

報酬
この階層に勝利した者は、創造魔道士見習いの証が取得でき、最下層の天への挑戦権を得る。
kumaが挑む場合、必須因子とベアーズ・マギアが手に入る。
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