DIT(激昂)
ΕΛΠΙΣ
天
よもぎ
ひよこ
ましろ(激昂)
天とDITの戦いは終わりを迎えたと思われた前話にて、最後にΕΛΠΙΣ参戦!この戦い、どうなるのか。
天はDITの戦いで少し本気を出していたため、全回復したDITと若干怒ってるΕΛΠΙΣ相手にするのは大変だと思っていた。
ΕΛΠΙΣ「DITさん、少し時間を稼ぎます。その間にその暴走何とかしてください」
DIT「制御しろって事か?無茶苦茶な…」
ΕΛΠΙΣ「どうやら、先程、私(わたくし)に薙鎖さんが与えた攻撃に因子とやらが乗っかってたようで、私も抑えつつな状態です」
DIT「は?ΕΛΠΙΣさんにも因子が?」
ΕΛΠΙΣ「ですが、貴方と違って、どうやら魔法職な気がします」
DIT「魔法職と魔法職の組み合わせか…」
トンッと天がDITに手を当てる。
DIT「え?」
ΕΛΠΙΣ「何をする気!?」
天「"黒手"」
DIT「ガハッ!?」
天はDITに"黒手"を直撃させて、すぐ距離を取る。
DIT「くっ…なんだ、この感覚は…」
ΕΛΠΙΣ「うっ…(なんですか!?この感覚、まさか共鳴?!)」
天「どう?少しは楽になって来た?」
DIT「お前の助けを借りるつもりはない」
ΕΛΠΙΣ「(ズグン)くっ…DITさん、私、この力抑えれない…」
天「私のスキル"黒手"はね。相手に状態異常"闇の心"を与えるの」
ΕΛΠΙΣ「状態異常?なら!ブライトヒール!」
天「やめといた方がいいよ?"闇の心"は光を感じると侵食率が上がるみたいなんだよねぇ」
ΕΛΠΙΣ「え?いぎっ…あぁぁぁぁぁ!?!?」
DIT「ΕΛΠΙΣさん!?薙鎖、何をしたんだ」
天「言った通りだけど?私は何もしてないよ。光の塊であるエルちゃんは、ただでさえ"闇の心"の侵食率が早いのに、"ブライトヒール"なんか使ったら…ねぇ?わかるでしょ?」
天はΕΛΠΙΣの瞳を見る。そこには片眼が赤眼となっているΕΛΠΙΣがいた。
天「でね、"闇の心"がある相手に私、こういう事もできるの。【エルちゃん、DITさんにブライトヒールして】」
DIT「何を言って…おい、何しようとしてるんだ、ΕΛΠΙΣさん!」
ΕΛΠΙΣ「え?え?身体が勝手に…やめ…"ブライトヒール"」
DIT「痛ッ…ぐ…ウゥ…あぁぁぁぁぁ!?!」
天「ふふふ…面白いでしょ?」
ΕΛΠΙΣ「はぁ…はぁ…」
DIT「うぐ…え…ΕΛΠΙΣさん、あまりスキルを使わない方がいい。頬にさっきは25だったのに、今は60の数字が見える」
ΕΛΠΙΣ「私もDITさんの頬に見えます。45という数字が」
天「へぇ~、その数字って"闇の心"がかかってる者同士は見えるんだ。初めて知ったよ」
ΕΛΠΙΣ「これはまさか侵食率?」
天「そうだよ?大丈夫、安心して、既に100%になってる子いるの」
ΕΛΠΙΣ「なんですって!?」
DIT「まさか、あの3人の誰かなのか!?」
天「そうよ?しかも、私に忠誠まで誓っちゃって…ふふふ」
ΕΛΠΙΣ「許せない…人を操るなんて…」
DIT「あぁ、俺も久々、頭に来た」
天「でも、どうするの?エルちゃんはスキルを使えないんじゃないの?」
ΕΛΠΙΣ「その心配には及びません。"ゴッドブレス"!う…ぐ…うぅ…」
DIT「うぐ…くっ…おい、頬の数字が80になってるぞ!?いいのか!?」
ΕΛΠΙΣ「これでいいんです!」
ΕΛΠΙΣは天に杖を向ける。詠唱を始める。
詠唱の最中に"アトリビュート・アサイントメント"が発動した。
ΕΛΠΙΣ「"ネメシス"!」
天「!?…まずい、これは避けないと…(チリッ)な!?掠っ…て痛ったぁ!?」
ΕΛΠΙΣの放ったネメシスは1回撃ったはずなのに2回連続で発動したのである。
DIT「アレはハイウィザードのマルチキャスト!?」
ΕΛΠΙΣ「どうやら、薙鎖さんも把握してないスキルがあるみたいですね?もう1発いきますよ?」
天「痛っつ…そんな大技何回も…(MP消費+85%のはず…)」
ΕΛΠΙΣ「残念ながら、今のネメシスはMP消費1です」
天「なんですって!?」
DIT「(この戦いはΕΛΠΙΣさんの頬の数字が100になるのが早いか薙鎖を倒すのが早いかのどちらかとなるだろう。俺も加勢しないとな。ΕΛΠΙΣさんの頬の数字、ネメシス撃って5も増えてやがる)」
ΕΛΠΙΣはまた詠唱を始める。
ΕΛΠΙΣ「(DITさんが言っているようにどうやら、ハイウィザード因子が私に混ざっているようね。詠唱が長いのもそのせいっぽいけど…)」
天「あ!いい事思いついた」
DIT「嫌な予感しかしないから止めさせてもらう」
天「ふふふ…(【エルちゃんはDITさんにネメシスして】)」
ガキィィィン
DIT「何がおかしい」
ΕΛΠΙΣ「"ネメシス"!え?ちょ、そっちじゃな…」
DIT「な!?ぐ…ぐわぁぁぁぁぁぁあ!!!」
天「わぁ、凄い威力」
バチバチ…バチ…ジジ…ジ…
ΕΛΠΙΣ「大丈夫ですか?!DITさん」
DIT「あ、あぁ、大丈夫だ。なんとかな」
ΕΛΠΙΣ「でも、頬の数字が80になってて…」
DIT「気にするな…ΕΛΠΙΣさんの90よりはマシだ。それより、さっき命令されたか?」
ΕΛΠΙΣ「されてません。ですが、撃つ瞬間に杖がDITさんに向いて…」
DIT「まさか、心で念じても命令した扱いになるのか?」
天「そのまさかだよ。それに次のネメシスは私も絶対に避けないとまずいやつだからね」
DIT「次?あ!そうか。マルチキャストが発動してるって事は」
天「そう、エクシードも発動してると私は考えてる。でも、それ、受けてあげるよ(上手く行くかわからないけど、試したいこともあるしね)」
ΕΛΠΙΣ「それなら遠慮なく」
ΕΛΠΙΣは再度、詠唱を始める。
DIT「邪魔はしないのか?詠唱の最中は無防備だろ?…ん?なんで眼を閉じてる?」
天「集中してるからに決まってる!!」
天が次に眼を開くと両眼共に堕黄眼となっていた。
天「DITさん、貴方から潰させてもらう。一度しか使えないけど、使わないと貴方達には勝てそうにないわ。"創造"!七つの大罪より"神器ロストヴェイン"!」
DIT「なにぃ!?ロストヴェイン!?って事はまさか?!」
天「それ以上、喋らせるつもりはない!神器解放!」
DIT「ΕΛΠΙΣさん、注意し…うわっと」
ガキキン
天①「本気出させてもらうわ。ハイウィザード因子発動!スペルブースト!ゼロ・レイ!ビショップ因子発動!詠唱開始!」
天②「じゃあ、私もサムライ因子発動!明鏡止水!ハァァァァ、一閃連撃!」
キュィイイイン
キィィン
DIT「くっ…(捌くので精一杯だ)」
天③「後ろががら空きよ」
DIT「何!?」
ズバッ
DIT「グハッ」
天④「隙を与える気はないわよ。ビショップ因子発動!」
DIT「ちょっと待て、まさかそれは」
天④「"ブライトヒール"」
DIT「う…ぐあああああ!」
ΕΛΠΙΣ「DITさん!」
DIT「俺の事はいい!集中してろ!」
ΕΛΠΙΣ「でも…うう…わかりました」
天⑤「いいねぇ、友情だねぇ。天①準備はおっけー?」
天①「もちろん、詠唱はもう終わるよ」
天⑤「じゃあ、とっておきの技見せてあげるね」
DIT「ゼロの後という事は…くっ…殺せよ。どうせ"インペリアルレイ・ゼロ"だろ?」
天⑤「ざんねーん。ちがいまーす。天①やっちゃって!」
天①「"ネメシス・ゼロ・レイ"」
DIT「ネメ…な!?…う…ぐわぁぁぁぁぁぁあ!?!?!(これはまさか光属性のゼロ!?)」
シュゥゥゥゥ…バタッ
ズズズ…とDITの身体は褐色肌に変わっていく。頬には100という数字が浮き上がっていた。
ΕΛΠΙΣ「DITさん!?そんな…も、もう許しません!これで貴女を消して終わりです!」
天①「私は消えるわね」
天⑤「ご苦労さま。4人いればどうにかなるから大丈夫よ」
ΕΛΠΙΣ「余裕そうじゃないですか!さっき、掠って大怪我した自分を思い出しては?」
天③「さっさと撃って来なさいよ」
天④「そうよ、ビビってるの?」
ΕΛΠΙΣ「最大威力です。消えなさい!"ネメシス"」
天⑤「行くわよ」
天②「うん」
天③「えぇ」
天④「はい」
ΕΛΠΙΣが放ったネメシスは天に直撃した。
天⑤&天②&天③&天④
「「「「全反撃-フルカウンター!!!!」」」」
キキキキンという音が聞こえたと思ったら、ΕΛΠΙΣが放ったネメシスがΕΛΠΙΣに跳ね返ってきた。
ΕΛΠΙΣ「え…あ…やめ…」バタッ
ΕΛΠΙΣはネメシスを撃った反動で侵食率が100%になっており、ネメシスが直撃する直前にΕΛΠΙΣは気絶してしまった。
天①「ホント、世話が焼けるわね。私、疲れてるのよ?」
キン!
天①「全反撃-フルカウンター-!」
天が跳ね返したネメシスは空彼方に飛んで行った。
天とDIT&ΕΛΠΙΣの戦いは天の勝利で幕を閉じた。
それから数時間前に戻る。
これはよもぎが天から逃げた後の事。
よもぎ「ハァハァハァ…伝えなくちゃ」
バタンとドアを開けるよもぎ。そこにはひよことましろの姿があった。
ましろ「ねぇ?あの剣士、ボコボコにしたいんだけど?」
ひよこ「名前はわかるんですか?」
よもぎ「あぁ!ひよこさん!帰ってきてた!ましろさんも起きて、よかった!」
ひよこ「どうしたの?大分ボロボロだけど」
よもぎ「僕、DITさんのとこにましろさん達の事伝えに行ったんです。そしたら、例の剣士がいて」
ましろ「何!?雪山ってどこの雪山だ!?すぐに向かってやる!」
よもぎ「ダメです!1人じゃ前回の二の舞になります!」
ひよこ「そういえば、シロさんとkumaさんがやられたってホントなの?あの二人、相当強いよ?」
ましろ「私も戦ったけど、よく覚えてなくて、誰かに似てたんだけど、思い出せなくて」
ひよこ「そっか、ましろさんも居たんだもんね。それでも勝てないってやばすぎ。とりあえず、ましろさんも病み上がりだし、私と一緒に雪山目指しましょうか?」
ましろ「ひよこさんには感謝しかない」
ひよこ「じゃあ、行ってくるね、よもぎさん」
よもぎ「あ、はい、行ってらっしゃい。気をつけて…さてと、kumaさん達の看病も続けないと…」
よもぎがkumaとシロが寝ている部屋に入るとそこには異様な光景が…
to be continue…
今回で闇堕ちしたのがDITさんとΕΛΠΙΣさんになります。
ΕΛΠΙΣさんのパッシブスキルはつくってありますが、DITさんのパッシブスキルは考え中です。一応、スキル名とかは決まってますので、完成したら、オリジナルスキルの方に載せようと思います。
次回はkumaさんが主役となる物語