DIT
蒼斬
ΕΛΠΙΣ
???
???
???
???
???
???
???
???
【入口】
ΕΛΠΙΣ「DITさん、それでね」
DIT「ああ、その話はな」
DITとΕΛΠΙΣは仲良く話しながら、ましろに続き、扉を抜ける。
【第四階層】
シーン
DIT「それで、どうしたんだ?ΕΛΠΙΣ」
ΕΛΠΙΣがいた方に振り返るDIT。
しかし、そこにはΕΛΠΙΣの姿は無かった。
DIT「なっ!?ΕΛΠΙΣ!?どこ行った!?」
DITが入ってきたであろう扉に振り返るが、そこには扉すらなかった。
???「探しても無駄だぜ?ここはそういう作りなんだ」
DIT「誰だ?」
???「俺の名前は蒼斬。マスターとお前のホムンクルスだ」
DIT「アオギリ…見た事のある格好だな」
蒼斬「当たり前だ。お前の覚醒した姿だからな。どうせ、覚えているんだろ?」
DIT「あぁ、夢で見た。ホントの事なんだな?」
蒼斬「その話を聞きたければ、俺を倒してみろ」
アオギリの身体は少し浮いている。
DIT「望むところだ(夢で見たスキルをこいつになら試せる気がする)」
DITは杖を構え、眼を閉じ、ある詠唱を始める。
DIT「黒き月光よ…」
蒼斬「なっ!?何故、その詠唱を!?(狼狽えてる場合じゃない)set!」
DIT「周りを巻き込み…」
蒼斬「"漆疾発勁"」
シュッとアオギリが消える。
DITが息を吸う。
DIT「スゥゥゥ…」
蒼斬「(アレは、吸気!?)」
DITがアオギリを捉えたかの様に眼を開き、アオギリの方に杖を向ける。
DIT「(そこか!)黒満月!」
キュイイイン
蒼斬「ぐ…引き寄せられ…」
DIT「バンダースナッチ」
ピュン
蒼斬「(まずい…龍虎さんには劣るが…)居合・竜ノ型 護式」
DIT「インペリアル・ダークライトニング!」
シュゥゥゥゥゥゥ…
蒼斬「竜煌閃-リュウノキラメキ-」
キン
ジジジジジジジジジジ
キュイン
ドゴオォォォオン
蒼斬「ぐうぅ…」
DIT「くそっ」
お互いに放った技により吹っ飛ぶ2人。
蒼斬「おい!見てるんだろ!?俺は使えるなんて聞いてねえぞ、ソラァ!」
天?『そりゃあ、言ったら面白くないじゃない』
蒼斬「チッ…俺はもう知らねえぞ?いいんだな?」
天?『えぇ、その方が本気出せるでしょ?アオギリ』
蒼斬「"ヴァッフェ・アポカリプス"発動!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIT「今の声は…まさか…さっきの…」
蒼斬「"分身召喚"」
アオギリがそう言うとアオギリの周りに人型の人形が現れ、DITが見知った者の姿へと変わった。
蒼斬「"ヴァッフェ・ヴォルクス"」
ヒュンヒュン
パシッ
???『……』
DIT「アイツはまさか、よもぎか?」
よもぎの姿をした人形は杖を構え、詠唱を始める。
よもぎ?『"マルチキャスト"!火の極地、水の祭宴、風の暴風、地の爆破。一つに混ざりて、敵を滅ぼせ!』
DIT「なんだ!あの詠唱は!?まずい、早く防御を…!?身体が動かないだとぉ!?」
よもぎ?『"インペリアル・エレメント・バーストゼロ"!!』
キュイィィィィン
DIT「くそっ!護れ!」
シュンシュンとDITの背中にある翼がDITとよもぎの間に入る。
ゴッ!
ドゴオォォォオン!!
DIT「ぐぅぅ…危なかった」
蒼斬「ほう、アレを耐えるか。だが、2度目は…ない!"ヴァッフェ・ベアー""ヴァッフェ・ラーテル"」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
パシッパシッ
DIT「次は2対1か。アイツらは…誰だ?サムライ…龍虎か!?」
龍虎?『居合・龍ノ型・弍式』
DIT「居合抜刀術だと!?まずい…」
キョロキョロとDITは辺りを見回し、自分の羽の破片を見つけた。そこに走り出すDIT。
タタタタタタ…
DITはさっき破壊された自分の羽の破片を掴んだ。
DIT「"生成"」
シャランと綺麗な音をして、DITの手元に刀が現れる。
DIT「(わかる…なにをすればいいか)」
龍虎?『閃迅!』
DIT「"燕返し"」
キン!
ドドドドドドドドドド
ザザァ
龍虎?『『剣士の集中・極』』
DIT「ぐぅ!?また、身体が?!」
龍虎?『居合・赫龍ノ型・柔式』
龍虎?『極地・紅虎之型・業連』
DIT「龍虎が2人だとぉ!?くっそ、無理やり動いてやる!うおおおおぉ」
龍虎?『『双龍の刹劫!!』』
タッタッタッ
ガキーン!!
DIT「え?」
蒼斬「何、邪魔してんだ!フィルム」
フィルム「ふっふっふ…中々楽しいことしてるじゃないですか。私も混ぜてください」
DIT「誰だ?」
フィルム「私はよもぎとマスターのホムンクルス。それともう1人来てますよ」
シュン
蒼斬「なんの真似だ?ツバメ」
ツバメ「このままやれば、貴方の相棒は死にますよ?」
蒼斬「知ったことか…どけぇ!」
バキッ
ツバメ「ぐ…」
ツバメは受身をとってフィルムのとこに降りる。
ツバメ「完全にイカレてるみたいです」
フィルム「でしょうね。とりあえず、やることやりましょう。私が時間を稼ぎます。ツバメ、お願いしますよ」
ツバメ「わかりました」
DIT「俺を助けてくれるのか?」
ツバメ「いえ、最終的には貴方がアオギリ兄さんに勝たなきゃダメです。その為に!"リミテッドオーラ"発動!」
フィルム「行きますよ、アオギリ」
蒼斬『邪魔ヲスルナ、貴様ラァ!!』
フィルムは蒼斬と対峙する。
ツバメはDITに近付き、説明をし始めた。
ツバメ「これから貴方に巻きついている鎖を外します。その鎖を外せば、貴方もアオギリ兄さんと同等、いや、それ以上の力を手に入れれるはずです」
DIT「俺にはその鎖は見えないが…」
ツバメ「行きますよ」
ドゴオォォォオン
フィルム「く…」
ツバメ「フィルム兄さん」
フィルム「やっぱり、アオギリは強すぎですね。ですが、負けられないのも変わらないんですよ!!」
蒼斬「ホザケェ!フィルムドケェ!」
フィルム「退くわけないでしょう!」
ガキィィィイン
ツバメ「切り刻め!"斬裂発勁"!!」
ドッ
ザザザザザザザザザ
バキン!
DIT「なんだ?身体が軽く…ん?!」
DITの身体が光る。その光が収まるとそこには二回り程の大きさになったDITが現れた。
DIT「この姿は…夢の時の…」
DITの身体が宙に浮く。
ツバメ「フィルム兄さん!」
フィルム「わかりまし…」
蒼斬「吹キ飛ベェ!"漆楽発勁"」
メキメキ
フィルム「ぐぅ?!」
ドゴオォォォオン
ツバメ「フィルム兄さん?!この!よくも!」
拳を握りしめ、ツバメが攻撃しようとした瞬間、ツバメの後ろからビリビリと殺気が飛んできた。
DIT「おい?」
蒼斬「あぁ?…な…に…!?」
DIT「ツバメさん、フィルムを回復させてやってくれ。後は任せてくれていい」
ツバメ「は、はい!」
DIT「覚悟は出来てるんだろうなぁ!!アオギリ。行くぜ、set quintet!!」
ズズズ…
DITの周囲に異次元から剣や槍が現れる。
それも6本ずつだ。
蒼斬「なんだ!?その技は!?30本の槍だとぉ!?」
DIT「じゃあ、未熟ってことだなぁ!!食らえ、ブリザード・スピア!」
ドッドッ
蒼斬「くっ…護れ、レイランド」
ガキン!
ガガガ…
DIT「おいおい、その程度だったのかぁ?」
蒼斬「貴様ァ!俺を愚弄するのか!もう知らん。全ての力を解放する!うおおおおぉ!!」
バチッバチバチバチッ
DIT「はぁ…だから、言ってんだろ」
蒼斬「我ヲ呼ビ起コシタノハ誰ダ?」
DIT「未熟だってなぁ!新スキルでお前を倒す!クインテッド・アポカリプス!」
ズズズ…
地面に魔法陣が出現し、そこから龍虎、ひよこ、ましろ、ΕΛΠΙΣの分身体が現れた。
DIT「行くぞ、お前ら!」
龍虎「おう」
ひよこ「わかった」
ましろ「任せろ」
ΕΛΠΙΣ「わかりました」
DITが召喚した龍虎達一人一人にDITの異次元武器が纏う。
それらによって、龍虎達は個々に蒼斬を追い詰めていく。
蒼斬「ナンナノダ、コレハ、キ、キサマハ、ワレノ」
カツッカツッカツッ
???「そう…私も神様に聞いて、どこかにいると思ってたけど、まさか、私が作ったホムンクルスの中にいたとはね。向こうの世界の邪神!」
蒼斬は声のする方に振り返る。そこに立っていたのはソラだった。
ツバメ「え?マスター?どうして」
フィルム「お嬢様…」
DIT「ソラ…か?」
天「えぇ、久しぶりね、DITさん。この敵、私と一緒に倒してくれる?」
DIT「あぁ…あぁ!もちろんだ!」
蒼斬(邪神)『キサマハ、ワレノ分身ダッタ』
天「昔は確かにそうだったかもしれない。けど!私には仲間がいるのよ!行くわよ、DIT!」
DIT「あぁ!」
天
「レジェンド・オーラ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIT
「うおおおおぉ!!」
バチッバチバチバチバチッ
DIT
「剣複合魔法:エグゼグド・インディクション」
天
「発勁零式・藍閃貫-アオノヒラメキ-」
DIT & 天
「はぁぁぁぁぁぁあ!!」
邪神『グォアアァアァアァア…マタシテモ…キサマハ!キサマハァァァァァ』
ジジジジジジ…
キュイン!
ボン!
天「ふぅ…」
DIT「よかったのか?」
天「いいのよ。私も邪神の事がずっと気になってたから」
DIT「いや、そうじゃなくてだなぁ」
天「ほら、これは貴方のよ。受け取って」
DIT「あ、あぁ」
DITは蒼斬が持っていた武器を渡され、それを装備した。その瞬間、モヤが掛かっていた記憶が晴れて、目の前の人物が元は誰だったのか思い出した。
DIT「お前…薙鎖だったのか…」
天「そうよ?まぁ、その子たちと話すこともあるだろうし、ゆっくり下に来なさいよ」
DIT「あぁ、わかった」
ソラはそう言うと、奥の扉に入っていった。
DIT「大丈夫か?お前ら」
フィルム「はぃ…いつつ」
ツバメ「フィルム兄さん、すみません、私はエンシェントヒール使えません」
DIT「ΕΛΠΙΣ」
ΕΛΠΙΣ「はい、エンシェントヒール!」
シュワァァ
ツバメ「え?」
フィルム「なんですって!?」
ツバメ「使えるんですか!?その分身」
DIT「あぁ。まあな」
???「痛っつつ…助けるにしたって限度ってものがあるだろ…」
DITは声を聞き、身構える。
そこに立っていたのは蒼斬だった。
蒼斬「ん?ちょちょ、待て!俺は普通のホムンクルスだ」
DIT「そうやって油断させて」
ツバメ「大丈夫みたいです」
フィルム「えぇ、さっきまでの禍々しいオーラは消えています」
蒼斬「すまなかったなぁ、DIT。俺も途中から記憶がないんだ」
DIT「そうだったのか。とりあえず、俺は下に行けばいいのか?」
蒼斬「あぁ、また後で会おう」
DITは蒼斬達と別れを告げると、奥の扉に入っていった。
to be continue…
次回:本編最終話
第四階層
条件
ハイウィザード
グラディエーター因子とサマナー因子とパラディン因子を所持
DITが挑む場合、全ての条件を無視
守護者
蒼斬-アオギリ-
DITの遺伝子と天の遺伝子が混ざったホムンクルス。DITの事は兄として慕っている。戦闘になると性格が変わり、笑いながら爆撃を普通に行うような戦闘狂と化す。詩とは義兄妹である。
蒼斬
灼熱地獄
絶対零度
雷霆
ヴァッフェオール・アポカリプス(HP50%以下)
蒼斬(アポカリプスmode)
戦闘機爆撃
分身召喚
他職覚醒スキル使用
エレメント・インディクション
エグゼイド・インディクション
報酬
機械魔道士見習いの証と天への挑戦権が手に入る。
DITが挑む場合、必須因子とレイランド・マンティス・ウィンド(羽型の魔道具)が手に入る。
★レイランド・マンティス・ウィンド
機械魔道士かつ体が機械化してる者しか装備できない羽根型の装備。"クインテット"と名のつくスキルを使用出来る。
☆set quintet
DITが再覚醒した事により、最大で5個までスキルをストックできるようになった。
☆ブリザード・スピア
DITが再覚醒した事により使えるようになったスキル。setと唱えて異次元から出現した槍に氷属性を付与して放つ。その攻撃に当たった敵は100%凍結する。
☆クインテッド・アポカリプス
発動時、想像した分身体を4体召喚し、その4人と自身で合技を放つ。その合技を受けたものは必ずHP1となり、恐怖が付与される。