仮面ライダーギーツエクストラ 追憶:知られざるゲーム   作:ロンギヌス

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4話目の投稿です。

前話にて初登場となった、黒崎 好太郎さん考案の【雪ノ下幸/仮面ライダーホワイティー】と、ネガさん考案の【榎本龍之介/仮面ライダーグリズ】ですが、今回から初変身となります。

その活躍をお楽しみに。

なお、オリジナルライダーの募集ですが、7月16日の23時00分で締め切りとする予定です。














・主なプレイヤー

小林紬/仮面ライダーハーム
我那覇冴/仮面ライダーロポ
宗像勇海/仮面ライダーオルカ
浅利切人/仮面ライダーターボン
雪ノ下幸/仮面ライダーホワイティー
榎本龍之介/仮面ライダーグリズ
浮世英寿/仮面ライダーギーツ

参加人数:30名

現在生き残っている人数:13名



第4話:退場の意味

ジャマーエリア、工場地帯。

 

再びこの地に転移させられたプレイヤー達。

 

人数は13名。

 

緊張した様子でいるプレイヤーが大半の中、紬は英寿と勇海の元へと歩み寄っていた。

 

目的は、かつて助けて貰った件の礼を述べるためだ。

 

「思い出したよ。君、あの時ジャマトに襲われていた娘だったんだね」

 

「はい。冴さんから2人の事を教えて貰いまして。あの時は助けてくれて、本当にありがとうございました」

 

「気にしなくて良い。世界を救うついでだ」

 

「つ、ついでですか……」

 

英寿の「ついで」発言に苦笑いする紬だったが、勇海は首をコキコキ鳴らしながら告げる。

 

「とはいえ、お礼を言ってる場合じゃないよ。あの時は生き残れたとしても、今ここで退場する可能性だってあるんだから」

 

「退場? それって―――」

 

紬が勇海に聞き返そうとしたその時。

 

「ケトヅ……!」

 

「ロオチャ……!」

 

「テンピジゼラガ……!」

 

「レレララサ、イズエクルアチャ……!」

 

「「「「「!?」」」」」

 

プレイヤー達の前に、再びガンマンジャマト達が姿を現した。

 

しかし、最初の第1ウェーブとは違う点があった。

 

それは……。

 

「……な、なぁ、なんかさっきよりも多くねぇか……?」

 

「う、嘘でしょ……これ全部、相手しなきゃいけないの……!?」

 

ガンマンジャマトの数は、最初の第1ウェーブよりも更に増加していた。

 

しかも、中には拳銃だけでなく、投げ縄やダイナマイトなどを装備している個体までいる。

 

これには、第1ウェーブを生き残ったプレイヤー達も、自信をなくしつつあった。

 

「ここまで来た以上、もう戦るしかないでしょ?」

 

「怖いなら後ろに下がってな。足引っ張られると迷惑だから」

 

「フッ……行くぞ」

 

≪≪≪SET≫≫≫

 

そんなプレイヤー達を置いて、勇海と冴、そして英寿の3人が前に出る。

 

既にデザイアドライバーを装備していた3人は、自分が持つレイズバックルをドライバーに装填し、それぞれのポーズを決めた。

 

「「「変身!」」」

 

≪MAGNUM≫

 

≪ARMED CLAW≫

 

≪ARMED HAMMER≫

 

≪≪≪READY FIGHT≫≫≫

 

勇海はオルカ・マグナムフォーム、冴はロポ・アームドクロー、そして英寿はギーツ・アームドハンマーへの変身を完了させ、それぞれ武器を構えてガンマンジャマト達と相対する。

 

そこに、ツムリの声が聞こえて来た。

 

『この第2ウェーブが終了するまでの間に、スコアを100ポイント以上稼ぐ事ができなかったプレイヤーは脱落となります。また、既に100ポイント以上稼いでいる方も、最後まで気を抜かないようにご注意下さい。それでは第2ウェーブ、スタートです!』

 

「「「「「ジャーッ!!」」」」」

 

「うわあああ!? い、一斉に撃って来たあああ!?」

 

「きゃあああああああ!?」

 

「ひいいいい!?」

 

開始が宣言されると同時に、拳銃を装備したガンマンジャマト達が一斉に銃撃を開始。

 

まだ心の準備ができていないプレイヤー達が逃げ惑う中、ギーツは柱などの障害物を駆使して移動し、ロポはその圧倒的なスピードで弾丸が飛んで来る前に駆け抜け、オルカは障害物に隠れながらガンマンジャマト達を狙い撃つ。

 

「はわわわわ!? い、いきなり過ぎるよ~!?」

 

≪SET≫

 

≪ARMED SHIELD≫

 

≪READY FIGHT≫

 

紬もまた、大慌てで物陰に逃げ込んだ後、急いでドライバーにシールドバックルを装填して変身する。

 

ハームの姿に変身した彼女は、右手に装備したレイズシールドを構えながら、恐る恐るフィールドの様子を窺った。

 

「ほぉ、そう来なくては面白くない……!」

 

≪SET≫

 

ガンマンジャマト達がプレイヤー達を襲う光景を眺めながら、ニヤリと笑みを浮かべる龍之介。

 

彼は自身のドライバーに、手裏剣とクナイが合わさった緑色の大型バックル―――“ニンジャレイズバックル”を装填すると、右手で拳を握りしめてから左肩を軽く叩き、拳を右側に移動させてから告げる。

 

「変身!」

 

≪NINJA≫

 

≪READY FIGHT≫

 

ニンジャバックルのクナイ部分を引っ張って押し込み、それにより高速回転する手裏剣状のパーツ。

 

龍之介の全身が変わる中、背後に【NINJA】の文字が浮かび上がり、緑色の装甲が出現して彼の上半身に装着される。

 

龍之介は茶色の熊を彷彿とさせる仮面の戦士―――“仮面ライダーグリズ・ニンジャフォーム”への変身を完了させ、右手に専用武器であるニンジャデュアラーを出現させた。

 

≪NINJA DUELER≫

 

「鍛え上げた俺の力を見せてやる……!」

 

≪TWIN BLADE≫

 

グリズはニンジャデュアラーを2本の短刀状態に分離させ、二刀流の状態にさせてから高く跳躍。

 

高所から狙って来ているガンマンジャマト達の目の前に着地し、驚いたガンマンジャマト達を容赦なく斬り伏せていく。

 

場所は変わり、地上では……。

 

「私だって、ここで死ぬつもりなんてないわ!」

 

≪SET≫

 

幸は自身が装着しているドライバーに、黄緑色の弓矢が象られた小型バックル―――“アローレイズバックル”を装填。

 

背後に【ARROW】の文字が浮かび上がる中、幸は左手を横に振り払った後、虎の爪のように開いた左手を右頬付近まで移動させ、そのポーズのまま右手でアローバックルを操作する。

 

「変身!」

 

≪ARMED ARROW≫

 

≪READY FIGHT≫

 

幸の姿が変わり、黒いライダースーツの上に黄緑色の装甲が装着される。

 

頭部が白い虎のような仮面で覆われ、幸は白虎のような戦士―――“仮面ライダーホワイティー・アームドアロー”への変身を完了させる。

 

彼女は手元に現れたボウガン型の武器―――“レイズアロー”を構え、遠く離れた位置にいるガンマンジャマト達を狙い撃ちにし始めた。

 

「おいおい待て待て、そいつらは全員俺の獲物だぁ……変身!!」

 

≪SET≫

 

≪ARMED CHAIN ARRAY≫

 

≪READY FIGHT≫

 

一方で、切人もターボン・アームドチェーンアレイの姿に変身し、レイズチェーンアレイを振り回してガンマンジャマト達を攻撃し始める。

 

これ以上スコアが減ってしまうとマズいからか、流石のターボンも他のプレイヤーを巻き込むような動きは見せなかった。

 

「減っちまったスコアなんざ、ちゃちゃっと取り返しゃ良いんだ!! 俺がスコアで1位になってやるよ!!」

 

「ふん、野蛮人め……」

 

「あぁ!? 今何つったよおっさん!!」

 

地面に降りたグリズが陰口を叩き、それを聞いたターボンがグリズに突っかかる。

 

しかし、2人がそうしている隙にロポが近くを素早く駆け抜け、ガンマンジャマト達をレイズクローで次々薙ぎ払っていく。

 

「なっ!?」

 

「てめぇ、俺の獲物を!!」

 

「早い者勝ちだ!!」

 

「チッ……クソがぁ!!」

 

グリズとターボンの文句を受け付けず、ロポはすぐに他のガンマンジャマト達を倒しに向かう。

 

それを見たターボンは悔しげに舌打ちし、レイズチェーンアレイを乱暴に振り回す。

 

「どいつもこいつも、俺の邪魔をしやがって!! 俺の本気を見せてやるよ!!」

 

「おい、ここで振り回すな!! 俺に当たるだろう!!」

 

「うるせぇ!! 当たりたくねぇならさっさと退けってんだ!!」

 

しゃがんで鉄球を回避したグリズが文句を言っても、ターボンは逆ギレしながらレイズチェーンアレイを振り回し、周囲の壁や柱などを破壊し始める。

 

その結果、その建物に逃げ込んでいたハームや他のプレイヤー達が悲鳴を上げる。

 

「ま、待って下さい!! ここには私達もいます!! それ以上攻撃したら建物が……」

 

「小娘が俺に命令すんな!!」

 

「きゃあっ!?」

 

抗議しようとしたハームをも突き飛ばすターボン。

 

そのせいでまたスコアが減点されてしまうが、冷静さを失っているターボンは構わず、倒れた彼女の腹部を踏みつけた。

 

「これ以上俺をイラつかせるんじゃねぇぞ……死にたくねぇなら、そこで黙って大人しくしとけ!!」

 

「うぅっ……!」

 

踏みつけたハームの腹部を更に強く踏みつけ、ハームの呻き声が上がる。

 

苛立ちを発散させるべく、その後もハームを蹴りつけるなどするターボンだったが……この時、彼はすぐに気付けなかった。

 

 

 

 

 

 

自身の首元に、投げ縄が引っかけられている事に。

 

 

 

 

 

 

「あ? 何だこ……れげぇっ!?」

 

「げほ、こほっ……!」

 

ターボンが投げ縄で後ろに強く引っ張られ、解放されたハームが横たわりながら咳き込む。

 

その間に、引っ張られたターボンは地面を転がされた後、その近くにガンマンジャマトが着火した1本のダイナマイトが投下された。

 

「ジャッ」

 

「!? ま、待て、やめ―――」

 

チュドォォォン!!!

 

「ごわあああああっ!?」

 

ダイナマイトの爆発が、ターボンを更に大きく吹き飛ばした。

 

地面に倒れたターボンは、爆発によるダメージのせいで上手く立ち上がれない。

 

そこに並び立った複数のガンマンジャマト達が、一斉に拳銃を構えて銃撃を繰り出す。

 

「「「「「ピアーブッ!!」」」」」

 

「が、ごっ、おごぁ、があぁ……っ!?」

 

立ち上がろうとしたターボンを、一方的に集中攻撃するガンマンジャマト達。

 

全身に無数の弾丸を喰らい続けた末、ターボンはその場に倒れ込み……ドライバーのIDコアが、赤い電流と共に大きく罅割れてしまった。

 

「はぁ、はぁっ……う、嘘だ……っ!!」

 

すると、ターボンの右手に赤いノイズが走り始める。

 

それはやがて、右手だけでなく全身にまで広がっていき、ターボンの全身が少しずつ消えかかっていく。

 

「俺が、こんな所で……負ける、はず……が……ァ……」

 

≪MISSION FAILED≫

 

その音声を最後に。

 

ターボンは全身が赤い塵となり、その場から跡形もなく消滅。

 

そこには、彼が使用していたチェーンアレイバックルだけが遺されていた。

 

「……っ!!」

 

その光景を見ていたハームは絶句していた。

 

あれだけ派手に暴れていたターボンが、こんなにもあっさりと戦いに敗れ、塵となって消え去ったのだ。

 

ハームの脳裏に、勇海から言われた言葉が蘇る。

 

『あの時は生き残れたとしても、今ここで退場する可能性だってあるんだから』

 

「退場って、まさか……っ」

 

ハームは理解してしまった。

 

勇海が言っていた“退場”という言葉の意味。

 

それは、この世からの退場……つまりは“死”なのだと。

 

「ぐわぁ!?」

 

「!? だ、大丈夫ですか!?」

 

その時、ハームの近くでまた1人、ガンマンジャマトにやられた男性プレイヤーが倒れ込む。

 

すぐに近くまで駆け寄るハームだったが、その男性プレイヤーもまた、ドライバーのIDコアが大きく罅割れ、その全身に赤いノイズが走り始める。

 

「い、嫌だ……助けてくれ……!! 死にたくない……!! 死に、たく……っ……」

 

≪MISSION FAILED≫

 

「あっ……」

 

ハームが見ている中、死の恐怖に怯えながら全身が赤く染まり、塵となって消滅する男性プレイヤー。

 

彼が使用していたと思われるアローバックルが地面に転がり落ち、それを拾い上げたハームはワナワナと体を震わせる。

 

死んだ。

 

また1人、目の前で人が呆気なく死んだ。

 

それはハームの中で、ある引き鉄を引いてしまうきっかけだった。

 

「「「ジャッジャッジャッ」」」

 

「ひっ!?」

 

気付けば、拳銃を構えて再びハームの前に現れたガンマンジャマト達。

 

その銃口が自分に向けられていると気付いた時、ハームは反射的に後退りしてしまう。

 

「い、嫌……死にたくない……死にたくない……!!」

 

「「「ジャ~……!!」」」

 

「来ないで……来ないでぇっ!!!」

 

咄嗟の動きだった。

 

ハームはその手に持っていたレイズシールドで、ガンマンジャマト達を払い除けるように攻撃し始めた。

 

死の恐怖で錯乱状態にあったからか。

 

彼女が我武者羅に振るったレイズシールドは、ガンマンジャマト達が放った銃弾を奇跡的に弾き返す事に成功していた。

 

そして弾かれた1発の弾丸は、高台にいたガンマンジャマトがハームに向けて投擲しようとしていた、1本のダイナマイトに命中し……

 

ドゴォォォォォンッ!!!

 

「「「「「ジャーーーーーッ!!?」」」」」

 

その大爆発により、一度に複数のガンマンジャマト達が吹き飛ばされてしまった。

 

その爆発の衝撃はかなり大きかったのか、近くで戦っていたオルカとロポは思わず動きを止めてしまった。

 

「な、何だ!?」

 

「今の爆発……あの娘か!?」

 

「死にたくない、死にたくない、死にたくない!! 死んでたまるもんかあああああっ!!」

 

2人が驚いている中、未だ錯乱状態に陥っているハームは、他のガンマンジャマト達にも攻撃していく。

 

テクニックも何もあったものじゃない滅茶苦茶な攻撃だが、先程の大爆発で態勢が崩れてしまっていたガンマンジャマト達は、彼女のその攻撃に対して咄嗟に反応できず、彼女が振り回すレイズシールドで頭部を殴られ次々昏倒していってしまう。

 

ギーツすらも、その光景を見て驚いたのか呆然としてしまっていた。

 

「極限の状況下で一気に弾けるとはな……これが、火事場の馬鹿力って奴か……!」

 

流石の自分でも、シールドバックルだけでそこまで派手に戦った事はないというのに。

 

そんな事を思いながらも、今のハームを1人きりにさせるのは不安があったのか。

 

起き上がろうとしていたガンマンジャマトの頭をレイズハンマーで叩いた後、ギーツはハームの方へ援護に向かう事にしたのだった。

 

そして……。

 

『第2ウェーブ終了! ミッション、コンプリートです!』

 

ツムリからのアナウンスと共に、第1回戦は終了を告げられた。

 

そんな中、まだレイズシールドを必死に振り回しているハームの腕を、ギーツが掴んで取り押さえる。

 

「そこまでだ。もう終わりだぞ」

 

「いやぁ、離して!! 離し……へっ?」

 

ギーツに腕を押さえられた事で、ようやく我に返ったハームは、何が何だかよくわかっていない様子で周囲をキョロキョロと見渡す。

 

どうやら今に至るまで、無我夢中で戦い続けて来たらしい。

 

「あ、あれ……? 私、今まで何してました……?」

 

「覚えてないのか? お前さん、1人で結構な数のジャマトを倒してたぞ」

 

「私が、ですか? あれ、でも……えぇ……?」

 

「……これはまた、かなりの大物が参戦してきたようだな」

 

しかも生き残るのに必死過ぎたからか、記憶まで若干吹っ飛んでしまっているようだ。

 

これには流石のギーツも、仮面の下で苦笑いを浮かべる。

 

今回のデザグラも、とんだ大番狂わせが発生しそうだ。

 

そう思わずにはいられない彼であった。

 

 

「皆さん、お疲れ様でした」

 

その後、再びデザイア神殿のロビーに集められた英寿達。

 

ツムリの後ろに映るモニターには、英寿達が稼いだスコアの数字が表示されていた。

 

「第1回戦、ウエスタンゲームはこれにて終了です。今この場にいる皆さんが、第2回戦進出となります」

 

「この場に……」

 

それを聞いて、紬は他のプレイヤー達に視線を向ける。

 

宗像勇海。

 

榎本龍之介。

 

我那覇冴。

 

雪ノ下幸。

 

浮世英寿。

 

生き残ったプレイヤーは、紬自身を含めてもたったの6人。

 

それ以外のプレイヤー達は皆、ジャマトにやられて退場したか、スコアを100ポイント以上稼げなかった事で脱落したようだ。

 

「あれ? そういえば、あのイノシシの人もいないね。自分がデザ神になるって、あんなに張り切ってたのに」

 

「奴の事なら、ジャマトに敗れて消え去って行くのをこの目で見た。ふん、野蛮人にはお似合いの最期だ」

 

「で、残ったのは結局、私達6人だけって事ね」

 

「何にせよ、無事に2回戦に勝ち上がる事ができて良かったわ」

 

「だが、喜ぶには早いぞ。まだ1回戦が終わったばかりだからな」

 

「っ……これで、まだ1回戦目……」

 

こんな恐ろしいゲームが、この後もまだ続くのか。

 

自分は果たして、最後まで死なずに生き残れるのだろうか。

 

不安に駆られた紬の呼吸が、少しずつ荒くなっていく。

 

それを落ち着かせたのは、彼女の頭にポンと置かれた英寿の右手だった。

 

「あっ……」

 

「とはいえ、だ。初参加でよく生き残ったな」

 

彼に頭を優しく撫でられて、心の緊張が解けたからなのか。

 

紬はヘナヘナと崩れ落ちるように座り込み、その場で泣き始めた。

 

「うぅ……うえ~ん……! 生きてるぅ……私、まだ生きてるよぉ~……っ!」

 

「あ、ちょっと英寿。何紬ちゃんを泣かせてんのよ」

 

「駄目だよ英寿君。女の子を泣かせちゃ」

 

「ん? ちょっと待ってくれ。これ、俺が悪いのか?」

 

「ふふふ♪ 面白い人達ね」

 

「ふん、下らん……」

 

泣き出した紬に対し、各々が反応を示す中。

 

ツムリは静かに微笑みながらも、この状況を変えるべく締めに入った。

 

「再びジャマトが現れ次第、デザイアグランプリを再開いたします。それまで皆さん、充分に体を休めて下さい。ではごきげんよう♪」

 

 

「勝ち残ったのは6人、か」

 

周囲に複数のモニターが投影されている異空間。

 

そこでゲームの一部始終を見届けていたのは、赤と銀色のマスクで顔を隠した謎の男。

 

「この世界を救うため、頑張ってくれたまえ……仮面ライダー諸君」

 

デザイアグランプリのゲーム進行を取り仕切る存在―――ゲームマスターは、画面に映る英寿や紬達を見ながら、一人そう呟くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




仮面ライダーギーツ!

ツムリ「デザイアグランプリに関する情報は、決して外部には漏らさないように」

紬「デザイアグランプリって一体何なんだろう……?」

勇海「君は何のために戦うんだい?」

幸「私は雪ノ下幸。仮面ライダーホワイティーよ」
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