CODE:SCARET   作:三日月恭平

20 / 32
イベント前にライカとクレアがキレた⁈
ライブイベント前のトラブル続発にキョウスケ達が動く!
果たしてイベントは上手くいくのか?


EP18 Lightroom Disco

ほんの数日前、ジンとリョウと俺は事務所に呼び出しを受けていた

最初は契約関係かと思っていたのだが

キョウスケ「嘘だろ?」

リョウ「どうしてこうなった?」

ジン「まさかの俺たちが?」

壱護「頼む!マジで頼む!」

社長曰くライブイベントの出演を頼まれたのだ

設立記念とは言え、ユニットがその日はスケジュール関係が合わなかったりしていたらしく難航していた。

キョウスケ「わかってはいたが」

ジン「どうしてもってなら」

リョウ「やろうぜ、折角なんだからさ」

リョウの後押しもあり、ユニットを組んで俺たちはイベントに出ることを決めた。ユニットも当然こうなる事を予期して決めていた。

キョウスケ「ボスの頼みだ、やるか」

壱護「キョウスケ!ありがとな!」

キョウスケ「ユニット名はトリオザアミーゴだ」

ジン「んで歌は?」

キョウスケ「アレやるぞ、当日はキッズ達も来るはずだろうしな」

リョウ「アレか」

ジン「アレな」

壱護「おいおい、アレってなんだよ?」

キョウスケ「アレと言ったらあの曲だよ」

まあ時間はあるから当日のお楽しみということにしてもらうか

 

OP 残響散歌

イベント前なのかレッスンルームはどこも埋まっていた

しかしセラフィムはメンバーが遅れているのか、クレア、フラミー、ターニャの3人しかいなかった

キョウスケ「セラ達は?」

クレア「珍しく遅刻みたいね」

フラミー「確かに、あの2人が遅れるなんてあり得ないな」

ターニャ「何があったのかな?」

そんな話をしていた時、2人がやってきた

ライカは機嫌がかなり悪そうだったが何かあったことに気づいた

ライカ「最近の子はしつけがいるのかしら?」

セラ「ラ、ライカ」

ここに来る途中で一悶着あったらしい

話によるとほんの数分前、セラと事務所へ向かうときのこと

「あの女もしかして」

「DJSerphimの連れの女?あの根暗ババアじゃねえか?」

「あんなのがセラフィムにいるのってさー」

どうやら不良の1人がライカに言ってはいけない事を言ったのが発端でライカがブチギレていた。

ライカ「根暗ババア...」

セラ「ライカ?」

ライカ「ちょっとこれ持ってて」

セラ「う、うん」(絶対怒ってる)

彼らは知らなかった

「でさー」

ドン

「へ?」

彼女には人格がもう一つある事を

ライカ「あなた私のことなんて言ったの?」

「え?」

ライカ「聞き違いじゃなければだけど、私のこと根暗ババアって言わなかった?」

「え?」

ライカ「へぇ、とぼけるんだ?正直言わないとしつけるわよ?」

「ひぃ」

ライカ「ねぇ教えて、誰が根暗ババアなの?」

ハイライトオフ

牙装展開

彼女のもう一つの人格、それはしつけという名の拷問をする恐怖の女王とも言える人格があるのだ。

そんなこともあってか道中機嫌が悪かったのだ

ライカ「困るわ本当に」

セラ「まぁ落ち着いて」

そんな話をしていた時スマホに連絡が入る

みなみ『キョウスケさん助けて欲しいんやけど、今いいです?』

キョウスケ「なんだ?」

みなみ『不良に絡まれて逃げたんですけど、道中で1人捕まって』

キョウスケ「わかった、俺とジンで行く。隠れてろ」

みなみ『わかりました!』

キョウスケ「ジン、ちょい付き合え」

ジン「いいぜ」

みなみが不良に襲われていると聞き、俺はジンとその場所へ向かおうとしていた。

そんな時クレアとライカも動いた

クレア「私達もいい?」

ライカ「私も諸悪の根源がいたから、しつけなきゃ気がすまないわ」

キョウスケ「マジか」

クレアやライカに対してなんか言ってたやつがいるらしく、相当頭に来ていたようだ。

しばらくして俺たちはみなみと落ち合った

キョウスケ「ここか?」

みなみ「はい、あそこに捕まった子がいて」

ガードが思ってた以上に固い

しかも、カイの話だとバックには反社会的な金貸しがいるらしく、かなり手強い

そこで俺は一つ策を打つ

キョウスケ「みなみ、おとりで中に入ってくれ。奴らが来た瞬間を狙おう」

みなみ「任せてください」

ガードを切り崩すにはこれが有効だった

計画通りみなみが動く

みなみ「うちが身代わりになるから、夏帆ちゃんを解放して!」

その一言で奴らが群がって来た

そうなれば、狩りの始まりだ

キョウスケ「イカれたパーティへようこそ!派手に行くぜ!」

ジン「お前らは生きるに値しない奴らだ!くたばれ!」

不意をつかれたのか奴らは逃げ出した、だが俺たちには関係はない

キョウスケ「喋んな!」

ジン「一言もな!」

不良「ギャァァ」

逃げる隙を与えず俺たちは不良どもを斬りまくった

校内を先に進む俺たちはこの件の頭にぶつかる

キョウスケ「よぉ!残念なイケメンくん!お前の人生はジエンドだな?」

ジン「俺たちに会ったが最後だったな?」

タツヤ「野郎!」

鬼嶋「タツヤ!コイツらなんだ!」

どうやらお楽しみを邪魔されたのか気が立っているようだ

まぁそんなことは俺たちにはどうでもいい

キョウスケ「よくもうちの仕事仲間に手あげたな、死んで償え」

ジン「同意見だ、生きて帰らす気はない」

そう言い俺たちは距離を詰める

だが奴らはわかっていたのか

タツヤ「死ぬのはお前らだ!」

ジン「どうする?囲まれたぞ」

100人がかりで俺とジンを囲んできた

キョウスケ「何言ってんだ?寧ろ好都合だろ?」

ジン「やるか?アレを」

キョウスケ「話が早くて助かるぜ」

まぁ計算した通りだ。

そんな俺たちを敵にした奴らはまだまだガキだな

タツヤ「おいおい?こっちは100人だぜ?2人でどうすんだよ?」

ジン「相変わらずクソガキはクソガキだな」

キョウスケ「相手が悪かったのを知らないらしいぜ」

鬼嶋「何言ってんだテメェ!」

ジン「タイミングは任せる」

キョウスケ「ああ、仕掛けるならいつでも」

タツヤ「死ね!」

奴が動いた瞬間が俺たちにとって合図だった

フッ

タツヤ「なっ⁈消えた⁈」

キョウスケ・ジン「お前らがくたばれ!」

そうこのタイミングを俺たちは待っていた

抜刀と同時に俺たちが斬ったのは次元

すなわち空間にかまいたちを起こし、囲んだ奴ら全員ぶった斬った

 

鬼嶋「斬撃が...見えなかった...」

ジン「相手が悪すぎたな」

キョウスケ「100人なんざ大したこと無いんだよ」

タツヤ「な、何が起きたんだ?」

キョウスケ「ほい!お土産にどうだい?お前のお友達の首」

ジン「今ならセットで後ろ盾にいたやつの首つけるぜ」

タツヤ「お、お前らなんなんだよ!」

後ろ盾にいた鬼嶋は無惨にジンの斬撃で切り裂かれていたのか、動かない

それに気付いたタツヤが逃げ出す

キョウスケ「お前今外出てたら俺たち責任とれないぞ!」

ジン「どうした?」

キョウスケ「ライカとクレアがキレて暴れてる」

俺はこの件で一番キレてる奴を忘れていた

ライカ「あら」

クレア「自分から出てくるなんてエライわね」

それはクレアとライカだった

 

外はもう阿鼻叫喚だった

それは想像を超えた地獄絵図と化していたのだ

タツヤ「な、なんだこの女⁈まさか」

タツヤは気づいた

自分が喧嘩を売ってしまったのはとんでもない女だった事を

ライカ「この子達に私のこと根暗ババアって吹き込んだのはあなた?」

クレア「ねぇねぇ、誰がメンヘラなの?」

キョウスケ(お前だ)

ジン(言わんでやれ)

内心俺はそう思って声が出かけたが、ジンに止められた

 

そんな俺たちをよそにライカ達が濁り切った目でタツヤに詰め寄っていた

ライカ「あなたにはどんなしつけをしたらいいのかしら?」

ハイライトオフ

クレア「ライカ、いっそのことこの子使って私達のおままごとやらない?」ハイライトオフ

キョウスケ(アイツ死んだな)

ジン(マジか)

やべぇ、姉貴のおままごとが始まる

こうなるともう終わったも同然だ

 

姉貴のおままごと

それは死と恐怖が共存する昼ドラ拷問である

ライカ「採用、私達と楽しいおままごとしましよ?最悪死ぬかもしれないけど」

クレア「大丈夫、私達の台本通りにやれば良いの」

タツヤ「な、なんだ?何が始まるんだ⁈」

ジン(キョウスケ、何が始まるんだ?)

キョウスケ(アレだ、不倫した夫に復讐する奴だ)

 

そして恐怖の昼ドラ拷問が幕を開ける

このシュチュエーションは恐らく浮気を疑う妻と姉だろう。

クレア「ねぇ、これ私が買ったのじゃないよね?誰の?」

タツヤ「そ、それは」

クレア「他の女の物だね?なんで持ってるの?」

クレアが異常な圧をかけ、タツヤの威勢を砕き始める

さらにライカが冷たい視線で心を折りにかかる

ライカ「あら、浮気?妹に黙って浮気したなんて酷い人ね?」

タツヤ「違う!借りたんだよ!ケガして」

クレア「嘘、ケガなんてしてないでしょ?嘘ついて裏切るんだ?そうやって、私達を裏切るんだぁ!」

ライカ「悲しいわ、いい人って信じてたのに...妹にこんな悲しい想いをさせるなんて...とんだ裏切り者ね」

さらに圧をかけ完膚なきまでに心を折る

完全に動揺している奴はもう訳がわからない状況に陥った

タツヤ「な、なんだよ!裏切るって」

クレア「もういいよ!あなたの言い訳は聞き飽きた!」

ライカ「言っても分かり合えないみたい、体に刻みつけないとね」

タツヤ「やめろ!何をする気なんだ⁈」

クレア・ライカ「し・つ・け(処刑)だ・よ?フフフフッ、アッハハハハ!」

殺戮モードになった彼女達はもう止まらず奴の形が変わるまで痛みつけた

 

それからしばらくして奴は灰になった

キョウスケ「気が済んだか?」

ライカ「うん」

クレア「はぁ、怖かった」

キョウスケ「お前らなぁ」

完全に性格が変わっていた2人を見た俺は変な汗をかいた

だが怒らせたら怖いのは事実なのは改めてわかった

そんな中みなみが引きずりながらこの学校の理事を連れてきた

みなみ「堪忍してくださいな、タコ殴りして」

理事長「ぐべぇ」

キョウスケ「エグい」

顔面はもう原型を失って見るに耐えない状態までになっていた

 

その後この一件を足掛かりにカルト教団の関与が明らかになり、教団のボスは俺たちで潰した

俺たちに喧嘩売ったんだ、それぐらいやらなきゃ気がすまない

 

そんなドタバタもありながら俺たちはイベント当日の日を迎えた

セラ「ネクストナンバーは今回だけのスペシャルユニットが登場!その名はトリオザアミーゴ!」

そう俺たちのライブステージだ

この日に備え衣装もしっかり用意していた

ルビー「トリオザアミーゴ?」

かな「え?そんなの聞いてないけど」

MEMちょ「どういうこと?」

ゆら「ジンいないし」

あかな「ゆらさんリョウくんもいません!」

ルビー達は観客としているはずの俺たちがいない事に気づいた

みなみ「キョウスケさんは?」

ゆき「そう言えば」

フリル「いないよね」

アイ「どうしたんだろ?」

ルビー「みんな!アレ!」

何かに気づいてルビーがモニターをみた

 

ここからが俺たちのステージだ

ジン「撃っていいのは」

リョウ「撃たれる覚悟があるやつだけだぜ?」

キョウスケ「レディ?」

俺たちがステージに現れたのはさすがに想定外だったのか、彼女達は驚きを隠せないでいた

アイ・かな・ルビー・MEMちょ「えー!?」

みなみ「フリル、ゆきあの3人」

ゆき「どっかで見たような...」

フリル「まさか…人違いじゃない?」

かな「んなわけあるかぁ!」

MEMちょ「てかリョーくん何やってんの⁈」

それはそのはず、彼女達にはこのことは何も話してはいない

俺たちのサプライズみたいなものだからだ

 

それを見てかルビーは少しぼんやりしていた

ルビー「...」

みなみ「ルビーちゃん?」

ルビー「キョウ兄こっち見て〜!」

MEMちょ「ルビーちゃん壊れた⁈」

アイ「キョウくんかっこいい!」

フリル「わかります!アイさん、みなみ、ゆき、ルビーちゃんこれ!」

アイ「キョウくんLOVE!」

ルビー「キョウ兄!キョウ兄!」

フリル「永久推しの世界遺産!」

みなみ「こっち向いてぇー」

ゆき「ハイタッチしてー」

かな「アンタらはなんなのよ!」

このサプライズに脳が壊れたのかアイ達は推しグッズやサイリウムを振っていた

 

あかねやゆらさん達も同じだった

あかね「ジンさーん」

ゆら「ジーンこっち見て!」

かな「こりゃダメだわ」

MEMちょ「かなちゃん!リョーくんの写真撮るなら今だよ!」

かな「あーもうわかったわよ!撮ればいいんでしょ!撮れば!」

それに負けたのか最終的にかな達も応援してくれた

 

曲も終わりそろそろ出番も無いと思っていた時だった。

セラ「ThanksForアミーゴ!と言いたいところだけど、何やらアミーゴのリーダー、キョウスケにある方からラブソングが2曲届いてるみたい!」

キョウスケ「誰だ?」

俺はまだ知らなかった

アイ達が俺にサプライズを用意していた事を

舞台裏では彼女達が準備を終えていた

アイ「ルビー、みんな準備はいい?」

ルビー「うん」

みなみ・ゆき「はい!」

フリル「いつでも」

彼女達は各々の出番に備え出番を待った

 

ステージにいる俺はわけがわからない状態だった

何が起きているかも未だにわからないままで頭の整理が追いつかずにいた

キョウスケ「なんだ一体?」

セラ「キョウスケ!スクリーンをチェックして!」

キョウスケ「スクリーン?え⁈」

セラの一言でスクリーンを見た俺は驚いていた

 

「アイ・ルビー・みなみ・ゆき・フリルより愛を込めて」

 

その文字が消えてアイとルビーがステージに現れた

アイ「ルビー」

ルビー「アイ」

2人が見つめ合い歌が始まる

完成度が高すぎて俺は引いた

キョウスケ「おいおいマジかよ」

だがまだ続きがあった

それはみなみ達だった

みなみ「キョウスケさん」

ゆき「あなただけに」

フリル「プレゼントフォーラブ!」

この後リョウ、ジンも引き摺り出されアンコールタイムで歌っていた

 

ライブ後の俺やリョウ、ジンは楽屋で伸びていた

リョウ「疲れた」

ジン「まさかのアンコール来るなんてな」

キョウスケ「俺も思ってなかった」

そんな俺たちのいる楽屋に彼女達がやってきた

キョウスケ「はい」

アイ「キョウくーん!」

キョウスケ「あ、アイ⁈どうした?」

アイ「キョウくんかっこよかったよー!」

キョウスケ「そ、それはありがとよ」

ルビー「私メロメロになったよー」

キョウスケ「マジか」

アイ達は楽しんでいてくれたようだ

 

一方リョウやジンはというと...

かな「リョウあんたなにしてんのよ!」

リョウ「かな!何しきたんだよ!」

かな「あんたがいないと思ったらステージで歌ってるからびっくりしたわよ!てかアンタが歌うなんて聞いてないし!」

MEMちょ「かなちゃん、リョーくんのことかっこいいって言ってたよ〜」

かな「余計なこと言うな!」

リョウ「ありがとう」

かな「な、なによ⁈照れなくてもいいじゃない」

ゆら「ジンお疲れ様!」

ジン「サンキュな」

あかね「かっこよかったです!」

ジン「ハハッそれはどうも」

反応はそれぞれだったが好評だったようだ

 

みなみ「キョウスケさーんお疲れ様ー」

ゆき「かっこよかったですよー!」

フリル「もうかっこよすぎて涙が出た」

ルビー「泣くとこそこ⁈」

みなみ達も高評価だったらしく今日のステージは上手くいってたようだ

キョウスケ「ありがとな、よしみんな飯行くか?」

みなみ「キョウスケさん用意してあるみたいやで」

ジン「スタッフ頑張りすぎだろ?」

そうジンがいいながら俺たちは打ち上げ会場へ向かった

 

そこには社長とミヤコさん達が俺たちの為に色々用意してくれていた

壱護「キョウスケ、みんなありがとな!」

ミヤコ「あなた達がいてくれてよかったわ!おかげで大成功だったわ!」

キョウスケ「マジか⁈」

アクア「裏で見たがよかったぞ」

社長やアクア、ミヤコさんもニコニコしていた

今日は最高の1日になったのは間違いない

ただこの時はまだ気づいていなかった

俺たちのステージに来ていたある人物の影が迫っていた事を

 

ED With You




ライブステージは大成功!
ちなみに歌っていたのはこちら
トリオザアミーゴ
タッキー&翼のVenus
東方神起のパープルライン
トリオザシャッキーンの愛しのナポリタン
アンコール
TETRA-FANGのIndividual-System
アイとルビー
初音ミク&巡音ルカのmagnet
みなみ・フリル・ゆき
Perfumeのチョコレイトディスコ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。