一輪花の咲くまで   作:No.9646

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このシリーズには曇らせ要素が含まれます。基本方針は救済です。
最終的にハッピーエンド()なら途中が谷底でもいいと思っている派です。
pixivからお越しの方は、コイツまた何か言ってんなぁと生暖かく見守ってください。


21話 夏の終わり①

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悪夢の夜から一夜明け、オールマイトは全身に包帯を巻かれ、病院のベッドの上に居た。

「私の中の残り火は消えた。“平和の象徴“は死にました」

AFOに与えた一撃。

あの戦いで、オールマイトの中にあったOFAは使い果たされた。

「しかしまだ、やらねばならぬ事があります」

死柄木弔ー志村転弧。先代OFAの継承者であり、オールマイトの師であり、グラントリノの盟友であった志村菜奈の孫。

「お師匠がせめて平穏にと決別した血縁…!私は死柄木を見つけなければ…見つけて彼を…」

グラントリノから「だめだ」と待ったがかかる。

彼もまた殴ってしまった痕がまだ痛々しく、顔半分を包帯とガーゼに覆われていた。

「見つけてどうする。お前はもう奴を敵として見れない。必ず迷う。素性はどうであれ、奴は犯罪者だ」

今後の捜索はグラントリノと塚内で行うと断言され、オールマイトは不承不承ながらも承諾するしかない。

「…わかりました、お願いします」

「お前は雄英に残ってすべき事を全うしろ。平和の象徴でいられなくなったとしても、オールマイトはまだ生きてるんだ」

2人が去り、取り残されたオールマイトは1人、力の入らない拳を握りしめ、臍を噛む。

戦う力を失った喪失感、空虚感。

敵対したヴィランが敬愛する師の孫であった衝撃。彼を止めたいと、救いたいと思ってしまう。

先の戦いで傷付いた人々、倒壊した建物に巻き込まれ亡くなった市民、多くの被害を出した。

そしてこれから先もまた、象徴(抑止力)を失った世の中で、さらにたくさんの人たちが傷つき、奪われ、理不尽に支配される。

まだ、誘拐された黒衣だって救けられていないのに。

沈んだ思考は、コンコン、と静かなノックの音に引き戻された。

「あ、はい。どうぞ」

カラカラと開かれたドアから現れた人物の姿に、オールマイトは驚愕に目を見開く。

「サー・ナイトアイ…!」

かつての相棒が、そこに居た。

よく見知った顔。

険しい表情で、何かを堪えるようにぐっと眉根を寄せていた。

「………」

声をかけようにも、避け続けてきた罪悪感と気まずさで何を言っていいのかわからず、彼からもまた、言葉は発せられなかった。

ただ近くで立ち止まって、オールマイトを見ていた。

やがて吐き出されたのは、サーの、長い長い安堵の溜息だった。

「よかった…あなたが生きていてくれて…」

「ナイトアイ…」

サーは床に両膝をついて、包帯だらけのオールマイトに触れる。

その手は震えていた。

黒衣に、とサーは眦に浮かんだ涙を払うことなく、ぽつりぽつりと語り出す。

「いつ何があってもおかしくない、生きている内に、話せと…それを聞いて…もしかしたら、未来が早まるんじゃないかと…」

「黒衣少女が…?」

黒衣は確か、職場体験を彼の所で行っていた。その時に何か話をしたのだろう。

「分かっていた…分かっていたはずなんだ…けれども、その可能性を考えたくなくて、眼を背けてしまった。昨日、貴方が奴と戦っている映像を見て、もしかしたらと…貴方は勝った。勝ってくれた…しかし、そこで満足してしまうんじゃないかと、もう充分だと、終わりにしてしまうんじゃないかと…そう思ったら居ても立っても居られなくて、来て、しまったんだ…」

「………」

返す言葉がなかった。

本当に彼はオールマイトを良く知っている。

少し前の己なら、きっとそう考えてしまっていた。

「あの時と同じだ…傷付いた貴方を見て、私は震えている。貴方を失うんじゃないかと、怖くてたまらない。本音を言うなら、もう止めてほしい、もう休んでほしい。貴方はもう充分闘った。我々を守ってくれた。けれども貴方は、オールマイトはそうしない。6年前から嫌と言うほどわかっている。OFAを失っても、拳を振るえなくなっても、貴方はきっと別の形で闘い続けようとする。だから」

オールマイトは6年前を思い出す。

今回と同じく、仇敵たるAFOを追い詰め、同時に死の淵を彷徨った。

呼吸器半壊、胃袋全摘の重傷を負い、活動に限界ができてしまった。

ふらふらになりながら、笑顔もつくれずにそれでも動こうとする己を必死に止めようとするサー・ナイトアイ。

あの時に似ている。

けれども紡がれた言葉は、決定的に違っていた。

「だから、今度は私に貴方を守らせて欲しい。本当なら、私は6年前にこう言うべきだった。支えられないと言ったくせに今更かもしれない。確かに私は貴方のようには戦えない。けれども私もヒーローだ…!貴方がまだ闘うと言うのなら、私に、貴方の背中を守らせてほしい。私も、貴方と共に闘わせて欲しい…!」

オールマイトは胸を震わせた。

既に燃え尽きた灯に、新たな灯が点される。

もう戦えないけど、何も出来ないわけじゃない。

別の形でなら、まだ闘える。誰かを救える。

緑谷を育て、ヒーローの卵たちを導くことならまだできる。否、それこそこれからすべき事だ。

そしてどんな形であれ、共に闘おうと言ってくれる仲間がいる。友がいる。

生きろと望んでくれる人がいる。

「ありがとう。サー・ナイトアイ。私はずっと、君の優しさを蔑ろにしてしまっていた」

「オール、マイト…」

「確かに、6年前に君が視た未来を告げられて、一度はそこをゴールと決めてしまった。奴と戦った時、これで最後だと思った。最後でいいと思った」

ムキッっとなけなしの力でマッスルフォームを形作る。

「だけれど今の私には、教え導いてやらなきゃならない弟子がいる。共に闘おうと言ってくれる心強い仲間がいる。例え平和の象徴でなくなっても、私はオールマイトだ。足掻くよ。私は生きる!未来(運命)などこの腕で!力づくでも好きな形に捻じ曲げてやるさ!」

もうその腕には、戦えるだけの力はない。すぐにコフッと喀血して元の姿に戻ってしまう。

「けれど、私にはもうこれまでのように戦う力は残されていない。私こそ頼もう!サー・ナイトアイ!私と一緒に闘って欲しい!」

オールマイトは手を差し出す。

その手はしっかりと握り返された。

「はいっ…!」

オールマイトの目の端にも光るものがあった。

それ以上に、サーは顔中をぐしゃぐしゃにしていた。

それは6年分の、雪解けであった。

 

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AFO逮捕より1週間。

葬は多忙な日々を送っていた。

「お早う兄さん、ずっと部屋から出てこないから心配していたんだ」

時刻は昼過ぎ、漸く姿を現した義兄に葬は報告書(タブレット)から顔も上げずに曰う。

「俺の妹はずいぶんと薄情で嘘吐きなんだな。全然そんなこと思ってませんって顔してんぞ」

「まあ思ってないからね」

「正直かよ」

弔は吐き捨てて、どかりとソファへ座り込む。

やはり育て親()を失ったのは大きいようで、軽薄な言動はあれどその表情は荒んでいた。

背には黒霧。対面には葬、その背後にはステインが護衛として立っている。

「今日は随分と小綺麗な格好じゃん、大先輩」

弔がヴィランとしてのコスチュームでない、黒スーツ姿のステインを揶揄する。

「ステインは顔が売れてるからね」

街中を移動するのに警邏中のヒーローに見咎められても面倒な為、前もって戦闘や牽制が必要とされていない場合、葬も連れている護衛役も基本装備は隠して軽装に見せている。

方や懐に拳銃と仕込み武器、方や匕首とナイフ数本隠し持っているが。

挨拶もそこそこに、2人は本題に入った。

議題は敵連合の今後の動きをどうするか。

「やることは変わらない。勢力を拡大して、このヒーロー社会を潰す。そんで先生も助け出す」

「お父様を取り戻すと言うのは現状厳しいだろうね。何せ収容場所がタルタロスだ」

被害の大きさとこれまで所業、その危険性からAFOは必要な治療だけ施されて即特殊拘置所に収容された。

難攻不落と名高い監獄島を破るのは至難の行いだ。

「そっちで使えそうな奴いねえの?」

敵連合は森で回収した3人を含めても、総数は11。

戦闘用脳無も失った。

「それなりに動かせる数はいるけど、私の部下は貸せないよ」

「あ?」

「正しく言うと貸す気がない。人員を貸しても扱い切れると思えない。戦場から生きて帰るのは兵の役目だけれど、生かして帰すのは指揮官の務め。どれだけ被害を少なく成果を上げられるかは指揮官(私たち)の腕次第。最初の作戦では70名以上を失って目標達成は最低ライン。2度目の襲撃は10人中3人が戦線離脱。3割被害な上にアフターフォローもなし。ステインに至っては脳無をけしかけた挙句にこれまで放置。ステインも彼等も助けたのは私の指示だ。はっきり言って今の兄さんでは作戦指揮監督能力に不安がある」

但しそこは気にしなくていいと葬は続ける。

無いもの、足りない部分は別で補えばそれで良い。この数年、義兄を補うべく葬は義父の元で調整を受けている。問題は能力ではない。

「ステインは私が紹介した。それを知った上で妨害するような、後ろから打つ真似をする相手に、捨て駒にするとわかっている相手に私の部下は貸せない。私が彼等に「死にに行け」と言える立場にある以上、私には彼等を守る責務がある」

赤い瞳が交錯する。

じろりとねめつける弔から肌が粟立つような殺気が放たれる。

しかし葬もその程度で怖気付くような柔な神経などしていない。

ステインは既にソファの陰で鯉口を切っているし、葬の個性なら対面式で正面から会話をしている時点で分がある。

優然と足を組み替え睥睨する。

「死柄木弔」

黒霧に嗜められ、先に目を逸らしたのは弔だった。

「先生の援助が無くなった今、人脈や資金のある死柄木葬との軋轢は避けるべきかと」

黒霧の耳打ちに、弔は舌打ちをしてドサリと背もたれに腕ごと寄りかかる。

「そもそも貸したところで身動き取れないじゃないか。今回の一件で敵連合は警察にも目をつけられている。しばらく派手な行動はできない。兄さんも本当はわかってるだろう?」

渋々、本当に渋々の体で、弔は了承した。

双方意見を出し合い、粗方話をまとめて、黒霧が淹れたコーヒーで一息入れる。

「しかしマア、しっかり首輪つけられてんじゃねえか、ヒーロー殺し」

「葬は従うに足り得る資質を備えているからだ。お前と違って」

弔がまたステインをからかうも両断され、一瞬険呑な気配を発したが、すぐに鼻白んで矛先を葬に向けた。

「お前もさぁ、身体張ってガキ助けるくらいだからどんな良い子ちゃんかと思ってたんだが、あれヤラセ?」

「アレは正真正銘、仕込み一切なしのただの事故さ。私も肝が冷えたよ」

「じゃあ何で助けたんだよ。んなもん会場にヒーローがごまんといたんだろ。あのゴミどもに仕事させりゃよかったじゃん」

嘲る義兄へ、葬は小さな笑みを洩らす。

「あの時は考えるより前に体が動いていたんだ」

「は?」

「誰かが何とかしてくれる?誰が?救われることは当たり前じゃない。「ありがとう」と言わないか?救われることは「有難い」ことなのさ。ヒーローだって人間さ。全部は救えない。桶の水を両手で掬ったって上澄みのほんの僅か、高が知れている。では溢れて取り残された者はどうしたらいい?掬って貰えるのを待つ間に溺れるだけさ」

喉湿しにコーヒーを口に含む。

カップの中には底の見えない黒ばかり。

「取り残されたものは口を開けて鳴いていたって餌は貰えないし、泣いて喉が渇こうと水を運んできてはもらえない。転んで倒れていたって抱き上げてはもらえないんだ。けれど幸い、私たちには自分で獲物を狩る牙も爪もあれば、水を掬う手もある。立ち上がって歩いて行ける足もある。自分でやった方が早くて確実さ。そうだろう?」

弔はぱちくりと目を瞬かせる。

少しの間を置いて漏れ出したのは、笑い声だった。

それはやがて哄笑へと変わる。

潜入のためとはいえ、きっちり良い子を演じきったらしい義妹への当て付けだったが、その応えがコレだ。

弔は直感的に、コレは同類なのだと理解した。

言葉だけならどこまでも澄んでいる。

聞きようによっては、まるでヒーローだ。

なのにやってることはしっかり悪党の所業。

騙し欺き、奪い傷付け、他者の命すら蹂躙する。

守る為に傷付け、得る為に奪い、生きる為に殺す。

どこまでも対極。

どこまでも真っ直ぐに狂って、正しく歪んでいる。

「連中の眼はとんだ節穴だ。やっぱりアイツら塵だな」

「そこは私の技量さ」

ひとしきり笑い終えた弔は、にたりと唇の端を吊り上げる。

「お前、間違いなくこっち側の人間だわ」

「それはそうさ。私はこちら側の世界しか知らないからね。これでも経歴(キャリア)は年齢1桁から積んでるんだ。さて、私はそろそろお暇しよう」

次の約束があるんだ、と葬は席を立つ。

あまりこの手の話題を続けていると後ろが煩い。

護衛役の手前今は口を噤んでいてくれているが、後で何か言われるだろうことは安易に予想がついた。既に視線はバシバシ刺さっている。

「お父様のことはこちらでも探っておくよ」

座ったままの弔を立ち上がった葬が見下ろす格好になった。

「お父様は使える道具ならそれなりに扱ってくださる方だ。良い道具は使い手を選ぶ。彼方が相応しい持主(主人)であることを願っているよ」

「ガラクタなんざこっちから願い下げだ」

再び、2人の間に緊張が走る。そこにー

「葬ちゃん来てるんですかぁ⁉︎わあ!ステ様もいる!スーツかっこいい!」

明るく姦しい声が飛び込んできた。

ノックもなしに入ってきたのトガとスピナーに、ステインはあからさまに嫌そうな顔をする。

先日もトガと荼毘に散々付き纏われ、辟易しているのだ。

なおスピナーはしどろもどろでろくに話せず、今は「ヴァッ…」と呻き声?を上げたっきり静かだった。

こういうのを限界オタク化とか言うらしい。よくわからないが。

荼毘は今日は不在だそうだ。

「ノックくらいしろよ破綻者。常識だろ」

「ステ様!切っていいですかぁ⁉︎ボロボロになった方がもっとカッコいいですよ!」

「聞けよ」

「悪いが、ボロボロにするのは止めてくれ。これからまだ人と会う予定があるんだ」

「今でなけりゃいいのかよ」

「え〜!もっとお話ししましょう!」

「落ち着いたらまた今度ゆっくりさせてもらうよ」

引き留めるトガをあしらい、葬はアジトを辞して車に乗り込む。

スモークを貼った窓ガラスに、白髪赤眼の少女の姿が映った。

葬は黒衣一花の姿のまま、変装を解かなかった。

誘拐された爆豪と黒衣の話題は、多数の死傷者行方不明者を出した神野区半壊とオールマイトの実質引退の報道に掻き消され、今やほとんどない。

万一見つかっても、関係者でなければ素知らぬ顔で救助された風を装っていれば誰も疑問にすら思わない。

仮にバレても、将来有望とされていたヒーロー候補生がヴィランだったと知れればヒーロー側への打撃になる。

あちらはこれ以上の信頼失墜を避けなければならない。

根津が潔く公表しようとしても、公安あたりから横槍が入るだろう。

どうせその内『死柄木葬』の名前は知られるし、オールマイトへの嫌がらせに余念のないAFOのことだ、彼の歪む顔見たさに死柄木葬=黒衣一花だと暴露することは想像に難くない。

そうなれば躍起になって探されるだろうし、同じ姿の方が見つかり易い。

こちらに注意が向けられれば、その分時間稼ぎにもなる。

敵連合(弔たち)が再起を図れるまで、葬は囮だ。

報酬はAFOの資産と人脈の使用権限の拡大。この後も挨拶周りがあるため、着替えを積んである。

ふと窓ガラスの向こうに視線をやると、部活動の練習か試合か、大荷物を持った学生の一団が目に入った。

ヒーロー科にはいなかったが、普通科では部活に入っている生徒もいるのだと心操が話していたのを思い出す。

転科を狙っていた彼には元プロ監修のメニューを参考にと伝えたらそれをするようになったので部活をやるような時間的な余裕はない様子だったが。

筋肉痛にヒイヒイ言いながらも喰らいついていたあたり、なかなかの根性だ。

自身の個性へ若干の忌避感があったようだが、大分薄れてきていたし、近い内に転科の願いも叶うかもしれない。

戦闘スタイルを学ぶならイレイザーヘッド辺りと相性が良さそうだ。

初めての学生生活は仕事ではあったけれど、悪くなかった。

仮初とはいえ友人関係を築き、厳しくも生徒思いの教師に恵まれ。

日常生活のちょっとしたことで笑い合い、くだらない話で盛り上がり、真剣に夢を追う彼らは、眩しく映った。

だからこそ、一層、そんな光の中を子供たちに歩ませてやりたいと思った。

その為に傷を負うのも穢れるのも1人でいい。

葬は端末に視線を戻す。

約束の時間にはまだ有るし、到着も30分以上掛かるだろう。

「葬」

「少し休む。着いたら起こしてくれ」

葬はステインの声に、ほらきた、と先手を打って説教を逃れるべく瞼を落とした。

広がるのは暗闇ばかりだ。

 

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オールマイト&サー・ナイトアイ

6年越しの和解。

これからオールマイトは後身(緑谷)の育成、

サーはオールマイトが動けない分を補佐する昔の関係に。

(でも緑谷を後継者と認めるかは別問題ですからねっ!byナイトアイ)

 

死柄木兄妹の兄の方

何だよ妹って、と思いながらも先生の言うことだから聞いている。

気に食わない義妹だけど同類の気配を察知。

なんだしっかり絶望してる(歪んでる)じゃん。

 

死柄木兄妹の妹の方

このヒーロー飽和(救い手溢れる)社会でも救いは貴重品。

だって、彼らは待ち続けて死んだじゃないか

だったら、私が




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ステ様スーツなのは作者の趣味です。ヴィランズにスーツ着せたい。
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