仮面ライダーギーツエクストラ 追憶:知られざるゲーム 作:ロンギヌス
今回から、活動報告で募集したオリジナルライダーが登場します。
また、紬が変身するライダーのモチーフも判明します。
それではどうぞ。
「はぁっ!!」
「ジャアァ~!?」
アスリートとして鍛え上げた身体能力を活かし、フィールドを素早く駆け回るロポ。
彼女が通り過ぎた道には、彼女のレイズクローで切り裂かれたガンマンジャマト達が倒れ伏していた。
もちろん、倒せば倒すほど彼女のスコアはどんどん加算されていく。
その光景を、紬は柱の陰から眺めていた。
「凄い……ジャマトをあんなにいっぱい倒してる……!」
この調子で行けば、ロポのスコアが100ポイントに到達するまでそう時間はかからないだろう。
しかし、ただ見ているばかりでいる訳にはいかない。
このままでは、1ポイントも稼げないまま脱落する事になる。
紬は、自身が持っていたシールドバックルに視線を向けた。
「確か、ここにセットすれば良いんだっけ……?」
≪SET≫
「うわっ!?」
恐る恐る、シールドバックルをドライバーに装填した紬。
鳴り響く音声に思わず驚いた後、彼女はシールドバックルの盾を象った部分を押し込んだ。
「えっと、ここかな……?」
≪ARMED SHIELD≫
すると、紬の姿が変化していく。
【SHIELD】の文字が浮かぶ中、紬は全身が黒いライダースーツに覆われていき、頭にハムスターのような仮面が装着される。
右胸には青い装甲が、右手には青い盾型の武器が装備され、紬はオレンジ色のハムスターのような戦士―――“仮面ライダーハーム・アームドシールド”への変身を完了させた。
ハームは近くのガラスを見て、自身の姿が変わっている事に気付く。
「これが、私の姿……? ていうかこれ……もしかして、ハムスター……?」
個人的にはかっこいい系の動物が良かったような……と一瞬思うハームだったが、すぐに首を振って現状を確認する。
自分は今、確かに変身してみせた。
視線の先で戦っているロポと同じ、仮面を被った戦士の姿。
この姿ならば、こんな自分でも、あのジャマト達に対抗できるのではないか?
「よ、よぉ~し……私だって!」
そう考えている内に、不思議と勇気が湧いて来たのか。
ハームはちょうど近くにいたガンマンジャマトに、背後からこっそり近付いていく。
そのガンマンジャマトは、他のプレイヤー達を狙い撃つのに夢中でハームに気付いていない。
よし、行ける!
そう思ったハームは、右手に装備した青い盾―――“レイズシールド”を勢い良く振りかぶった。
「おりゃあーっ!!!」
「ジャアッ!?」
頑丈なレイズシールドの一撃が、ガンマンジャマトの後頭部に叩きつけられる。
殴られたガンマンジャマトがその場に倒れると、ハームの頭上にモニターが浮かび上がり、ハームのスコアが5ポイント加算された。
「や、やった……やったぁ! 倒せたぁ!」
初めてジャマトを倒せたという事実に、ハームはその場でぴょんぴょん飛び跳ねながら喜びを露わにする。
戦いに関しては素人な自分でも、これなら戦える!
そう思った彼女だったが……現実はそう甘くはなかった。
「「「ジャッ」」」
「……あっ」
我に返ったハームが見たのは、彼女をジーッと見ている3体のガンマンジャマト達。
その手には、ハームに向けて構えられている拳銃。
ハームは仮面の下で、表情がどんどん青ざめていくのを感じた。
「「「ジャーッ!!」」」
「うわあああああ!? ちょ、タンマタンマタンマ~ッ!?」
ガンマンジャマト達が一斉に銃撃を仕掛け、慌ててレイズシールドで防御した際に尻餅を突いてしまったハーム。
飛んで来る銃弾をレイズシールドで防御しつつ、尻餅を突いた状態で後ろに下がるハームを、ガンマンジャマト達が銃撃しながら少しずつ距離を縮めて追い詰めていく。
その時だった。
≪HAMMER STRIKE≫
ドカァァァンッ!!
「「「ジャアァーッ!!?」」」
「……え?」
何処からか飛んで来たピンク色のハンマーが地面に衝突し、その衝撃による爆発で吹き飛ばされるガンマンジャマト達。
呆気に取られたハームの前に、アームドハンマーの姿をしたギーツが華麗に着地し、地面に減り込んでいるレイズハンマーを拾い上げた。
「危ないところだったな。ハムスターさん」
「あ……あーっ!! あの時の狐さん!!」
「ん? あの時? 俺を知ってるのか?」
ハームが自身の事を知っているとは思っていなかったのか、思わず二度見してしまうギーツ。
自分の知り合いだろうかと、過去の記憶を思い出そうとする彼だったが、そんな二人の近くで、大きな爆発が起きた。
「ヒャッハァ!! オラオラ、邪魔だ退けぇっ!!!」
「え……きゃあっ!?」
「おっと!」
直後、二人の近くにまで振るわれて来た、長い鎖に繋がれたトゲ付き鉄球。
それを振るっているのは、黒いイノシシの仮面を着けた戦士―――“仮面ライダーターボン・アームドチェーンアレイ”だった。
オレンジ色の装甲を装備しているターボンは、自身が振り回しているオレンジ色の鎖鉄球―――“レイズチェーンアレイ”で周囲のガンマンジャマト達を次々と薙ぎ倒していく。
しかし、彼は所構わず攻撃を仕掛けているらしく、ガンマンジャマトの近くにいたプレイヤー達も何人か攻撃に巻き込まれてしまっており、ロポも危うく攻撃に巻き込まれそうになっていた。
「ちょっとアンタ、危ないでしょ!!」
「はん、知るか!! 鈍間なお前らが悪いんだろうがよっ!!」
「ひっ!?」
ロポの抗議もまるで受け付けず、ターボンはレイズチェーンアレイを勢い良く振り回し続ける。
しかし、他のプレイヤーに当たりそうになったところで、1発の弾丸がレイズチェーンアレイの鉄球を弾き返した。
「うぉっと……おい、誰だ!! 邪魔しやがって!!」
「邪魔しやがって、じゃないでしょ。そんな危ない事されたら邪魔するに決まってるじゃん」
邪魔された事に怒るターボンの前に、マグナムシューター40Xを構えたオルカが姿を現す。
「それから」とオルカはターボンの頭上を指差した。
「言っておくけどさ。このゲーム、他のプレイヤーを攻撃したらペナルティだからね」
「あぁん!?」
『その通りです』
すると、エリア内にツムリの声が聞こえて来た。
『このデザイアグランプリでは、プレイヤーがプレイヤーに攻撃する事は禁止されています。違反した場合、スコアが減点されるなどのペナルティが生じますので、ご注意下さい』
「はぁ!? おいおい、そんなん聞いてねぇぞ!! クソッ……!!」
ターボンの頭上に映ったモニターで、ターボンのスコアが50ポイントから30ポイントにまで減点されていく。
それを見たターボンは舌打ちし、攻撃をやめてその場から離れて行く。
ターボンが離れたのを見て、オルカも構えていたマグナムシューター40Xを下ろした。
『それでは皆さん、お疲れ様でした。第1ウェーブはこれで終了となります。次の第2ウェーブが来るまで、しばしお待ち下さい』
ツムリの通達を聞いて、生き残ったプレイヤー達はその場に座り込んだり、寝転がったりなどして休みを取り始めた。
ハームもまた、その場に座り込むと同時に変身が解け、紬の姿に戻った。
「はぁ……疲れたぁ……」
「お疲れさん」
それに対し、ギーツはまだまだ余裕そうな様子を見せながら、変身を解除して英寿の姿に戻る。
ロポとオルカもその場で変身を解除し、それぞれ冴と勇海の姿に戻った。
そんな彼らの前に、何処からか一人の人物が歩いて来た。
「皆さん、お疲れ様でした」
現れたのは、ホワイトベージュのスーツに蝶ネクタイを身に着けた、紳士的な雰囲気のある男性。
にこやかな笑顔を浮かべながら現れたその男性に、座って休んでいた紬が問いかけた。
「えっと、あなたは……?」
「初めての方ですね。私はデザイア神殿のコンシェルジュを務めている、ギロリと申します」
「コンシェルジュ……?」
「えぇ。このような場所は、皆さんが心身共に休むには適さないでしょう。これから私が、皆さんをサロンへとご案内します。どうぞこちらへ」
ホワイトベージュのスーツを着た男性―――“ギロリ”は笑顔でそう告げながら、プレイヤー達を案内し始める。
紬も立ち上がって付いて行こうとしたが、疲れが溜まっているのか、思うように立ち上がれなかった。
そんな時、彼女に英寿が手を差し伸べる。
「ほら」
「あっ……あ、ありがとうございます」
彼が差し伸べて来た手を紬が掴むと、英寿はニッと笑ってから彼女を立ち上がらせてみせた。
◆
「プレイヤーの皆さん。ようこそ、デザイア神殿のサロンへ」
「うわぁ……!」
ギロリの案内により、プレイヤー達がやって来た場所。
それは、現実世界とは異なる空間に存在する施設―――“デザイア神殿”の内部に存在するサロンだった。
「このサロンは、プレイヤーの皆さんは自由に、かつ無料で利用できます」
「という事はつまり、休憩所って事ですか?」
「えぇ。ご希望であれば、お茶や食事なども提供できますよ」
「食事もかぁ……」
ぐぎゅるるるるる……!
その時、突然鳴り響いた腹の虫。
プレイヤー達の注目が一斉に集まる中、腹の虫の元凶である紬は、恥ずかしそうに頬を赤くしていた。
「そ、そういえば自分、朝御飯がまだでした……えへへ」
「ふふっ……よろしければ、今から作りましょうか?」
「え、良いんですか!? ありがとうございます!」
「いえ。これが私の仕事ですので」
ギロリはそう言うと早速、朝食作りに取り掛かり始めた。
そうしている間に、他のプレイヤー達は皆それぞれソファや椅子に座るなどして、休息を取り始める。
紬もカウンター席に座って休みを取ろうとしたが、ここで彼女はある事に気付いた。
(……あれ? なんか人数が少ないような……?)
ゲーム開始前、集められたプレイヤーはおよそ30人ほどはいたはず。
それなのに、このサロンに集まっているプレイヤーは、紬自身を含めても13人。
明らかに人数が減っているような気がする。
何故なのかと疑問に思う紬の隣の席に、冴が座り込んだ。
「さっきは気付かなかったけど、アンタだったのね」
「あ、我那覇さん!」
「ちょっとぶり……って言えば良いのかしら。まさかこんな所でまた会うなんてね。改めて、私は我那覇冴で、仮面ライダーロポ。よろしく」
「は、はい! 私は小林紬って言います! あの時は、助けてくれてありがとうございました!」
紬にとって冴は、自分が騎士ジャマトに襲われていたところを助けてくれた恩人の一人。
その件についてのお礼をきっちり伝えようと思っていた紬は、冴に対してペコリと頭を下げた。
「気にしなくて良いわよ。あの時、襲われていたアンタを見つけたのは単なる偶然だし。目の前で見殺しにするってのも寝覚めが悪いしね。礼なら、あいつらにも言ってあげなさい」
「あいつら?」
「そっ。一人はほら、あそこでゲームしてる奴」
冴が指差した先には、壁際のソファに座り込んで、携帯ゲーム機で遊んでいる勇海の姿。
「覚えてる? あの時、私と一緒にいたあのシャチのライダー。それがあいつよ」
「あ! あの時のシャチさん……!」
「そう。宗像勇海、仮面ライダーオルカよ」
ロポやギーツと共に、紬を助け出した人物の一人であるオルカ。
そのオルカの変身者は今、ゲームの音が外に漏れないようイヤホンを付けているため、紬と冴の会話は聞こえていないようだった。
「それからもう一人は、あそこでキザったらしく寛いでる奴」
「あ、狐さん……!」
別のソファでは、ティーカップのお茶を飲みながら優雅に寛いでいる英寿の姿もあった。
そんな彼は今、他のプレイヤー達とお喋りをしているようだった。
「浮世英寿、仮面ライダーギーツ。前回のゲームでデザ神になった男よ。それが何でまた、このゲームに参加してるのかまでは知らないけどね」
「デザ神……彼が……!」
このデザイアグランプリで最後まで勝ち残り、デザ神となった男。
それが何故、今回もデザグランプリに参加しているのかという疑問はあったが、それは今の紬にとってさほど重要な事ではない。
自身を助けてくれた人物達の素性が分かった事で、紬は彼らに助けて貰った件について礼を言うために、まずはゲームに集中している勇海に声をかけてみる事にした。
「あの、すいませ―――」
「おい、そこのマスク野郎!」
しかし、それを遮るように、チンピラらしき風貌をした金髪の男性が勇海に突っかかり始めた。
金髪の男性―――“
「何かな。今良いところだったのに」
「お前だな、さっき俺の邪魔をしやがった奴は。随分と嘗めた真似してくれるじゃねぇかよ、あん?」
ターボンの変身者である切人。
彼はどうやら、先程の戦闘で勇海に攻撃を弾き返された事を根に持っていたようだ。
それに対し勇海は、ハァと面倒臭そうに溜め息をつく。
「何かと思えば、もしかしてさっきの事を言ってるのかな? アレはあんな危ない事してたアンタが悪いんじゃん」
「んだとテメェ? この俺に喧嘩売ってやがんのか?」
切人が勇海の胸倉を掴みながら凄み、それを見ていた紬や一部のプレイヤー達がハラハラとする中で。
胸倉を掴まれている勇海は、全くと言って良いほど怯む様子はなかった。
「あのさぁ。苦しいからこの手、離して貰えないかな?」
「はん、この期に及んでまだそんな口が聞けるってのか。そうかい、どうやら痛い目見ないと分からな―――」
「この場では」
その時、いつの間にか切人と勇海の間近まで移動していたギロリが、切人の発言を遮った。
先程までの穏やかな笑顔とは打って変わり、今のギロリはルールに厳しい、厳格な態度をその顔に表していた。
「如何なる理由があろうと、プレイヤー同士による暴力・妨害行為は禁止されております。違反者は即脱落となりますので、御用心を」
「……チッ!」
このサロンでは、プレイヤー同士による戦闘行為は全て御法度。
それを破れば即脱落と分かり、切人は舌打ちしつつも勇海の胸倉から手を離した。
しかし、それでもまだ苛立ちは収まってはいないらしく、切人は近くの椅子に片足を乗せてから一同に言い放った。
「この際だから忠告しといてやる。デザ神になるのはこの俺だ! 俺の邪魔する奴は、誰だろうと容赦しねぇ! 俺がデザ神になった後、死ぬより酷い目に遭わせてやっから覚悟しやがれ!」
「それは、聞き捨てならん話だな」
「あぁ?」
そんな切人の物言いに、待ったをかける人物がいた。
壁に背を着けて立っていた坊主頭の男性―――“
龍之介の方が身長が高いのもあって、彼を見上げる形になった切人は、ほんの僅かにだが後ずさりする。
「お前のようなチンピラ如きでは、このゲームを最後まで勝ち残る事などできまい。身の程を知れ」
「あぁ? んだとおっさん……!」
「全く、こんなゴミ屑みたいな人間が未だに存在しているとは。我が国も随分落ちぶれたものだな」
「っ……好き勝手言ってくれるじゃねぇか……!!」
「まぁまぁ、少し落ち着きなって」
今にも龍之介に掴みかかりそうな切人だったが、その前に英寿が二人の間に割って入り、2人を仲裁する。
「せっかくここまで生き残れてるんだ。世界を守るために戦うプレイヤー同士、仲良くやろうじゃないか」
「あぁん!? 知るかそんなもん!! 関係ねぇ奴は引っ込んでろ!!」
「そんなカリカリするなって。ほら、ギロリから貰ったお菓子あるぞ。お前も食べるか?」
「いらんわ!!」
切人が英寿の差し出したスナック菓子を振り払い、英寿は「つれない奴だね~」と言いながら笑う。
あまりにフリーダム過ぎる英寿の振る舞いに、目の前でそれを見せつけられた龍之介すらも、どう反応すれば良いのか分からずにいる。
その様子を見かねたのか、冴が英寿に声をかけた。
「こんな時にアンタ、よくそんな余裕な態度でいられるわね」
「あぁ、それは当然さ……」
「今回のゲームも、デザ神になるのは俺だからな♪」
―――ブチィッ!!!
今この瞬間。
切人、龍之介、冴の3人は、目の前の英寿を物凄い形相で睨みつけた。
この状況に、紬や他のプレイヤー達は心の中の台詞が一致した。
(((((アンタも火種投下するんかい!!!)))))
「プレイヤー同士仲良くしよう」と言った張本人が、そのプレイヤー達に向かって喧嘩を売っているも同然の台詞をさらりと言ってのけたのだ。
しかも当の本人は、3人から凄い顔で睨まれているにもかかわらず、涼しい顔でスナック菓子を食べている始末。
おかげでサロン内は凄まじく険悪な雰囲気になってしまい、紬は恐怖のあまり縮こまり、勇海は我関せずと言った表情で離れた場所のソファに座り込んだ。
そんな中、紬の隣に座り込んで来る人物がいた。
「あなた、大丈夫? 凄く震えてるわよ?」
「え? あ、えぅ……っ」
それは、紬と同年代と思われる少女だった。
長くて綺麗な黒髪が特徴の、どこか清楚な雰囲気を醸し出しているその少女―――“
「落ち着いて。大丈夫よ。肩の力を抜いて」
「あっ……」
幸の優しい声色もあってか。
紬は少しずつだが、体の震えが収まっていく。
その様子を見て、幸はにこやかに微笑んでみせた。
その時。
ジリリリリンッ!
カウンターテーブルに置かれていた、アンティークの電話機が鳴り響き始めた。
それを聞いて、すぐにギロリが受話器を手に取って応対する。
「はい、こちらギロリ……はい……かしこまりました」
受話器を置いたギロリは、真剣な表情を浮かべながら、プレイヤー達の方へと振り返る。
「皆さん、再びジャマトの集団が現れたそうです。至急、戦闘準備に取り掛かって下さい」
その言葉を聞いて、一部のプレイヤーは息を呑み、一部のプレイヤーはやる気に満ちた表情を浮かべ、一部のプレイヤーは笑みを浮かべる。
紬は、息を呑んだプレイヤー側の一人だった。
(また、ジャマトが現れた……!)
再び、ジャマトの脅威が迫る。
To be continued……
仮面ライダーギーツ!
ツムリ「それでは第2ウェーブ、スタートです!」
幸「ここで死ぬつもりなんてないわ!」
龍之介「鍛え上げた俺の力を見せてやる……!」
紬「退場って、まさか……っ」
英寿「火事場の馬鹿力って奴か……!」