一輪花の咲くまで   作:No.9646

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映画2回目行ってきました!
ムビチケあと1枚あるからまた行きます。今度は一緒にデッドプール&ウルヴァリン見よう。


63話 つながる、繋がる②

 

 

「ぐぬぬぬ!どういう事だ!!」

 

ワイヤーで拘束された上、“凝血”で身動きを封じられたギガントマキアはどうにか振り解こうともがくが、身体は全く動かない。

 

「どういう事だとはこちらの台詞だ!」

 

ベストジーニストにも、葬やステインの行動は予想していたものではなかった。

 

「しかしそれは全て後!」

 

今は疑問を抱くよりも為すべきことを。

 

「ピギャ」「クギュ」

 

ベストジーニストは確保できた余力で複数体の脳無を絡めとる。

動きを止めた脳無を仲間たちが仕留める。

それを抜けたうちの一体が葬に向かうが、彼女を守るように立ちはだかったのはステインであった。

数々のヒーローやヴィランを屠ってきた刃が脳無に向けられる。

卓越した身体能力で脳無の強撃を避け、いなし、常人では成し得ぬ体勢からのナイフの投擲。

強靭な脳無の装甲の軟い部分を即座に見抜いて放たれたそれは幾つかの傷を負わせる。

再生力は凄まじく、傷付けたそばから再生されるが、流れ出た血までは消せない。

瓦礫を足場に跳ぶ。

肉薄し、日本刀で血を掬う。

刃に付着した血を舐め取れば、脳無は膠着し地に倒れ込んだ。

 

「ウゴ…いッ!…」

 

一息に頭を貫く。

そこに別の脳無がステインの背後から襲いかかろうとした。

ステインが迎撃するより早く、駿足による強蹴をみまった者がいた。

 

「ヒーロー殺し!!何でおまえがここにいる!!」

「…あの時の小僧か」

 

インゲニウムー飯田とステイン。

 

「おまえは敵連合の仲間じゃないのか⁉︎」

「俺はAFOにも死柄木弔にも従う気は無い。俺が付くと決めているのは葬だ。そうするだけの価値が、そうさせるだけの覚悟と信念があの娘にはある」

 

本当ならば、父親の下で、最高にして唯一無二の英雄の下でヒーローの何たるかを学び、限りなく近くなった筈だ。

現に巨悪を、抗い難いほどの圧倒的な力を前にしても、あの娘は笑っている。

抱いて当然の怒りも憎悪も、全て呑み込み建前だけに昇華して。

護るべき者、仲間と未来の為に、罪と血に染まると決めた。

 

「信念ならば兄さんにもあった!」

「…あの男は狙った贋物ではなかった。俺を捕えようと向かってきたが、弱かった。だから負けた。ヴィランに敗北を喫する脆弱さでヒーローを名乗るは罪。故に贋物と断じたまで」

 

繰り出される四つ腕を避けながら、飯田は叫ぶ。

 

「迷子を見かけたらを迷子センターに手を引いてやれる、そんな人間がいちばん格好いいと、そんなヒーローであろうとした兄さんを、おまえが測るな!」

 

現場で不安な思いをしている人を一秒でも早く安心させるために駆けつける、そんなヒーローなのだ。インゲニウム()は。

 

「僕はお前を許さない。怒り怨みも当然有る。だが!仲間が!友が引き戻してくれた!彼等に応える為にも、もう2度と!!同じ過ちは繰り返さない!」

 

1人で戦うばかりがヒーローじゃない。

インゲニウムは65人ものサイドキックを抱えている。

1人でなくとも、サイドキックやサポートスタッフたちと一緒に、それぞれの個性は弱くとも、皆で協力し合ってチームとして事件に立ち向かう。

それが兄、ヒーローインゲニウムだ。

ヒーローには守るものが多い。

けれど、支えてくれる者もまた、多いのだ。

 

「ならば示して見せろ」

 

向けられる刃の鋒は、変わらない。

 

「異なる信念がぶつかるは必定。弱きは淘汰されるのみ。お前がそれを信念と呼び、ヒーローを名乗るのならば、それを貫く力と覚悟を示して見せろ」

 

ステインの刃が、飯田を捕らえようとした脳無の腕を、筋と骨の間とを縫うように斬り落とす。

そして飯田が脳無の頭目掛けて右脚を蹴り出した。

 

「望むところだ…!覚えておけ!俺はインゲニウム!!救けを求める人の許に、助けが必要な仲間の許に駆けつける、ターボヒーローインゲニウムだ!!」

 

─────────────────────────

 

「それで?僕ニ我が子ヲ、愛しタ女の胎ゴト奪われたと知った奴は、父親は、オールマイトは、ドンナ顔をしテイた?」

 

「「「は?」」」

 

グラントリノやステインら一部の事情を知るものを除く全員から、間の抜けた声が出た。

なぜか口にした死柄木自身の声も重なっていたが。

奴は今何を言ったのか。

呆然としていたデクに迫った脳無の頭を、銃弾が撃ち抜いた。

 

『おい緑の少年。ボサっとしてんじゃねえぞ。死にたいのか』

「え、あ、はい、すみません?え?え?なんて?」

 

デクたちは混乱していた。

敵か味方かもわからない、姿の見えない相手に思わず素で謝ってしまうくらいには。

つい今し方、敵連合の荼毘が轟の兄、燈矢であると明かされたばかりだったのだ。

追撃を食らった形であった。

 

「黒衣さんが…オールマイトの…?」

「おいどういうことだヴィラン女ぁ⁉︎」

「それ今じゃなきゃダメ⁉︎後でグラントリノかイレイザーヘッドあたりに聞いて!」

「グラントリノ!!」「おい爺さん!!」

 

すかさず、2人は近くにいたグラントリノへ。

 

「産まれてすぐ赤ん坊の時に誘拐されたんだよ。母親諸共死んだと偽装されてな」

 

返ってきたのは苦々しい肯定であった。

 

「サーもそんなこと一言も…」

 

ルミリオンも顔面を蒼白にして呟く。

彼の師サー・ナイトアイは元はオールマイトのサイドキックだった。

昨年はようやく仲違いが解消されて、分かりづらくも穏やかな表情をしていた。

しかし、ここ最近はまた眉間にシワを寄せ険しい顔をしていた。

まさか、コレのせいか。

これまで2度、ルミリオンとサー・ナイトアイは葬に接触していた。

その時にどうにかできていれば。

あの時、もっと自分が強ければ。もっと言葉を交わして、信じてもらえていたら。

彼女は家族の許に帰れていたかもしれない。

ルミリオンはぎりと奥歯を噛む。

そしてそれは爆豪も同じだった。苛立ち紛れに向かってきた脳無を“爆破“する。

 

「あんのバカ女…!」

 

オールマイトが葬に養子にならないかと持ちかけた時、爆豪は轟と共にその場にいたのだ。

おそらく、その時はお互いに何も知らなかったのだろう。

家族にならないかと言ったオールマイトは、何を思っていたのか。

失くした者の面影を見ていたのかもしれない。

父と呼び別れを告げた葬は。

あの時、無理矢理にでも頷かせていれば。

デクたちにとって寝耳に水であったのと同様、焦凍と、荼毘にとってもまた知らされていない事実であった。

 

「ごめん焦凍、今日はお開きにしよう。轟炎司がまだ壊れてない上に気絶しちまったんじゃこのショーの意味がない」

 

同時に放たれた赫灼熱拳。赤と蒼の二つの炎がぶつかる。赤は蒼に押し負けた。

 

「ま、て!燈矢!」

 

焦凍は腕を伸ばすが、届かない。

地面に落ちる寸前で彼を支えたのはベストジーニストが操るワイヤーだった。

 

「大丈夫か⁉︎遅くなってすまない!」

 

ベストジーニストはワイヤーでぐるぐる巻きにしたギガントマキアの方にちらりと目をやる。

小山のような巨体は横たわり、その近くではステインが2体の脳無を相手取っていた。

 

「ベスト、ジーニスト…何、が」

 

「詳しくはわからないが、どうやら死柄木葬は奴に造反したようだ」

 

ベストジーニストは葬の“感情支配“で操られていたが、その間意識も記憶もあった。

彼女は思惑や事情を話すことはなかったが、まさかオールマイトと血縁者ーそれも親子とは。

ヒーローと敵対しても一般市民への被害を嫌い極力抑えようとしたのは、もはや血か。

物心つく前に親と引き裂かれ人生の全てを狂わされ捻じ曲げられたなど、恨み骨髄に達してもおかしくはない。

葬の側近であるステインがAFOの側近であったギガントマキアを封じたということはそういうことなのだろう。

ヒーロー殺しに窮地を救われるというのは何ともし難い業腹であるが、今は一旦置く。

 

「巨人に割いていた分、漸く他にリソース回せた」

 

しかしベストジーニスト自身、満身創痍であった。けれども依然、闘志は消えない。

如何にこの身がダメージジーンズの如くボロボロであろうとも、命ある限り闘わなければ。

残る邪魔な脳無を拘束してしまおうと再びワイヤーを操ろうとした時、ぴくりと、気絶していたエンデヴァーの手が動く。

 

「…ぅ」

「エンデヴァー!」

 

エンデヴァーが震える手を地につき、その身を僅かに持ち上げる。

 

「俺は、どのくらい気を失っていた…?戦局は…燈矢は…」

 

肺は片方潰れ血を吐き、己の過ちによってその身を堕とした息子を目の前にし、身体も精神も限界であった。

戦わなければ、立ち上がらなければ。贖わなければ。

けれども身体は動いてはくれない。

 

「…ベストジーニスト、エンデヴァーを頼みます」

「焦、凍…!」

 

駆け出す息子に手を伸ばそうとするが、腕一本では支えられずに体勢が崩れる。

 

「ゔ…」

「エンデヴァー!しっかりしろ!」

 

叱咤しながらも、ベストジーニストもこふりと血を吐く。

目や鼻からも血が流れる。

乱暴にぬぐえば、ずきりと頬が痛んだ。さっき爆豪に殴られた場所だった。

 

「全くもって不甲斐ない。トップヒーローが揃ってこの様とは!」

 

しかし、何故だろう。

絶望とはほど遠い感情が胸を席巻していた。

ギガントマキアは動きを封じられた後少しして、強烈な眠気に襲われていた。

山荘側の報告では失敗と聞いていたのにだ。

誰かが、成し遂げていたのだ。

誰かが紡ぎ、誰かが繋ぎ、ここまできたのだ。

そして目の前で戦い続ける者たち。

これからを繋ぐ彼ら。

友を、仲間を助けに駆けつけたインゲニウム、ルミリオン、ネジレチャンたち。

過去と現実に苦しみながらも立ち止まらないショート。

絶望さえも吹き飛ばさんとする大・爆・殺・神ダイナマイト。

誰かを救わんと、誰かを守ろうと、身の危険を顧みず強大な力に立ち向かうデク。

次の時代を担う若者たち。

その姿を、その意志を、人はきっと希望と呼ぶ。

ベストジーニストはエンデヴァーを支え起こしながら、前を見据える。

 

「必ず、生きて戻る、生かして帰るぞ。エンデヴァー」

「ああ…」

 

未来とは若者の進む道だ。

これまで多くの人々が紡ぎ、繋いできた未来を、これからを生きる者に託す。

罪も償いも我々()が背負うもの。

それが大人の役目だ。

 

─────────────────────────

 

「そんで、これからどうすりゃあいい?」

「時間を稼いでくれ。今、AFOの意識を抑えながら兄さんの意識を引き出そうとしてる」

 

しかし我の強い事。

弔とAFOの2人分かと思ったが、どうやらそう簡単ではないようで。

個性因子には意思が宿る。

これまでAFOが奪ってきた者たちの意識までもが鬩ぎ合い、邪魔をする。

それでも勝機はあると片目から流れる血を拭う。頬に乱雑な紅が残った。

 

「”超再生“持ちだ、手足が欠けてもかまわない。頭だけ潰すな。治療設備もヒーラー(治崎)も手配してある」

「焼き加減は?」

「レアくらいで頼む」

「弱火は苦手なんだよなァ」

 

荼毘は掌に蒼炎を灯す。

 

「おまえラ…他人事ダト思って好キ勝手言うなヨ」

 

それは確かに、まだ辿々しくはあれど、先程までより確実に明瞭さを増した弔自身の言葉であった。

 

「おや兄さん。だいぶ流暢に話せるようになったじゃないか。身体の主導権は取り戻せそうかい?」

「おいリーダー。さっさとしねえと、うっかりウェルダンにしちまうぜ」

「今やってル。先生、さっさと俺ノ身体返せよ」

「聞くナ弔。アレは憎っクきオールマイトの娘ダ」

「だからなんダよ」

 

即答。

 

「荼毘ダッてエンデヴァーの息子なんだロ?それに、あの爺さンが言っテた志村って、俺のおばアちゃんだロ?」

 

あの日書斎で見た写真。

幼い父と写っていた、姉に似た女の人。いや、(華ちゃん)が祖母に似たのか。

 

「俺はおばあちゃンじゃナいシ、アンタ二もならない。俺は俺だ」

 

弔のその声は、言葉は、ひどく落ち着いていた。

 

「弔…!」

 

AFOはハッとする。葬の“感情支配“による変化。その変化を如実に感じ取った。

てっきりその個性を応用して弔の意識を引き出し、AFOの意識を封じるのだと。

これまで奪って来た個性の中に精神干渉系があったためか効果が薄いのだと。

しかしこれは、“感情支配“の本来の効果。

 

「だめダ!ダメだ弔!憎悪ヲ絶やしテは!」

 

弔の中の憎悪が、弱まっていた。

 

「不思議に思ったんだ。なぜ母や私を人質にOFAの譲渡を迫ればよかったのにそうしなかったのかと。ドクターの話と合わせて考えて分かった。明確な強い敵意を持った8人分の意志を注いだOFAは、最早あなたに扱えるものではなくなっていた」

 

だから弔を育てた。強い憎悪を抱くように。

弔に植え付けた憎悪を消された挙句に葬の個性までも手に入らない。

それは即ち、これまでかけた時間や手間が水泡に帰すに等しい。

 

「僕ノ15年を無駄にすルつもリカ⁉︎親娘揃ってどこマデも!!」

 

既に本体も無事ではない。距離はあれど一向に反応がさぐれないのだ。

複製を持たせていた本体も斃され、この身体も未完成。

一刻も早くこの場を離れなければ。

“感情支配“が手に入らなくなってでも。

広範囲攻撃の個性で諸共に消し飛ばそうと構える。

 

「ー⁉︎」

 

AFOは意識下で何かに身体を掴まれる感覚に襲われた。

個性が使えない。

浮かんだのは、何人、何十人の、怯えを滲ませながらも果敢に己に群がる、これまで奪って来た個性たちの意思。

 

「ざまァねえな、先生」

 

取り込もうとしていた弔の意思すらも、AFOを嘲笑う。

葬の個性は“感情支配“。

喜怒哀楽、期待と絶望、恐怖も畏怖も、服従も反抗(拒絶)も意のままに操る。

直接的な破壊力攻撃力こそ有しないものの、対人であれば偏く効力を発揮できる。

そしてそれを操るのは、父親譲りの天賦の才。

奪われた者たちへ怒りと憎悪を。

囚われた意思たちへ叛逆の意志を。

強大な悪意にさえも、立ち向かう勇気を。

 

「小癪な…!」

「人心を操り利用する、私たちヴィランの得意とするやり方でしょう」

「おまエ、ホんとイイ性格してルヨな」

「褒め言葉として受け取っておくよ」

 

弔の言葉には軽口で返す。嘘でも余裕を見せていなければ。

これで個性使用不可はハッタリではなくなった。

けれども、まだ傷こそ負っていないが、相手が因子レベルとはいえ数十人を一度に操っている葬の左眼からは絶えず血涙が溢れていた。

涙を流しながらも口元には笑みを。

まるで道化の仮面のようであったとしても、前に立つものは揺らいではいけない。

相手がどれだけ凶悪で強大であろうとも、どれだけの重圧を背負おうとも。

 

「君ナラバ、君や弔ならワカってくれルと思ってイタノだがね」

 

急に、死柄木は穏やかな声音で語りかける。

まだ余裕はあるのか、それとも見せかけか。

 

「個性ガ出現し人が規格ヲ失っタこノ世界は歪にナリ過ギた。ヒーローは、社会ハ弱者を救わズ、搾取するバカリ。僕が統治すれば、世界は僕か、ソれ以外カだ。皆等しク。君達を追い出シ、追イ詰メた全ても、今度は搾取サレる側だ。見たイトは思ワナいか?」

 

「思いませんね。見るだけじゃ足りない。ヤるなら私は自分の手でヤる主義だ。私たちはもう自分の足で立って歩いている。いつまでも小さな赤ちゃん(子ども)じゃない」

 

間髪いれずに返し、葬は好戦的な笑みを浮かべる。

 

「どんな形であれ、人は前に進むものですよ。街が瓦礫の山になろうと更地になろうと歩み続けたように。歳が歳ですから仕方がありませんが、いい加減頭をアップデートしたほうがよろしいのでは?ああ、ハードを変えても中身がそのままでしたか」

 

言外に、弔に主導権を返せと求める。

もっと明け透けに言ってしまえば、引っ込んでろ老害、と言ったところか。

 

「言われてルぞ先生」

 

わざわざ丁寧な言葉に戻しているあたりも含めて「煽ってんなァ」と弔は動かせない顔の裏で笑っていた。

心を弄られるのは断固拒否だが、不思議と怒りも湧いてこない。全くもって厄介な個性だ。

持ち主()が厄介なだけか。

 

「ところで、私にばかりかまけていてよろしいので?」

 

轟、と燃え盛る赤い炎が2人を別つ。

ショートが涙すら蒸発させる怒りの形相で、死柄木に迫っていた。

 

「テメエ!燈矢に何しやがった!!」

 

山火事の後、燈矢の遺体は見つからなかったと聞いた。残ったのはほんの小さな顎の骨の一部のみ。

しかし、彼は荼毘となって今目の前にいる。

荼毘は、燈矢は長年No.2であったエンデヴァーの息子。ショートの兄。

そして死柄木葬が、まさかのオールマイトの子であるのなら。

2人の、新旧No.1ヒーローの実の子がそろってヴィランーAFOと共にいるなど、偶然でなどあるものか。

 

「酷いナ、僕ハ、黒コゲにナッタ、燈矢くんを助ケテあげたってノニ」

「この野郎!!」

 

直後、さらに高温の蒼い炎が死柄木を包み込んだ。

 

「余計な事喋んなよ」

 

続けて、死柄木の上から瓦礫が降り注ぐ。

 

「Mr.!ついでにマキアを!」

「はいよ!」

 

Mr.コンプレスはギガントマキアの回収に向かう。

逃げの算段はついているらしいから、いざという時に置いていかないよう今のうちに回収だ。

死柄木の中のAFOがいなくなれば、マキアは弔に従う。

手を伸ばした先、そこには。

 

「おい!俺を助けろ!」

 

マキアの拘束に巻き込まれていたスケプティック。

 

「あ」

 

完全に忘れていた。

Mr.コンプレスはスケプティックとギガントマキアを“圧縮“する。

ついでに自身も。

葬も落ちた瓦礫の陰に身を隠した。

死柄木の背後上空でばちバチばちと火花が散るのが視界に入ったから。

 

徹甲弾機関銃(A・P・ショット・オートカノン)!!」

 

連続爆発による爆煙で視界が遮られる。

 

「鬱陶しい羽虫ダ!」

「やらせるか!!」

 

ショート再びが拳を振う。

広範囲が凍り付く。

穿天氷壁。

ショートのもう一方の個性、半冷の氷結。

死柄木は氷に巻き込まれた身体を引き剥がそうとする。

葬には、そこに向かって煙の中に飛び込む彼の姿()が見えていた。

風圧に煽られ、死柄木の目の前の煙が晴れる。

そこには、眼前にいたのは。

爆豪が叫ぶ。

 

「決めろや!!デク!!」

 

稲妻にも似たエネルギー光が迸る。

 

「OFAフルカウル!マンチェスターーSMASH!」

 

 

─────────────────────────

 

インゲニウム&ステイン

因縁の再会。

当作のステは原作比(以下略)

 

AFO &弔

中の個性の反乱。

弔も言うこと聞かないしでピンチ。

おや?弔のようすが…?

 

オリジン組

ショート:5以上のSAN値減少→アイデアロール…成功

ダイナマイト:SAN値減少

デク:SAN値減少

 




飯田くんとステインを同じ現場に出した以上は書かないといけない気がしたんです。
依然として上手く書けはしないけどとにかく出さなきゃいけないなとおもったんです(震)
一応飯田くんの一人称は意識してます。
あと地味にヒーロー&ヴィラン(ーAFO)で共闘。はい、趣味です。
そしてやっぱり引きはデクくんでしょう!趣味です!はい!
…そろそろ支部版にない追加部分が入りますが、ストックが…どうしよう


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